朝きげんよくしろ
恩は遠くからかえせ
人には馬鹿にされていろ
年忌法事をしろ
家業には精を出せ
働いて儲けて使え
ばくちは決して打つな
おおめしは食らうな
亭主はたてろ
初心は忘れるな
後始末はきちんとしろ
神仏はよく拝ませ
何事も身分相応にしろ
水は絶やさぬようにしろ
戸締りに気をつけろ
自らに過信するな
怪我と災いは恥と思え
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「統帥網羅領・統帥参考」と題して戦前の日本の参謀本部が本にしていた。
この本を、軍は最高機密にして特定の将校にしか閲覧を許さなかった。
実は、この機密を憲法外だと明快に自己規定している。
それを秘密にし、そのことを明文化した本を最高機密、門外不出の書とし、国民には洩らさなかった。しかも、敗戦の時彼らの手で一冊残さず焼き捨てた。
国家が戦争を遂行する場合、作戦についていちいち軍が . . . 本文を読む
1905年(明治38年)から1945年(昭和20年)までの40年間、
つまり日露戦争の勝利から太平洋戦争の敗戦までの期間は、日本ではない。
ポーツマス講和においてロシアは強気だった。
日本に戦争継続の能力が尽きようとしていたのを知っていたし、内部に「革命」という最大の敵を抱えていたものの、物量の面では戦争を長期化させて日本軍を自滅させることも不可能ではなかった。
弱点は日本側にあったが、ギリ . . . 本文を読む
ショッピングモール館内に1Kmあるウォーキングコースを歩いていたら、「流しそうめん」に参加する列ができていた。3分ほど後に参加券を配布するというし15番目くらいなので、並んで券をもらった。
そんなに集まらないかと思ったら、ずいぶんいた。三度のイベントにそれぞれ百人を募ったらしい。
ご覧のとおり、三すくいして食べたがおいしかった。これはタレの宣伝を兼ねた「流しそうめん大会」だった。
流しそうめん . . . 本文を読む
明治初年、明治新政府は一兵も直轄兵をもってなかった。世界史上、軍隊のない革命政権はこの時期の明治政府だけだった。
革命化した藩士たちにとって藩主(大名)の主君を討つ(討幕運動)のは藩主に不忠を強いることになる。また、藩をつぶすこと(廃藩置県)も藩主への不忠になる。これらの矛盾を一挙に解決できる思想が一君万民思想であった。
幕藩時代、幕府を公儀といい、諸藩は幕府の次元からみれば法的に「私」だった。 . . . 本文を読む
江戸時代の活況は、道具類の多様さで察することができる。
農書を見ても農具の種類が多かった。大工道具の種類も多かった。例えば、紙障子の桟を削るためのみのカンナや障子の敷居の溝をうがつだけのノミといったようにである。鉄が安価になったため、多様な道具が作られた。その道具の多様さに触発されて、好奇心も誘発されたかと思える。
人間の好奇心を刺激するものの一つは、道具であろう。19世紀後半、西洋の機械文明を受 . . . 本文を読む
私どもは、室町の子といえる。いま、「日本建築」というのも、要するに室町末期に起こった書院造りから出ている。床の間を置き、掛軸などを掛け、明り障子で外光を採り入れ、襖で各室を区切る。
こんにちでいう華道や茶道という素晴らしい文化も、この時代を源流にしている。能狂言、謡曲もこの時代に興り、さらにいえば日本流の行儀作法や婚礼の作法もこの時代から起こった。私どもの作法は室町幕府が定めた武家礼式が原典にな . . . 本文を読む
山形の小野川温泉の田んぼアートを植えた直後に見ていたが、先週のテレビで紹介した姿はずいぶん整っていた。
直江兼続は、マスコットだけと思ったら、リアル風な姿と2つあった。次のとおり。
近くには、トトロの木に似た「小杉の大杉」があったという。これは見逃した。
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直近の10本を、まとめました。ご笑覧くださいiina
夕景
アクロバット
亀じゃ
犬とヒヨコ
ちょっとちょっと
誘いに乗るな
奇妙な像
可愛いエイ
トンボの季節
① 殺虫剤占いシリーズ ② 蚊がいなくなるスプレー「ボディビル」篇
公開済の笑撃1350本+α は コチラでチュー [笑撃 50本まで] 2007年08月05日
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クールシェアに
図書館に行くと、ミニコンサートをするというので聴かせていただいた。
ホールのロビーが会場だが、ご覧のように爽やかな樹木が見え心地よい。
四人「もっかる」の木管楽器による四重奏で、左の曲を演奏した。
ラストに「見上げてごらん夜の星を」をアンコ―ルした1時間ほどの演奏だった。
木管楽器というが金属製に見える。要はリードが 葦(reedよしorあし)だからだという。
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節分行事のルーツに追儺(ついな)「鬼やらい」という悪い鬼を祓い、疫病を除く宮中行事がある。
鬼を祓う役の人を方相氏(ほうそうし)といい、その方相氏が四角形の怖い鬼面をつけて、悪鬼を祓う役を演じる。
さて、「倛」は方相氏が追儺の際にかぶる四角い鬼の面のこと。怖い面をかぶり、人を驚かせてあざむくので「あざむく」の意味がある。
「詐欺」の「欺」にも「其」が含まれる。
「欠」は人が口を開 . . . 本文を読む