<空に捧ぐ唄>1979 by イーダちゃん
先日、マンションのサッシの工事があって、どうしても窓際をかたずけなきゃいけなくなっちまいまして、ちぇっ、めんどくせえなあと思いつつ嫌々そのへんを整理していたところ、ずっと以前に紛失していたと思っていた古いテープを偶然発見しました。
なんと、1979年、イーダちゃんが16才の高2のときに組んでいた音楽グループの懐かしいテープじゃないですか。
このなかに、イーダちゃんが自身のサイコー傑作とひそかに思っていたオリジナル曲が入っていたんですね。
それは、
<空に捧ぐ唄>っていう、作詞作曲イーダちゃんのナンバー---
これ、実は、大阪で音楽やってたころも、こっちの友人と組んで音楽してたころも結構人気のあったナンバーでして。
ただ、音楽人としての僕の最盛期は、ちょうどこのころだったんですよ。
この翌年、僕は、金沢のCBSソニーのオーディションで2次までいったんですが、いま思えば、それは、つくづく僕の人生の音楽的頂点にたまたま居合わせたおかげだったんですねえ。
結果的にそれ落ちて、音楽の夢を捨てきれずに大阪でも音楽活動を細々とつづけていたんですが、それからのイーダちゃんの音楽人生は、はっきりいって下降の一路。
ライブハウスで受け狙って、最終的にはアダ光りの漫談家みたいな芸風になっちゃいまして…w
僕、そのころのテープ全部捨てたもん。
まあ、そのへんの事情はいいや---興味あるひとはとにかく聴いてみそ。
16才の細っこいイーダちゃんが、いかにも青臭く、けれども懸命に、そして真面目に、訥々と歌ってます。
これ、作った翌日に、リハもなくぶっつけ本番に録ったんですよ。
むちゃもいいとこ---だから、最初からギターの出しながずれてるし、なにより僕のヴォーカルも音あいまいで、音程がふらふら所々微妙にゆれてます。
そして、相棒の斎藤氏の、ぜんぜんあってないハモリ!---これがまたいいの。
もー 3番のハモリなんてほとんど妨害みたいなんだけど、にもかかわらず、この歌のなかに流れている「抒情」の流れは、とてもいいと僕は思います。
作ってないんだよね---ちっとも背伸びしてない---等身大のまま、等身大の心で自然にすーっと歌ってる。
(でも、これがやれるためには、相棒のS氏の盤石のギターへの信頼感が不可欠だった、と、ここでいい添えておきませう)
これが、僕、後年できなかったんだ。
ですから、このころの自分の素直なヴォーカルには、僕、正直いまも及びがたいと感じてます。
いまだったら飾ろうとして、あざとい、厭らしい歌になっちゃうに決まってるもの。
結果的には、これ、「壊れた録音」かもしんないけど、僕としてはこの「壊れた録音」大事にしたいんだなあ。
ま、そのへんの理屈はいいか---具体的な聴きかた紹介といきませう。
1.PCで youtube iidatyann と検索する。
すると、下記のような画面がでてきます。
2.この上部、youtube 内の検索で ken iida と入れて検索してみる。
すると、以下のような画面がでてくる。
空に捧ぐ唄 1979 by イーダちゃん!
あとは、もー これ、クリックして聴くだけ---では、プリーズ、リッスン---1979年のセピア空間へのお散歩をどーぞ!(^o^;>
注:この曲の著作権は、イーダちゃんに帰属します。
僕は去年国相手に不正選挙の裁判やりまして、犬丸かつこ氏から教授されて訴訟のイロハも心得てますんで、無断出版だきゃあくれぐれも厳禁ね。(^.^v