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今の気持ち

2014-06-21 10:12:33 | 子宮筋腫治療~不妊治療
ネガティブな内容なので、読みたくない方はスルーしてください。




体外授精や顕微授精で妊娠される方は、移植が数回以内に結果が出ているケースが多いように思います。
10回以上の採卵・移植をされて妊娠される方もおられますが、ここまで頑張れば授かるという保障はありません。

恥ずかしながら、夫婦二人の貯金がほぼ底をつき、決断する時が近付いているようにも思います。

昨日までに不妊治療に費やした今年の治療費は148万円(交通費込)

10回目の結婚記念日に大阪市から助成金が振り込まれる旨の書類が届きました。
嬉しいプレゼントでした。
もし子供を授かることができたのなら、その時はお礼状を書きたいと思います。


さて…

結婚して幸せになるためには、「子供を授かること」は絶対条件なのだろうか?

子供を授かりたいと願っても授かることができなかったら不幸せなのだろうか?


子供がいなければ不幸だと思っている人は不幸なのかもしれないが、私はそうは思わない。
子供ができたら可愛いと思うし、大事に育てたいと思う。
子供がいなければ寂しいと思うし、社会でも辛い思いをするかもしれないけど、だからといって必ず不幸とは思わない。
子供がいて幸せな人もいるし、子供がいるゆえ、辛く苦しい思いをされている方もいます。


そして…

もし奇跡的に子供を授かることが出来た時は、私は42歳、主人は43~44歳
先日テレビで、親を介護する若者の特集がありました。
高齢の親を介護するために、就職したばかりの若者が仕事を辞めた話や、70代の認知症の親を介護する11歳の子供の話…
前者の若者は20代、親は60代
本当に一所懸命に親を介護されていて、インタビューでその若者は「後悔はしていない」と言っていましたが、涙を浮かべながら話をされていたのがとても印象的でした。

子供を大学に行かせようと思ったら、65歳までは現役で働かなければならない。
自分の老後のことも考えなければならない
安定した企業に勤めているのならそれほど不安も感じないかもしれないけど、零細企業の経営者はそうもいかない。
退職金はないし、将来、年金が満額もらえるかどうかも分からない。
そうなった時、子供に負担がかかる…

先のことを考え過ぎなのかもしれないけど、子供を授かることがゴールではない。
こんなことを考えると何が良くて何が悪いのか分からなくなってくる。

だから、執着を持たず、悔いのないよう選択し、今を大切に精一杯生きようと思う
その結果なら納得いくはず!!


松原泰道さんの本(観音経入門)からの引用です。

“悩みを持つ人間は、ほとけさまにいろいろと救いを求めます。
 それが適えられるときも、適えられないときもありますが、そのいずれもが慈悲です”

以前の私ならこんな風には考えられませんが、この本を読んでそうなのかも…と思い始めています。