一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

入学式から50年

2022-04-07 23:44:13 | プライベート
きのう、拙宅に回覧板が届いた。「新小学1年生の保護者様へ」というタイトルで、小学1年生の子供たちに、町内会から図書カードが贈られるらしい。
かくいう私も、50年前のきょう、小学校の入学式だった。私は引っ込み思案だったので、小学校の入学式はかなりのプレッシャーだった。だけどその日は夜に新番組「ウルトラマンA」があり、これを見ることだけを楽しみに、入学式に臨んだ。
式の内容などは忘れてしまったが、幼稚園でいっしょだった友達も多く入学したので、多少は気が楽だった。
式が終わり、母と校門の前で写真を撮った。その写真はもちろんアルバムに貼ったが、そのアルバムはいまどこにあるのだろう。どこかにあるのだろうが、もう見ることはないと思う。

   ◇

NHK朝の連続テレビ小説を見るようになって何年か経つが、今シリーズの「カムカムエヴリバディ」は、相当に面白い。1925年から2025年までの100年間を、3代のヒロインが紡いでいくもので、この試みは史上初なのだが、それが図に当たった。
何しろ「100年物語」だから展開がスピーディーなのだが、それが小気味いい。話もよく練られていて、原作・脚本は藤本有紀さんだそうだが、彼女は相当な力量の持ち主である。
圧巻だったのは5日放送の第109回で、2代目の主人公の「るい」が、生き別れた母親の述懐をラジオ放送でたまたま聴く。そのときの「るい」こと、深津絵里の演技が特筆ものである。驚愕の表情を数分間続け、私たちも画面に釘付けになった。
その「カムカム」も明日が最終回である。でもこの先の話がいくらでも続きそうで、あと15分で終わってしまうとはとても思えないのである。
あすは涙、涙の最終回になると思う。私も泣こう。
※ご覧になりたい方は、1週間の再放送が9日(土)にあります。
コメント (2)
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