イーダちゃんの「晴れときどき瞑想」♪

美味しい人生、というのが目標。毎日を豊かにする音楽、温泉、本なぞについて、徒然なるままに語っていきたいですねえ(^^;>

徒然その127☆サルでも分かるアメリカ裏支配の真相世界史☆

2012-12-27 11:59:53 | ☆むーチャンネル☆
                               

 えーと、Hello、今回は師走ですし、売国奴軍団が政権を奪っちゃったりもしたんで、あんまり呑気に雑談してる余裕がありません、だもんで、なるたけシンプルに、それこそ寿司を握るように、本質だけしゃきしゃきカウンターにならべていきませう。

      Lesson1.世界には「王族」がいるのでR
 まずはこの点からきっちし理解してくださいな。
 もっとも、これは、イギリス王室だとかの具体的な王室の話ではありません、もっと広範で、普遍的な意味での本質的な「ボス」のこと。
 要するに、莫大な富と権力とを所有し、世界のあらゆる動向を支配・監視している連中のことですね。
 そういう連中が、世界のてっぺんには必ずいるんです。
 具体的にいうなら、ロックフェラーだとかロスチャイルドだとか、ああした連中のことです。
 世界の富の何割かを握る、この手の超・エリート、いわゆる巨大な金融勢力が、世界の趨勢を握っているというのは、国際政治に興味がおありの方には、もはや自明のことかと思います。
 けれども、僕がこういうと「あ。陰謀論だ」とかいってすかさず嘲ってくるお方も、まだときどきいますよねえ。
 僕は、いまどき、そんなレッテル貼りにはあんま意味なんかないと思うんですけど。
 だって、「陰謀論」ってただの形容詞で呼び名にすぎないでしょ? 「陰謀論だから事実に反している」ということには、まったくならない、要するに、あなたの意見は「陰謀が底にある御意見ですねー」といってるだけなんであって、肯定でも否定でもなんでもないの、すなわち、なんもいってないのとおンなじなんですよ。
 あえていってみるなら「思考停止」の意味なしフレーズ。
 けど、貴方のまわりの○○さんも○△さんもよくこのフレーズは多用しますよねえ。
 いわゆる「常識派」には、これ、わりと受けのいいフレーズのようです---語感のなかに、いかにも小市民的な世界観が封じこまれている風に聴こえるせいでせうか。
 ただ、このフレーズね、まったくもって非論理的なんですわ。
 
 「陰謀論だ」 → 「つまり、非常識だ」 → 「常識に反するこんな意見は、真面目に検討するに足りない」

 しかし、この流れのふたくだりめ、うん、非常識だと何故、真面目に検討するに足りないのか?
 世間が常識的なモノである、という定理は、すでにどこかで証明されていることなのでせうか?
 というか、もし世間がこのひとの思いこみに反して非常識なものであった場合、このひとの小市民的な小さな世界観ががたがたと音をたてて崩壊していくということを、このひとはご自分でどこまで把握できているのでせうか。
 急いでるから結論からさきにいっちゃいますけど、世間というのは、実は、はじめから非常識でデタラメなものなのです。
 戦争時、敵対する2勢力が、互いを陥れるための陰謀を張りめぐらせるというのは、あたりまえのことです。
 だったら、平時においても、企業同士の戦闘、企業戦士同士の競争といった名目で、さまざまな「陰謀」が練られ、使用されるというのもあたりまえのことではないですか。
 まして、一流企業の出世競争よりはるかに過酷な政治の世界において、「陰謀」が使用されないはずがない。
 むしろ、そこは「陰謀」の巣窟であるはずです。
 それなのに、その理屈を理解せず、「陰謀論」だよの一言で小市民的良識内にぬくぬくと逃げこみ、自らの心を平静に保っていこうとする、というより、自らの心の小さな安定を第一義に考え、命題が真実かどうかを考える労苦をも圧殺してしまう、この種の無考えのエゴイズムこそ---僕は、なにより糾弾したいなあ。
 「自分さえよければ」---たしかにそれは誰にでもあるエゴイズムの姿なんだけど、この自己保身本能に心のすべてを乗っとられちゃったら、それはニンゲンとしてヤバいんじゃないかなあ、と漠然と思います。
 話が飛びました。陰謀の話。世界の国々を股にかける世界権力というのは、これは、確実に存在しているんですよ。
 めったに「それ」は表に顔を見せることはありませんが、注意して見ていれば、貴方だって確実に「それ」と邂逅できます。
 
 僕的にいうなら、いつかのイラク戦争のあとの調査で、戦争の初頭の目的だった「大量破壊兵器」がイラク国内で見つからなかった、というのがありましたよね?
 「それ」を大義に戦争を吹っかけ、百万近く現地のひとを殺害したというのに、いざ戦争が終わってみれば、その肝心要の「大量破壊兵器」はどこにもなかった---これは、世界史に残すべき価値のある超・トンデモ話かと思うんですけど。
 (というより、こんなことを許しちゃイカンでせう、フツーなら。こんな国家は即解体されるべきです!)
 しかし、その後、米国への追求は、どういうわけかいつのまにかうやむやになってしまった…。
 この上記赤文字の部分に、僕は、世界権力の巨大な手腕を透かし見たような気になりました---。

 第二には、我が国の311のあの大津波映像---最初にテレビの画面でアレを見たとき、あまりにそれがアングルも構図も考え抜かれ、計算されきった映像として見えたので、その瞬間、僕は、この大津波を招いた地震が、人工のものだったと本能的に察知したのでした。
 そこには、ほとんど究極のものといってもいいくらいの、完成されきった、クリスタル状に結晶化した「邪知」の姿がありました。
 そして、それを見つけたとき、僕はまたしても思ったのです、

----ああ、これも彼等の仕事なんだ…、と。

 もっとも、僕がやや鋭いのはこういった本能的感知の部分だけで、ほかの真相追求の具体的な手法にかけてはてんで劣っているので、この311が米国仕掛けの人工地震であるという確信は、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログを訪れるまでは得られませんでしたけど。

 第三の出逢いをいうなら、それは、やっぱり今回の12.16の衆議院の不正選挙でせう。
 近年、これだけ不条理で、シュール、かつ出鱈目な出来事ってなかったんじゃないでせうか。
 いくら小心者の常識家でも、この選挙はなんかおかしいという一種の“ウサン臭さは”は、なにかしら感じていたのではないでせうか。
 これは前の記事でもある程度述べたんですけど、なにしろこの選挙、ノリがほとんど「明治」でしたから。
 ええ、あれは、ネット時代のいま、これほどの力業はなかろうって思えるくらいの力業、南米や北朝鮮でやっている「工作」みたいに強引かつ見え見えの、超・あからさまな不正でしたもんねえ。
 いまネットで続々と集まってくるこの「選挙工作のあらさがし」ほど面白いものはそうないですよ。

 その1.としては、アメブロの「衆院選ではどこに投票しましたか?」というアンケートがあります。(コシミズ氏のブログからひっぱってきました)
 これによると、未来の党がダントツ、驚きのの72%---!

                  

 でも、しかし、僕の友人知人に聴いてみると、たしかにみんな未来に入れているんですよ。
 ネットのお仲間もそう、前の職場の奴もそう、親戚、両親なんかもみーんな未来。
 なのに、このアンケート結果は、ぜんぜん実戦には反映されなかったのですよ。
 終わってみれば、自民・公明の圧勝---それこそ「ありえねー!」と苦悩の声で叫ぶよりない不条理な結果とあいなったのでした。

 その2.としては、東京の19区、開票率81.56%時点で自民松本の得票は11500票。
 その時点では民主の末松が6000票もリードしていたのに、残り20%で自民松本が9000票も得て逆転しちゃったという摩訶不思議。

 もっとも、今回の選挙では、こういった摩訶不思議話はそれこそ無数にありましたからね、いまさらここで僕なんかがいうまでもない、より詳しく知りたい方がおられたら、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログへご訪問下さい、とでもいっておきませう---。

 ただ、ここで僕がなによりいいたいのは、そうじゃない、この衆院選が不正選挙であったこと---ええ、僕はまちがいなくそうだったと確信しています---そして、この仕事の蔭に、今回も「彼等の手腕」が窺われたことですね。
 ええ、この衆院選において、選挙を仕切る選挙管理委員会や各官庁に総務省、さらにはマスコミ全般をさえ動かせるほどの巨大な権力が、またしても発動されたのだ、と読むべきなのだと思います。
 ただし、今回のは、いつになくていねいな仕事じゃないですね。
 やっつけ仕事というか、大味というか、一言でいってまあ穴だらけ、南米やコスタリカとかのまだ民度の低い国で、力づくになって強行した手荒な「不正選挙」だったような気がします。
 しかしながら、これが連中の仕事であることはほぼ間違いないでせう。
 巨大な権力が、ある日、国家や地区の枠組をこえて突然に働き、あらゆる「民意」を捻じまげ、国家の舵取りの方向をすら変えてしまうということ---。
 この強いられたカーヴはね、ええ、彼等が自分たちの仕事をやりとげたときの、なによりの証でありまた足跡なんですよ…。 

        Lesson2.うん、そこまでは分かった。んで、彼等は何者なのさ?
 うーんとね、彼等は、まず大手マスコミ、国際的大企業の数々、格好与党の上層部、官庁のトップなんかを握っています。 
 地政学でいうところの「情報」「エネルギー」「食料」---この三つを揃って所有してる。
 これだけで彼等がいかに常識はずれの超・大金持ちであることが理解できるかと思います。
 そう、彼等は、まず超大スケールのスーパー資本家なんです。
 僕がこういうと、「なに、いってんの。世界一の金持ちはビル・ゲイツじゃんか」なんていってくる無邪気な方がおられるかもしれませんが、いやいや、ビル・ゲイツ程度が世界一なんて偽世論調査といっしょの、真相隠蔽の煙幕的ガセネタですから。
 完璧な世界院政を狙っている彼等が自らの主体をあからさまにしちゃうような、そんなドジを踏むはずがない---世界的規模の最初の通信社ロイターからしてそもそもがユダヤの雄・ロスチャイルドの所有企業でしたし、世界的な石油会社の「凡て」がかのロックフェラーの所有物であることは、いまさら僕なんかがいうまでもない、万人周知の事実でせう。
 つまり、彼等は世界経済というカードを握り、さらにはアメリカの上層部と巨大な軍隊とを握り、あと、世界中のマスコミをも握っているわけ。
 ヨーロッパでは、彼等のことを「あのお方」なんて呼んでますからね。
 たしかに、これは、ちょっと凄い、書いてて思ったけど、あんま勝てそうにないですねえ…。
 彼等はたしかに「近代」の覇者でした。中世に君臨した王族-キング-の後を継ぎ、歴史を書き、政治を操り、すべてのものの上に君臨するのが彼等の仕事なんでありました。
 2度の世界大戦、それに20世紀の東西冷戦---あれを企画し、あれで大儲けしたのも彼等です。
 僕がこんな風に言うと、

----馬鹿をいうな。戦争は国際社会の矛盾が吹きだして、自然に起こる不可避の悲劇的現象だ。どんな権力者だか知らないが、個人的な意図で起こしたりとめたりできるモンじゃない…。

 と、すかさず決めつけてくるひとがいる。
 僕はこんな場合、このひとらにこう返すことにしてるんですが。

----うん、もっともな意見だ、貴方の良識的態度と見識とは僕も好きですよ…。でもね、ちょっと考えてみてくださいよ。死の銀行家ってコトバ、知ってます? 戦争ってとってもお金がかかるんですよ。たとえば軍隊を他国に派遣するとして、いったい幾らくらい銭がかかると思います? 兵隊たちの食料、服に雑貨に諸々の雑費、移動費に遊興費、さらには武器・弾薬・最新兵器のメンテナンス、さらには莫大な補給費用……もう、それはほとんど天文学的な費用といっていいんじゃないかと思います。
 億じゃないな、兆単位の価格になるんじゃないのかな、これは?
 この超・特大な費用がですよ、たまたまの国家間の偶然の衝突くらいでポポンとどっかから簡単に捻りだせると思います?
 むりに決まってるじゃあないですか。
 いいですか、偶然に起こる戦争なんて世界にはひとつもないんですよ。
 戦争は、綿密緻密に計画され、死の銀行家がGOサインをだし、それぞれの国のトップ同士を動かした上で、それで初めて開戦できるのです。
 株式市場もむろん計算づく---莫大な銭金が動くわけですから、これほどのチャンスを見逃すはずがないですよね、あのはしこい彼等が。どことどこの株を買い占めて、その上での開戦というのは、これはもはや彼等の仕事の定石ともなっています。
 えっ? じゃあ、日本のあのバブルの興隆と破綻はどうなんだって?
 いまさらなにをいってるの、彼等の仕事に決まってるじゃないですか。
 2011年の311の直前にも、東北の建設と住宅株が大量に買われていたというのは有名な話です。
 つまり、企画者がいるんですよ。
 戦争は、企画者がいて、企画書と会議とで何度も練り直され、その上ではじめて決起されるものなんです。
 会社の仕事って基本そうしたものでしょ? 戦争だってそれとおなじですよ。
 僕の話、どこかおかしいって思われますか…?

 しかし、まあ、ここまで彼等「キング」の超・権力について語っていくと、

----分かったよ、彼等がどのくらい凄いかっていうのは充分分かった。けどさあ…、だとしたら俺たち、これからどうすりゃいいのさ…? 連中の手のひらに乗っけられたまま、戦争への下り坂の道を降りてくしかないのかな…?

 といったような不安と無力感にとらわれるのが庶民的心情の必然かと思います。
 だって、話にもならない超・権力との闘いですよ。全盛期のダニー・ホッジと闘うより分がわるい。というか、はなから勝てっこないじゃないですか!

 しかしね、ひとつだけ、聴いてください---ここに希望があるんです。
 それは、無敵の存在に思えた彼等「キング」の治世が、終わりにさしかかっているという事実です。
 新聞・テレビ・雑誌---世に出まわっている雇われメディアは必死になって隠蔽してますが、彼等が長いこと君臨してきた、彼等の礎たるアメリカ・ヨーロッパの白人文明の全般が、実は、いまや破産・崩壊の危機に直面しているのです。
 表のメディアはギリシアの危機のみを声高く謳っておりますが、なんのなんの、アメリカ合衆国に迫った当面の破局にくらべれば、そんのものは屁でもありません。
 「財政の崖」なんていって本質をごまかして、あちらのメディアさんはお茶を濁したつもりでいるんでせうけど、コトの本質は崖なんて呑気なもんじゃとてもない。
 これは、正確には、「財政の超新星的破局」だとか、「財政の水爆的破裂」とか呼ぶべき現象です。 
 ええ、まえのブログ☆むーチャンネル☆の徒然111の「アメリカ金融帝国の崩壊」という記事なんかにも書きましたが、アメリカ・ヨーロッパ型の、いわゆる植民地吸いあげ型の経済モデルは、もうてんでダメ、とっくに使用期限切れになって、寿命が尽きちゃっているんです。
 戦争と投資で儲ける遊牧民型の略奪経済の時代は、もうオシマイってわけ!
 これからは、日本や中国、韓国・ロシアなんかの極東をはじめとする、いわゆるニュー大東亜経済圏が、ぐんぐんのしていくべきだし、また、そうなるのが恐らく自然の流れなんです。
 利口な彼等のことですから、そのへんの時流はちゃんとつかんでます、掴んではいるのだけど、300年以上「近代」の世界史をプロデュースし、仕切ってきた自負と傲慢とが、それをさせないでいるんです。
 うん、僕には分かりかねるんだけど、下等な黄色人種の風下にはつきたくない、とか、おバカな庶民どもと競合するなんて死んでもごめんだ、とか---まあ、大かたそんな風に思ってられるんでせう。
 馬鹿だなあ---そんなに威張るのって楽しいのかな? と僕なんかは思うんですが、まあ腹のなかはひとそれぞれですから、あえて文句はいいますまい…。
 しかし----

         Lesson3.で、これから何がどうなって、彼等「キング」と僕等のどっちが勝つのかな?
 うーん、どうなるんでせうねえ…。
 こればかりは僕にもちょっと分かりかねるんですが、まあ、はなから負けると思っていたら闘いになりませんから、一応は彼等が破産して敗れる未来を想定しちゃあいるんですけど、実際の勝算はどうですかねえ?
 ちょっと分かなないというのが正直なところかなあ。
 しかし、今回の不正選挙を見ていると、彼等の伝統の巨大な手腕は、やはり経済的基盤の不確かさを表すように以前より相当衰えて、洗練さも巧妙さも皆無の野蛮まるだしのド・力業でしたけど、まだまだ死に体にはなっていませんでしたからねえ。
 煎じつめれば、これからの未来は以下の二者択一ということになるんでせう。

----彼等の基盤たる合衆国がさきに破綻して、それにより補給の尽きた傀儡・痔公連立政権が分裂・分解して、彼等念願の日中戦争・起死回生の大儲けバブル作戦が頓挫するのがさきか? それとも、彼等の傀儡政権が第9条を改正して、尖閣イチャモン始発の日中戦争を実現して、日本の富をみーんなアメリカさまに献上しちゃうのがさきか?

 なんか、ワクワクしてきちゃいますねえ。ちびっとの怖さも、それはそれであるけれど…。
 そうだ、いまさっきちょびっといいニュースが入ってきたので、それ、ここで紹介しておきませう----これは勇気でると思うよ---こちら、ホワイトハウスのウエブサイトからの情報です。

           ◆アメリカの40以上の州が連邦政府から独立を請願していることが明らかに◆

 アメリカ合衆国はもう形骸化しています。
 
 40州が脱退、37州が地域通貨を推進。我々は合衆国を信用できない。

 ホワイトハウス・ウエブサイトをチェックすると、現在連合から脱退請願が40以上の州から出されていることが明らかになった…。

                

                   http://petitions.whitehouse.goy/petitions

 おっと。これは、ちょっと分からなくなってきたではないですか。
 日中戦争勃発前にアメリカそのものが瓦解してしまう可能性も、これは、かなり出てきましたねえ。
 しかし、こうした大事なはずの報道をまるきりしないアメポチ・マスコミどもは、もー どうしょもねえなあ…。
 (ふいに背後から「恥を知れ音頭」が流れはじめる。沖縄民謡風メロディ。手拍子。宴会の歓声に複数の酔っぱらいの掛け声も)
 その日がきたら、きっちりお仕置きしてやりませう。
 その日のために、僕も得意の右ストレートにもっと磨きをかけておきます。
 ま、その結論がでる日まで、なるたけ後悔しないよう全速力で駆けぬけるつもりではおりますが。
 じゃっかん遅くなりましたが、メリークリスマス---。
 さあ、僕等と僕等の愛する故国ニッポン丸の---明日はどっちだ…? (^.-y☆彡 

徒然その126☆12.16不正選挙と軍靴の足音☆

2012-12-20 23:55:15 | ☆むーチャンネル☆
               


 先日、2012年12月16日のあの衆議院選挙が、有権者が投票所におもむいたという規模においては、実は、戦後最大の選挙だったのではないか、という「噂」が巷に流れはじめてます---。
 ですが、これは、あえて僕なんかがいうまでもなく、実際に選挙におもむいた皆さんなら、たぶん、おのおのの肌でさんざん感じられたんではないでせうか。
 僕の所属する神奈川○区も結構凄かった。
 ほかの地区なんかは、もっと凄かったらしい。
 たとえば冒頭にアップしたフォトを御覧になってくださいな。
 これは、都内某所の写真なんですが、どーです、この投票者の異例の多さは?(注:こちらは「田中龍作ジャーナル」からの転用写真です)
 でも、僕的にいうなら、ここに並んでる善良な老若男女の心理は、手にとるように理解できますね。
 だって、2011年にあれだけの原発事故があってですよ---厳密にいうなら、イーダちゃんはあれが純粋な「事故」だとは思っていないのですが、今回は便宜上その点ははしょりませう---それなのに、原発を推進する政党にあえて投票するって、いったいどーゆーセンスしてるのよ!?
 あと、まちがいなく景気を低迷させ、家庭の台所事情を貧しくするはずのシンドイ「増税」を、どこの誰が支持するってゆーの?
 さらにはマスコミから本命扱いされている痔公連さんときたら、自衛隊を国防軍に仕立てあげ、憲法9条も改正、尖閣でもめてる中国とすぐにでも戦争をやれる体勢にもっていきまーす、みたいなクレージーなことをあいかわらずしゃあしゃあと公言しておられるし。
 このようなストレスチックな環境におかれたら、大抵の庶民の皆さんの選択肢はひとつでせう。
 恐らく、良識ある庶民の皆さんの大部分は、僕とおなじようにこのような世情に危機感をもち、唯一の希望めいた「未来の党」に投票するために選挙におもむいたのでは、と、僕は思っています。
 そして、そんな僕の予想通り、僕のまわりの友人知人のほぼすべても「未来の党」支持の投票だったはずなんですけど。
 でも、肝心の選挙結果は、ぜんぜんそんな風にはならなかったのです…。

 終わってみれば、「未来」は惨敗、対する痔民は、なんと300議席をこえる大勝利---。

----マジですか? なに、これ…?

 思わず目が点状態になりました。
 だって、周辺に痔民信者なんてひとりもいないんだもん!
 原発維持論者も、消費増税賛成論者も、TPP推進派も、僕のまわりにはまったくおりません。
 それに、戦前、僕は、ネットでロイターのオンライン調査なんかもちょこちょこ見てましたからね。
 参考までにそれ、ここに挙げておきますけど、これは、12.12時点での、ロイターの支持政党のアンケート。
 これによると、「未来の党」の支持層は結構多くて、痔民のあとの二番手のいい位置に、がっちりとつけてるのが分かります。

 民主党3874票(7%)

 痔民党17803票(34%)

 日本未来の党16893票(32%)
 
 公明党897票(2%)

 共産党2940票(6%)

 社民党219票(0%)

 みんなの党2149票(4%)

 日本維新の会6791票(13%)

 その他756票(1%)

     http://jp.reuters.com/news/globalconverage/politics より

 ところが、このネットの数字が、TV新聞等のいわゆる「表のマスコミ」のメディア側の調査によると、簡単に逆転しちゃうんですね。
 ころりと転んで、未来の党9% みたいな超低い数字がポーンとすぐついちゃう。
 そういえば選挙前、TV、雑誌、新聞が提示してくる数字は、みーんなこんな感じでしたっけね。
 痔民が高くて、未来が低いのが、すべての世論調査の基本の骨子なのでありました。
 で、実際、選挙の結果は、彼等マスコミが画いた絵図の通りに展開していって---
 僕等・ネット住民の主張は無視、もしくはスルー、というか何気に圧殺され、そして、マスコミが手広く喧伝する通りの、かつての「大政翼賛会」張りの、超右翼な政権が見事に誕生したというわけなのです。
 でもさ、実際に選ばれた面子見ちゃうと、

----すわ。超・ナチ政権誕生じゃん…。

 と咄嗟に思って、僕は、正直ぞっとしました。
 TVで速報見るのも厭になって、ヤケになって、速攻蒲団にフテ寝したんですけど、どうにも眠れやしない。
 アタマのなかが腹立たしさでいっぱいすぎて。
 そりゃあ、ある程度の不正選挙を仕掛けてくるだろうな、といった心づもりはありましたけど、まさかここまで荒唐無稽な、そこのけそこのけ国家権力ってのはいつでもこーしたもんだ! 的な荒業をこの角度からブチかましてくるとは思ってもいませんでしたから。
 けどね、連中は、今回もそれをやったんです。
 状況証拠は、いーっぱいあります---有名どころでは、そうですね、痔民新人議員の三原じゅん子さんの12.16のブログからいってみませうか。


                        


 彼女のこのブログを読みますと、選挙当日の12.16の夕には、痔民なりの出口調査情報により、痔民は危ない、勝てないかもしれないという内部情報がしきりに囁かれていたらしいことが分かります。
 それからもうひとつ---実際の選挙の数字の推移と、事前にマスコミが流していた選挙予測の数値とが、大きく隔たっていた、といったようなことまでギュ・ギューンと分かっちゃう。
 ですから、三原じゅん子さんはその情報の差違にとまどって、「マスコミが流した情報はなんだったのでしょう?」と無邪気に問いかけずにはいれなかったのでせう。
 三原じゅん子さんのとまどいは、しかし、すぐに回答可能なものなんです。

----ええ、答えはしごく単純でね---あのー、要するに、あれは、マスコミがただ紙面上で嘘ついてただけなんですよ。

 すると、貴方は、いくらか驚いたそぶりをちょっと見せながらも、その後、こういうかもしれない。

----そんなバカな…。新聞やTVがうそなんかつくわけがないよ…。新聞やTVといったら、マスコミの要じゃないか…。

 そしたら僕は、たぶん、こんな風に反撃する、

----なんで、マスコミが嘘つかないの? その決めつけの根拠は?

----だって、そんなことしたら…、世の中がめちゃめちゃになっちゃうよ…。

----めちゃめちゃ? うーん、言葉をかえすようでわるいけど、いまの世の中ってさ、はっきりいっていまのままでもじゅうぶんめちゃくちゃなんじゃないかって僕は思うんだけど。ちがうかな? だって、痔民が掲げている政策は、憲法9条改正、自衛隊を国防軍に仕立てて、ニッポンを立派な戦争ができるツオーイ国にすることなんでしょ? 増税に増税を重ね、景気を低迷させ、福祉も切り捨て、弱い者ばかりが苦しむ政策を蔓延させて…。しかも、TPP推進でしょ? あのね、TPPが推進されると、日本の健康保険制度はブッ潰されるんですよ。知ってた? 癌になっても治療なんか受けられなくなっちゃうの。そんな政策をする政党が圧勝するっていうのは、ねえ、どういうことなんだと思います? 僕は、これこそ亡国の極み、貴方のいうめちゃくちゃという言葉まんまの意味だと思うんだけど…。

----う、うん……。

----てゆーかさあ、今度のこの超・強引な、一種見え見えでもある、痔民勝たせ選挙の目的は、それはもうひとつしかないと僕は思うんだ。

----その…目的っていうのは…?

----戦争惹起…。それっきゃないっしょ。

----そのために、官民マスコミがみんなグルになって、イカサマ選挙を推進させてきたと、君はいいたいわけ? ねえ?

----その通り。まさしくそうだと思うよ。君はちがうと思うの?

----いや、たしかに安部さんは尖閣とか正規軍とかいってるけど、まさかそんな…。

----でも、そうと考えれば、全部筋は通るでしょ? なぜ、こんな危険を犯してまで、政官マスコミぐるみの大陰謀を張ったか?
 答えはひとつ、戦争惹起。僕は、来年はじめの参院選が終わったら、痔民軍団さんは、いよいよ本性を見せて、憲法改正、自衛隊の正規軍への転身、それに、徴兵制の制度をいっぺんに敷いちゃうだろうと思ってる。

----しかし、まさかそんな…。この民主主義国家のニッポンでそんな…戦争なんて……。

----ちっともバカ話じゃないよ。中国と戦争をするために徴兵制を敷きたいってさかんにいってたのは誰さ? 当の痔民党のセンセイ方じゃないか…。


                    ×          ×           ×

 あい失礼。三原じゅん子さんのブログから、話、ちょい飛びすぎちゃいましたね?
 彼女のブログを通して僕がいいたかったことは、大まかこのふたつ---

 1.マスコミの流した情報と実際の選挙の投票数とが大きく乖離していたこと。
 2.彼女が痔民不利の情報をブログに挙げたのは、ほぼ選挙の終わりぎりぎりの19:27:59だったにも関わらず、マスコミが痔民圧勝の当確情報を流しはじめたのは、そのわずか30分後の、20:00からだった点。

 いくらなんでもおかしいでしょ、これ?
 不正と闇のにおいがプンプンしてくるではないですか。
 まだ表を数えはじめてもいないというのに、どうして締めとほぼ同時に当確者が分かるのよ?
 かようのごとく、今回の選挙が公正な選挙じゃなかった、いわゆる「不正選挙」というものであった、という証拠は次々とあがってきています。
 その代表的な例をちょっとご紹介---

 1.全国の1万6千箇所で投票時間を繰りあげ、「8時までにいけばいい」と思って投票の機会を奪われた人々が大量にいた。
   なぜ、公示した時間通りに投票所をあけておかなかったのか? 彼等の選挙権は? これは、違法行為---「参政権の侵害」---にあたるのではないか?

 2.ロイターネットの投票で「未来」の優勢に困りはてた闇の権力が、真夜中に痔民票を爆弾的に増やして、超・恣意的な偽世論調査をでっちあげたこと、とか。
 
 この2は、yahoo ブログで、オホーツクの詩季さんが素晴らしい分析を加えられているので、一部、引用させていただきたいとおもいます---。

   >2012年12月14日 19時現在 自民党84345票 (54%)
   2012年12月15日 3時現在、自民党84817票 (54%) 結果1時間あたり、たったの59票
   昨日の真夜中の一時間あたり8000票は一体何だったんだ?と思いました。

   まっとうに見たら、自民の支持率は未来の党の半分以下 、自民の高支持率は、寝静まる真夜中、朝方に作られるようです。
   深夜、明け方の怪 自民党の高支持率

   ロイターの政党支持率調査、12日夜8時現在の政党支持率調査、
   未来の党が36%で一位 自民が32%で二位。
   2012年12月12日現在              
   1位 日本未来の党  36%
   2位 自民党     32%
   3位 日本維新の会  12%
   4位 民主       7%
   5位 共産党      5%

   2012年12月13日未明現在 日本未来の党は37%にあがり、自民党は32%。
   1位 日本未来の党  37% 
   2位 自民党     32%
   3位 日本維新の会  12%
   4位 民主       7%
   5位 共産党      5%

   ところが、ネットで日本未来の党がロイターで躍進している事が話題になる。すると、翌朝いきなり、自民党の得票率が、未来の党を逆転していたのである。自民党の支持率だけ、全く違う高支持の数字に摩り替わっていたのです。
   2012年12月13日朝9時にロイター政党支持率を見ると
   1位 自民党     44% 
   2位 日本未来の党  31%
   3位 日本維新の会   9%
   4位 民主       5%
   5位 共産党      4%

   何だろうと確認を取ってみる。日中2〜300の自民党の集票が深夜になると、突然2〜3時間の間に2万数千票近くあつまり、前日の得票率が32%が、朝起きたら、いきなり44%になっていたのだ。人の寝静まった真夜中に1時間あたり8千票近く集まっていたのだ。自民党の滅茶苦茶高い集票は間違いなく、機械的に行われた集票のようです。

   ●2012年12月13日 8時45分から14日19時01分にかけての不思議
   13日 8時45分
   1位 自民党  32,965票 44%
   2位 未来の党  23,594票 31%
   13日14時25分
   1位 自民党  34,034票 41%(178票/1時間あたり)
   2位 未来の党  28,726票 35%(855票/1時間あたり)

   14日0時30分
   1位 自民党  45,065票 46%(1103票/1時間あたり)
   2位 未来の党  33,313票 34%(458票/1時間あたり)

   14日3時05分
   1位 自民党  57,982票 52%(5166票/1時間あたり)
   2位 未来の党  33,602票 30%(96票/1時間あたり)

   14日6時05分
   1位 自民党  80,575票 57%(7531票/1時間あたり)
   2位 未来の党  39,470票 28%(1956票/1時間あたり)

   14日19時01分
   1位 自民党  84,345票 55%(342票/1時間あたり)
   2位 未来の党  46,880票 31%(673票/1時間あたり)
                       
         ----yahoo ブログ「オホーツクの詩季」より引用

 どうです? 新聞やTVではひとことだってこんな情報は流しませんが、どれもこれものけぞりそうなくらいキュートでキャッチーな暴露情報でせう、こいつらときたら?
 たしかに南米あたりじゃ「不正選挙」なんて年中行事ですからね。
 票いじりの大量票改竄(手動、もしくは元締めCPのソフトによったもの)、そういえば、あのNYでも大統領選の投票箱をハドソン川に投げこんだ、なんて事件がいつかありましたっけ。
 権力がその気になればなんでもできるとはいいますが、これは、ちょっと大味すぎるよなあ。
 だって、ほかはいざ知らず、「東北選挙区で未来が維新に負ける理由が一つもありません。これは絶対に不正選挙です(一歩千金さん)」ですもん。ええ、原発事故のあった土地で痔民が勝つなんてね、これはあまりにもカフカすぎ。不条理の極み。
 ま、世界的流行である「不正選挙」---その最新の流行モードが、いよいよここジャパンにも上陸した、と解釈するべきなんでせうねえ、これは。
 これらの記事にいささかなりとも刺激を受けて、もっと真相を知りたいと感じられた方には、僕は、いまのニッポンで時代の最先端をいっているにちがいない、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログを紹介したいと思います。

       リチャード・コシミズ・ブログ richardkoshimizu's blog

 これは、凄いよ---。
 表の世界にいまだまったく登場していないという事実が、逆に彼の凄さを物語っている、と僕は思います。
 稀有の分析力と徹底的な暴露情報により、彼のブログは、すでに数千万という読者を獲得しております。はっきりいってケタがちがう。
 不正選挙というテーマを語る場合、彼のブログほど有力な情報が集まっている場所はないでせう。
 で、僕も彼のブログを訪問して知ったのですが、あの「日本未来の党」の藤島利久先生が、今回の不正選挙疑惑追求に向け、いよいよ正式に控訴する腹を決められたというのです。
 以下、先生のブログから少々抜き書きさせていただきませう---。

----…皆打ちのめされている。あの、人の良い日々淡々さんが苛立ちを隠さない… 風邪気味のせいもあるのだろう。。。彼も馴れない選挙応援でポスター貼り、ビラ配りと駆けずり回り、疲労困憊だ。
 我々は負けたのだ。
 マスコミにまけた…
 選挙結果が全てである。小選挙区で勝ち上がったのが小沢一郎元生活党代表と、亀井静香元国民新党代表だけ…惨敗だ。
 これが真実なら…全ての対策を根本から見直さなければならない。
 ただし、「不正選挙」という声が続々と届いている。
 私は、今朝、総務省に電話して早速動き始めた。 
 公職選挙法204条に基づく控訴提起から始めなければと考えています。。。
 
    ----マスコミの牙城を崩せ/一から出直し~未来の党・藤島利久   http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/d0ba4edb0172ca5347523fba9dfffb9fより

 氏の動画を見ると、「これから高知に帰ります」とか、「でも、追求の相手が相手だから、調査の途中で死んじゃうかもしれないな…」とか、「でも、裁判途中で私が死んじゃったら、それは、不正選挙のなによりの証拠だ、といった風に考えてください」みたいなことをしきりにいってられるんです。
 凄まじい勇気であり、根性だと思い、見ている僕は身体ごと圧倒されました。
 藤島先生をなんとか応援したく思い、こんな不慣れな政治ブログなんかいつのまにか綴りはじめていたというわけなんです。

 過去の僕のブログ☆むーチャンネル☆の記事のなかで何度もいっているように、今回の不正選挙の背後にもアメリカがいます。
 謀略の真の仕掛人は、やっぱり彼等でせう。
 工作の感触がやたら大柄で「バットマン」しているのは、そのためです。
 痔民党、各省庁、大手マスコミ、検察庁上部等は、すべて彼等の傀儡です。
 日本を武装させ、憲法9条を変え、自衛隊を軍隊にして、念願の極東戦争を惹起するのが彼等の狙い。
 そのためには、なにがなんでも今回の選挙は「勝たねばならなかった」のです。
 気をつけませう。
 そして、思いきり耳を澄ましていきませう。
 このままでいったら、僕の愛するこのニッポン国は、来年から「日中戦争」という底なしの泥沼に引きずりこまれることになる…。
 彼等の利益と儲けのために、僕等・日本国民の生命が玩具にされ、踊らされる---そのような事態は、決して招いてはいけません。

 今回の痔民圧勝劇は、どう考えてもおかしい---。
 これは、311の人工地震、そして、福嶋のあの偽装原発事故につづく、第三のテロなのではないか、と僕はいま静かに思っています…。
                                                             ----風邪の発熱と歯ぎしりの辺境国より愛をこめて.fin(-.-;>


 

徒然その125☆昼寝について☆

2012-12-08 22:31:17 | 身辺雑記
                         

 僕の居住する横浜某市の近辺には、かの「鶴見川」が流れておりまして、僕、ときどき天気のいい日には、そこの川岸まで昼寝にいくんですよ。
 むろん、あったかい日にかぎります。片手に文庫本なんか一冊もってね。
 僕的なスイート・スポットは何箇所かあるんですが、今回はそのうちの一箇所を特別に公開!(上写真デス)て気張るほどのものでもないんですが、まあ、上記写真のような場所でごろんと横になって、ぽかぱかと日差しを味わう快楽っていうのをちょっと想像してみてくださいよ。
 昼寝ってね、素晴らしい。
 僕あ、大好きですね---もっとも、そうしょっちゅう昼寝ばかりしてるわけじゃないんですが。
 昼寝の最大の魅力っていうのは、僕が思うに、現世から一瞬離脱できるとこだと思う。
 ええ、「脱・現世」というか、世知辛いカルマのくさびから一時解き放たれて自由になれるパピヨン的脱獄感というか---。
 
 ただし、これ、ウィークデーに限った話ね。
 土日祭日だと、ここ、あいにくファミリー軍団に占拠されちゃうんですよ。
 厳密にいえば、ファミリー軍団がわさわさいたって昼寝は可能なんですけど、やっぱりね、僕的には空き日の午後の沈黙のなか、青空を見上げながら、じゃっかんの退屈と川岸のそよ風とを肴にしての「とろ~り入眠」があくまで理想なんであって、あえてノイズの入りがちな週末祭日は意図的に避けてたってわけ。
 うん、昼寝するなら、やっぱりベストは平日のお午すぎですから。
 で、先日、ひさかたぶりに鶴見川のマイ・昼寝スポットでうつらうつらしてたら、僕がかつて体験した「我が生涯最上の昼寝」のことがふいに思いだされたんです。
 それまでまったく「それ」のことは忘れていたんですが。
 ええ、昼寝のふちで意識がとろとろしてるとき、唐突に「それ」の記憶がポコンと蘇ってきたんです。
 まるで、ミルクに浸したマドレーヌのかけらの味から、おばあさんと病床の少年時代のすべての記憶を思いだした「失われた時を求めて」のプルーストみたく。
 びっくりしました。
 でも、びっくり以上に、「それ」の記憶はほのかに甘味でもありました。
 ですから、僕は鶴見川川岸の硬いコンクリートに寝転んだまま、頭上の青空をまさぐるようにして、今度は意図的に、「それ」の記憶を蘇らせようと努めはじめたんです…。
 そしたら、きたきた、するすると記憶の糸がたぐれてきたの---それはね、ええ、2010年の8月のことでした---。

 その年の8月、僕は、15年勤めた会社をリストラされ、傷心プラス再生のための北海道放浪旅行にでていたんです。
 で、その4日目---長万部の「二股らじうむ温泉」に一泊したあと、積丹半島方面に愛車を駆っていたんです。
 ルート52をしばらく北上して、そのまま日本海沿いのルート229に出る腹づもりでした。
 でも、「二股らじうむ温泉」で朝飯喰ってこなかったんで、ルート52のとちゅうの道で、スタミナ切れというか、お腹空いちゃったんですねえ。
 知っての通り北海道の大部分っていうのは、なーんもないのが基本みたいな広大極まりない土地柄なんです。
 関東といっしょの考えなんてまるきり通用しない、食事できる場所なんて、にぎやかな町にでもいかなきゃまったくないんですよ、これが。
 まして、僕がそのとき走っていたのは、午前の9時ごろのことでしょ? しかも、ただでさえクルマ通りの少ないルート52の寿都郡だ---仮に運良く街道筋でやってるドライブインなんかがあったとしても---この時間帯じゃ営業しているはずもありません。
 だもんで、僕は、ちょっとまいちゃったんですね。

----むきーっ、腹、へったー…!

 とボヤいても、ヒスおこしても、この広大極まる黒松内町、どーにかなるわけがない。
 仕方がないんで、適当なところにクルマを停め、非常用食料としてトランクに積んであったカロリーメイトに手をつけることにしたんです。
 国道をややはずれ、たまたま見つけた看板っぽい道を辿っていくと、


       


 上記のフォトのような場所に出たんですね---小路みたいなところでした。
 ふっと見ると、「黒松岩町 特産ものづくり加工センター」とあって、その下には喫茶店みたいな表示まである。
 一瞬、「おおっ」と思ったけど、残念、開店時間はまだはるかさきではないですか。
 だもんで仕方ないから、カロリーメイトかじって、車中のふて寝と決めこんだわけ---。
 クルマのシート倒して、窓も全開にして、そしたら、なんか……

 超・気持ちいいんです---。

 気がついたら、僕、いつのまにか30分くらい寝ちゃっててね…。
 天気は写真の通り薄曇りって感じで、そんなによくなかった。
 ただ、北海道の夏の午前、しかも、四方がみいーんな右上写真みたいにひらけている、寿都郡の田園地帯でしょ?
 関東じゃ考えられないスケールの田舎ん風景のなかに、ひとりでぽつーんといるわけであって。
 その「ぽつーん」が、そのときは無性に気持ちよかったの。
 都会にいると、ニンゲンって、どうしても自我のがりがり亡者になっちゃうじゃないですか。
 自分が、自分が、自分が! ってついね。
 でもさ、こうまで広大な土地だと、ニンゲンなんてほとんど虫といっしょなんですよ。 
 そう、いまさっき開けた窓から偶然入ってきたアブといっしょ。
 うん、ただの一介の類人猿の一匹である僕が、そんなに偉いなんてあるわけないよ。
 そうだ、僕は、虫と等価なんだ、と改めて思ったの。
 そしたらさ、その気負いの抜け加減が、やたら心地いいわけ。
 うーんと伸びをすると、胸いっぱいに新鮮な空気が乱入してくるわけでしょ?
 草のにおいや風のにおいがわんさかと。
 空も、なんか、やたらとでっかくてさ。
 で、それに負けないくらい地上のほうもぐーんとはるけく広大で---。
 シートから身体をちょいひねって、ガラス越しに薄目をあけると、目のまえの草がスササササーッと、ときどき風の痕跡を残して、左右に分かれていく真っ最中---。

----ふほーっ、やるじゃん、風ってば…。

 それらの諸条件にくわえて、前夜しこたま浴びた「二股らじうむ温泉」のお湯の心地いい疲労感なんかも絶妙なスパイスとなってくれて、この日の北海道・黒松内町は、それこそ陸風空の全軍総出動でもって、それはそれは心地よい「黄金のお昼寝」をイーダちゃんに贈与してくれたのでありました…。

 なんという粋なはからいか、うん、あれはね、マジ生涯最上の昼寝だった、と思います---。(^.^;>



                    ×           ×            ×

 でも、まあ、だからどうだっていうんじゃないんですけど…。
 要は、自宅近郊の鶴見川の川岸で昼寝してたら、たまたま2年程前に体験した、北海道旅行中のある日の昼寝が思いだされたってだけの話なんであって---。
 こーんな話をしてなんになるのか、どんな効能があるのか、僕もまるっきり分かんない。
 けれども、今日のところは、僕は、どーしてもこの昼寝の話をしたかったんですよ。
 だって、昼寝から目覚めたあとって、なんだか凄く得した気になりはしませんか?
 僕は、いつだって凄く得した気になるんですけど。
 眠ったおかげでアタマはすっきり冴えてるし、気持ちにもいい意味での余裕が生じてるし。
 たしかに、昼寝したって一文にもなりやしません、銭稼ぎには結びつかない。でも、いいんです。
 功利社会的視点から見たらナンセンスでも、別の視点から見たら、昼寝ってある意味、凄い贅沢なんじゃないのかなあ。
 たとえば「命-いのち-」って深い観点から見たら、昼寝って、それこそ福音ですよ。
 うん、昼寝、イコール、ゴスペルといってもいいのではないかと思います。
 その種のゴスペル気分を味わってもらいたくて、今回のこの記事は書かれました。
 なお、最後に添付したフォトは、この極上の昼寝後、まだ幸福感の残るとろとろアタマで撮った、黒松内町での1枚です---では、Bye---! (^.-y☆彡