一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

1月24日の川口大野・植山教室(5)

2016-02-03 00:39:59 | 大野・植山教室

第2図以下の指し手。△5八銀▲5九銀△6七銀成▲同金△2七金(途中図)

▲7七桂△1八金▲8五桂△同桂▲4五歩△7六歩▲7八銀△2八飛▲4四歩△3三金寄▲4五桂△9五香▲同角△7七歩成▲同角△同桂成▲同玉(第3図)

△5八銀が厳しかった。ここ△7六銀打なら▲同金△同銀に▲4九角で後手の指し手も難しいと思ったのだが…。
Shin氏、金を剥がして△2七金(途中図)が狙いの手。指されてみればナルホドだが、ありがたい気がした。
とはいえ▲1九飛は△3七金が△7六桂の先手になり、おもしろくない。それで飛車を見捨てて▲7七桂と跳ねたのだが、このあたりは短気だったか。
私も何とか攻めたいのだが、先手玉が薄く、ままならない。▲4五桂と金取りに跳ねるが、どうも攻めが細い。
そして第3図の▲7七同玉がマズかった。

第3図以下の指し手。△8五桂▲8八玉△7七歩▲4八香△7八歩成▲同玉△1七金▲3三桂成△同銀▲8六銀△2七飛成▲4七桂△2九竜▲6九金△6四桂▲4三歩成△7六香▲6八玉△4六角▲5八玉△4九銀(投了図)
まで、Shin氏の勝ち。

△8五桂に▲7六玉が利くと思っていたのだからおめでたい。これはむろん△7八飛成がある。
私は▲8八玉と落ちたが、△7七歩と追撃されて万事休す。以下は未練がましく指しただけで、上記の手順が合っているかどうかも自信がない。
最後は1手詰をうっかりして投了。まったくお粗末だった。

感想戦。「大沢さんの右銀が立ち遅れてたんで…」とShin氏。その通りで、私はクサるしかない。
また△2七金の局面、Shin氏は自信があったとのこと。Shin氏がここまで断言するのは珍しい。むろん私はタコ金と思ったのだが、以下の進行を見るとShin氏の大局観が正しかったようである。
とにかくShin氏にはリーグ戦連敗で、こんな勝負がいつまでも続くようだと、Shin氏に駒を落とされてしまう。精進したい。
今日は7局指して、負け、勝ち、負け、勝ち…で3勝4敗。まあこんなもんだろう。ちなみにリーグ戦は6勝5敗となり、私は優勝争いから去った。

時刻は7時を過ぎているが、まだ何人かは残っている。と、Tod氏が私に図書カードをくれるという。いつだったか当ブログのコメント欄に書いてくれた件で、見せてもらうと、FRIDAY「原幹恵」だった。これは非売品だからレアものである。これを私にくれるというのか?
「いいよ。いつも大沢さんのブログ読ませてもらってるんで」
せっかく当たったのだからTod氏本人が保存しておくのがいいと思うのだが、Tod氏を見ると、このカードはもう自分の手を離れている、という顔をしている。
それで、ありがたく頂戴することにした。ありがとうTod氏。
Og氏が大盤の操作を始める。居飛車と振り飛車の対抗形で、それをTod氏、Shin氏、私が眺める構図だ。やがて、意見を述べ始めた。みんなどこまで将棋バカなんだと呆れるが、その中に私がいるのが複雑な気分だ。
時刻は8時近くなり、さすがに食事に出る。昨年の忘年会で、今年からは開講時間を厳守したい、と大野八一雄七段の言があったが、やっぱりこのくらいの時間になってしまった。
食事のメンバーは大野八一雄七段、W氏、Og氏、Tod氏、Shin氏、私の6人。駅近くのインドカレー屋に入った。最近ここの利用が多い気がする。
カレーだから食事はすぐに終わる。雑談の議題は社団戦で、当教室が1チームで出るか2チームで出るか、だ。2チームで出るには人数がギリギリで、7人揃わないケースも出てきそうだ。そのたびにみなが私をじっと見るのだが、私は出場しないので、期待されても困る。まあ、教室も新規の生徒が増えてきたし、2チームの出場でも大丈夫と思う。
「大沢さん、月に2回は教室に来てくださいよ」
と大野七段。
そうしたいのはヤマヤマだが、私もいろいろ悩みが山積して、将棋に専念できないというのが実情である。いや、将棋に逃げる、という考え方もあるか。
カレー屋には11時過ぎ(!)までお邪魔して、散会となった。
コメント (3)
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