イーダちゃんの「晴れときどき瞑想」♪

美味しい人生、というのが目標。毎日を豊かにする音楽、温泉、本なぞについて、徒然なるままに語っていきたいですねえ(^^;>

徒然その168☆テレビ局の地政学☆

2014-04-04 00:14:04 | ☆むーチャンネル☆

                   ◆アメリカの日本原住民占領プロジェクト情報部門のトップ:渋谷区神南2丁目のNHK◆


 なにが嫌いって、僕は、テレビほど嫌いなものはありません。
 もー トロロ(あの山芋をすった食物もどきのこと。僕、トロロは体質的にアレルギーでダメなんスよ)とおんなじくらい大ッ嫌い!
 ここだけの話、僕、テレビは汚物だと思ってるんですよ。
 マジ、1m以内に近づいたら、即汚染されちゃいますんで御用心。
 高2のころのザ・ベストテンと新日本プロレス全盛時の82、3年を最後に、僕は、一切テレビなんか見てません。
 そりゃあ、つきあいで見ることはたまにありますよ---けど、自分からスイッチを入れることは絶対ない。
 だって、ホントに楽しいですか、あんな低劣な自動映像垂れ流しの愚弄BOXが?
 敬愛する太宰さんは炬燵のことを「眠り箱」と呼んだけど、その先例にならって、僕は、テレビのことを「騙し箱」と呼びたいですね。
 イエス、テレビは「騙し箱」---

 アメリカの失業率40パーセントの深刻な実情も、
 TPPが事実上頓挫決定したことも、
 アメリカのウェルズファーゴ銀行の住宅ローンがサブプライムローン並のスケールでいまにも大破綻しそうなことも、
 日本のすべての原発の管理をしているのがイスラエルのマグナBSPという謎会社であることも、
 近年の日本の総選挙がすべて官公政財マスコミぐるみの不正選挙であったということも、
 (この件は、最近、坂本龍一氏だとか、孫崎享氏、千住良治氏などもようやく言及しはじめましたが)
 それから、いまもっともトレンドであるマレーシア機の行方不明事件に、アメリカ最大の南洋の軍事基地ディエゴ・ガルシア島 が絡んでるらしいことも……
 
 いま現在、世界各所で起こっている、このような途轍もない重要事を、あえて意図的に報道しない---というか、意味不明のバラエティー・クイズ番組、あるいは専門家の登場しない似非時事番組でもって、あからさまに隠蔽・ミスリード・誤魔化し通そうとする、この姑息でいじましい数々の隠蔽手法。
 ちょいと調べれば、誰でもこんなテレビ風情のチープな企みなんて看破できますって。
 できないわきゃない、ここ数年のうそうそ報道には、根拠も真実性もまるでないんだもん。
 最新のトピックのひとつである理研の小保方さん潰しなんか特にひどかった。
 僕は、あのStap細胞って、世界の福音になるほどの大発見だと思ってる。
 あれが世にでたら困るひとが、きっと世界中にたんといらっしゃるんでせうなあ。
 困るからマスコミ部隊を総動員して、それこそゴシップ週刊誌なみのいいがかり攻撃をかけてきた。
 お下劣なこと、このうえなし---匂うわ匂う---いつもながらのアメリカ・トップの畜生臭がポンプン香ってきはります。
 ちょっとでも感受性のあるひとなら、ここ連日の報道の、息苦しい、ねっとりとした、わざとらしい不誠実な誤魔化しオーラ、やんわりと感知しておられるでしょ?
 ねえ、北朝鮮、北朝鮮って、くる日もくる日もウザすぎるっちゅーの。

----そんなに戦争がしたいのかよ、この有象無象のおべんちゃらTVめが、とイーダちゃんは大層お怒りです。

 要するにね、テレビってやつはそもそもの成り立ちからして、古代ローマで使用されていた「あのパンとサーカス」の、いわゆる現代版小道具として企画立案されたものなんですよ。
 出生からして、もういかがわしいの。
 実際、ナチスのゲッペルスは、テレビのそのような役割について、第二次大戦中にはっきりと言明してますし。
 戦後、テレビのそのような扇動装置としての役割を、アメリカが引き継いだんですよ。
 で、属国である我が国ジャパンが、それに習って、いまという無知無恥惨状に至るわけ。
 ひとことでいえば、アメリカ仕掛けの「対愚民用の催眠兵器」!---ウイ、それが、いまもむかしも変わらぬ、テレビというシステムのうさんくさーいキッチュな本性であり本質なのであります---。

 「隠蔽」と「ミスリード」、つまりは「騙り(かたり)」---それこそが、テレビという道具の本質であると、僕は、十代のころよりずーっと感じてました。
 毎朝、小学校に登校するまえに茶の間でやってたベトナム戦争の報道ニュースが、とにかく不快でならなかった。
 もっとも、当時はさすがに政治のこととかはよく分かりませんでしたが、テレビのキャスターらが「本当のこと」をいってないことぐらいはきっちし感知できました。
 子供だろうが大人だろうが関係ないって---ニンゲンには、他人のうその匂いを嗅ぎわける本能がもともとあるんです。
 その本能的感知を、常識だとか世間智なんて付属物で合理化しようとするからダメなのよ---「新聞やテレビがいってるから、まず間違いないはずだ」とか「偉い先生や政治家なんかがいってるから、間違ってるのはきっと自分の感覚のほうなんだろう」とか、多数決の市場論理をあえてもちだして、自分内からのこの種の勘の告知を打ち消しちゃなりません。
 テレビ人たちの一見バリッとした背広姿にめくらましされちゃあいかん、下賤なものほど体裁を綺麗に取り繕うのが世の常なんです。銀行とかマスコミ関係とかに憧れちゃダメ、あれは、権力の走狗、すなわち傭兵なんです。
 傭兵の喋りまくっている情報なんて信じてどうすんのよ?
 それより、長年世の中を渡ってきた、御自身内の大事なセンサーである「勘」のほうを重用してください、とイーダちゃんはここでいいたい。
 だって、大抵の場合、あたっているのはお仕着せの常識もどきなんかじゃなくて、貴方自身の「勘」のほうなんですから。

 ただ、まあ、この種の証明を実際にするんなら、僕なんかより優れた論客がたくさんおられますんで、まずはそちらの方々のほうをご紹介---
 最初は、やっぱり成甲書房から「リチャード・コシミズの未来の歴史教科書」と「日本の魔界」という2冊の優れた本を最近出版された、日本一のジャーナリストのリチャード・コシミズさんからだよね。

               richardkoshimizu's blog

 もー、これは、お薦めじゃなくて必見!
 現代を生きるニッポン人なら、絶対に、断固として、これは見なくちゃいけません。
 けど、リチャードさんのブログはいろいろな多種多様な事象を扱ってて、情報量があまりに膨大、一見さんには敷居じゃっかん高めかも分からないんで、分かりやすいところで、gooブログでkakkaさんって方のやってられる、

                ねえねえ、知ってる!?

 なんてのも推薦印です---。
 ものは試しにこっそりお忍びでどーぞ、なんて… w。


                       ×            ×             ×

 しかし、僕の今日の記事の本論は、実は、ここからはじまるのです---。
 僕は、前述したように、かようなまでにテレビが嫌いなのでありまして。
 でも、嫌ってばっかじゃあんまり進歩がないよなあ、と最近少々思いなおしまして、じゃあ、そのテレビってモノにちょいと触れにいこうじゃないの、とスタンスをやや変えてみたのです。
 具体的にいうなら、この変心にあたっては、女流作家の加門七海さんが94年に河出書房より出版された「東京魔方陣」という著書が契機になりました。
 この書のなかで、加門さんは、持ちまえの風水の知識を駆使して、東京に敷かれた闇の魔方陣を、それこそ縦横無尽に読み解いていくのです。
 ノリとしてはスリラーのノリで、学術書とはちょっといいがたいんですが、そんな体裁なんてどうだっていいや、生半可な学術書なんて吹き飛ばしちゃうくらい、このアプローチは僕的に面白かった。
 で、その「東京魔方陣」のラストあたりで、加門さんが、東京各所のテレビ局の風水的な立建状況について触れてるんだけど、なんと、どのテレビ局もあえて凶角に向けて建築されているっていうんですよ、これが。
 その部分をここに書きだしてみませうか---

 NHK      東北東---寅
 日本テレビ  西南西---甲/別館 島北東---寅
 TBS      北北東---玄
 旧フジテレビ 東南東---辰(やや東寄り)
 テレビ朝日  北北東---丑
 テレビ東京  東北 ---艮/別館  東北---艮
 東京タワー  東北東---寅
         (加門七海「東京魔方陣<河出文庫>」より)

 僕は、石川源晃氏や松村潔氏について一時占星術を学んだことはありますが、風水に関しては、まったくのド素人。
 それこそ、なあーんも分かんないし、それほどの興味もないというのが正直なところ。
 でもね、そんな僕にしても、東北が鬼門だってことくらいは、まあ知っている。 
 ですから、この一般的な吉凶感覚を無視した、テレビ局のメンタリティーは非常に面白いと思ったな。
 面白いと思ったら、じゃ、実地検証だ---ということで、加門七海さんの報告の追試をすべくさっそく2日間かけていってきました---唾を吐きたくなるほど嫌いな、東京テレビ局マジカル風水ツアー!(Beatlesをご存知の方は、ここで空想上のマジカルミステリーツアーを鳴らしてください)
 以下は、その顛末であります…。

 ただ、そのまえに注意点がひとつあり、これは、ヒルズ在住の知人の風水師(彼女はアマチュア)にうかがったんですが、風水でいう方角っていうのは、以下のように方角ごとのスペースが不均衡になっているんだそうです。

     

 へえ、でもまあ占星術でも、プラシーダスのハウスの区分けは、基本、面積不均衡だもんね。
 風水もそんなもんなのかしら?
 ま、最初にそれ断っておいてから、そろそろいきませう---最初はNHKからです。
   
    ★No.1 NHK★
 東京渋谷区神南2-2-1、官庁街のまんなかにある、誰もが知ってるNHK---トップの写真にあげたやつです。
 こちらの正面玄関の方位は、加門七海さんの記述した通り東北東---うん、たしかに鬼門向きに建てられておりました。

     

     

 ちなみに僕、ここきたのは初めてだったんですが、天候のせいもあったのかもしれないけど---この日はあいにくの雨模様でした---NHK内の雰囲気、非常に気持ちわるかったですね。
 せっかくきたんだからと有料の一般参賀用の「スタジオパーク」ってところに入ってみたんですが、僕は、なんか息苦しい気がして、とても長居はできなかった。
 こちら、子連れのおかあさん軍団がやたら多くてね---ああ、おかあさんたち、子供らをこんな汚れた場所に連れてきちゃいけないよ!---と心中で思ってばかりいたんで、出たときには、なんかぐったり疲れてました…。
 

     ★No.2 日本テレビ★
 千代田区の5番町にある日本テレビ---ここ、フツーは「日テレ」と略して呼ぶそうです。
 こんなことすら僕は知らなかった(ヒドイね)。
 こちらの局の隣には、知るひとぞ知る、南印度料理店の老舗「アジャンタ」さんがありまして、こちらのお店には以前から何度も足を運んでいるので、ここだけは初訪問って感じじゃなかったですね
 なんか、どことなく雰囲気の暗い玄関でしてね、もやもやーっと気の滞っている、ちょっと入るのが怖いみたいな印象を受けました。

     

     

 玄関の方位は、加門七海さんの記述された通り---西南西の申。
 これは、問題なし。建物として正常な向きといえるようです。
 右端にちょい見える入口は南館(別館)への通用口でして、こちらの方位は、南西、ま、スタンダードな向きですね。


     ★No.3 テレビ東京★
 興味深い温泉番組をときどきやってくれているようなので、唯一僕が好感を抱いてる、元12チャンネルのテレビ東京。
 こちら、港区の虎ノ門4-3-12。
 高層ビルの奥間のちょい引っこんだ谷間みたいなとこに建っておりまして、正門は、完璧東北!
 非常にタイトな艮---あちゃあ、ここ、鬼門ぴったしにむけて設計建築された建物なのでありました…。

      

      

      ★No.4 テレビ朝日★
 六本木ヒルズのすぐ近くにあるテレビ朝日。
 住所は港区六本木6-9-1。
 僕的にはこちら、フジテレビに次ぐ、気持ちわるさナンバー2の建物だった、とここで先に告白しておきませう。
 ここ、立地は一等地だけに、フツーにいえば雰囲気はとってもいいんです。
 うん、いいはずなんです---が、僕は、全然心地よくなれなかった。
 局の隣りに毛利庭園ってのがあって、池があって、桜も咲いてて、その向こうにヒルズも見えて…
 フツーの日本人なら憧れの土地って感じなのかもしれないけど、僕は、ダメですね、ここ。
 背中ごしに何物かに監視されてるみたいな感じが常にあり、なんか落ちつかないのよ。
 テレビ東京ほどぴったしというんじゃないけど、玄関の方位は、加門七海さんの記述よりやや東、北東の丑ぎりぎりってとこ---やはり鬼門の範囲です。

      

      

       

                 ★No.5 フジテレビ★
 聴くところによると、フジテレビってのは、80年代あたりから民放最大のテレビ局と呼ばれていたそうです。
 「世界名作劇場」「北の国から」「笑っていいとも」「101回目のプロポーズ」---これらの一世を風靡した諸番組(僕は、世界名作劇場以外は見てませんが)は、それぞれ最高の視聴率を誇り、なんでも日本のテレビ界を牽引してきた、と局内の対外向けの説明に書いてあるのを読みました。
 ただ、このごろでは流石に当時の勢いを失い、さしものフジテレビも周落の下り坂を降りはじめているとか---栄枯盛衰は世の常とはいえ、フーム、まことに御愁傷さまです。(^o^)
 こちらの局、いつだったか移転されて、いまじゃお台場の2-4-8にあるのは周知のところでせう。
 で、人生で3度目のお台場へ行ってみたら---なんスか、このハリボテのアメリカもどきみたいな薄っぺらい街は?
 僕ぁ、ぜんぜん馴染めなかったな。

      

      

      

 できそこないのお伽の国みたいなお台場の中心で、フジテレビは、仏教でいう「増上慢」そのものような様相でもって、大層威張って、あたりを睥睨しておりました。
 こちらの正面玄関の方位は、南西---太陽の恵みで腐敗を浄化する Degree です---方位的には極めてまとも。
 ただし、上記写真は、社員用の業務用の正面入口です。
 一般見学用の正面入口の方位も見てみたけど、たしか北西向きだかで、おかしいことは拍子抜けするくらいありませんでした。
 あと、どうでもいいことかもしれませんが、このフジテレビ、僕がいままで訪ねたテレビ局でもっとも嫌悪感を受けた場所でした。うん、あの陰謀の巣窟NHKより厭だったよ。
 なお、上の写真は警備員にしきりに文句をいわれつつ、強引に撮りきったものであります---。

追記;2014.4.7現在、フジテレビで社員の大量退社がはじまった模様! 深刻な経営危機という噂もあり。聴くところによると「いいとも」の後継番組にジャニーズはひとりもいないとか。沈みそうな舟からはまずネズミから、というやつですね。素晴らしい流れです。ある程度予想はしていたけど、それが形になるとこれほど嬉しいとは。(歓喜のヨーデルを歌いつつF.O)


               ★No.6 TBSテレビ★
 TBSテレビは、港区赤坂5-3-6に位置しています。
 日枝神社の筋を90度に一度曲がって、ぐーっと奥に入っていったところ。
 
       

        
 加門七海さんの測量通り、北北西---玄の方位でした。吉角です。
 なお、こちらのビルは、一般見学口も業務用の正面口もおなじ方位です。


                 ★No.7 東京スカイツリー★
 ラストは東京スカイツリーね。
 僕、今回は東京タワーは調べなかったんで、その代わりといっちゃなんだけど、第二の放送タワーであるスカイツリーのある押上までトコトコいってきました。
 たまたま桜が満開でね、隅田川、綺麗でした。
 スカイツリーは、平日だというのに、どこもかしこもひとでいっぱいでした。
 さて、スカイツリーの立地場所である押上が、ちょうど皇居の鬼門上にあたるっていうのは、ネットなんかじゃもう有名な意見だと思うんだけど、じゃあ、スカイツリー自体の入口の方位はどうなっているのか?
 こればかりは行って計らなきゃ分かんないからね---で、計測してみました。
 
       

       
 
 正面入口は、真東向きでしたね---向き的には無難な線だわな。
 もっともここのほかに北入口ってのもあって、こちらは鬼門向きでしたが、タワー自体に入口めいたものいっぱいある造りなんで、それだけじゃあまり参考にはならんでせう。
 スカイツリーっていうのは、さっきもちょっといったけど、皇居から見てちょうど鬼門の位置にある、三角形の土地に建てられた、一辺70m、全長634mの、東京の新しい顔としての超・電波塔なんです。
 ここでテストに出そうなポイントはふたつ---皇居の鬼門上に立っているという点と、三角形の土地に建てられた三角形の建物だという点ですね。
 三角形の建物って、なによりとても特殊でしょ?
 風水的には、これ、神仏か魔が住み、ひとが住むには適さない土地だっていう共通の認識があるんです。
 建築家って人種は、新しいようで地鎮祭みたいな意外に伝統的な行いも守りつづけているようなふしぎな人々ですから、当然、この種の認識はあったと思う。
 なかったはずがない。
 なら、それを知りつつ、なぜ、こんなケッタイな塔を建てたのか---?
 なんかがあったんでせうね---あえてこのような塔をここに建設しなくちゃいけない、なんらかの理由めいたモノが…。
 これは、新たなテーマとして追及すべき価値のある視点だと思いはするものの、ここでそれやるとこの記事、言語道断に長くなっちゃうんで、今夜はこのへんでエンディングテーマに入らせていただきたく存じます。

                
                           <総 論>

1.TV局のいくつかが鬼門(東北)もしくは西南の裏鬼門をむいて建てられている、というのは事実です。
  ですが、それがすなわち悪魔的意図がある---とかの直接的な証拠には、もちろんなりえません。
  東北の方角には「マスコミ」あるいは「報道」なんて意味あいもあるからです。
  それに、テレビ局の建物が風水なんてシロモノにまったく関係なく、非常に現代的かつドライに---経済事情や道路事情により「たまたまそちら向きに建てられた」ということも大いにありそうです。
  しかしながら、普通は建てない方角にあえて玄関を置くというその行為に、なんらかの意味あいを見探ろうとするこの視点は、僕は、なかなか無意味じゃないと思う。
  よって、そのうちまたこのテーマ、発展させていきたいものですね。

2.前述したように、僕は、風水ド素人であり、風水的読みというやつがまったくもってできません。
  師匠のヒルズ女性にちょっと教授してもらったのですが、風水というやつ、非常に複雑怪奇な魑魅魍魎の体系でして、門外漢のほんの2、3か月の聴きかじり勉強で、おいそれと近づけそうなもんじゃとてもない。
  ですから、今回は、僕、アタマほとんど使っておりません。
  使用したのは、わずかばかりの電車賃と足と携帯のみ---。
  独創性もあんまないよなあ---タネ本は、本文にも書いたように、加門七海女史の著作「東京魔方陣」と「大江戸魔方陣」の2冊ですし。
  結果として、非常に軽薄でザッパな、考えなしのレポートになっちまいました。
  
3.ですけど、このテーマはやっぱり面白いと思いますので、どなたか有能な方により深い思慮でもって突っこんでもらえたら幸甚です。
  では、自家製の東京テレビ局マップなぞ付録につけて、そろそろこの長ーい記事を締めませう---お休みなさい…。(-o-yzzz


    
 
 

    



 

     
 
 
 
 

☆徒然その151☆ アメリカン・デフォルトがやってきた!☆

2013-10-12 03:58:37 | ☆むーチャンネル☆
             


 やってきました、やっとこさ---僕がここ10年来しつこくいいつづけてきた、待望のアメリカン・デフォルトが---Yeah、Yeah、Yeah!
 待ちに待ち、焦がれつづけていた、悪の帝国・戰爭請負株式会社であるアメリカ合衆国の、最後の土壇場、もしくは崖っぷち。
 まあ、歴史上いちばんニンゲンを多く殺傷しつづけてきた超・極悪国家ですから、これは、因果応報の当然の報いとも思いますけど、それにしてもここまで、長かったー!
 というか、2013年までアメリカという国家自体がよもや持つとは思ってませんでした。
 よくもまあ、ここまでズタボロになったボディを、隠し隠しして運びつづけたもんだなあ、と、逆に感心しちゃう。
 でもねえ、このドラマチックな破産劇、見えるひとには当然の結末として見える事象かと思います。
 ええ、特に驚くようなことじゃない。
 1+1=2 になるのが明白なように、アメリカの結末は、心あるひとには既に明々白々の「事実」なんでありました。
 だって、借金2京円っスよ。
 一切の説明不要。100年かかっても返せっこないのが当たり前じゃないですか。
 自分のとこがいっちゃんアブナイくせに、それを隠匿し、わざとらしくギリシアがどうのとか、中国バブルがどうとか、ちゃんちゃらおかしいっていうの。
 笑わせるなっつーの---僕にいわせるなら、いまになって驚くひとのほうがむしろどうかしてるんです。
 
----だって、マスコミが全然報道しないんだもの、そんなの…分かりっこないよ…!

 なんてモゴモゴいってるそこの貴方! 貴方ですよ、貴方---わるいけど、そんな貴方の目は節穴だったと、ちょっとばかしここで僕に勝ち誇らせてください。(注:上から目線、ちょい失礼をばm(_ _)m!)
 マスコミ報道なんて愚劣な宣伝を信じるほうがわるい、と僕は以前から口を酸っぱくしていいつづけてきました。
 うそだと思うひとは、イーダちゃん☆むーチャンネル☆コーナー・過去ブログの下記の記事を御覧あれ。

 ☆徒然その132☆311の真相を求めて
 ☆徒然その127☆サルでも分かるアメリカ裏支配の真相世界史
 ☆徒然その126☆12.16不正選挙と軍歌の足音
 ☆徒然その114☆ソビエト連邦という名のフェイク
 ☆徒然その111☆アメリカ金融帝国の沈没
 ☆徒然その100☆311人工地震プロジェクトを再考する<マスコミの役割>
 ☆徒然その77☆世界$体制の終焉
 ☆徒然その65☆福嶋原発20Km圏内への旅

 日本のマスコミはね、ごく一部の例外をのぞいて、アメリカ直属の情報隠蔽機関でしかないんス。
 それこそ昭和のころからずっとそう、むろんいまだってそのまんまの大衆向けの洗脳ブースでありつづけており---僕は、TVなんて最初から「アメリカのパンとサーカス」作戦の道具だと高校のころからずーっと思ってたんで、TVなんてここ25年まったく見ておりません。
 だって、あざとくって穢らわしいんだもん!
 ええ、僕が、この世でいちばん嫌いなモノはTV。
 うそしかいわない、こーんな下等な、政治ホラ製造機なんて要らねえよ。
 でも、同意してくれるひと、少なかったですねえ。
 みーんな、TVを信用してるのよ---外国の庶民は、みんな、ある程度疑ってかかってTV情報を鵜呑みになんかしないのに。
 なぜ、そんなことが分かんないのかなあ。
 あのジョン・レノンも「労働階級の英雄」のなかで苦々しくこう歌ってたじゃないですか。

----君たちはセックスとTVに騙されて、自分は階級も制約も関係ない自由なニンゲンだと思いこむ
   だけど、僕にいわせれば、君らはどうしようもない百姓さ
   労働階級の英雄になるのは大変なことだ… (John Lennon「Working Class Hero」より)

 東京大空襲で無辜の庶民を無数虐殺し、広島・長崎では2発の原爆を投下し、朝鮮戦争、ベトナムでも同様の残虐行為を行い、以後、アフガニスタンで、最近ではイラク、エジプト、あるいはシリアで、同じような蛮行を飽きもせずくりかえし、自らのエゴを満たすためのみに「正義の戰爭事業」を推進しつづけてきた、あの傲慢大国アメリカにも、いよいよ自分の撒いた種を狩りとらねばならない季節が到来したのです。
 そろそろアメリカ主導の「パンとサーカス作戦」から眼を覚まして、マスコミ煙幕の「真相が見えない、見せない大作戦」の意図を読みとり、その裏に流れている、邪悪きわまりない、真正の歴史を直視してほしいなあ、と思います。
 ま、でも、能書きはこのくらいにして、現時点でのアメリカがどんな状態なのか、具体的にざっと抜き書きしてみませうか。

1.公務員80万人が自宅待機指令。NASA、FBI等の機関の一事閉鎖。行政サービスの縮小。自由の女神、ヨセミテ自然公園、及び、図書館、美術館なども観覧不能に。

2.米国郵便局の閉鎖。退職者健康保険金56億ドルの支払い不能。軍人恩給も停止。

3.TPPも頓挫。TPP交渉担当の職員の7割が自宅待機になってしまった故。

4.議会への発砲事件。それに、ワシントンDCでの大規模デモの始まり。これは、全米トラッカー連合によるもの。なかでも退役軍人によるデモは、百万人規模の参加者が見こまれているとか。

5. フードスタンプ受給者への配当縮小。現在、合衆国には、仕事がなく、フードスタンプの受給という制度のおかげでかろうじて喰いつないでいる人間が約1億人いるのですが、彼等への食料配布の滞りを直、意味する事態。要するに飢餓者の発生という、国家としてのトンデモ事態発生ってわけ。


           

 これ、はっきりいって如実な国家破綻の症状じゃないかって思います。
 ひとつの事項だけでも充分破滅的に見えるというのに、それがまとめて5ついっぺんに、ですからね。
 ローマが滅びたときもこんなだったのかなあ?
 人力じゃどうにもならない深い奈落が、アメリカという国家の足を絡めとっているのがじかに見えるような気もします。
 弱り目に祟り目ってやつ? あれだけ固執してた「植民地の夢よもう一度」条約のTPPすら、もう締結できそうにない…。

 ねえ、どうするのよ、アメリカさん?

 誰がどう贔屓目に見ても、石油とリンクした世界ドル体制は、いまや風前の灯火です。
 ドルが死ぬということは、いままで世界を締めていた欧米列強の支配が終わるという意味です。
 それはすなわち、支配の軸が、欧米から東アジア共栄圏(日中露の連合)にバトンタッチされるということ。
 もちろん、老いて衰えた事情を加味しても、欧米はいまだに危険な龍です---民族の優秀性をかたくなに信じこんでいるプライドの高い彼等が、歴史的に見下しつづけてきた東アジアの黄色人種風情に、さあ、どうぞ、と笑いながらバトンを渡すはずがない。
 そこで---シリアなんです。
 政府機関が一事封鎖になったとき彼等が使う十八番---戦争惹起による景気高揚プロジェクトが、ここに登場するってわけ。
 シリア・ドンパチ・アメリカ再生プロジェクトがロシアの妨害でだめになると、あらら、今度は、懲りもせずにリビアでおなじことを始めようとしてる。
 結局、戰爭だけなんですよ---アメリカさんの本当の国家事業は。
 これがなきゃ、あの国は干上がるの。
 20世紀のあいだは、財力も武力も思いのままにあったんで、東西冷戦という架空のショーでしこたま儲けてきた彼等なんですが、21世紀に入って、どうやら歴史の神は、アメリカさんを見限ることを内定したみたいです。
 世界中の庶民だって、100年も見てれば、だいたい覇者の手口ってのも読めてきますって。

 1.ある国(現在では、テロリストといい替えたほうがいいかな? でも、大抵の場合、これがだいたいアメリカさんの仕業だったりするのよ)がある国に攻撃を仕掛ける。
 2.で、民主主義のピンチだ、とアメリカ属国の政府やマスコミが声高に叫びだし、それに応じて「正義の軍隊・アメリカ軍」がその敵役国家を叩きに現れるっていういつもながらの見え見えの大逆転シナリオ。景気よく騎兵隊ラッパを吹き鳴らしながら---「砂漠の嵐作戦」とか「トモダチ作戦」とか白々しくいっちゃってね。


 アフガンしかり。
 イラクしかり。
 エジプト、そして、リビアもしかり。
 日本だってそうですよ。
 ただ、中東やアフリカでアメリカがホントに欲しかったのは、石油や天然ガスですが、日本の場合はちとちがう、アメリカが日本にやらせたいのは、日本と中国との「戰爭」なのです。
 まあ、史実にそっていうなら「第二次日中戰爭」とでもいうんでせうかねえ。
 これが可能になれば、戦争相場でアメリカの武器は大売れ、デフォルトだってなんとか遠のきますもん。
 だっから、NYで、石原に---「尖閣」を東京都が買う、なんて宣言させたのよ。
 あれをネタに、いうなれば日中を開戦させる腹なんですね、アメリカの親分は。
 戦争はね、太古からいっちゃん儲かる商売ですから。
 だって、爆弾一発何千万の世界よ!
 ただ、現行の体制じゃ、それはできそうにない。
 それで、アメリカ仕込みのCIAが乗りだして主導して行われたのが、今回の衆参の国政選挙だったのです。
 TPPなんて実現したら、農業そのものがフィナーレしちゃうから、北海道なんて必死になって反自公でいこうとやっきになった---でも、自公が圧勝しました。
 福島なんていまだに仮設住宅で暮らすひとが大量にいるのに、しかも、そのうち仮設住宅じゃない新しい住宅に移れたひとなんてわずか200件ぐらいでしかないのに、なんで、原発を推進する自公なんかが勝つわけ?
 簡単です---国民の意思を反映しない、アメリカ主導の「不正選挙」が行われたから。
 だから、消費増税、TPP、原発推進の自公が勝ったんです。
 ゆくゆくは憲法改正して、中国と戰爭できる国に仕立てるために…。
 むろん、アメリカの下部組織たる官僚、省庁、選管、マスコミ、警察---すべてグルでの大芝居です。
 事実、不正がバレやすい、国政じゃない地方選挙では、自公は連日、連戦連敗です。
 小泉の膝元・横須賀市長選で負け、八千代市市長選で負け、千葉市町選では候補すら立てられず、さいたま市長選で負け、青森市長選で負け、下関で負け、小平市で、郡山市で負け、名古屋でも富山でも、最近では武蔵野市長選でも負け……

 なんで? おかしかないですかね、支持率70パーセントだっちゅーに、この確率をまるきり無視した超・イジョーな負けっぷりって。

 ちょっと理解できないっしょ?
 でもね、理解できる方法がひとつだけあるの---それは、支持率70パーセントって数字が真っ赤な嘘だってことに気づくこと。
 マスコミがうそなんてつく「はず」がない、なんてアタマのわるいことはこの際どうかいわないで。
 マスコミは、アメリカの下部機関・ニッポン与党と癒着する売国組織の一部です。
 アメリカ親分の遣わした日本担当のマイケル・グリーンのいうがまま、うその報道もうその世論調査もバンバンやるんです。
 で、でたのが、数学無視、確率無視、常識無視、世情無視のこの結果です。

 イエス---「不正選挙」ですとも。

 それ以外に、この奇ッ怪な結果を説明できる方法は一切ありません。
 

                   ×                 ×                  ×

 てなわけで、敬愛するリチャード・コシミズ氏の呼びかけに応じ、イーダちゃんは今回の不正選挙訴訟に乗りだす決意を固めたのでした。
 しかし、訴訟ってのはマジ大変ですね!
 生まれ変わっても法律家だけにはなりたかないっ---てゆーか、なれねえって(ひとりつっこみ)
 僕は、この2か月あまりで、もう法律アレルギーみたいになってきました。
 だって、弁護士なんて雇う金なんてありっこないから、訴状だってなんだって自分で書くわけでしょう。
 訴状にはキチンとした証拠説明書をつけなきゃいけないし、被告(この場合は中央選挙会)の答弁書が送られてきたら、それにあわせた陳述書をまた書かなきゃいけない。
 忙しい仕事のあいまにこれをやるわけですから、ここのとこはまったくブログの更新どころの騒ぎじゃありませんでした。
 でもね、そんなこんなで苦労してこぎつけた裁判も、いよいよ来週です。

     日時 10月16日(水)11:30 
     東京高等裁判所8F 817法廷
     事件番号 平成25年(行ケ)第101号 選挙無効等請求事件

 原告は、僕と、信頼できる地元の友人です。
 事件番号、なんと101号! 今度の不正選挙訴訟は、なんと全国各地で同時に100以上も起こっているのですよ。
 これは、たぶん、史上初でせう。
 僕じゃないけどね、一応コレ、記者会見もしたのよ---でもね、マスコミぜんぜんこないのよ---箝口令が敷かれてて、報道したくねえんだろうなあ、不正選挙が本当だから。
 ま、犬丸先生もいっておられたように、中央の司法は腐ってるから絶対に勝てっこないんですが、せめて気骨だけは示したいもんだと色々と考えてはおりますよ。
 興味のある方がおられましたら、当日の傍聴席まで、ぜひともおいで下さい。
 以上---イーダちゃんより10月のお知らせでした---! m(_ _)m (BGM:マンボNO.5/ペレス・プラード楽団)


                       


                       happy birthday,John!    

徒然その132☆311の真相を求めて☆

2013-03-11 02:45:05 | ☆むーチャンネル☆
                         

 2011年3月11日、午後2:46に起こったあの<311>から、早くも2年が経過しようとしています---。
 あのとき、貴方は、どこにいて何をしてました?
 僕? 僕はねえ、あのとき、実は就活の真最中でした。前年の8月にリストラを喰いまして、その足でまるまる1月北海道を放浪したあと郷里の横浜に帰って、のんびり気ままな失業生活をエンジョイしていたその黄金のプー生活のだいぶ末期、重い腰をあげて、そろそろあちこちの面接を受けはじめていた時期だったんじゃないか、と記憶してます。
 前日に受けた面接の結果待ち状態で、前日同様携帯もって近くの公演まで走りにいって、懸垂して帰ってきたちょうどそのとき、ゴゴゴゴゴーッっていきなし強い縦揺れがきたの。
 えっ! と思った。
 部屋のCDラックがダンと倒れ、蛍光灯の紐につけていたアクセサリーが揺れて跳ねあがり、40wの蛍光灯がひとつがちゃんと割れました。
 ドアがあくかどうか様子を見に玄関にいって、ちょっと外見て、また部屋に戻ったら、そのとき、また先ほどと同様の、ただしじゃっかん小さな縦揺れがありました。

----マジかよ、これ? おい…!

 差し迫った用事のない身軽な失業者ならではの身軽さで、町にでて、様子を見てみることにしました。
 エレベーターは止まってたんで、階段をくだって外へ。
 アパートの駐輪場で、ごっついバイクが派手に転がってます。
 自転車が、どこもかしこもみんな連なって倒れてる。
 駅前の飲み屋にいってみると、店長が道路に仁王立ちして、店の二階の壁を眺めてるところでした。

----まいったよ、兄ちゃん、あれ見てよ。店の壁にヒビ入っちゃったよ…。

 ひとの良さそうな店長の、泣き笑いみたいな困り顔。

----あと、水道からさ、色のついた茶色い水がでてくんだよ。これじゃ、今夜、店、あけられそうにないなぁ…。

 その先の行きつけのケーキ屋にいったら、脇の電柱が傾いてる。
 びっくりして、それ見てたら、なかから料理帽被ったままのパティシエがでてきて、

----ねえ、アレ、凄いでしょ? ギギギって見るまに傾いで、倒れるかと思ったよ。

 ケーキ屋の斜向かいは電気屋で、そこのショーウインドウのまえに通行人が6、7名たむろって、店内の大型テレビに見入ってました。料理帽のパティシエ氏と僕もその人垣に何気に加わって---

 そこで初めて見たのが、あの311大津波の報道だったんです。
 あの超有名な上空からの映像。
 ゆっくりと襲う大津波の壁と、それに呑まれる町々と。
 僕、声もでなかった…。
 ほかの人たちもみんな黙ってる、背中側のパティシエも動かない。
 唖然というより、信じがたいという思いのほうが強かった。
 想像のレベルを越えて、あまりにも現実の災害の規模がでっかすぎたから---。
 それに生き物のように田畑を飲んで滑り寄ってくる、あの津波の壁の不気味なさまときたら…。

 でもね、僕は、5、6秒、あのニュースを見てて、なぜだか「?」と固まっちゃったんです。 
 本能がね、理性の蔭からこう警告してきたの。

----これ、なんか、ヘンだ。おかしいよ。

 何が? どうおかしいの?

----偶然撮れた天災のデッサンにしては、ピントも構図も決まりすぎてる。

 たしかに。ドキュメンタリーにつきものの緊張感はないね。破れめもないし。

----だいたい、こんな映像、誰が撮ったのさ? まるで、あらかじめこの津波がくるのを知っていて、それを待ち受けて、待ってましたとばかりにこれ撮って、まえからの方針にあわせて大慌てで編集した跡が見えてきやしないかい?

 たしかにね。これを撮ったメディアがどこだか公表されてないっていうのも、いわれてみれば妙な話だ。

----僕はね、これを撮ったのは軍事衛星だと思う。とても私営のレベルじゃないよ。

 軍事衛星となると、国家か。

----そう、国家だ。しかも、これだけの規模と能力のある軍事衛星をコントロールできる国となると、選択肢は自然に限られてくる。

 なるほど、消去法だね。すると、これの下手人は…?

----うん、お察しの通り、アメリカだ…。


                       ×             ×              ×

 と一瞬で結論はでたんだけれど、その結論をちょっと信じきれなかった。
 地震兵器の噂は中学のころから知っていたし、それが米ソ(ソ連はもうなくなっちゃったけど)で実在していることも承知してました。
 しかし、その矛先を、日本の東北の民に対してなぜ向けなければいけないのか?
 物理的に可能であるという縦線は見えるんだけど、なぜという動機、そのあたりの横線が見えきらなかった。
 で、もやもやした思いでネット情報を漁っていたら、耳慣れない「人工地震」という単語を声高に主張される御仁がおられたんです。
 それが、リチャード・コシミズ氏でした。

  richardkoshimizu's blog

 氏の主張は明確でした。 
 アメリカという国家の中枢に巣食う世界権力は、軍事力に裏付けされた$で世界を構築することによって、これまで喰ってきた。今後も$中心の世界を吸いあげて喰いつないでいくつもりでいたが、リーマン・ショックをはじめとする米中心のバブル経済が弾け、宿主たるアメリカという国家の健康状態がいよいよいけなくなってきた。アメリカの破産は即自分たちの破滅に繋がる。これを防止するためには、アメリカを凌ぐほどの経済的繁栄を誇るライバル日本の体力を削げばいい。そのためには、第二次大戦末期に開発したあの極秘の地震兵器で生意気なジャップを叩いてやればいい。そうすれば息もたえだえの日本の痛手を見て、世界の投資家は円でなく$のほうがまだマシと思い、アメリカに戻ってきてくれるだろう。そう、$をこのまま死なせてはならないのだ…。

 要するにアメリカによる$防衛だというんですよ。
 これは、目からウロコでしたねえ。
 だって、そう解釈すれば、最近のすべての現象が整然と理解できる。

問1. 311震災の直後に起こった世界最大級レベル7の福嶋原発事故で、なぜ、ひとりの被爆死者もでていないのか?
A: この事故そのものが、アメリカとイスラエルのマグナBSP社との合作の、ヤラセの偽装テロだったからです。
   もともと、あれも、人工地震起爆の際ののトリガーとして使われた水爆の放射能の出処のアリバイとして企画された騒動。
   目的は、やはり日本の評判の下落でありました。
   (この件に関して詳しくお知りになりたい方は、リチャード・コシミズ氏のブログ、または、僕の過去ブログの☆むーチャンネル☆内の記事を御覧ください)
   そして、動機は、またしてもアメリカ本国のための$防衛。

問2. 2012年12月16日の参院選で、なぜ、人気も人望もない、あんな自民・公明なんかが圧勝できたのか?
A: これも簡単。アメリカ本国仕込みの不正選挙専門のCIA部隊が来日して、選挙の一切を取りしきって、あえてアメリカのポチ的傀儡政権を築きたかったから---そんだけのことです。
   いうまでもないことですが、アメリカさんの大統領選がイカサマ選挙であることはいまや常識です。
   いわば、アメさんは、不正選挙の本場。
   むろん、ジャパニーズ官庁も、マスコミ軍団も、すべてはグルであります。
   それで、あんな悪夢のようにむちゃくちゃで見え見えの不正選挙が、あえて行われたというわけ。
   傀儡王のアベ総理に日本丸の舵をとらせ、日本経財を失墜させるのが最終の目的なんであって。
   じゃあ、なんのためにそんな手のこんだことをするのかといえば、やっぱり、これ、またしても$防衛のためなんですよ!

 なーるほど、いわれてみれば思いがけないほどシンプルな絵図じゃありませんか。
 僕の敬愛する哲学者の梅原猛センセイは、いかに非常識に見えようとも、あらゆる説明が合理的につけられる<仮説>こそ、もっとも真実に近似値な分析である、とおっしゃられています。
 僕は、この分析こそ、現時点でもっとも真実に近似値の<仮説>である、と思ってる。
 むろん、異論は多くあるでせう。
 でも、ここのところの我が国って、あまりにもおかしかないか? と感じているのは、たぶん、僕だけじゃないはずです。
 僕が、そのあたりの違和感をもっとも強く感じたのは、311直後の菅直人の発言のときでした。
 いくら待っても「黙祷!」というコトバがでてこない。
 僕は、ずーっとそのコトバを待ってたんですよ。
 けど、いいださない、そして、いわないままにその演説は尻切れトンボに終わっちゃった!
 なに、コイツ? マジ日本人のつもりかよ。(嫌悪と舌打ちと)
 その瞬間、僕は、彼の傀儡ぶりを理窟じゃなく肌でまざまざと実感したのでした---。

 というわけで、ひとまずここで合掌させていただきませうか---311で亡くなった無数のひとたちのために---合掌!

 民主党の暗黒政治は、いま現在、自民・公明の不正与党に引き継がれています。
 なにが暗黒かって、マスコミに存在するタブー言語の数があまりに多すぎる!
 これじゃあ、北朝鮮だよ、まさに。自由らしさなんて影もなくって。
 まずね、日本中の原発を警備してる会社があるんだけど、これ、なぜかイスラエルの会社なんですよ。
 名前をマグナBSPというんだけど、これが、どんなマスコミにも一度たりともでてこない。
 さらには、人工地震、不正選挙、これもまったく出てこない。
 本来なら、こんな阿呆なこといってる非常識なひとたちがいるんですよー、みたいなニュアンスで週刊誌がとりあげてもいいと思うのに、そんな扱いすらほとんどないの。
 おかしいよねー、超・箝口令が敷かれてますよ、それこそ戦前の大政翼賛会を上回るほど大規模な!
 ああ、あとね、1216選挙のメカニックを一手に引き受けた謎の私企業選管ムサシってのもまったく出てこない。
 おかしいよね、おかしいよねー!
 と、陽気におちゃらけたまま、今夜は投げっぱなしにこのページを閉じたく思います。
 この記事をはじめて目にした方が、僕同様に現在ニッポンの闇事情に疑問を感じ、おのずから生じたそのささやかな疑問を自分なりの感覚でそれぞれ大事に育ててくれたらなあ、と願ってやみません---お休みなさい(^.-y☆彡
 

徒然その127☆サルでも分かるアメリカ裏支配の真相世界史☆

2012-12-27 11:59:53 | ☆むーチャンネル☆
                               

 えーと、Hello、今回は師走ですし、売国奴軍団が政権を奪っちゃったりもしたんで、あんまり呑気に雑談してる余裕がありません、だもんで、なるたけシンプルに、それこそ寿司を握るように、本質だけしゃきしゃきカウンターにならべていきませう。

      Lesson1.世界には「王族」がいるのでR
 まずはこの点からきっちし理解してくださいな。
 もっとも、これは、イギリス王室だとかの具体的な王室の話ではありません、もっと広範で、普遍的な意味での本質的な「ボス」のこと。
 要するに、莫大な富と権力とを所有し、世界のあらゆる動向を支配・監視している連中のことですね。
 そういう連中が、世界のてっぺんには必ずいるんです。
 具体的にいうなら、ロックフェラーだとかロスチャイルドだとか、ああした連中のことです。
 世界の富の何割かを握る、この手の超・エリート、いわゆる巨大な金融勢力が、世界の趨勢を握っているというのは、国際政治に興味がおありの方には、もはや自明のことかと思います。
 けれども、僕がこういうと「あ。陰謀論だ」とかいってすかさず嘲ってくるお方も、まだときどきいますよねえ。
 僕は、いまどき、そんなレッテル貼りにはあんま意味なんかないと思うんですけど。
 だって、「陰謀論」ってただの形容詞で呼び名にすぎないでしょ? 「陰謀論だから事実に反している」ということには、まったくならない、要するに、あなたの意見は「陰謀が底にある御意見ですねー」といってるだけなんであって、肯定でも否定でもなんでもないの、すなわち、なんもいってないのとおンなじなんですよ。
 あえていってみるなら「思考停止」の意味なしフレーズ。
 けど、貴方のまわりの○○さんも○△さんもよくこのフレーズは多用しますよねえ。
 いわゆる「常識派」には、これ、わりと受けのいいフレーズのようです---語感のなかに、いかにも小市民的な世界観が封じこまれている風に聴こえるせいでせうか。
 ただ、このフレーズね、まったくもって非論理的なんですわ。
 
 「陰謀論だ」 → 「つまり、非常識だ」 → 「常識に反するこんな意見は、真面目に検討するに足りない」

 しかし、この流れのふたくだりめ、うん、非常識だと何故、真面目に検討するに足りないのか?
 世間が常識的なモノである、という定理は、すでにどこかで証明されていることなのでせうか?
 というか、もし世間がこのひとの思いこみに反して非常識なものであった場合、このひとの小市民的な小さな世界観ががたがたと音をたてて崩壊していくということを、このひとはご自分でどこまで把握できているのでせうか。
 急いでるから結論からさきにいっちゃいますけど、世間というのは、実は、はじめから非常識でデタラメなものなのです。
 戦争時、敵対する2勢力が、互いを陥れるための陰謀を張りめぐらせるというのは、あたりまえのことです。
 だったら、平時においても、企業同士の戦闘、企業戦士同士の競争といった名目で、さまざまな「陰謀」が練られ、使用されるというのもあたりまえのことではないですか。
 まして、一流企業の出世競争よりはるかに過酷な政治の世界において、「陰謀」が使用されないはずがない。
 むしろ、そこは「陰謀」の巣窟であるはずです。
 それなのに、その理屈を理解せず、「陰謀論」だよの一言で小市民的良識内にぬくぬくと逃げこみ、自らの心を平静に保っていこうとする、というより、自らの心の小さな安定を第一義に考え、命題が真実かどうかを考える労苦をも圧殺してしまう、この種の無考えのエゴイズムこそ---僕は、なにより糾弾したいなあ。
 「自分さえよければ」---たしかにそれは誰にでもあるエゴイズムの姿なんだけど、この自己保身本能に心のすべてを乗っとられちゃったら、それはニンゲンとしてヤバいんじゃないかなあ、と漠然と思います。
 話が飛びました。陰謀の話。世界の国々を股にかける世界権力というのは、これは、確実に存在しているんですよ。
 めったに「それ」は表に顔を見せることはありませんが、注意して見ていれば、貴方だって確実に「それ」と邂逅できます。
 
 僕的にいうなら、いつかのイラク戦争のあとの調査で、戦争の初頭の目的だった「大量破壊兵器」がイラク国内で見つからなかった、というのがありましたよね?
 「それ」を大義に戦争を吹っかけ、百万近く現地のひとを殺害したというのに、いざ戦争が終わってみれば、その肝心要の「大量破壊兵器」はどこにもなかった---これは、世界史に残すべき価値のある超・トンデモ話かと思うんですけど。
 (というより、こんなことを許しちゃイカンでせう、フツーなら。こんな国家は即解体されるべきです!)
 しかし、その後、米国への追求は、どういうわけかいつのまにかうやむやになってしまった…。
 この上記赤文字の部分に、僕は、世界権力の巨大な手腕を透かし見たような気になりました---。

 第二には、我が国の311のあの大津波映像---最初にテレビの画面でアレを見たとき、あまりにそれがアングルも構図も考え抜かれ、計算されきった映像として見えたので、その瞬間、僕は、この大津波を招いた地震が、人工のものだったと本能的に察知したのでした。
 そこには、ほとんど究極のものといってもいいくらいの、完成されきった、クリスタル状に結晶化した「邪知」の姿がありました。
 そして、それを見つけたとき、僕はまたしても思ったのです、

----ああ、これも彼等の仕事なんだ…、と。

 もっとも、僕がやや鋭いのはこういった本能的感知の部分だけで、ほかの真相追求の具体的な手法にかけてはてんで劣っているので、この311が米国仕掛けの人工地震であるという確信は、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログを訪れるまでは得られませんでしたけど。

 第三の出逢いをいうなら、それは、やっぱり今回の12.16の衆議院の不正選挙でせう。
 近年、これだけ不条理で、シュール、かつ出鱈目な出来事ってなかったんじゃないでせうか。
 いくら小心者の常識家でも、この選挙はなんかおかしいという一種の“ウサン臭さは”は、なにかしら感じていたのではないでせうか。
 これは前の記事でもある程度述べたんですけど、なにしろこの選挙、ノリがほとんど「明治」でしたから。
 ええ、あれは、ネット時代のいま、これほどの力業はなかろうって思えるくらいの力業、南米や北朝鮮でやっている「工作」みたいに強引かつ見え見えの、超・あからさまな不正でしたもんねえ。
 いまネットで続々と集まってくるこの「選挙工作のあらさがし」ほど面白いものはそうないですよ。

 その1.としては、アメブロの「衆院選ではどこに投票しましたか?」というアンケートがあります。(コシミズ氏のブログからひっぱってきました)
 これによると、未来の党がダントツ、驚きのの72%---!

                  

 でも、しかし、僕の友人知人に聴いてみると、たしかにみんな未来に入れているんですよ。
 ネットのお仲間もそう、前の職場の奴もそう、親戚、両親なんかもみーんな未来。
 なのに、このアンケート結果は、ぜんぜん実戦には反映されなかったのですよ。
 終わってみれば、自民・公明の圧勝---それこそ「ありえねー!」と苦悩の声で叫ぶよりない不条理な結果とあいなったのでした。

 その2.としては、東京の19区、開票率81.56%時点で自民松本の得票は11500票。
 その時点では民主の末松が6000票もリードしていたのに、残り20%で自民松本が9000票も得て逆転しちゃったという摩訶不思議。

 もっとも、今回の選挙では、こういった摩訶不思議話はそれこそ無数にありましたからね、いまさらここで僕なんかがいうまでもない、より詳しく知りたい方がおられたら、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログへご訪問下さい、とでもいっておきませう---。

 ただ、ここで僕がなによりいいたいのは、そうじゃない、この衆院選が不正選挙であったこと---ええ、僕はまちがいなくそうだったと確信しています---そして、この仕事の蔭に、今回も「彼等の手腕」が窺われたことですね。
 ええ、この衆院選において、選挙を仕切る選挙管理委員会や各官庁に総務省、さらにはマスコミ全般をさえ動かせるほどの巨大な権力が、またしても発動されたのだ、と読むべきなのだと思います。
 ただし、今回のは、いつになくていねいな仕事じゃないですね。
 やっつけ仕事というか、大味というか、一言でいってまあ穴だらけ、南米やコスタリカとかのまだ民度の低い国で、力づくになって強行した手荒な「不正選挙」だったような気がします。
 しかしながら、これが連中の仕事であることはほぼ間違いないでせう。
 巨大な権力が、ある日、国家や地区の枠組をこえて突然に働き、あらゆる「民意」を捻じまげ、国家の舵取りの方向をすら変えてしまうということ---。
 この強いられたカーヴはね、ええ、彼等が自分たちの仕事をやりとげたときの、なによりの証でありまた足跡なんですよ…。 

        Lesson2.うん、そこまでは分かった。んで、彼等は何者なのさ?
 うーんとね、彼等は、まず大手マスコミ、国際的大企業の数々、格好与党の上層部、官庁のトップなんかを握っています。 
 地政学でいうところの「情報」「エネルギー」「食料」---この三つを揃って所有してる。
 これだけで彼等がいかに常識はずれの超・大金持ちであることが理解できるかと思います。
 そう、彼等は、まず超大スケールのスーパー資本家なんです。
 僕がこういうと、「なに、いってんの。世界一の金持ちはビル・ゲイツじゃんか」なんていってくる無邪気な方がおられるかもしれませんが、いやいや、ビル・ゲイツ程度が世界一なんて偽世論調査といっしょの、真相隠蔽の煙幕的ガセネタですから。
 完璧な世界院政を狙っている彼等が自らの主体をあからさまにしちゃうような、そんなドジを踏むはずがない---世界的規模の最初の通信社ロイターからしてそもそもがユダヤの雄・ロスチャイルドの所有企業でしたし、世界的な石油会社の「凡て」がかのロックフェラーの所有物であることは、いまさら僕なんかがいうまでもない、万人周知の事実でせう。
 つまり、彼等は世界経済というカードを握り、さらにはアメリカの上層部と巨大な軍隊とを握り、あと、世界中のマスコミをも握っているわけ。
 ヨーロッパでは、彼等のことを「あのお方」なんて呼んでますからね。
 たしかに、これは、ちょっと凄い、書いてて思ったけど、あんま勝てそうにないですねえ…。
 彼等はたしかに「近代」の覇者でした。中世に君臨した王族-キング-の後を継ぎ、歴史を書き、政治を操り、すべてのものの上に君臨するのが彼等の仕事なんでありました。
 2度の世界大戦、それに20世紀の東西冷戦---あれを企画し、あれで大儲けしたのも彼等です。
 僕がこんな風に言うと、

----馬鹿をいうな。戦争は国際社会の矛盾が吹きだして、自然に起こる不可避の悲劇的現象だ。どんな権力者だか知らないが、個人的な意図で起こしたりとめたりできるモンじゃない…。

 と、すかさず決めつけてくるひとがいる。
 僕はこんな場合、このひとらにこう返すことにしてるんですが。

----うん、もっともな意見だ、貴方の良識的態度と見識とは僕も好きですよ…。でもね、ちょっと考えてみてくださいよ。死の銀行家ってコトバ、知ってます? 戦争ってとってもお金がかかるんですよ。たとえば軍隊を他国に派遣するとして、いったい幾らくらい銭がかかると思います? 兵隊たちの食料、服に雑貨に諸々の雑費、移動費に遊興費、さらには武器・弾薬・最新兵器のメンテナンス、さらには莫大な補給費用……もう、それはほとんど天文学的な費用といっていいんじゃないかと思います。
 億じゃないな、兆単位の価格になるんじゃないのかな、これは?
 この超・特大な費用がですよ、たまたまの国家間の偶然の衝突くらいでポポンとどっかから簡単に捻りだせると思います?
 むりに決まってるじゃあないですか。
 いいですか、偶然に起こる戦争なんて世界にはひとつもないんですよ。
 戦争は、綿密緻密に計画され、死の銀行家がGOサインをだし、それぞれの国のトップ同士を動かした上で、それで初めて開戦できるのです。
 株式市場もむろん計算づく---莫大な銭金が動くわけですから、これほどのチャンスを見逃すはずがないですよね、あのはしこい彼等が。どことどこの株を買い占めて、その上での開戦というのは、これはもはや彼等の仕事の定石ともなっています。
 えっ? じゃあ、日本のあのバブルの興隆と破綻はどうなんだって?
 いまさらなにをいってるの、彼等の仕事に決まってるじゃないですか。
 2011年の311の直前にも、東北の建設と住宅株が大量に買われていたというのは有名な話です。
 つまり、企画者がいるんですよ。
 戦争は、企画者がいて、企画書と会議とで何度も練り直され、その上ではじめて決起されるものなんです。
 会社の仕事って基本そうしたものでしょ? 戦争だってそれとおなじですよ。
 僕の話、どこかおかしいって思われますか…?

 しかし、まあ、ここまで彼等「キング」の超・権力について語っていくと、

----分かったよ、彼等がどのくらい凄いかっていうのは充分分かった。けどさあ…、だとしたら俺たち、これからどうすりゃいいのさ…? 連中の手のひらに乗っけられたまま、戦争への下り坂の道を降りてくしかないのかな…?

 といったような不安と無力感にとらわれるのが庶民的心情の必然かと思います。
 だって、話にもならない超・権力との闘いですよ。全盛期のダニー・ホッジと闘うより分がわるい。というか、はなから勝てっこないじゃないですか!

 しかしね、ひとつだけ、聴いてください---ここに希望があるんです。
 それは、無敵の存在に思えた彼等「キング」の治世が、終わりにさしかかっているという事実です。
 新聞・テレビ・雑誌---世に出まわっている雇われメディアは必死になって隠蔽してますが、彼等が長いこと君臨してきた、彼等の礎たるアメリカ・ヨーロッパの白人文明の全般が、実は、いまや破産・崩壊の危機に直面しているのです。
 表のメディアはギリシアの危機のみを声高く謳っておりますが、なんのなんの、アメリカ合衆国に迫った当面の破局にくらべれば、そんのものは屁でもありません。
 「財政の崖」なんていって本質をごまかして、あちらのメディアさんはお茶を濁したつもりでいるんでせうけど、コトの本質は崖なんて呑気なもんじゃとてもない。
 これは、正確には、「財政の超新星的破局」だとか、「財政の水爆的破裂」とか呼ぶべき現象です。 
 ええ、まえのブログ☆むーチャンネル☆の徒然111の「アメリカ金融帝国の崩壊」という記事なんかにも書きましたが、アメリカ・ヨーロッパ型の、いわゆる植民地吸いあげ型の経済モデルは、もうてんでダメ、とっくに使用期限切れになって、寿命が尽きちゃっているんです。
 戦争と投資で儲ける遊牧民型の略奪経済の時代は、もうオシマイってわけ!
 これからは、日本や中国、韓国・ロシアなんかの極東をはじめとする、いわゆるニュー大東亜経済圏が、ぐんぐんのしていくべきだし、また、そうなるのが恐らく自然の流れなんです。
 利口な彼等のことですから、そのへんの時流はちゃんとつかんでます、掴んではいるのだけど、300年以上「近代」の世界史をプロデュースし、仕切ってきた自負と傲慢とが、それをさせないでいるんです。
 うん、僕には分かりかねるんだけど、下等な黄色人種の風下にはつきたくない、とか、おバカな庶民どもと競合するなんて死んでもごめんだ、とか---まあ、大かたそんな風に思ってられるんでせう。
 馬鹿だなあ---そんなに威張るのって楽しいのかな? と僕なんかは思うんですが、まあ腹のなかはひとそれぞれですから、あえて文句はいいますまい…。
 しかし----

         Lesson3.で、これから何がどうなって、彼等「キング」と僕等のどっちが勝つのかな?
 うーん、どうなるんでせうねえ…。
 こればかりは僕にもちょっと分かりかねるんですが、まあ、はなから負けると思っていたら闘いになりませんから、一応は彼等が破産して敗れる未来を想定しちゃあいるんですけど、実際の勝算はどうですかねえ?
 ちょっと分かなないというのが正直なところかなあ。
 しかし、今回の不正選挙を見ていると、彼等の伝統の巨大な手腕は、やはり経済的基盤の不確かさを表すように以前より相当衰えて、洗練さも巧妙さも皆無の野蛮まるだしのド・力業でしたけど、まだまだ死に体にはなっていませんでしたからねえ。
 煎じつめれば、これからの未来は以下の二者択一ということになるんでせう。

----彼等の基盤たる合衆国がさきに破綻して、それにより補給の尽きた傀儡・痔公連立政権が分裂・分解して、彼等念願の日中戦争・起死回生の大儲けバブル作戦が頓挫するのがさきか? それとも、彼等の傀儡政権が第9条を改正して、尖閣イチャモン始発の日中戦争を実現して、日本の富をみーんなアメリカさまに献上しちゃうのがさきか?

 なんか、ワクワクしてきちゃいますねえ。ちびっとの怖さも、それはそれであるけれど…。
 そうだ、いまさっきちょびっといいニュースが入ってきたので、それ、ここで紹介しておきませう----これは勇気でると思うよ---こちら、ホワイトハウスのウエブサイトからの情報です。

           ◆アメリカの40以上の州が連邦政府から独立を請願していることが明らかに◆

 アメリカ合衆国はもう形骸化しています。
 
 40州が脱退、37州が地域通貨を推進。我々は合衆国を信用できない。

 ホワイトハウス・ウエブサイトをチェックすると、現在連合から脱退請願が40以上の州から出されていることが明らかになった…。

                

                   http://petitions.whitehouse.goy/petitions

 おっと。これは、ちょっと分からなくなってきたではないですか。
 日中戦争勃発前にアメリカそのものが瓦解してしまう可能性も、これは、かなり出てきましたねえ。
 しかし、こうした大事なはずの報道をまるきりしないアメポチ・マスコミどもは、もー どうしょもねえなあ…。
 (ふいに背後から「恥を知れ音頭」が流れはじめる。沖縄民謡風メロディ。手拍子。宴会の歓声に複数の酔っぱらいの掛け声も)
 その日がきたら、きっちりお仕置きしてやりませう。
 その日のために、僕も得意の右ストレートにもっと磨きをかけておきます。
 ま、その結論がでる日まで、なるたけ後悔しないよう全速力で駆けぬけるつもりではおりますが。
 じゃっかん遅くなりましたが、メリークリスマス---。
 さあ、僕等と僕等の愛する故国ニッポン丸の---明日はどっちだ…? (^.-y☆彡 

徒然その126☆12.16不正選挙と軍靴の足音☆

2012-12-20 23:55:15 | ☆むーチャンネル☆
               


 先日、2012年12月16日のあの衆議院選挙が、有権者が投票所におもむいたという規模においては、実は、戦後最大の選挙だったのではないか、という「噂」が巷に流れはじめてます---。
 ですが、これは、あえて僕なんかがいうまでもなく、実際に選挙におもむいた皆さんなら、たぶん、おのおのの肌でさんざん感じられたんではないでせうか。
 僕の所属する神奈川○区も結構凄かった。
 ほかの地区なんかは、もっと凄かったらしい。
 たとえば冒頭にアップしたフォトを御覧になってくださいな。
 これは、都内某所の写真なんですが、どーです、この投票者の異例の多さは?(注:こちらは「田中龍作ジャーナル」からの転用写真です)
 でも、僕的にいうなら、ここに並んでる善良な老若男女の心理は、手にとるように理解できますね。
 だって、2011年にあれだけの原発事故があってですよ---厳密にいうなら、イーダちゃんはあれが純粋な「事故」だとは思っていないのですが、今回は便宜上その点ははしょりませう---それなのに、原発を推進する政党にあえて投票するって、いったいどーゆーセンスしてるのよ!?
 あと、まちがいなく景気を低迷させ、家庭の台所事情を貧しくするはずのシンドイ「増税」を、どこの誰が支持するってゆーの?
 さらにはマスコミから本命扱いされている痔公連さんときたら、自衛隊を国防軍に仕立てあげ、憲法9条も改正、尖閣でもめてる中国とすぐにでも戦争をやれる体勢にもっていきまーす、みたいなクレージーなことをあいかわらずしゃあしゃあと公言しておられるし。
 このようなストレスチックな環境におかれたら、大抵の庶民の皆さんの選択肢はひとつでせう。
 恐らく、良識ある庶民の皆さんの大部分は、僕とおなじようにこのような世情に危機感をもち、唯一の希望めいた「未来の党」に投票するために選挙におもむいたのでは、と、僕は思っています。
 そして、そんな僕の予想通り、僕のまわりの友人知人のほぼすべても「未来の党」支持の投票だったはずなんですけど。
 でも、肝心の選挙結果は、ぜんぜんそんな風にはならなかったのです…。

 終わってみれば、「未来」は惨敗、対する痔民は、なんと300議席をこえる大勝利---。

----マジですか? なに、これ…?

 思わず目が点状態になりました。
 だって、周辺に痔民信者なんてひとりもいないんだもん!
 原発維持論者も、消費増税賛成論者も、TPP推進派も、僕のまわりにはまったくおりません。
 それに、戦前、僕は、ネットでロイターのオンライン調査なんかもちょこちょこ見てましたからね。
 参考までにそれ、ここに挙げておきますけど、これは、12.12時点での、ロイターの支持政党のアンケート。
 これによると、「未来の党」の支持層は結構多くて、痔民のあとの二番手のいい位置に、がっちりとつけてるのが分かります。

 民主党3874票(7%)

 痔民党17803票(34%)

 日本未来の党16893票(32%)
 
 公明党897票(2%)

 共産党2940票(6%)

 社民党219票(0%)

 みんなの党2149票(4%)

 日本維新の会6791票(13%)

 その他756票(1%)

     http://jp.reuters.com/news/globalconverage/politics より

 ところが、このネットの数字が、TV新聞等のいわゆる「表のマスコミ」のメディア側の調査によると、簡単に逆転しちゃうんですね。
 ころりと転んで、未来の党9% みたいな超低い数字がポーンとすぐついちゃう。
 そういえば選挙前、TV、雑誌、新聞が提示してくる数字は、みーんなこんな感じでしたっけね。
 痔民が高くて、未来が低いのが、すべての世論調査の基本の骨子なのでありました。
 で、実際、選挙の結果は、彼等マスコミが画いた絵図の通りに展開していって---
 僕等・ネット住民の主張は無視、もしくはスルー、というか何気に圧殺され、そして、マスコミが手広く喧伝する通りの、かつての「大政翼賛会」張りの、超右翼な政権が見事に誕生したというわけなのです。
 でもさ、実際に選ばれた面子見ちゃうと、

----すわ。超・ナチ政権誕生じゃん…。

 と咄嗟に思って、僕は、正直ぞっとしました。
 TVで速報見るのも厭になって、ヤケになって、速攻蒲団にフテ寝したんですけど、どうにも眠れやしない。
 アタマのなかが腹立たしさでいっぱいすぎて。
 そりゃあ、ある程度の不正選挙を仕掛けてくるだろうな、といった心づもりはありましたけど、まさかここまで荒唐無稽な、そこのけそこのけ国家権力ってのはいつでもこーしたもんだ! 的な荒業をこの角度からブチかましてくるとは思ってもいませんでしたから。
 けどね、連中は、今回もそれをやったんです。
 状況証拠は、いーっぱいあります---有名どころでは、そうですね、痔民新人議員の三原じゅん子さんの12.16のブログからいってみませうか。


                        


 彼女のこのブログを読みますと、選挙当日の12.16の夕には、痔民なりの出口調査情報により、痔民は危ない、勝てないかもしれないという内部情報がしきりに囁かれていたらしいことが分かります。
 それからもうひとつ---実際の選挙の数字の推移と、事前にマスコミが流していた選挙予測の数値とが、大きく隔たっていた、といったようなことまでギュ・ギューンと分かっちゃう。
 ですから、三原じゅん子さんはその情報の差違にとまどって、「マスコミが流した情報はなんだったのでしょう?」と無邪気に問いかけずにはいれなかったのでせう。
 三原じゅん子さんのとまどいは、しかし、すぐに回答可能なものなんです。

----ええ、答えはしごく単純でね---あのー、要するに、あれは、マスコミがただ紙面上で嘘ついてただけなんですよ。

 すると、貴方は、いくらか驚いたそぶりをちょっと見せながらも、その後、こういうかもしれない。

----そんなバカな…。新聞やTVがうそなんかつくわけがないよ…。新聞やTVといったら、マスコミの要じゃないか…。

 そしたら僕は、たぶん、こんな風に反撃する、

----なんで、マスコミが嘘つかないの? その決めつけの根拠は?

----だって、そんなことしたら…、世の中がめちゃめちゃになっちゃうよ…。

----めちゃめちゃ? うーん、言葉をかえすようでわるいけど、いまの世の中ってさ、はっきりいっていまのままでもじゅうぶんめちゃくちゃなんじゃないかって僕は思うんだけど。ちがうかな? だって、痔民が掲げている政策は、憲法9条改正、自衛隊を国防軍に仕立てて、ニッポンを立派な戦争ができるツオーイ国にすることなんでしょ? 増税に増税を重ね、景気を低迷させ、福祉も切り捨て、弱い者ばかりが苦しむ政策を蔓延させて…。しかも、TPP推進でしょ? あのね、TPPが推進されると、日本の健康保険制度はブッ潰されるんですよ。知ってた? 癌になっても治療なんか受けられなくなっちゃうの。そんな政策をする政党が圧勝するっていうのは、ねえ、どういうことなんだと思います? 僕は、これこそ亡国の極み、貴方のいうめちゃくちゃという言葉まんまの意味だと思うんだけど…。

----う、うん……。

----てゆーかさあ、今度のこの超・強引な、一種見え見えでもある、痔民勝たせ選挙の目的は、それはもうひとつしかないと僕は思うんだ。

----その…目的っていうのは…?

----戦争惹起…。それっきゃないっしょ。

----そのために、官民マスコミがみんなグルになって、イカサマ選挙を推進させてきたと、君はいいたいわけ? ねえ?

----その通り。まさしくそうだと思うよ。君はちがうと思うの?

----いや、たしかに安部さんは尖閣とか正規軍とかいってるけど、まさかそんな…。

----でも、そうと考えれば、全部筋は通るでしょ? なぜ、こんな危険を犯してまで、政官マスコミぐるみの大陰謀を張ったか?
 答えはひとつ、戦争惹起。僕は、来年はじめの参院選が終わったら、痔民軍団さんは、いよいよ本性を見せて、憲法改正、自衛隊の正規軍への転身、それに、徴兵制の制度をいっぺんに敷いちゃうだろうと思ってる。

----しかし、まさかそんな…。この民主主義国家のニッポンでそんな…戦争なんて……。

----ちっともバカ話じゃないよ。中国と戦争をするために徴兵制を敷きたいってさかんにいってたのは誰さ? 当の痔民党のセンセイ方じゃないか…。


                    ×          ×           ×

 あい失礼。三原じゅん子さんのブログから、話、ちょい飛びすぎちゃいましたね?
 彼女のブログを通して僕がいいたかったことは、大まかこのふたつ---

 1.マスコミの流した情報と実際の選挙の投票数とが大きく乖離していたこと。
 2.彼女が痔民不利の情報をブログに挙げたのは、ほぼ選挙の終わりぎりぎりの19:27:59だったにも関わらず、マスコミが痔民圧勝の当確情報を流しはじめたのは、そのわずか30分後の、20:00からだった点。

 いくらなんでもおかしいでしょ、これ?
 不正と闇のにおいがプンプンしてくるではないですか。
 まだ表を数えはじめてもいないというのに、どうして締めとほぼ同時に当確者が分かるのよ?
 かようのごとく、今回の選挙が公正な選挙じゃなかった、いわゆる「不正選挙」というものであった、という証拠は次々とあがってきています。
 その代表的な例をちょっとご紹介---

 1.全国の1万6千箇所で投票時間を繰りあげ、「8時までにいけばいい」と思って投票の機会を奪われた人々が大量にいた。
   なぜ、公示した時間通りに投票所をあけておかなかったのか? 彼等の選挙権は? これは、違法行為---「参政権の侵害」---にあたるのではないか?

 2.ロイターネットの投票で「未来」の優勢に困りはてた闇の権力が、真夜中に痔民票を爆弾的に増やして、超・恣意的な偽世論調査をでっちあげたこと、とか。
 
 この2は、yahoo ブログで、オホーツクの詩季さんが素晴らしい分析を加えられているので、一部、引用させていただきたいとおもいます---。

   >2012年12月14日 19時現在 自民党84345票 (54%)
   2012年12月15日 3時現在、自民党84817票 (54%) 結果1時間あたり、たったの59票
   昨日の真夜中の一時間あたり8000票は一体何だったんだ?と思いました。

   まっとうに見たら、自民の支持率は未来の党の半分以下 、自民の高支持率は、寝静まる真夜中、朝方に作られるようです。
   深夜、明け方の怪 自民党の高支持率

   ロイターの政党支持率調査、12日夜8時現在の政党支持率調査、
   未来の党が36%で一位 自民が32%で二位。
   2012年12月12日現在              
   1位 日本未来の党  36%
   2位 自民党     32%
   3位 日本維新の会  12%
   4位 民主       7%
   5位 共産党      5%

   2012年12月13日未明現在 日本未来の党は37%にあがり、自民党は32%。
   1位 日本未来の党  37% 
   2位 自民党     32%
   3位 日本維新の会  12%
   4位 民主       7%
   5位 共産党      5%

   ところが、ネットで日本未来の党がロイターで躍進している事が話題になる。すると、翌朝いきなり、自民党の得票率が、未来の党を逆転していたのである。自民党の支持率だけ、全く違う高支持の数字に摩り替わっていたのです。
   2012年12月13日朝9時にロイター政党支持率を見ると
   1位 自民党     44% 
   2位 日本未来の党  31%
   3位 日本維新の会   9%
   4位 民主       5%
   5位 共産党      4%

   何だろうと確認を取ってみる。日中2〜300の自民党の集票が深夜になると、突然2〜3時間の間に2万数千票近くあつまり、前日の得票率が32%が、朝起きたら、いきなり44%になっていたのだ。人の寝静まった真夜中に1時間あたり8千票近く集まっていたのだ。自民党の滅茶苦茶高い集票は間違いなく、機械的に行われた集票のようです。

   ●2012年12月13日 8時45分から14日19時01分にかけての不思議
   13日 8時45分
   1位 自民党  32,965票 44%
   2位 未来の党  23,594票 31%
   13日14時25分
   1位 自民党  34,034票 41%(178票/1時間あたり)
   2位 未来の党  28,726票 35%(855票/1時間あたり)

   14日0時30分
   1位 自民党  45,065票 46%(1103票/1時間あたり)
   2位 未来の党  33,313票 34%(458票/1時間あたり)

   14日3時05分
   1位 自民党  57,982票 52%(5166票/1時間あたり)
   2位 未来の党  33,602票 30%(96票/1時間あたり)

   14日6時05分
   1位 自民党  80,575票 57%(7531票/1時間あたり)
   2位 未来の党  39,470票 28%(1956票/1時間あたり)

   14日19時01分
   1位 自民党  84,345票 55%(342票/1時間あたり)
   2位 未来の党  46,880票 31%(673票/1時間あたり)
                       
         ----yahoo ブログ「オホーツクの詩季」より引用

 どうです? 新聞やTVではひとことだってこんな情報は流しませんが、どれもこれものけぞりそうなくらいキュートでキャッチーな暴露情報でせう、こいつらときたら?
 たしかに南米あたりじゃ「不正選挙」なんて年中行事ですからね。
 票いじりの大量票改竄(手動、もしくは元締めCPのソフトによったもの)、そういえば、あのNYでも大統領選の投票箱をハドソン川に投げこんだ、なんて事件がいつかありましたっけ。
 権力がその気になればなんでもできるとはいいますが、これは、ちょっと大味すぎるよなあ。
 だって、ほかはいざ知らず、「東北選挙区で未来が維新に負ける理由が一つもありません。これは絶対に不正選挙です(一歩千金さん)」ですもん。ええ、原発事故のあった土地で痔民が勝つなんてね、これはあまりにもカフカすぎ。不条理の極み。
 ま、世界的流行である「不正選挙」---その最新の流行モードが、いよいよここジャパンにも上陸した、と解釈するべきなんでせうねえ、これは。
 これらの記事にいささかなりとも刺激を受けて、もっと真相を知りたいと感じられた方には、僕は、いまのニッポンで時代の最先端をいっているにちがいない、ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログを紹介したいと思います。

       リチャード・コシミズ・ブログ richardkoshimizu's blog

 これは、凄いよ---。
 表の世界にいまだまったく登場していないという事実が、逆に彼の凄さを物語っている、と僕は思います。
 稀有の分析力と徹底的な暴露情報により、彼のブログは、すでに数千万という読者を獲得しております。はっきりいってケタがちがう。
 不正選挙というテーマを語る場合、彼のブログほど有力な情報が集まっている場所はないでせう。
 で、僕も彼のブログを訪問して知ったのですが、あの「日本未来の党」の藤島利久先生が、今回の不正選挙疑惑追求に向け、いよいよ正式に控訴する腹を決められたというのです。
 以下、先生のブログから少々抜き書きさせていただきませう---。

----…皆打ちのめされている。あの、人の良い日々淡々さんが苛立ちを隠さない… 風邪気味のせいもあるのだろう。。。彼も馴れない選挙応援でポスター貼り、ビラ配りと駆けずり回り、疲労困憊だ。
 我々は負けたのだ。
 マスコミにまけた…
 選挙結果が全てである。小選挙区で勝ち上がったのが小沢一郎元生活党代表と、亀井静香元国民新党代表だけ…惨敗だ。
 これが真実なら…全ての対策を根本から見直さなければならない。
 ただし、「不正選挙」という声が続々と届いている。
 私は、今朝、総務省に電話して早速動き始めた。 
 公職選挙法204条に基づく控訴提起から始めなければと考えています。。。
 
    ----マスコミの牙城を崩せ/一から出直し~未来の党・藤島利久   http://blog.goo.ne.jp/flatheat/e/d0ba4edb0172ca5347523fba9dfffb9fより

 氏の動画を見ると、「これから高知に帰ります」とか、「でも、追求の相手が相手だから、調査の途中で死んじゃうかもしれないな…」とか、「でも、裁判途中で私が死んじゃったら、それは、不正選挙のなによりの証拠だ、といった風に考えてください」みたいなことをしきりにいってられるんです。
 凄まじい勇気であり、根性だと思い、見ている僕は身体ごと圧倒されました。
 藤島先生をなんとか応援したく思い、こんな不慣れな政治ブログなんかいつのまにか綴りはじめていたというわけなんです。

 過去の僕のブログ☆むーチャンネル☆の記事のなかで何度もいっているように、今回の不正選挙の背後にもアメリカがいます。
 謀略の真の仕掛人は、やっぱり彼等でせう。
 工作の感触がやたら大柄で「バットマン」しているのは、そのためです。
 痔民党、各省庁、大手マスコミ、検察庁上部等は、すべて彼等の傀儡です。
 日本を武装させ、憲法9条を変え、自衛隊を軍隊にして、念願の極東戦争を惹起するのが彼等の狙い。
 そのためには、なにがなんでも今回の選挙は「勝たねばならなかった」のです。
 気をつけませう。
 そして、思いきり耳を澄ましていきませう。
 このままでいったら、僕の愛するこのニッポン国は、来年から「日中戦争」という底なしの泥沼に引きずりこまれることになる…。
 彼等の利益と儲けのために、僕等・日本国民の生命が玩具にされ、踊らされる---そのような事態は、決して招いてはいけません。

 今回の痔民圧勝劇は、どう考えてもおかしい---。
 これは、311の人工地震、そして、福嶋のあの偽装原発事故につづく、第三のテロなのではないか、と僕はいま静かに思っています…。
                                                             ----風邪の発熱と歯ぎしりの辺境国より愛をこめて.fin(-.-;>


 

徒然その114☆ソビエト連邦という名のフェイク☆

2012-07-31 23:37:56 | ☆むーチャンネル☆
                            
            はじめに:中世の教会治世による暗黒時代、神の代理人による「教会」の支配は絶対でした。
                 現代人は、それを過去の迷信と笑いますが、果たしてそうでせうか?
                 僕は、「教会」の絶対的支配は、いまだつづいていると考えている人間です。
                 むろん、中世のような「教会」の宗教的くびきは、もう効力が切れています。
                 しかし、マスコミと資本をまるごと支配する、新たなる世界権力が、過去の「教会」の役を引き継いだとしたらどうでせう?
                 世界権力というのは、ロスチャイルド、ロックフェラーなどを中核とする、巨大な金融資本勢力です。
                 彼等・マイスターたちが、あらゆる世界史における戦争、金融相場、その他の事象を操作し、誘導しているというのに、
                 彼等の存在すら認めようとしない、現代史の巨大な矛盾。
                 マスコミは、この新たなる「教会」の広報誌として、彼等の足跡を巧みに隠蔽し、世界史はすべて偶然のたまものと謳い笑います。
                 これらの策謀を曝露するため、当記事は書かれました---。              


 こんばんは、皆さん---そして、お久しぶり!---仕事の多忙さと先ごろふいに去来した南蛮渡来のエアガン熱にうかされて、ここのところブログの更新をずーっとサボりつづけていた、不肖イーダちゃんです。
 先日、みずほフィルハーモニーというアマチュアのオケをたまたま聴きにいく機会があり、前回の記事でそのときのことを批評させていただいたのですが、その日のメインデッシュに指定されていた、肝心のショスタコーヴィッチの交響曲について、イーダちゃんの批評の筆があえて的を外して大回りの外円軌道を描いて逃げた、と感じられた方もひょっとしていくらかはおられたんじゃないでせうか?
 もし、貴方が、そう感じたのなら、貴方の感性はとっても鋭敏。
 ええ、前回、イーダちゃんは、あえてショスタコの批評から逃げたのです。
 何故か---?
 音楽を超えて、そこに政治の話がどうしても介入してきちゃうからです。
 特に旧ソビエト連邦の場合、僕は、政治を抜きにして音楽だけ独立させて語ることがどうしてもできません。
 ただ、それをやっちゃうと、楽しいはずの音楽の話が、ぜんぜん楽しくない政治のダークな話題にまるごと染められちゃう。
 あのー、それだけは、僕的にやりたくなかったんですよ。
 だもんで、まあ、ああやって「オブローモフ」なんか持ちだして、ちょいとスウェイバックして逃げたりもしたんです。
 僕は、素晴らしい音楽の宵を、汚らしい政治の垢で汚したくなかったの。
 ですから、前回、あえて遠回りして避けて通った、汚らしい政治の欺瞞の話を、今回はここでひとつに独立させて、粛々と語っていきたいと思います。
 そうですね、最初から枕をとっ外して、真相をズバリいっちゃいませうか。

----僕等の認識に歴史として刷りこまれたロシア革命というのは、実は虚構である。
   あれは、世界権力が、「事件」の真犯人を闇に閉ざしておくために作画した、一種のアリバイ工作---もしくは保護色みたいなモノなのであって。
   ロマノフ王朝を葬った第一次革命、及び、レーニンらのの10月革命の真相というのは、あれはね、アシュケナージ・ユダヤの勢力によるクーデターなんです。
   かつてのロシア帝国に一度滅ばされたハザール王国の生き残りのアシュケナージ・ユダヤの面々が、彼等の長年の宿敵・ロマノフ王朝に連なる、ロシアン・エスタブリッシュメントを滅ぼすために仕掛けた、決死の全面戦争だったんですよ。それが、ロシア革命の真相。
   その結果、ユダヤ勢力が勝ち、彼等は隠然たる「世界権力」となった。
   その歴史的事実の隠蔽と歪曲のために、共産主義という思想が、煙幕としてあえて利用されたというわけ。


 と、まあ大筋は、そのような流れでせうかねえ---?
 僕がはじめてコトの大筋を知ったのは、1994年の5月に出版された、宇野正美氏の「ユダヤで解けるロシア(三交社)」という著作からでした。
 この本は、ショーゲキだったな、僕的にはとても。
 現在の宇野氏の活動については僕はまったく否定的なんですが、20世紀のドン詰まりの90年代の末期に、これほどのタブー情報を世に出してくれた功績は、偉大だった、と思います。
 サイエンス・エンターテーナーの飛鳥昭雄氏も、たしか似たようなことを発言されているのを、いつかお見掛けしました。
 いま現在、ユダヤ問題というのは、世界史の最大のタブーとなっています。(世界権力の意向により、タブー視するようにうながされている、というほうがより正確な表現なんでせうけど)
 しかし、この問題を超・しつこくつっついていかないとね、真相なんてなにひとつ掴めやしないんです。

 いいですか?---かつて、6世紀から10世紀にかけて、中央アジアに「ハザール汗国」という国家があったんです。
 これは、陰謀論じゃなくて、純然たる歴史的事実です。
 この国家は、白系の遊牧民によって設立されたものであって、位置的に、東ローマ帝国の東、イスラム帝国の北という、非常に微妙な地政学上のポイントに位置しておりました。
 では、1992年のの読売新聞の記事から、重大情報の抜粋といきますか。

----ハザールは、6世紀から10世紀にかけて中央アジアにトルコ系の遊牧民が打ちたてた王国。最盛期の8世紀頃には、アラル海から黒海の北方にかけての一帯に勢力を誇った。西の東ローマ帝国、南のイスラム帝国の狭間にあって、8世紀にはユダヤ教に改修した。この頃イティルに首都が置かれた。
 ユダヤ教への改修は、公益のために流れてきたユダヤ人の影響があったほか、国の自立を守るためキリスト教とイスラム教のに大宗教勢力から距離を置く意図もあったとされる。
 10世紀にキエフ・ロシアに攻略されたのをきっかけに崩壊に追いこまれていった…。(1992.8.25.読売新聞、夕刊の記事より)

 これは別ソースからだけど、そのハザール汗国の地図のアップです。


              

 で、この広大なハザール汗国が滅んで、膨大な難民がでたんですよ。
 その白系のハザール難民を表す言葉が、いわゆる「アシュケナージ・ユダヤ」という呼称なんです。
 彼等は、聖書でいうところの、旧イスラエルの原住民・黄色系のスファラディ・ユダヤとは、まったく関係のない、あくまで宗教上のユダヤ人でしかないんです。
 しかし、現在の世界史は、彼等・白系ユダヤの民を「ユダヤ人」として総称してる。
 そして、聖書の時代のイスラエル住民とはまったく関係のない、血縁上でもまったく無縁の、白人の、宗教的なユダヤ人が、かのパレスチナの地にイスラエルを建国して、そこに勝手に住んじゃっているんです---。
 先祖代々からその地に住んでいた、パレスチナの素朴な人々を多量にぶっ殺して、そのうえ、その土地までも奪ってね。
 この巨大な暴力と矛盾---これこそ、正義に対する明確な裏切り行為であり、かつ正しい歴史認識に対する反逆である、といえるでせう。

 そして、この巨大な歴史的フェイクの上に、現代史は築かれているんです。 

 僕は、この種の歴史的認識なしに、現代史なんて語れっこない、と思う。
 いいですか、このビターな認識なしに語られる「歴史」なんて、いくら頑張っても、しょせんフェイクの子孫たる奴隷的立場から抜けれる道理がないんです。
 だって、まったくのうそを鵜呑みにして、そのうその生地をもとに、単なる事実の羅列を無表情に棒読みしてるようなものなんですから。
 そんなのが真性の歴史であっていいわけがない。
 ハザール汗国に関する深い研究も、アシュケナージ・ユダヤとスファラディ・ユダヤのちがいに対するより広範な理解も、いまよりももっともっと必要です。
 (注:この問題に関してご興味がおありの方がいたら、僕のブログ記事☆むーチャンネル☆に貯蔵中の、徒然その55☆イエス・キリストとは誰だったのか?☆をお読みください)
 なのに、いまじゃ、ほとんど皆無じゃないですか、こうした方面への研究は。 
 ええ、アカデミズムでは、いまだそっち方面の研究はタブーとされているんですよ。
 それを研究すると、「ユダヤ人差別だ」という政治的クレームが、その研究者を、どこからか必ず狙い撃ちしてくるんですね。
 これって中世における、いわゆるガリレオの「地動説」にあたる説なんですよ。
 神が許しても、教会は決して発表者を許さないという、あの理屈です。
 ユダヤ問題ってね---知っちゃあなんねえ、いってもなんねえ---見ざる言わざる聴かざるの三位一体、現代社会における最大のタブーなんですわ。
 ベストセラー作家であった宇野正美氏も、かつてそれに言明したことによって潰されました。
 ま、でも、彼はそれなりの大物でしたから…。
 そこいくと、イーダちゃんなんかは徒手空拳の、失うものなんかなんもない単なるお気楽野郎ですからね、興のむくまま気のむくまま、現代最大のタブーについてエイヤ! と袈裟斬りにしていきたい所存です。
 今回のテーマは、はじめにもいったようにロシア---ええ、一般に浸透しているボルシェビキ革命の歴史的虚偽について、徒然なるままに、青空を流れる白い雲のように語っていきませうか---。


                    


 まず最初に爆弾ネタの開示から---左上写真の、ソビエトの独裁者、有名なヨセフ・スターリンなんですが、彼が、実は、ウィーンのエドモンド・ロスチャイルド男爵の隠し子であった、というお話…。
 ロスチャイルドは、いうまでもなく欧州の真のキングであり支配者であります。
 彼等の血族の系図を順に追っていくと、世界中の会社のほぼ4割以上が、ロスチャイルド一族の所有であることが明らかになってくる、という恐るべき真相を暴いたのが、広瀬隆氏の91年の著作「赤い盾(集英社)」でした。
 そのロスチャイルドには、実は、隠し子がわんさかいて、彼の多くの隠し子たちが、姓を変え名を変え、それぞれ政治中枢の要職に就き、欧州政治の全般を巧妙にコントロールしている---といった噂は、僕も以前より耳にしておりました。
 これ、以前から、そこかしこで囁かれてきた、欧州水面下での深海ゴシップだったのですが、この説を、このほどネットジャーナリストのリチャード・コシミズ氏が、氏の最新の自費出版の書「リチャード・コシミズの新しい歴史教科書(ISBN978-4-904801-34-5)」のなかで、正式に発表しました。
 これは、まぶたパチクリもんの、もの凄い突っこみでしたねえ!
 でもさ、いわれてみれば、左上のスターリン写真を、中央のエドモンド・ロスチャイルドのお写真と見比べてみてくださいよ。
 ねっ、どう見てもそっくりじゃないですか?
 特に目尻のあたりなぞ---遺伝子は言葉より雄弁なり、ですか。
 なーるほど、そういうことなら、ボルシェビキ革命後のレーニンの後継ぎに、どうして、どこの馬の骨とも知れない、一介のユダヤ人・スターリンがわざわざセレクトされたのか、その理由もうなずけてきますもんねえ…。
 それらはすべて、少数の血族による事実上の超・独裁政治を、そう見せないための隠蔽戦略だったのですよ。
 我が国の政治形態のコトバを使わせてもらうなら、真の支配者が雇われ傀儡の背後に隠れて謀略の糸をひく、いわゆる「院政」という形態でせうか。
 彼等・ロスチャイルド一族がやったのは、そう、まさに世界的規模での巨大な「院政」だったのです…。


                    ×          ×           ×


 アシュケナージ・ユダヤの故国「ハザール汗国」は、10世紀の末、キエフ・ロシアの攻撃により滅ぼされてしまいます。
 そのときから、彼等・アシュケナージ・ユダヤとロシアは、旧来の天敵同士とあいなったのです。

----故国の仇、いいや、民族の敵、にっくきロシアめ!

 と朝夕に東方を睨むのが、亡国のアシュケナージの民族的習慣となってから幾星霜---滅びゆく故国から財産をもって命からがらさまざまな異国に逃亡したハザールの民のなかからも、苦労の末、経済的な成功を収めることのできた、いくつかの階層がようやく現れてきました。
 ドイツで金融業をはじめ、その後全ヨーロッパを制することになったロスチャイルド一族などは、そのもっとも顕著な一例でせう。
 ロスチャイルドは、欧州各地に自らの銀行を設立し、想像を絶するような大成功を収めます。
 経済的にいうなら、彼等・一族はまさに欧州の覇者となったわけ。
 ただ、彼等は亡国のハザールの民であるから、地元に定住している王族・貴族にはどうしても頭があがらない。
 まして、当時の世相においては、金融業というのは、シェークスピアの「ヴェニスの商人」に描かれたように、卑しい賤業とされてましたから、なおのこと肩身は狭い理屈です。
 元来は、土地を持てない難民なんですから、できる職種も必然的に限られてしまう。
 ま、金融商売くらいしかできなかったわけです---しかし、それで儲ければ儲けるほど、「このユダヤ人めが!」といわれ、迫害といじめの標的になってしまうという当時の世相。
 なんでもできる豪奢な富と、それと相反する権威への愛憎まじりのアンビバレンツな感情と…。
 ロシアで周期的に巻きおこるユダヤ人への排斥運動は、特に規模の大きなものでした。
 莫大な富を得て、男爵の地位を金で買い、巨大な発言権を手にしたロスチャイルドは、あるとき、このロシアの地における同族の不遇を見かねて、ロシアの主たるロマノフ王朝に妥協案を提言します。
 
----敬愛する皇帝閣下、かのロシアの地に、私の財力でもってシベリア鉄道の路線を敷きませう。これには、莫大な労力と金銭的な負担が伴いますが、なに、その分はすべて私、ロスチャイルドが負担します。鉄道が敷ければ、ロシアは今よりももっと潤えることでせう。ただし、そのような私からもささやかな願いが閣下にひとつばかりございます。ロシアにおける我が同胞、ユダヤ人への迫害を、いますぐにやめさせてほしいのです。閣下の威光と権威で、この野蛮な運動に足掛けをしていただきたいのです。私からの願いは以上です…。

 ロマノフ王朝のニコライ2世は、このロスチャイルドの提言を快諾しました。
 そりゃあ、ロシアにとって願ってもない、うまい話ですもの、これは。
 しかし、ニコライ2世は狡猾でした。パリ・ロスチャイルドが超・莫大な富を使役して、モスクワからウラジオストックまでの長大な、ロシア念願のシベリア鉄道が敷けたあとも、彼は、ユダヤ人の排斥運動を収めようとはしませんでした。
 そう、彼は、ロスチャイルドとの約束を反古にしたのです。
 怒り心頭のロスチャイルド(ま、これは怒りますよね)。
 以来、ロシアのロマノフ王朝は、ロスチャイルド一族、及び、全世界に散った、元ハザール汗国のアシュケナージ・ユダヤ全体の怨敵となったのでした…。

(もっともらしく書きましたが、17c以前のロシア王朝成立以前には、ハザール汗国のほうがロシア建国以前のスラヴ民族を責め、苛め、奴隷にしていたりしていたそうな。だもんで、ロシアがロマノフ王朝に統一されたときは、今度はハザールのほうが滅ぼされたってことのよう。なんと、この両者は、歴史の曙からすでに敵同士の間柄と運命づけられていたんですねえ)

 で、はじまったのが、かのロシア革命だったのでありますよ---。
 えっ? 資本論のマルクスだとかトロッキーとかはどうなんだ、ですって?
 もちろん、彼等は、実在してました。
 変わり者の家庭内暴君・件・甲斐性なしの癇癪持ちマルクスが「資本論」を書いたのも事実ですし、トロッキーが実在してたのもホント、そして、革命の始祖レーニンもむろん実在しておりました。
 ただし、彼等には、強力なスポンサーがおりました。
 悪魔みたいに金持ちのスポンサー---むろん、ロスチャイルド一族のことです。
 彼が、マルクスに「資本論」を書かせ、財力でそれを出版させ、世に広め(あのカール・マルクスもむろんユダヤ人です)、レーニンをジュネーヴから封印列車に乗りこませて故国に送りこんだのです---にっくきロシアを征伐するために!
 要するに、みーんな、ロスチャイルド商店の工作員だったわけですね、マルクスもレーニンもトロッキーもスターリンも。
 もちろん、出自も人種も考えぬいた、苦渋の末の選択でありました。
 だーから、彼等は、みな、アシュユケナージ・ユダヤだったんですよ---要するに、旧ハザールの末裔ね。
 まず、ロシア革命の始祖レーニン、封印列車に乗ってやってきたレーニンからいきますか---

 レーニンの本名は、ウラジミール・イリイチ・ウリャーノフです。彼の場合、母親がユダヤ人でした。ユダヤ教では、こういうケースでは、息子もユダヤと分別されるのが常ですね。

 20世紀最大の虐殺者といわれた、かの大スターリンは---

彼は、ヨセフ・ビサリオノビッチ・ジュガシビリ---これ、もろ、アシュケナージ系の姓じゃないですか。彼が、エドモンド・ロスチャイルドの妾腹の息子であることは、すでに前述しましたよね?

 さらに、革命の立役者にして大インテリゲンチャのトロッキーは---レフ・ダヴィーダヴィッチ・ブロンシュテイン、完璧無比のハザールなり…。

 さらにはね、こうした事実をアタマに置いたまま、この資料をちとご覧になってみて---


 レーニン 最高ソビエト議長 
 トロツキー 赤軍政治委員
 スターリン 民族政治委員 
 チチェーリン 外務政治委員 ロシア人
 ジノビエフ 内務政治委員
 ウォロダルスキー 新聞宣伝政治委員
 カウフマン 国家不動産政治委員
 シュタインベルグ 法務政治委員
 シュミット 公共事業政治委員
 リリアナ 物資動員政治委員
 フェニックシュタイン 難民定着政治委員
 ウォスタノレーニン 私有家屋没収政治委員
 ラリン 最高経済委員会議長
 クコルスキー 通商政治委員
 スピッツベルグ 文化政治委員
 ラドミルスキー 選挙管理政治委員
 ルナチャルスキー 教育政治委員 ロシア人
 シマスコ 保健政治委員
 プロトジアン 農業政治委員 アルメニア人

 これ、1917年に10月革命に成功したレーニンが、ソビエト政府の閣僚を指名したときの内訳なんだけど、なんと、19名中16名がハザール人! 当時のロシアの人口比率において、ユダヤ人の数は全体の5パーセントにも満たないにもかかわらず---。
 こりゃあ、誰がどう見ても、ロシア人のための政府なんかじゃないですよね?
 だって、肝心要のロシア国民の閣僚がふたりしかいないわけなんだから。
 こんなんで、ロシア人のための善政なんて敷けるわけないでしょ?
 実際、ソビエト政府は、ロシア人のための善政なんて行いませんでした。
 善政の代わりに彼等が行ったのは、独裁であり、ロシアの民の粛清でした。
 1930年代から権力を握った、ロスチャイルドの隠し子、ヨセフ・スターリンは、国中に密告を奨励し、両親を密告した少年を全国民のまえで表彰するようなクレージーな治世を行い、党が「思想的に誤っている」というレッテルを張ったロシア人を、次々と粛清していきました。
 その規模はぶっちぎりの世界一です---スターリンの統治した30年に及ぶ期間に、粛清され虐殺されたロシア人の数は、2000万とも5000万ともいわれています。
 異常すぎる---チンギス・ハーンの殺戮すら超えていると思われる、世紀のジェノサイドが、かの地・ロシアにおいて行われていたのです。
 これが、革命でせうかねえ?
 うんにゃ、どうにもちがうわなあ---これは、イタリアン・マフィアなんかがいうところの、リベンジでせう---当てはまりそうな正確な言葉をあえて見つくろうのなら。
 彼等、政府のトップは、自分たちがロシアという国の舵をとっている自覚は、まるきりありませんでした。
 むろん、そのはずです---彼等は、欧州のロスチャイルド商会の意向通りに、彼等の「旧ハザール汗国」を復活させたつもりでいただけなんですから…。
 その証拠に、スターリンの片腕と呼ばれたユダヤ人の補佐官、カガノヴィッチ(上段いちばん右手の写真)のお顔をご覧になってくださいな。
 彼・ラーザリ・カガノヴィッチは、旧ハザール王国の皇帝の血を引く人物なんですよ、実は。
 カガノヴィッチの古い姓は、カガン、これはハザールの言葉で皇帝の意味なんです。
 ソビエト政府は、彼等・新生政府の権威づけのために、旧ハザール国の直系の王族を、わざわざひっぱりだしてきたのです。
 もー 超・勝ち誇っているじゃあないですか?
 このソビエトで行われた、前人未到の虐殺の嵐を、後世の学者なんかは「思想の危険」だとか「純粋理論にひとが洗脳された場合の恐ろしさ」だとかいって分析していましたけど、どれも真っ赤なうそっぱちです。
 騙されちゃいいけません---思想は、この「ハザール・クーデター」の下手人を見えにくくするための煙幕であり、アリバイなんですよ。
 たとえ名探偵に真犯人を追求されても、その推理の矛先が、「思想」という無生物の壁でビタ止めできるような策略というか画策---せいぜいがそのような存在でしかないんです。
 マルクスの頭のなかで咲きほこった空想のユートピアは、現実の世界において、このように利用され、これ以上はないというくらいの、現世の地獄を現出するのに手を貸したのでした…。

 嗚呼、クラクラするくらい、ずる賢くて、陰鬱極まりない、淫靡なタクティスですねえ、こいつは!(X0X)/

 ただ、いまのロシアはちがいます。
 いまのロシアは、プーチンという優れたトップを筆頭に、長かった「ハザール人のくびき」から脱し、遅々とした歩みですが、「ロシア人のロシア人によるロシア人のための政治」を確実に実現しつつあります。
 凄い、プーチン・ロシアは立派です。
 我が国もいよいよしゃっきりして、「ロスチャイルド及びロックフェラーの糸引くハザールのくびき」から抜けないと、そのうちロシアみたいなことになっちゃうゾ、と警告して、長くなりすぎた当記事の締めとしませうか。

 読み通してくれてありがとう、イーダちゃんによるロシア史の真相報告は、以上です---。(^.^;>
 


 

 
 
 
 
 



 
 

徒然その111☆アメリカ金融帝国の沈没☆

2012-06-26 12:06:29 | ☆むーチャンネル☆
               
                         上図:Pictures from New Jarsey's Homeless “Tennt City”

 アメリカが、いよいよヤバイです---。
 というのは、80年代からつづくイーダちゃんの持論だったのですが、今回のはとうとう年貢の納めどきってのが到来したんだなって感じです。
 アメリカの危うさについては、 僕は、このブログの、徒然その77☆世界$体勢の終焉☆というコーナーでもちょいと触れてます。
 あれは、2011年の8月の記事だったと思う。
 そのとき、僕は、アメリカ$は、秋までに50円代になるだろうと予測し、その予測は見事なまでに外れました。
 でも、やっぱり、$は、持ちなおしたわけじゃなかったのです。
 僕の予測よりだいぶ遅くなりはしましたが、合衆国の終焉は、やはり、やってきました---というか、とうとうやってきちゃった…。
 向こうで暮らしていた僕の友人も次々と帰国してきています。そのうちの誰もが口をひらけば、向こうはもうアカン、とため息まじりにいうのです。
 僕がこんな風にいうと、目を怒らせて、

----物騒な与太話をいうんじゃない。TVも新聞もそんな報道一向にしていないじゃないか。

 と憤慨される方もおられるかもしれない。
 なるほどね、与太話はたしかにイカンです、僕もそう思う。
 しかしね、このデータをちょっとご覧になってくださいよ---
 
     ◆全労働人口1億5千万人中、なんと1億人が失業者!
      半年以上就業していない総数=640万人
      就業を諦めた失業者数=8650万人
      ホームレスとなり、フードスタンプの受給で食いつなぎながら、テント村で暮らす人々=4400万人

 は? どこの破産国の事態よ、これは? あっ、もしかしてギリシャの話なの?---とか思うでしょ?
 でも、残念、ちがってる---これは、なんと、現代アメリカ最新のデータなんだなあ。
 ええ、ヨーロッパのユーロ没落なんかよりはるかに危険で恐ろしい、笑っちゃうようなこんな悪夢事態が、いま、全米で着々と進行中なんですわ、実は。
 Game is over! 残念ながら、これ見ると、合衆国は、もう終わっちゃった国としかいいようがないですね。
 僕だってそんなことは決していいたくはないのだけど、この数字を見たら、そういうしかない。
 これは、もはや隠蔽のしようのない明確な破滅であり、壊滅的な経済崩壊であり、国家としての徹底的な終焉です。
 いっとくけど、これは、超・大変な事態なんですよ、皆さん!
 なのに、これほどの事態が、一向に日本では知られていません。
 真面目に調査すれば、誰でもすぐ入手可能なこれらのデーターが、一向に日本人の目には触れてこない。
 気味、わるくありません? ええ、ミステリーですよ、これは。
 単刀直入にいうなら、この破滅的事態が、国民の目に触れないのには、理由があります。
 それは、マスコミがまったくこの件に関しての報道をしないからです。
 なぜ、しないのか?
 これも答えは超簡単---我々国民にそれを知られちゃ困るからです。

 要するに、国家ぐるみの隠蔽ですね。
 ええ、こういう情報管理を、一般的に報道管制と称します。
 北朝鮮なんかでよく行われれているやつ、それが、いま現在の日本でも行われているわけです。
 そう、建前上では、ここ日本は民主国家ですから、そういうことは行われないことになっています。
 しかし、実際の現実面では、日本は、まだ、アメリカNYの金融勢力に媚びへつらいつづける、誇りのない、ぺらっぺらの植民地国家ですから。
 自由な報道なんて、要するにいまだ絵空事だってことですよ---そんだけ。
 いいですか、力関係の熱伝導は、むかしっから以下の道筋通りとなっているんです---。

 合衆国金融勢力(FRB)→六本木米国大使館→日本与党最頂部→各省庁及びマスコミ機関最頂部(主にDENTUとかね)→一般の下々の日本人へ

 ジャパニーズ・マスコミ全般は、あえて私見でいわせてもらうなら、アメリカ政府直属の情報部隊って役割かなあ。
 真に日本の国益になるような情報は、このラインには決して乗りませぬ。
 というか、その種の危険情報は、国民の目にふれるまえに、すっかり骨抜きにされるか、あるいは、視点をズラして米国有利なかたちに書きかえられた上、そのまままミスリード情報として、日本国中に垂れ流されちゃうかのどっちかですね。
 あのー、一部サラリーマンが重視してる、あの日軽さんなんて特にダメダメですから。
 アレが乗っけてるのは、あくまで相対的な株の浮き沈みの数字だけであって。
 なんのため、誰のために株の取引が行われ、その結果誰が得をし、誰が損をするのか---その肝心要の点がまったく書けてない。
 もっとも、アレは、わざわざそっちの視点を欠落させて書いているんですけど。
 戦争に喩えるなら、部隊数、迫撃砲、重火器、戦車隊、兵隊の総数だけはきちんとチェック済みなんだけど、いちばん大事な相手部隊の戦闘戦略に関してまったく研究してない、みたいな感じかな。
 これ、考えてみれば、片手落ちどころの話じゃないでせう?
 NYの彼等・金融の王様たちにとって、日本はいまだエキゾチックな、劣った植民地のままなんですねえ。
 大人しく働いて自分たちに貢いでくれる、日本人の大多数は、盲いたままにしておくのが彼らにとっての得策なんです。
 だから、上層部に金を撒き撒きして、いまのいままで戦後ニッポンを上手にコントロールしつづけてきたというわけなんです。

 ところが、彼等のそんな王国に翳りが生じてきたんですね---それが、90年代はじめのころ。
 世界の工場として「あえて発展させてきてやった」アジアの各国が、それまでの地道な努力の甲斐もあって、どんどん経済的な底力をつけてきたんですね。
 戦後、彼等が巧みに構築してきた、しごく狡猾で便利な租庸調ジステム---いままではそれに楽して乗っかっていれば、そのままで鼻歌まじりに喰っていけたんですよ---国民の3人に1人が公務員、夕5時には一家の長も帰ってきて、庭で長男とサッカー、なんて生活があたりまえのようだった、かつてのあのギリシアみたいにね。
 でも、そのようなおためごかしが、だんだん続かないようになってきた。
 ええ、物の生産の拠点が、本当にアジアのほうに移りはじめてきたからです。
 実際の経済学でも、第三次産業である情報産業が、第一次、第二次の産業を上回ったら、その国は衰退する、といわれています。
 それと同様のことが、世界的潮流で起こりはじめてきたんですね、いよいよ。
 やりたい放題のキリギリスのもとにも冬が巡ってきたのです。
 それが、欧米チームの没落という現象でした---。
 けど、物の道理として、それは、どうしたってそうなるよ。
 喩えば、親譲りの工場の経営を任された若旦那が、株式相場と女遊びに急にのめりこんだとしたら、貴方、どう思います?
 もう、この工場は終わりだ、と、そう思うでせう?
 誰だってそう思いますって。
 そして、その予想通りに没落しはじめたのが、現在の欧米の若旦那衆だったということなんじゃないでせうか---。

 ただ、そんな若旦那衆にもそれなりの意地があるようなのよ。
 ここ、300年あまり地球の歴史を切りまわしてきた意地とプライド---あとは、自分たち白人が、マイスター人類として選ばれた種族であるっていう、根拠のない選民意識っていうやつですか?
 もともと彼等、スファラディ・ユダヤのロスチャイルドは、麻薬と戦争を糧に大きくなってきた大財閥でしたし、その点に関しちゃ、現代の石油王ロックフェラーの系列も同様---ロックフェラーが、石油を本業とするまで、頼りにしていた基幹産業というのは、やっぱり麻薬と戦争でしたから---。
 要するに、ぶっちゃけていうなら、現・地球のマイスターっていうのは、総じて暴力団なわけなんですよ。
 連中ときたら、遊んで、威張って、いい女抱いて、いい物喰って、あくまで贅沢三昧の生活を維持していきたいらしいの。
 そのために、各地に紛争を起こさなくちゃいけないわけなんです---自分たちの安楽と贅沢暮らしを守るためにね。
 19世紀の植民地時代だったら、未開の国の人々をいくら殺しても歯牙にもかけなかったけど、20世紀、21世紀と時代も変わっていくと、それまで発展途上国と呼ばれていた国々も次々と力をつけてきて、彼等・マイスターの思惑通りというわけにもいかなくなってきた。
 たとえマイスター自身が手を下したものであっても、理不尽な暴虐は、だんだんと非難されるようになってきたんですよ。
 さあ、困った、あんな連中にたえずネチネチ攻撃されちゃあ、たまったもんじゃない…。
 そこで、彼等・金融マイスターが発明したのが、下手人探査妨害装置というものでした。
 これを使用すれば、誰も、戦争の本当の仕掛人が誰なのか、分からなくなるの。
 そのために必要だったのが、情報と軍と金融の支配でした。
 支配のために、金融マイスターたちが最大限に利用したのが、当時開発されたばかりのTV放送でした。
 TVのもっている桁外れの情報拡散力に最初に目をつけたんですね、彼等は。
 その先陣を切ったのは、ナチスでした。
 ええ、ドイツ・ヒトラーのあのナチスが、まずこのメディアによる国民扇動のこの手法を実践し、アメリカのプッシュ家---ここでいきなりプッシュ家がでてきて驚かれましたか? ええ、これは、むろん、一族のなかから大統領を二人もだした、あの有名なプッシュ一族のことです---が、それらの体勢の最大のスポンサーとなって、第二次大戦中ずっと背後からナチスの体制を擁護しつづけてきたのです。
 つまり、情報操作という、決して一般学者の研究題材になりえない、この種の危険極まりない実戦的な学問体系を、現場でいちはやく活用しだしたのは、ドイツのあのナチスであったのですよ。
 そして、戦後、ナチスのこの遺産を受継いだのは、ナチスの最大のスポンサーであったプッシュ家のいる、いわゆるあの合衆国であったということを、ここで、ぜひご記憶ください。
 ローマ末期に活用された衆愚政治「パンとサーカス」の現代版は、このときはじまったのです。
 しかも、「表向き民主主義・一皮剥けばナチズムの戦争屋」という政治のこの本質は、以降、アメリカを中心にして、世界中に波及していくのです。
 復興ニッポンなんかは、いちばんこの「パンとサーカス」攻撃を喰らった国なんじゃないですかねえ。
 僕は、日本のTVっていうのは、本家アメリカよりもっと「パンとサーカス」してる、と思ってます。
 むかしっから大嫌いだった。
 いまじゃ、もうほとんど憎んでますね。
 隠蔽と扇動、あとは刹那的なお笑いかバラエティーの、忍法マシュマロ目くらまし…。
 なぜ、戦争は終わらないのか? なんて中学のころは自問してましたけど、よく考えれば当然の助動詞なんですよね。
 いま現在の世界のトップが、戦争屋で、かつ、死の金融屋なんですから。
 これじゃあ、終わるわけないですよね、どう考えてみても。
 これは、胸糞のわるくなるような裏歴史の一例ですが、残念ながら、すべて史実です…。

 いいですか、TV、新聞のメディア生誕の背後には、すべからくこのような裏があったんですよ。
 でも、冷静に考えれば、誰にでも分かること---物事には、必ず裏があるものなんですから。
 民主政治というのはいい理念だと思うし、僕も賛成ですが、その理想がいま現在現実に実行されているか、という疑問は、大いに考えてみる必要がある、と思っています。
 TV、新聞の発信する情報には、いちいち疑問符をつけて、監視しながら見ていかないと危険です。
 でもさ、僕にいわせるなら、TV、新聞が、無料で僕等・国民に、すべての真実情報を提示してくれるって安易な発想のほうが、むしろおかしいと思う。
 なわけないじゃないですか---TVをつけるだけで、世の中のすべてのことがすぐ知れちゃう、なんて。

 そんな考えは、国家と現実に対する幼児的な「よりかかり」であり「甘え」でしかないんじゃないかな。
 現実っていうのは、いつでも幼児の夢よりビターだし、残酷な顔をしてるものです。
 ましてやそれが世界政治なら、いわずもなが…。真相攪乱のためのミスリード情報がてんこ盛りにされている、と吟味・警戒しつつ受け入れる態度が、最初の前提でせう。
 でないと、いつかきた道---いつのまにか右翼化した政府(もちろん、その背後には金融マイスターたちの思惑と懇切な指導とがあることはいうまでもありません)に引きずられ、あれよあれよというまに日本が戦争参加、みたな事態になりかねません。
 気をつけませう、アメリカでがすでに中産階級が崩壊し、そのうちの大部分がホームレスになり、難民キャンプみたいなテント村が全米のあちこちにぽこぽこと群生しはじめています。
 これは、他人事じゃない、彼等のテント村は、下手すると僕等のすぐさきの未来です。
 そんな自戒と同情の念をこめて、ニュー・ジャージーのテント村のフォトを、もう2枚ほど、ここで紹介しておきませうか。


          
 
 このフォトは、AMERICA TODAY という記事からの転載ですけど、いちばん恐ろしいのは、これほどの重要情報を日本のマスコミはおろか、アメリカ本国の主要メディアもほとんど報じていない、という事実です。
 皆さん、かの大政翼賛会以来の報道管制が、いまやここまで迫ってきているのです。
 いわゆる焦眉の急というやつですか---火は、もう僕等の眉まで焦がしているのですよ
 僕は、かつての大戦時より徹底した報道管制が、いまのニッポンを覆っている、と思っています。
 ここで、いままでの僕の主張の大まかな論旨を、箇条書きにして示しておきませう。

 その1◆あの911は、戦争を惹起して、自分たちの商売を再開するために、世界金融マイスターたちが企画した inside job である。
 その2◆先日起きた311も、彼等・金融マイスターたちが旧式の人工地震兵器を使って起こした、一種のテロである。
     目的は、日本の円の価値を下げ、それの相対的効果としての総括的な$浮上---つまりは$防衛。
     実際、アレのあと、$は、なんとか持ちなおしたようにも見えました。
 その3◆311につづけて起こった、あの福嶋原発事故も、311同様のフェイクであり、やらせの情報テロである。
     だいたい、本物の原発事故だったら、僕等はもう東京なんかに住んでいられっこない。
     フェイクであるいちばんの証拠は、ソレですね。
     あと、レベル7の放射能事故のはずなのに、死者がゼロというのは---いくらなんでもありえんでしょう、コレは。
     さらには、日本の原発のすべての管理会社であるイスラエルの警備会社「マグナBSP」が、いまだ官報にも、マスコミの文面にも一向に登場してこない点。
     これが隠蔽でなくてなに? もう、突っこみどころ満載の、うそうそ機関車ですよね、これは。


 はあ…。あまりにも長くなって、疲れてもきたんで、そろそろエンディング・テーマに入らしていただきますね。
 とびっきりの情報---戦争惹起における、彼等の宗教利用の常套手口。
 えーと、彼等はあこぎな手段で稼いだ巨額のマネーで、敵国のトップを買収し、自分たちの望んだときに、自由自在に戦争ビジネスをやれるようにもくろんだわけですけど。
 ただ、戦争には、いわゆるきっかけというやつが必要ですよね。
 考えたあげく、彼等は、自分たちがスポンサーとなった架空の新興宗教をでっちあげ、その教祖と信者らに、その敵国内において騒乱を起こさせるという手法を編みだしたんです。
 糸をたぐっている自分たちは裏に隠れて、あくまで彼等・新興宗教サイドを下手人として、犯人役をしょわせる算段でした。
 で、彼等の巻きおこした騒乱に乗じて、自国の軍隊も上陸させ、どさくさまぎれの乱入暴力でもって自分たちの目的を達してしまおうという、この狡猾無比な悪魔的ストーリー・テリングを見よ! 
 彼等がこの手法を発明したのがいつなのかは明言できませんが、僕は、中国の「黄巾の乱」とか「太平天国の乱」なんかは、まちがいなく彼等の仕込みだったと思っています。
 だって、パターンが、モロ金融資本的スタンスですもん。
 あの新興宗教派閥が巻きおこした騒乱に応じて上陸した英国の軍隊のおかげで、中国は結局、なすすべもなく、いいようにやられてしまった。
 さて、推理小説の犯人当て原理を、ここで実地に応用してみませうか。
 事件によりいちばんの得をした人間---それがすなわち事件の真犯人である、というあのテーゼ。
 では、試算してみませう、あの戦争でいちばん得をしたのは、いったい誰か?
 いうまでもなく英国でせう。
 しかし、その国家の影に隠れて、政府よりさらに大儲けした、とある財閥がありました。
 それが、かのロスチャイルド一族でした---。
 自分たちの指導する新興宗教に騒乱を起こさせて、それを口実に自分たちの「正義の」戦争を行使して、皆殺し---そして、大儲け! というのが、ロスチャイルド財閥の、ナポレオン以来の伝統的戦略でした。
 このお家芸は、ロスチャイルド後続の財閥、ロックフェラー一族が、いまも引き継いでいますよね。
 そういうと素早くこう切り返してくる、こんなひともたまにはいる。

----なーるほど、利口な手口だな…。おろ? するとさあ、いま思いついたんだけど、日本のオームなんていうのも、そのロスチャイルドの騒乱惹起の例の伝統作戦、スケープゴードにされる新興宗教集団っていうのに、ちょっとばかり似ているんでないのかな?

 なんてこというんです、いうにことかいてなんてこと---。
 たしかに狙いとしてはいいと思いますよ、あなたの視点はなかなかに鋭いとも思う。
 しかし、あのオームが外国勢力の操り人形であり、かつ一種の傀儡でもあって、その背後に潜んでいる、真の敵対勢力は、アメリカNYにいる世界金融勢力のロックフェラーである、なんてクレージーなこと、ねえ、僕はまったくいってませんから。
 いいですか、ひとっこともいってませんからねっ---!

 ただ、ここのところの、あまりにもひとを馬鹿にした、オーム犯人たちの超・電撃逮捕騒動---こうまで壮大な茶番劇を毎日毎日こうも見せつけられちゃうとね---そんなことでもいいたくなるよってなモンじゃないですか。
 ま、このような僕の雑文をどう解釈しようと、それは、貴方のご自由です。
 笑ってもいいし、すかしてもいいし、すかしっ屁でもして、すぐさま忘れちゃってもそれでいい。
 ただ、少しでも、僕のこの雑文に興味を覚えるようなことがあったら、僕のブログ・むーちゃんねるというジャンルの、徒然その61から65にかけての記事をご参照ください。
 ほかにも、徒然その77と100で、「世界$体制の終焉」「人工地震プロジェクトを再考する」なんてのをやってますので、ご興味がありましたら訪問あれ。
 ついでに紹介しておきますと、ブックマークで僕がセレクトしておいた、

    リチャード・コシミズ・ブログ

 こちら、いまやアクセス数数千万を超える、超・怪物ブログとなっておりまして、必見です。
 
 さて、アメリカ指導の消費税増税案が、これからどっちに転ぶのか。
 アメリカの一の子分・ノダッチぷらすマスコミ軍団が、子分としての本懐を遂げるのか?
 それとも、日本は、小沢さん指導のもと、正常な国としてのスタンスにとどまりつづけていられるのか?
 まさに正念場、ジャパニーズ・ハルマゲドンってやつですよね、これは---。
 
 幸い、今日はよく晴れた、梅雨のあいまの晴天日です。
 さて、これからジョギングにでもいって、コトの進展具合をひとつじっくり見守るとするか---と、洗いざらしのトレーニング・ウェアにおもむろに手をかける、まだ4分の3は寝ぼすけアタマのイーダちゃんなのでありました…。(^o^;>
 

 
 

徒然その100☆311人工地震プロジェクトを再考する<マスコミの役割>☆

2012-03-19 20:53:04 | ☆むーチャンネル☆
                           


 さて、みなさん、こんにちは。
 腰痛治療から職場復帰を果たしたばかりのイーダちゃんです。
 今回はひさびさ、僕の嫌いな政治のページです。
 僕、基本的に争いごとは嫌いでして、できれば論争なんかも避けたいタイプなんですが、21世紀に生きる現代ニッポン人として、どうしてもいわなくちゃいけないことっていうのはやっぱりある気がするんです。
 ですから、今回はひととしての義務のために、コレ、あえて書いてます。あと、我々自身の未来のためにもね。
 政治系が嫌いなひとは、うん、もう読まずにとっととほかいっちゃってくださいな。
 自らの洞窟内ぬくぬく世界に安住していたいひとも、こんなヨタ話につきあうことはない、さあさ、どっかほかの、もっと楽しい娯楽へ、プリーズGO!
 なぜって、いまから話そうと思っているのは、とってもビターな現実の、幾重にも練られた幻惑・ポリティック魔術のお話なんですから。

 じゃあ、まずは礼儀として、この論のことはじめというか、定義というか、いま現在の僕の立ち位置の表明からいきますか。
 僕は、去年---2011年に起こった311の地震が、米国発の人工地震であったと考えている人間です。
 そのあたりの言説は、去年の4~5月にかけて投稿した、僕のブログの☆むーちゃんねる☆というジャンルの、徒然その61から65までの記事のなかにだいたいは収めつくしたつもりなんで、興味のある方はそちらのほうをご参照ください。
 1年前の、まだ地震がきたばかりのころのページなんで、情報ソースがいささか古びてはいるんですが、いってることの本質はいまと同様まったく変質していないように思います。
 とりわけ徒然その65☆福嶋原発20Km圏内の旅☆においては、実際にガイガーカウンターを片手に、原発事故さなかの福嶋原発近郊4Kmの大熊町を知人と訪れ、無人の町の様子をカメラに収めてもきました。
 それらの行動と考察によって判明したこと---

◆311地震は、1944年米軍の開発した人工地震技術「プロジェクトシール」から進化した、最先端のテクノロジーによって引きおこされた、計画的かつ戦略的な人工地震である。
(地震兵器の存在の有無については、ここでは問題外とさせていただきます。「それ」が存在するのは、もはや国際政治上の常識ですから。これ以上詳しく知りたい方には、参考文献として 「3.11同時多発人工地震テロ」リチャード・コシミズ著書 ISBNコード 978-4-904801-26-0 1916円+税・自費出版本 を推薦しておきます)

◆つづいて起こった福嶋原発の「事故」も、国家と米国とが組んで演じた空前の茶番であり、巨大な詐欺である。別のいいかたを選ぶなら、偽装事故。レベル7クラスのメルトダウンは起こっていず、その結果としてのレベル7クラスの放射能拡散も当然起こってはいない。それが起こったということで巻きおこせるパニックやら経済的困難のほうが、むしろ当初からの目的だったのではないのか。すなわち、この「事故」は、マスコミと国家と当のF原発が三つ巴になって惹起した、一種の情報テロであるといえる。

 このように書くとすぐさま、

----なにいってんの、あんた、アタマおかしいんじゃない? TVとか新聞、見てないの?

 とかいってくる輩はいつでもいるんですが、こういう連中には次のような呪文返しを投げかえしてやりませう。

----いえいえ、そういうアナタのほうがどうみてもおかしいですって。どうして、あそこまで非科学的かつ幼児的なホラを巻き散らすマスコミなんかが信用できるの? 連中、商売なのよ。事実の検証よりスポンサーの顔色窺いのほうが大事な人種よ。前の大戦のときもどれだけ多くの大本営発表を乱発し、国民の多くを死地に追いやってきたことか。しかも、戦後、戦争責任を追及されて解体されたわけじゃない。LHKなんて戦前からそのまんまの体勢維持よ。そんな利権と権力まみれの薄汚れた放送局、信用できるわけがないじゃない!

----じゃあ、あなたはTVや新聞がうそをついてるっていうんだね。なんて非常識な…。

----非常識って…非常識なのは、むしろあなたのほうだと思うけど。マスコミの仕事は事実の報道---というのはいわゆる表向けの建前であってさ、彼等って結局のところはいつの世も権力サイドの犬なんだよね。第二次大戦のときの大本営発表もそうだったじゃない? 時の権威者の好むニュースを流し、権威者の意向におもねるのが連中の仕事なの。あるときは庶民の側に立ったようなそぶりを見せるときもあるけれど、まあ、そんなのは一時的な人気取りのポーズでしかなくて、本質的には完璧強者の太鼓持ちだよね。前の預金封鎖のときのことを考えてみても、情報の統制はしっかり行われていたし、マスコミが弱者の側に立ったなんてことは、かつて一度もなかったんじゃないのかな? 

----なら民主主義は? 君の見解でいえばこれも幻想かい?

----幻想じゃなくて…それは、あくまで理想なんじゃないのかな? 僕等がまだ実現できてない、弱者の声が政治の中枢に届くような、ある意味理想のシステム…。むろん、まだ発展途上で、僕等はまだそれにぜんぜん手がとどいていないけど…。

----なら、いま現在の民主主義は…? どう読むのさ?

----いまの世は…とても民主主義なんて呼べる世じゃないだろう。庶民の9割は戦争を望んでいないのに、必ず世界のどこかでは戦争が行われているこの事実。なぜ? 戦争を望む勢力がいつでもいるからさ。戦争はとても儲かる商売だからね。彼等「戦争の親玉」が、NYウォ-ル街の金融勢力なんだ。うん、彼等、死の商人ならぬ「死の銀行家」が、ほかならぬいまの世界のマスターなんだよ。彼等が戦争を企画し、各国政府に働きかけ、戦争の火種を巻く。で、彼等の指示にあわせ、下部組織たるマスコミは、彼等の意図する風評をこれでもかと煽りたて、おとなしい羊たる国民を惑わし、一定の場所に追いこむわけだ…。

----君は、311の地震もそうだったといいたいのか?

----いいたいのかじゃなくて、声を枯らしてそういってるんだよ。だって、最近判明したこの事実をよく見てごらんよ…。

●福島原発沖で千倍のセシウム 昨年6月、米研究所調査
2012年02月22日 11:51
http://www.chibanippo.co.jp/c/newspack/20120222/69613

【ワシントン共同】昨年6月に東京電力福島第1原発沖を調査した米ウッズホール海洋学研究所のチームは21日、事故前に比べて最大で約千倍の濃度のセシウム137を海水から検出したと、米ユタ州で開かれた海洋科学に関する会議で発表した。AP通信が報じた。

同研究所によると、70~100キロ沖が最も濃度が高く、汚染は約600キロ沖まで及んでいた。人の健康や海洋生物にすぐに影響するレベルではないとしている。

チームは原発から東方に約30~600キロ離れた太平洋で海水や魚、微生物を調査。採取した海水には事故前に比べ10~千倍高いレベルのセシウムが含まれていた。

----ねっ、どうよ、これ? なんで、事故を起こした原発より海洋側のほうがセシウム値が1000倍も高いのか? 答えはひとつ。海の底で水爆を破裂させたからに決まってるじゃない。この海底核爆発が、最新の地震兵器のトリガーなのよ。これで311の地震を、ウォ-ル街の金融勢力が惹起したわけ。福嶋原発で事故が起こったことにしたのは、この地震兵器により生まれた放射能のアリバイ付けのため。そのために放射能の生まれる「原発事故」が必要だったのね。ま、でも、1000倍のセシウムじゃねえ、もうこれじゃあ福嶋原発事故にすべての責任をなすりつけるのも矛盾すぎてて辛いわなあ…。

----……。

----まだある。2012年3月15日にNHKで再放送された、サイエンスZEROのこの抜粋を読んでちょ。ちなみにこれ、311地震についての解説です。

 …大きな地震波の発生源は3箇所。最初に発生したのは宮城県沖です。そのおよそ30秒後2箇所目で地震波が発生。更におよそ30秒後茨城県南部の沖あいで地震が発生しました。大崎市を襲った2度目の揺れは宮城県沖の二つの地震波に対応します。一方、茂木町の揺れは3回目の地震波の影響によるものでした。複数の地震波が間隔をおいて到達することで長く激しい揺れが襲いかかった東日本大震災……。

 異なる3点を30秒置きに律儀に見舞うような、そんな器用すぎる自然地震なんてあるわけないじゃない?
 要するに、これも、人工地震の確たる証拠物件の新たなひとつとしてカウントされるわけ---ま、これだけじゃない、ほかにも人工地震の状況証拠はぞくぞくと見つかってきてる。いまのところ、表のマスコミは権力と金とで黙らせてるけど、この禁口令がいつまでもつかは疑問だな…。

----君は…マスコミをぜんぜん信じてないんだな…。

----当然じゃないか。大本営発表ひとつとっても、もうこいつは信用できないって履歴そのものじゃないか。ちがうかい? 

----君は…マスコミを憎んでるのか…?

----あたりまえじゃないか。いまさらなにをいってるんだ。外国の金融勢力に尾っぽをふって、同胞を2万人以上殺傷した連中をどう愛せっていうのさ? 僕はね、マスコミが演じているのは、羊飼いにおける犬の役割だと思うんだ。放牧される膨大な羊の群れがむろん国民の役でさ、それをワンワン激しく吠えたてて、一定方向に追いこむ牧羊犬がいわばマスコミの使命なわけだ……。


                            ×           ×

 あの311から1年の歳月が流れ去り、人工地震に関する諸情報、原発事故の架空性についての情報が、いま現在、信じられないくらいがんがん集まってきています。彼等、表のジャーナリストどもが巻き散らした「自然地震」「レベル7の原発事故」というこのふたつの神話を覆すべき物的証拠は、もはやいくらでも出揃っているといってもいいんじゃないかな。
 ネットジャーナリスト、リチャード・コシミズ氏のブログなどは、それのもっとも顕著な成果の表れでせう。
 これは、凄いよ---なんというか、ひとり内閣調査室というかJCIAみたい。
 本来なら国家直属の機関がやるべきハードインテリジュンスの収集と分析とを、民間の有志機関が独力でやっちゃったというか。
 というわけでコトの真相を一刻も早く知りたいひとには、僕のブログなんか見るよりリチャード・コシミズ氏のブログにいってもらったらほうがよっぽどいいよ、とすぐさまいいたいわけなんですが、まあ僕には僕のやり方ってのもあるわけでして、こっち系のルートにいささかなりとも興味のあるひとがいたら、以下の展開をちょっと覗き見てもらえたら嬉しいな、なんて風に思っています。

1.イーダちゃんが最初に、おいおい、この地震、どっかおかしいゾ、と思ったわけ---。
 まず最初の違和感は、やっぱり「ゆれ」の感触でしたね。
 僕は関東在住なんで、地震的にけっこうスレてる土地柄なんですわ。地震なんて、餓鬼のころからいくらだって経験してる。
 その「ゆれ」がヘンなのよ。ジュジュジュジュ……ゴーッ! じゃなくって、クライマックスのゴーッ! がいきなりやってくるんだから。
 しかも、その震度5クラスのゴーッ!(S波。セカンダリー波という。予兆の小刻みな先ゆれはP波と称す) が、15分後、そのまた10分後みたいな間隔で再度、またしても再度やってくるんだから。
 むろん、ある程度慌てはしましたが、「?」の違和感は、拭えませんでした。
 つづいて感じた第二の違和感は、「津波」ね---あの世界の終わりみたいな超・キョーリョクな大津波。
 今回の災害の死者は、そのほとんどが津波による被害者なんですね。
 建物が崩れたりしたのもあるけど、そっち系の被害者は非常に少数。
 なにより、地震で崩れた建物の数が少ないの。関東大震災の記録とは、そのへんが大いにちがっているんです。 
 これが、第二の違和感でした。違和感って落ちつかないですからね---ネットサーフィンやって自分なりにいろいろ調べてたら、リチャードさんの人工地震ブログへと辿りついたってわけ。
 ああ、なーるへそ、と思わず膝を叩きましたよ。人工地震か、それならすべてを矛盾なく総括的に説明できるじゃないか。ああ、そうだったのかって。

2.つづいて働いたのは臭覚でしたね。
 なにより「うっ、クサい。クサすぎるぞ!」とおののいたのは、この一点。
 マスコミのあまりにうろんな報道姿勢---特に日本の原発のすべての安全管理を請け負っているはずの、イスラエルの警備会社「マグナBSP」に関する報道が、いま現在にいたるまでただのひとつもないという事実!
 (ご存知ない方のために---日本中のすべての原発の管理会社は、このイスラエルの会社「マグナBSP」なんです。うそ偽りのないまったくの事実、どーぞ、お調べください)
 いいですか、仮にも原発の安全管理会社をやってるほどの組織ですよ。
 東電同様、事故の責任を負って、いまごろ糞味噌に叩かれていてもいいはずの会社です。
 それが、新聞にもTVにも週刊誌にも、いまのいままでひとっことも出てこない…。
 ありえんでせうが、フツーそういうのはさあ…。
 これぞ、現代のミステリー、異常事ってやつです、皆さん---ちゅーもーく! 真のタブーっていうのはねー、まさにこうしたもんなんですよー(ト叫びつつ)。
 ついでにこのイスラエルの企業「マグナBSP」の素晴らしいデザインの社章をここにUPしておきませうか。
 この原発事故を「企画している」のが、どんな種類の演劇集団だか一瞬で理解できるでせうから。

                               

 なんですか、このイカレたバットマンもどきのセンス!?
 ねえ、いくらかでも芸術家的なセンスを宿しているお方なら、この「事故」の指揮者の超ド級の下卑下卑センスを、すばやく気取ってくれるものと僕は信じているんですけど。
 このデザインの真意を問うのに理屈はいりません。
 この社章はね、皮肉であり、ねじまがったブラック・ジョークであり、さらには勝利の誇示のつもりでもあろう、と僕的には見ますねえ。
 ひとことでいって、まともじゃない。傲慢、プラス、とってもねじけてる。
 少なくとも人間的に超・ひん曲がった人々が多く関わっている、いわゆるサイコパスな会社にちがいない、と人生経験に富んだまっとうな大人なら皆そう思うはず。
 そうして、たぶん、その解釈がいちばん正解への近似値なんじゃないでせうかねえ。
 あのね、仏教には「瞬視」って概念があるんですよ。
 それは、じっくり物を見抜こうとする熟視もいいけど、ときにはほんの一瞬のちらり目線のほうが、物の本質を射抜くように見通せるという教えです。
 この「瞬視」の技法を、この社章を見るときに使用してほしいんです。
 そしたら、ほら---ねっ?---311地震と架空原発事故の背後にいる黒幕の輪郭が…テクマクマヤコン、テクマクマヤコン…貴方にもだんだんに透かし見えてきた…。
 このイスラエル企業たる怪しさ満杯のマグナBSP、あと、実は株主のトップがいつのまにかアメリカのファンド会社になっていたという東電さん---このほとんど外国勢力といっていいふたつの企業が主導して起こしたのが、いわゆる福嶋原発事故という「国民恫喝ショー」だったというわけ。
 レベル7の事故だって? 超・まっ赤なうそですって、そんなのは。
 死者も放射能患者のラッシュもあらわれていない原発事故なんて、この世に存在しません。
 だいたい、レベル7のメルトダウンが1年あまりで誰も傷つけずに終結なんて、絶対の絶対にありえない。
 原発の現場作業員も「政府のいうメルトダウンが終結した、と、いっていることの日本語の意味が分からない」なんていってるし。
 なによりこの3月中旬に、世界の原発の最高権威がこう断定しちゃってるのを知らないの?

 米原子力規制委ヤツコ委員長が「原発規制強化策」(12/03/14)
  http://www.youtube.com/watch?v=DVYnCyYWteM&feature=channel

アメリカのNRC=原子力規制委員会のヤツコ委員長は、福島第一原発事故で放射能漏れによる直接の健康被害がなくても、社会への影響が大きいとわかったとして、原発の規制­を強化する方針を明らかにしました。

 ほう。事故による放射能漏れの健康被害がないと原発の最高権威が認めたわけですか?
 ということは必然的に、この「事故?」は、レベル7クラスの放射能漏れ事故じゃなかったということになりますね。
 なら、なぜ、新聞やTVはそのことをいわないのかなあ?
 あと、政府もなぜ、レベル7クラスの事故発表を訂正して、謝罪して、ひっこめないのかなあ?
 
 その通り、ここの部分に、皆さん、いま現在のニッポンの最大の闇がすべてひそんでいるのです。

 それでは逆算いたしませう---日本マスコミは、なぜ事実の隠蔽報道ばかり阿呆のようにくりかえすのか?

----この問いの答えは単純明快ですね、ご主人たるアベリカ大使館さんにそうするよう命じられているから。

 日本マスコミのこの北朝鮮もどきの「情報統制体質」はいつから起こったのか?

----戦後すぐから。戦争に負けてきゅうと牛耳られちゃった。そもそもマスコミなんてのは、ナチスの宣伝相の「プロパガンダの天才」ゲッペルスがいみじくもいっていたように、完全に国民洗脳・刷り込み用の媒体でしかないんですよ。ほら、うそも百万回くりかえせば本当になるというアレですよ。国を握ったら「エネルギー」と「食料」と「情報」を握るのが、占領政策の常套です。アベリカ軍も素直にそうしただけ。どこの国でもそうしてきてる。その冷徹な事実を見据えもしないで、「国とマスコミが正しい情報を流してくれない」なんていうほうが、僕にいわせるならむしろどうかしてる。マスコミは、事実を正しく伝える機関ではありません。彼等の役目は、羊の放牧における牧羊犬---吠えて吠えて、羊の群れをご主人の思惑の場所に追いこむのが仕事。簡単にいって取立屋みたいなもん。そんな賤しい連中に真実の開示を迫るなんて、いますぐやめませうよ。ナンセンスです。

 マスコミに関する点は、うん、全面的には賛成できかねるけど、うなずける部分もまああった。しかし、政府は? 政府自体もそこまで向こうサイドに取りこまれてるっていうのはありえない。いくらなんでも誇張じゃないか?

----ぜんぜん。政府のトップが向こうがわっていうのは、明治以来のこの国の伝統ですよ。そもそも「西欧文明の本質は野蛮であり、日本は中国と手を結び、この覇権に抗せねばいけない」といったのが誰だったか? あの日本の恩人、薩摩の西郷隆盛さんじゃないですか。彼の悲願を潰すように潰すように、西欧列強っていうのはいまも動きつづけているんですよ。彼等的には、アジアは決してひとつになってはいけないんですよ。自分たちがうまい汁を吸えなくなるから。そういう意味では、彼等のポリシーは非常に単純で読み解きやすいんですよね。これまで日本国民の幸福と生活向上のために、近隣のアジア諸国と手を握ろうとしてきた、西郷どんサイドの政治家はどうなったか? T中角栄、鈴木宗O、あと、現在進行形で小沢一郎---そのことごとくが、ねっ、政権から巧みに排除されてきたじゃないですか…。要するに彼等が欲しいのは便利屋なんであって、自分たちの利益のために働いてくれない政治家なんていらないんですよ、彼等的にはね……。

 といったような諸般の事情から推察してみますと、建前上はいざ知らず、いま現在のニッポン国は、どうも実質的な独立国ではないようですね。
 指導してるのは、いうまでもなく悪の国家アべリカ合衆国。
 我が国の国会なんてせいぜいそれの下部組織でしかなくてね、本当の決定を下しているのは六本木にあるアベリカ大使館なんですわ。

    「えー、まさかあ」
    「いくらなんでも結論とびすぎ」 
    「ヨタ話もいいかげんにせんかい!」

 はいはいはいはい…。べつにムリして現段階で信じてくれとはいいません。
 ただ、こーゆー見方もあるということを、理性の隅で軽く「認識」して、置きとめておいてください。
 311に発する騒動は、もっとも新しい形態の「戦争」であり、いま現在は実は「戦時」である、というのが僕のビターな認識です。 
 そういえば、あの小沢さんもいつか「いまは平時でない」なんておっしゃってましたっけねえ?
 うー、見えるひとには見えてるんだなあ、と思います。


                            ×            ×

 思いがけず力が入り、ハードな論調となりましたが、あいお許し。
 ま、311の一周年ですから---力、入れるなというのが無理なのかもしれませんが。
 ただ、あまりにもハードづくしのごりごり主義だと読んでるほうも疲れると思うので、このページの最後にリトル・ミステリーをプレゼントしちゃいませう。
 せめてもの罪滅ぼしってか? 略して、46分のミステリー---イェイ!

  1995年1月17日の阪神大震災の発生時刻---5時46分発生。

  2001年9月11日のNY同時多発テロ---8時46分発生。

  2011年3月11日東日本大震災---14時46分発生。

 うーむ、よくもまあこうも出そろったもんですねえ---ねえ、皆さん、どう思われます?---この数字の一致っていうのも、やっぱり、ただの偶然なんでせうか---ねえ?(^o-y☆
 
 

徒然その92☆聖性、もしくは聖者(セイント)について☆

2011-12-29 12:45:41 | ☆むーチャンネル☆
                  


 上のフォトをまずは御覧になってください---これ、なんだと思います?
 アンコールワットかどっかの遺跡? アフリカの辺境国の未開部族のお城? なんて意見が、まあ、いちばんかえってきやすいポピュラーな反応なんでせうけど、これ、そんなんじゃないんです。
 これは通称「シュヴァルの理想宮」といって、19世紀後半にフランスのオートリーヴという小さな町に住んでいた、フェルディナン・シュヴァルという一郵便配達夫が、日々の仕事のあいまに、なんの報酬も見返りもなしに、給料のほとんどをまかなって買い求めた膨大なコンクリートでもって、34年かけて独力で作りあげた、驚嘆すべき「夢の宮殿」なんです。
 そう、これの作者は、ぜんぜん芸術家じゃなかったんです。
 一介の郵便配達夫---ええ、43才のとき、仕事帰りにふしぎな形をした小さな石に躓いたシュヴァルは、その石を使って宮殿を作ろうとふいに思い立ちます。

----自然がこんな彫刻を恵んでくれたのだから、自分は建築家になろう。それに誰だって、いくらかは石工なんじゃないだろうか?

 といったような啓示ひとつっきりで、彼は、34年がかりの、まったく独学の宮殿作りをおっぱじめるのです。
 村中から狂人扱いされ、教会から非難されても、彼は己が宮殿作りをやめません。
 おっとろしい男です---そうして、最終的に彼は、自分の意識の暗い底に建っていた壮麗な建築物を、この世に構築することにとうとう成功したってわけ。
 この建築のとことんな凄さを、別角度からもどうぞ見てやってください---。


                                                                    
          


 正直、なんじゃ、こら? の世界ですよね。
 無意識世界のカオスと前世の記憶とのふしぎな混合。
 幻想と怪奇、グロテスクと絶美とがまぜこぜになった、この痙攣するようなアラベスク。
 禍々しさと聖性との野蛮な結合が、これほどまでに奔放に見られる見せ物って、ちょっとないのではないのでせうか。

----うん、君は覚えてないかもしれないが、実は我々は、この世に生まれるまえの霊界では、みんな、この城に住んでいたんだよ…。

 と誰かから権威者風にいわれれば、思わず「へえ…」と頷いて納得しかねないほどの、強力な説得力と存在感も、この城はともにもちあわせている気がします。
 ええ、最近じゃ、こちらオートリーヴ観光の目玉にまでなっているのだとか---ここを訪れる日本人観光客の数は特に多くて、現地には日本語での案内板まででているという話も聴きました。
 すっごい人気じゃないですか。でも、考えてみればさもありなん、この「シュヴァルの理想宮」、まじりっけなしに凄いんですもの。
 天才の仕事であり、天才の業だとつくづく思います。
 まったく欲がなく、私心もなく、名誉心もなく、自分がなんのためにこのような「仕事」をしているかも皆目分からない。しかし、やむにやまれぬ衝動から、彼のこの「仕事」は延々と地道につづけられ、ある日気づいてみたら、自分の「仕事」の跡が、途轍もない作品として結実してるのを見つけてびっくりする---なんだか、未踏ルートでのチョモランマ初登頂を果たしたばかりの孤独なアルピニストといった風情ですけど、うん、天才っていうのは、たしかにこういったモノですよ…。


                        ×           ×             ×


 しかし、今回僕が語りたく思っているのは、ありきたりの「天才論」じゃなくて、その彼を彼たらしめていた一本の芯---シュヴァルをシュヴァルとして成り立たせていた、彼の生命の中心線であるところの---ふしぎな力、「聖性」について---なんですよ。
 彼を誰よりも彼たらしめていた、その最たる原動力---彼のなかのモーターを休みなく回転させていたその「力」の謎について---しばしウンチクを傾けてみたいと、まあ思っているわけなんです。
 あらたまってこう「聖性」なんていうと、いささか堅苦しく、やや構えたりもしてしまうかもとは思うんですが、僕的には、この力のことは「聖性」と呼ぶよりほかないんです。
 イエス、ほかの呼び名はありません---あくまでも「聖性」です…。
 ただ、フツーこの言葉を聴いたときに、誰の耳にも響いてくるような心地いい「ほんのり宗教臭」は、この言葉にはまったく香らせたくないの。
 ええ、マザー・テレサのような柔和な笑顔のイメージも、ウィーン少年合唱団の天上のハーモニーも、どっちのサブリミナル効果もきっちしキャンセルです。
 イーダちゃんは、個人的に、この言葉は非常に恐ろしいコトバだと思ってるんですわ。
 ええ、「エロ」よりも「グロ」よりも、このコトバは怖いものだ、という自覚がずーっとまえから背筋近辺にゾゾゾとありました。
 なぜなら、もしホンモノの「聖性」というものが、この世に存在するとしたら、それは、あれゆる地上の論理とことごとく対立するはずのものだからです。
 この地上を地上としてたらしめている論理は、いうまでもなく個々の「エゴイズム」じゃないですか。
 自分より弱い動物を殺してその肉を喰らい、自分より弱い同族の財産をかすめとり、自分と自分の一族郎党だけがどこまでも肥え太っていきたいという、非常に生臭い動物的な生存本能ばかりが跋扈する、弱肉強食のほの暗いデーモン世界---それが、僕等がいままさに籍を置いているこの世界の、正しいデッサンなんじゃないのかな。
 キーワードは、「色」と「欲」と「金」との三位一体であって。
 ひとことでいって、まあロクな場所じゃないと斬り捨てちゃっていいかもしれないんだけど。
 ただ、いちおうは自分を産んでくれた母的世界なわけだし、アタマ始発の綺麗事みたいな理想論だけで斬り捨てるのもじゃっかんためらわれるんですよ。
 けれど、毎日報道される戦争とか利権や汚職の話なんて聴いていると、やっぱり無条件に賛美する気にはとってもなれないわけでして---自分を産んでくれた世界に対しての印象が、否定と肯定との中間地点の崖っぷちでよろめき軋むそんな夜---いつもイーダちゃんがすがりつきたくなるのが、さっきもいったこの「聖性」って観念なんですよ。

 僕がこの「聖性」の香りを最初に嗅ぎつけたのは、青年期のゴッホの以下の逸話です---。
 オランダのあの狂熱の画家フィンセント・ファン・ゴッホは、画家になる以前、実は、牧師になることを志していた時期があったんですね。
 1977年の1月から4月、ドルトレヒトの本屋に勤めたけど、まったく身が入らずクビになり、大学で神学を学ぼうと家庭教師についてギリシャ語、ラテン語を学んだものの、これもダメ。
 78年の8月、ブリュッセルの伝道師学校に入り、3か月教育を受けるものの、これも挫折。
 ゴッホってね、なにをやってもうまくいかない気の毒なひとだったんですよ---で、同年の12月、満を持してベルギーのボリナージュ炭鉱に赴き、悲惨な生活を送る炭鉱夫のあいだで献身的な伝道活動を行うんですね。
 でもね---ゴッホの献身的な活動って、なんていうか限度がないんです。
 彼は、炭鉱夫の誰かが服がないといえば自分の服を脱いであげちゃうし、炭鉱夫の別の誰かが家の屋根が雨漏りでひどいんだ、といわれれば、じゃあ、この小屋を使いなさい、と自分の伝道小屋をあっさり明け渡し、自分はむしろを巻いて冷たい路上で寝たりするんです。
 炭鉱夫たちはそんなゴッホのなかに「聖者」の面影を見ましたが、常識を重んじる伝道師委員会が、こんな異常者に資格の更新を認めるはずがありません。
 当然でせう、この決定は。
 いま僕はとある介護施設で働いてますけど、介護士志望の新人から自分は老人のために役立ちたいんだ、給料はいらない、寝場所だって必要ない、地面で野宿して出勤してくるから雇ってくれ、といわれたら、そりゃあ引きますもん。
 女性の介護士さんもみんな気味わるがるだろうな。
 さらに彼がそのようなことをいいつづけていたら、場合によっては、警察に通報みたいな事態にもなりかねないでせうねえ。
 ゴッホには限度がなく、「ほどほど」という匙加減がなく、まわりとうまくやろうという気遣いも、分別もありませんでした。
 行くとなったら、ひたすら前進あるのみ---あの花形さんやホロヴィッツにちょっとばかり似てるかもしれない---ええ、濃ゆいアウトサイダー特有の香りがツンとしてくるの、ひとことでいうならキ○ガイですかね?---もそっとまろやかな表現を用いるなら、ものすごーく迷惑千万な、超・アブナイ独身男ってあたりですか。
 でもね、どちらのサイドに本物の「聖性」の光が差しているのか、あえてセレクトさせてもらえるなら---より多くの「聖性」がひそんでいるのは、やっぱりゴッホのサイドじゃないかな---とイーダちゃんは感じるんです。


                    


 うむ、「聖性」っていうのは、まさにそのようなパワーだと思います。
 世間とうまくやっていこうとか、ほどほどのところで受けを狙いつつ「実利的利得」をゆるゆると吸収していこうとか---そういったある意味世知辛い「常識的見解」からいちばん遠い場所にあるコトバのひとつなのではないでせうか。
 ええ、とても素朴でいて同時にどっか凶暴な、とてもおっかない言葉ですよ、これは。
 だって、自制とか「ほどほど」とか塵ほども配慮しないんだもん。

----生か死か。正しいか間違いか。真実か嘘か。

 彼のなかの秤は、恐ろしく単純なんですよ。
 中間地点の小狡いダークゾーンなんててんでない、本質的に過激派なんです、彼は。
 この言葉をいちばん体現していた典型的人物として考えられる、あのイエス・キリストにしてもそうでした。
 彼のなかに巣食う「聖性」は、結局、彼の生命を守りつづけるためにはまったく機能しませんでした。
 自分の生命ですら、この厳正な秤に掛けて冷酷に計量してしまうなんて、なんという見栄坊なダンディズムなんだろう!
 凄いと思いますね---言葉そのままの意味で純粋に痺れます。
 宗教的な意味じゃなく、神学上の定義もすべて取っぱらったうえで、塵芥から生じた一介のニンゲンとしての器量のすべてをこめて、イーダちゃんは思いっきり彼のことを尊敬しちゃいますね。
 ええ、大好きでなんですよ、ジーザス・クライスト!
 あと、ソクラテスもね---後年、僕は、プラトン著の「ソクラテスの弁明」のなかにも、この種の「聖者」を見つけて爆笑しちゃったことがありました。
 だって、ウルトラ正直なんですもん。
 ギリシャの彼の理解者たちは、裁判の休止のごと、窮地に陥った彼を助けようと、しきりに助言するんですよ。
 かたちの上だけでもソクラテスは自分の非を認めるようなことをひとこと言えばよかった。そうすれば、助かったんです。
 彼を告発したがわにもこの種の隠れ支持者はいて、やはり窮地のソクラテスにそれとなく援助の手を差しのべようとするのですが、その全部をソクラテスはきっぱりと退けたのです。

----しかしもう去るべき時が来た---私は死ぬために、諸君は生きながらえるために。もっとも我ら両者のうちのいずれがいっそう良き運命に出逢うか、それは神より外に誰も知る者がない…。(プラトン「ソクラテスの弁明」久保勉、訳。岩波文庫より)

 もう風通しがいいったらないの---このハンパない愛すべき人々---超・カッコいい…。
 でもね、こういった「聖者」的な後光を発散している人物って、近代のなかでも探してみたら、あちこちに見つけられるんですよね。
 たとえば60年代ロックの象徴でもあった、あのジミ・ヘンドリックス---


               


 聴くたびに圧倒される天才ジミヘンの音楽は、前述した「シュヴァルの理想宮」のように壮麗で、ひたすら神秘的です。
 あと、ひどくエロティックなのね---即興で綴られるどのフレーズもいうにいわれぬ恍惚の色艶を帯びている、という一点がちがっているのかな?---これに比べると、シュヴァルの世界はいくらか散文的で静的なものといえるかもしれない。
 ジミヘンの音楽のクライマックスで、僕はいつも「法悦」という単語を自然に連想してしまうのですが、これ、あながち根拠のない妄言でもないと思ってます。
 モンタレーのステージででギターを燃やしたというのが、いま思えば、ジミヘンの音楽そのものの象徴的行為になっていたんですねえ。
 だって、自分の生命を焼身自殺みたいに煌煌と燃えあがらせながら、自由と愛を高らかに歌い、呻りまくる、というのがジミヘンの音楽の真骨頂だったんですから。
 僕は、彼の音楽を聴いていると、いつでも聖書時代の預言者のモーセとかヨハネのことを思いだすんですね。
 ああ、歴代の預言者っていうのは、きっとこんなジミヘンみたいな人物だったんだろうな、これくらい生命を燃やしながら話したから、みんな彼の話に聴き入り、心をゆり動かされ、その結果として彼等はこんなに語り継がれ、現在の歴史にまで残ることになったんだろうなって…。


                       ×            ×           ×

 今回は時間がなくて師走の特集ページが編めなかったんだけど、あの元ビートルズの故ジョン・レノンなんかも、かの一族の末裔といっていいひとなんじゃないか、と思います。
 しかし、いま、こうして冷静に「聖性族」の後追いをしていってみると、彼等のほとんどが人生のあるポイントでもって、例外なく破滅、もしくは夭折している、といった事実に改めて驚かされるものがあります。
 ロック史上最強の歌姫ジャニス・ジョップリンなんかもそうでした。
 二十歳で死んだ詩人のレーモン・ラディゲなんかもそう。
 ブルーズの神サマ、ロバート・ジョンソンも然り。
 アメリカの歌手サム・クックなんかも若くして撃ち殺されたりしてるし…エトセトラ、エトセトラ……。

----待てよ。してみると、ひょっとして「聖性」というものは、現実社会においての繁栄というものと共存できないような宿命をあらかじめ帯びているのではなかろうか?

 なーんて疑問がついぶくぶくと湧いてきちゃったりね。
 ぶるぶるぶるっ---おっかなー!
 しかし、イーダちゃんとしては、彼等「天使族」の後追い業務をやっていくよりほかに、生きていく支えってあんまりないんですよね、ぶっちゃけていうと。
 彼等が滅びていくときに振りまいてくれた豪奢な光の記憶があるから、こーんな闇夜のようながらくた世間のなかでも、なんとかアクティヴに、よりよく生きていこうって思いつづけることができるんであって---。
 しかしながら、彼等の振りまいた光に触れられるのは、純粋なヨロコビです。
 僕が所有している彼等のCD、画集、本がすべて僕の手元から去るときがきても、僕は決して彼等の光が自分を照らしてくれたときの暖かい感触を忘れることはないでせう…。


                     ×            ×             ×

 2011年は大変な年でした…。
 でも、皆さん、頑張りませうね。
 僕の勤める施設でも、お年寄りはかなりのペースで亡くなっていきますが、皆さん、最期の一刻まで生きる努力を怠ることはありません。
 コンノケンイチ氏のいわれるように、この世は煉獄かもしれない。
 けど、だとしたら、それでもいいじゃないですか。
 イーダちゃんは煉獄の窓からも青空の一角を見上げつづけていたいなあ、と今日も思います。
 願わくば、そんな自分の隣りに、気の合う仲間がひとりでもいてくれたら、これに勝るヨロコビはありません。
 またもや超・長いページとなっちゃいました---読み通してくれてありがとう---よいお年を!---m(_ _)m

 
 


                          

徒然その77☆世界$体制の終焉☆

2011-08-23 17:57:19 | ☆むーチャンネル☆
     


----米国は、世界経済に寄生しているようだ。(ウラディミール・プーチン)

 2011年8月8日月曜日---イーダちゃんが高校のころから夢見ていた日が、とうとうやってきました。
 ドル---世界の基軸通貨であったあの米ドルが、その実力と権威と信望とをすべて失い、ただの紙切れになって、どことも知れぬゴーストタウンの街角で、枯葉のように舞い散る日が、いよいよやってきたのです。
 いままでだって持たせてこれたのが、むしろ奇跡だったんです。
 ありとあらゆるトリックと謀略とを駆使して、ここまでやっとこさ持たしてきたんですから---ええ、ベトナム戦争とか東西冷戦とかWTCとかイラク戦争とか311とかね…。
 東西の冷戦は、あれは、西側も東側もどちらのスポンサーも、実はウォール街在住だったという、空前絶後の茶番劇でした。
 ベトナム、イラクの戦争もウォール街のキング連中のいつもながらの戦争商売---アヘン戦争以来の十八番のお家芸でしたしね。
 あと、あの911は、$体制維持のための自作自演の爆破劇---アラモや真珠湾なんかとまったくおんなじ手口のトラップだったということ、このごろようやく鋭いひとたちに知られるようになってきました。
 そして、このあいだの我が国の311も、昭和19年---太平洋戦争末期の12月に、名古屋を襲ったM7.9の地震の再来---日本の軍事工場を見事なまでに破壊しきった地震兵器の、大幅なリニューアル・アップ、ウォール街始発の、$巻き返し巨大プロジェクトの一環だったというわけでして---。
 いやー、まいったまいった隣りの神社…。
 アベリカさん、あなた、実に往生際がわるうおますなあ。
 でも、そんな悪あがきももう終いですね---$の余命は、どう贔屓目に見ても長かない。
 判明してるだけで1京5000兆円以上の借金なんて、これは、1920年の恐慌レベルをはるかに超える数字です。
 $はねえ---もう死期を告知されたと断定してもいいでせう。
 だいたい、皆さん、誤解してはりますよ。盤石基盤の経済体制なんてまったくの幻想です。あのローマだって滅んだんですから。
 今度は、いよいよアベリカ戦争帝国さんの順番がまわってきたってだけの話で---そう、ここらで認識切り替えてみませんか?---$は基軸通貨なんていわれてますけど、実は、アレは、銭とか貨幣とかいうんじゃなくて、より深い視点から見るなら、いま現在の世界体制の象徴そのものなんですよ。
 よりぶっちゃけていうなら、合衆国の軍事力が、いま現在のイスラムやら中国やらヨーロッパ、ニッポンなんかを仕切っているんぜよ、そのへん、くれぐれも肝に銘じておくんなさいよ、というのが$のホントの意味なんです。
 いってみれば、ヤーさんの啖呵、あるいは恫喝ですな、こりゃ…。
 実際、70年代のあのニクソン・ショックのとき、$と金(gold)との兌換が禁止され、$は金の裏付けのない、史上初の、架空の符徴としての「世界基軸通貨」となったわけなのでありまして。
 金の裏付けがないなら何を裏付けにするのよ?
 政治力、しかないですよね---政治力---よりぶっちゃけていうなら、巨大な「軍事力」そのものがバックにいて、世界の趨勢に睨みを効かしていたのが、$というあの紙幣の裏の意味だったんですよ。

----おい、兄ちゃん、この$を使うたびに、誰がこの世界を仕切っているのか、意識して従うようにしてな。なあに、黙っていうこと聞いて、シャバ代払いつづけててくれたら、なんもようせん。ただ、このワシらのルールに歯向かお、なんて考えたら、容赦せえへんで…。

 おっとろし…。でも、$に口がきけたら、たぶん、このようなことをおっしゃったんじゃないんでせうかね?

 さて、ここで、ちょいと復習いきますか。
 あの、世の中には、三つの産業があると、たしか学校時分に習ったと思うんですが、できたらそれをいま思いだしてください。

◆第一次産業---農業、林業、漁業、牧畜業、なんか。
◆第二次産業---まあ、産業革命以来の工業全般かな。
◆第三次産業---情報産業。近代になって生まれた、新たな産業。マスコミ、雑誌、新聞、著作とか、インテリっぽい感じの仕事全般。

 このなかでどれがいちばん大事かというと、いうまでもないけど、それは食料を生産する第一次産業ですわな。
 ニンゲンの食事全般を司ってるんですから---議論の余地なぞない、いちばん大事な産業はコイツです。
 でも、20世紀末期から、この基幹産業が3Kなんていわれて、若者からだんだん疎んじられはじめたんですよね。「辛くて臭くてダサイ」からっていうんです。総じていうなら、ま、カッコわるいってことかな?
 じゃあ、なにがカッコいいのかといえば、第三次産業だっていうんですよ。
 スーツ着てバリッと働けるし、いかにもビジネスマンだってスマートな感じがするからっていうんです。
 僕の友人でもそのような動機で、マスコミ関係しか就職を狙わなかった連中は大勢いましたね---フッ、阿呆めが---!
 けれど、20世紀後半から21世紀にかけて、さらに新しい、第四の産業形態が起こったというのが、イーダちゃんの考えなんです。
 イーダちゃんの考える◆第四次産業---それがデリバティヴ◆という産業形態です。
 いわゆる先物取引---架空の先売株での、ほぼ上限なしの、超・ギャンブル相場でのドトーの賭け勝負!
 これは、仕事というよりは完璧ギャンブルだと思いましたね。
 たしかに当たりゃあスゴイ---天文学的な儲けだって夢じゃありません。
 でも、もしかして外れたら……?
 しかし、額に汗して働くというイメージが嫌いな青白きインテリ層に、この産業は受けました。
 みんなして、働かずに、PCまえで巨額のビッグ・マネーをすいすい動かすスマートな自分---という虚像に夢中になった。
 この産業にいちばん熱中していたのが、いうまでもない、かのアベリカ合衆国さんです。

----額に汗して働くなんてもう古い! というんですから、これは、そーとー奮ってる。

 賢い奴は3Kなんてダサイことは決してやらない。PCと頭脳と10本の指先だけで億万長者の夢人生---というんですから。 ま、はっきりいわせてもらうなら、これ、怠け者のパラダイス幻想でしかないでせうねえ---。
 自分のコネクションを使って、物資を右から左に融資するだけで莫大な利益を生めるんだ、と誇示する暴力団関係者の方の感性と非常に似たものを感じます。
 一時的風潮なら、まあ、そんな流行りすたりもあるかもな、と思わないでもない。
 でも、これが国を挙げてとなるとどうでせうね?
 ちーとヤバイとお思いになりません?
 第一次、二次の産業を捨てて、第三次産業だけになったら国は衰退するといわれてます。
 なのに、第三次よりはるかにヤクザチックな、第四次産業だけで国がいっぱいになっちゃったら、これはいったいどうなるのでせうか?

 こうした政治経済を実践する国が最終的にどういう運命を辿るのか---それを、現実世界でいま、まざまざと見せつけてくれているのが、アベリカ合衆国没落という現象なのだ、と僕は考えます。

 ですから、これは、円高なんかじゃない、進行してるのは「$安」なんです!
 いや、これは甘すぎる表現でしたね、いい直しませう、進行してるのは「$崩壊」、あるいは「$死亡」といった破滅的な現象なんです。
 政治の力でこの事象を必死に隠蔽しようと奮闘中ですが、むりむり、一度はじまった急性アノミーをとめることなんて誰にもできません。
 $が史上初の75円! なんて今朝(8/21)新聞が大騒ぎしてましたが、この$の大崩壊は、75円くんだりでとまるようなレベルのモノではとてもない---$は、最終的には50円割ると僕は思ってます。
 それにしてもねえ…(トため息して)…… 

----この状況を認識して、それを新聞の一面にしないマスコミの存在意義ってなに?

 とイーダちゃんは切に思います。
 だって、まったく意味ないもの! 無意味どころか、存在自体が既に害悪であると思っております。
 これ、明らかに、意図的な隠蔽だもん。
 イエス、マスコミに割りふられている真のお仕事は、真実の隠蔽と大衆の扇動教科です。
 要するに、世界のマスコミ連中は、みーんな、お犬なんですよね---どこかの合衆国サマの指令待ちの。
 世界中がアベリカ・デフォルトで大騒ぎしてるっていうのに、「アベリカはデフォルトを持ちなおした!」と、いきなしコレだもの。デフォルトのなんたるかを知らない庶民層は寝耳に水、そりゃあ「なんだなんだなんだー!?」となりますよ。
 でも、新聞TVにべったりで、政府を信じきってるみんなもわるいんですよ。
 あと、無料のTVが、真実の国際情報を分かりやすーく「教え施してくれる」と考えている、僕等・大衆もわるい。
 そんなわけないじゃないですか---どの世界でも棚ボタ現象はありえません---なんだって、政府や金持ちが、好き好んで文無しの大衆を本気で啓蒙なんかするのよ?
 大衆が利口になったら、彼等の大好きな富の独占、やりにくくなっちゃうじゃないですか。
 大衆はいつの世も阿呆のほうがいいんです、世の支配者にとって。
 で、ナチスがTVを発明したわけ---ローマ以来のあの「パンとサーカス」---国民愚民化政策を実行する、最右翼の道具として。
 このようなことは、何十年もまえから、いろんな方がいいつづけてこられました。
 たとえば、ジョン・レノン、キング牧師、印度のガンジー、我が国では小室直樹先生、副島隆彦氏、リチャード・コシミズ氏等…。
 真実は、考えに考え、物事の裏を推察し、あらゆる書を読み、眠れぬ夜を何晩もすごした者の脳髄しか訪れないんですよ---これは、大むかしからの哲理です。
 でも、みんな、結局こーゆーの、あんま聴いてくれないんですよね。
 それより、お気に入りのキャバクラいって騒いだり、あるいは、家帰ってTV見ながらビールあおったほうが楽しいや、とかいっちゃってね? ま、TVはとにかく、キャバクラとかはたしかに楽しいですよ。それは、まあ否定しない。
 ただね、そっち方面の華やいだ感じの花火めいた楽しさも大事だけど、まわりの社会趨勢を冷静に見極める石橋視点っていうのも、人生上の色艶問題とおなじように大事なモノなんじゃないかなあ、と僕はここで問題提起したいわけなんですよ。
 だって、いま以降もそんな片側車輪オンリーの運転態度とってると、このさきの人生下り坂、まさに地獄だもん。
 脅かすつもりじゃない、これは、もう9割以上見えている、明確無比な未来なんです---。
 その具体例として、8月21日付けの新聞記事いってみませうか。

----日銀 臨時会合も検討 ドル安反転は厳しく(8/21朝日新聞朝刊1面より)

 この記事は、ま、事実といえばたしかに事実なんですが、僕は、この種の記事を、露骨な隠蔽を意図した、論点ずらしのための誘導記事として読みたいですね。
 こうした最近の$関連の記事が意図的に隠蔽してること---それは、いうまでもなく合衆国のデフォルトです。
 そうしたズバリ正面スタンスからの報道は、たぶん、どのマスコミもまだやっていないでせう。
 米本国のデフォルト自体が何よりの一大事のはずなのに、あえてそっち方面からのアナライズを避けて、本質的な$安を円高と称し、本質から外れた末端現象をわざとらしくズームしてみせ、遠からずやってくるアベリカの国家破綻という事態を、大衆に気取られないように隠蔽してるわけ。
 それが、ウォール街に飼われている、マスコミさんの情報隠蔽の一般的なやり口です。
 この朝日さんの記事を読んで、「うわ。大変だ!」とか思うひとは、やっぱりいらっしゃるんでせうかね?
 でも、それ、たぶん反応鈍すぎ---いまさらこんな見え見えの記事、書くほうも書くほうだけど、読むほうも読むほうだ。
 日刊ゲンダイさんなどはまだいい部類なのですが、やはり、見通しがあまりに甘すぎる---というか、どうしてもここまでしか書けない宿命なんでせうね、商業誌一般っていうのは。
 スポンサーの顔色を悪化させることは書けない、そのような情報制限の時代はもう終わりにしなくっちゃ、と思います。
 実際のところは、恐慌は、もうとっくのむかしに始まっているのです。
 いいですか、合衆国が莫大な借金返済を返済することを諦めて、完全無欠の借金大国としての荊の道を転がり落ちはじめたのは、ええ、たしか80年代のあのバブルのころですよ。
 ちょっと真面目に世界経済を見ることのできるニンゲンの眼から見れば、合衆国の崩壊は、もう必然だったのですよ。
 僕も、5月の自分のブログのなかで、アベリカのデフォルトの不可避性について語ってる。
 でも、こんなのは、先見でも予言でもなんでもなくて、ちょっと自分のアタマで考えれば誰でも分かることなんです。

----米国の借金は1京3600兆円に膨れ上がり、財政破綻国家に転落、もはや救い難く、FRBもお手上げ、米国債をただの紙切れにし、借金棒引の「チャラ策」しかなさそう。(板垣英憲情報局「マスコミに出ない政治経済の裏話」より)

 誰だってできる。要するに、TVと新聞とを信じなきゃそれでいいんです。
 知性もいらない、フツーのあたりまえの感受性さえあれば、僕は、TVなんて汚らしくて見れないと思うけどなあ。
 実際、イーダちゃんは、高2のときの「ザ・ベストテン」を最後に、自発的にTVを見たことは一度もありません。
 なんで?
 いや、単に「汚らしい」と感じられたから。
 だってねえ、なんというか、タレントだって文化人だってなんだって、極論していうなら、しょせんはスポンサーのご機嫌伺いの太鼓持ちさんばっかじゃないですか。
 そういった金満土俵の内輪から咲く言論に、正しさなんてあるんだろうか、というのが高校生時の僕の立場であったわけ。
 多くの知人からヘンクツといわれ、つきあう女性のすべてに「TVを見る女はキライだ」みたいな無茶をいうものだから、イーダちゃんの女性遍歴は、苦悩と苦労まみれのややビター味のものとなりましたが、ま、その点に関しちゃ後悔はしてないですね。

 というわけで総論入りませうか。 

 実は、アベリカ合衆国というのは、戦争バブル、サブプライムなんかの住宅バブルなんかで持っていた、超・不健全なバブル国家なのでありました。

 先ごろ、低所得者向けのサブプライム・ローンがはじけたことは周知でせうが、今度はいよいよ中間所得者層のためのプライム・ローンまではじけはじめました。
 このプライム・ローンっていうのは、サブプライムとはちがって、アベリカでいちばん層の厚い中産階級のことを意味するわけですから、このひとたちのための住宅バブルがはじけるというのは、これはもう大変な事態です。アベリカから中産階級がいなくなるってことなんですから。つまりは国家崩壊ですわ。
 さあ、米デフォルトに関するニュースのつづきを、駆け足で見ていきませう。
 えーと、全米大学卒業者のなんと80パーセントが就職先がなく、ミネソタ州は早くも破産宣言---その他の州でも、警察以外の公務員をだんだん切りはじめている模様---なにしろ、公務員の給料自体が、もうほとんど滞っているんですから。
 頻発する暴動。
 けど、暴動で怪我しても、一般庶民には医療は高根の花だから、辛抱して自己流に治すしかないうトホホな状況。
 なんたるアベリカン・ドリームか! おかげで、庶民たちがPC上で展開する自虐ギャグの多いこと多いこと。
 マスコミさん、なんだって、こーゆー事実を報道しないんですか---ねえ?
 こういう事実をひとつひとつ捕まえていくと、1ドル=75円っていうのはまだ高いなあ、と思わずにはいれません。
 ええ、僕はね、アベリカ合衆国って国家は、最終的には存在しなくなる、失くなっちゃうだろう、と思ってる。
 まえからいわれていた国家分裂ですか?---$崩壊後にくるのは、たぶん、この世界でせう。

               

----大体、55%くらいの確率でアベリカに分裂が起こると思う。我々ロシア人としては歓喜きわまるところだが、理詰めで考えればこれはロシアにとってもベスト・シナリオとは言えない。ロシアは世界での覇権という見地からはステータスが上がるが、経済的にはアメリカの瓦解はロシアを困窮させるだろう。(元KGBアナリスト、アイゴア・パターソン氏の発言より)

 うん、あまり報道されないことですが、合衆国の各州って意外にみんな独立欲がさかんなんですよ。
 テキサスなんて、もともと歴史的に一国を営んだことがあるし、ことあるごとに連邦政府へ独立の意志があることを訴えてきています---あと、フロリダ、カリフォルニア、ルイジアナなんかもね。
 下手したら、南北戦争みたいな内乱が勃発する可能性すら、けっこうある。
 その日のまえに、あの$につづく第二の通貨、噂の「アメロ」を基軸通貨にもってこようと企んでいるのかもしれませんが、紙幣だけ変えたって国の本質が変わらなけりゃ意味がない、ですから、この案はナンセンスでせう。

 ざっといって、まあ、こんなとこ---アベリカ合衆国の壮大なたそがれが、貴方にもじんわり実感できてきたでせうか?
 僕的には、なるたけ実感してほしいと思うんですよ。
 だって、これは、遠からず起こる「必然の未来」なんですから。
 まあ、そうなったら、当然ニッポンも無傷じゃすまない。
 秋---9月から10月には---さぞかしおっとろしい事態がはじまってることでせうね。
 米資本の企業は全部ヤバイと思ったほうがいい---フ○ツーなんかさしずめその筆頭かも---あそこ、バブルのとき、みんな株をあっちに買われちゃってますから。
 あと、保険ね---アヒルのアフラ○ク、最近CMやってないみたいじゃないですか?---アベリカの保健会社系は、はっきりいってみんな軒並みヤバいっス。
 僕は、アベリカから保健会社という存在が、すべて駆逐されるかも---とまで思ってる。
 笑いますか? ええ、僕もなるたけこれが杞憂に終わればいい、と願ってるひとりなんですがね。
 まあ、こんな未曽有の非常事態、予想しようたってしきれるもんじゃないけど、我が国もこの超ド級・国家崩壊のあおりを喰って、そーとー痛い目を見ることはまず間違いないでせう。
 日本企業は、どこが生き残るのか?
 下請けは大丈夫なのか?
 うーむ、こういった予想は、素人のイーダちゃんじゃとてもムリですね。虚偽情報から目覚めた専門家諸氏の、分析及び予想を待ちませう。

 ただ、どんな危機的な事象にしろ、よい面、明るい方向っていうのは必ずあるものでして…。
 「$の崩壊」というのは、すなわち「$を支えてきたいままでの世界構造」が瓦解するという意味です。
 いわば、これは「世界史の曲がり角」---みんな貧乏になって、自家用車を自由に乗りまわす、なんてことができない世の中が、ひょっとしてすぐにでも到来するのかもしれない。ファミレスで家族そろって、中華、和食、洋食の食事を、同時に、格安で食べられた---なんていうのが、むかし話みたいに語られるような世の中が、もうすでにはじまりつつあるのかもしれません。
 それは分からない---でもね、僕は、それもある意味、いい意味での「禊-みそぎ-」になるんじゃないか、と思わずにはいられんのですよ。
 ここ何十年か---我がニッポン国は、あまりにも「金、金、金!」の、超・物質主義で疾走しすぎてきましたから---。
 僕等、知らないうちに気づいたら、神サマじゃなくって「金」を拝むようになってました。
 自分の家族と子供の進学だけが唯一の心配事で、地域や国の安泰なんかどうでもいいや、みたいなあざとい割り切りかたって、僕は、自分の感情や健康のためにもよくないって思うんですよ。
 かつてのニッポン人が、もし、いまの僕等・子孫の現状が見れたら、どう思うでせうか?
 僕は、彼等がいまの僕等の現状を見て、喜んでくれるとはとても思えない。
 ちょっと眼のはしにこう心持ち小皺を寄せてね---いささか軽蔑の表情を見せるんじゃないのかな…。

----たしかにお銭は大事でせうよ、あなたたちにはあなたたちなりの時代の良識やら規範があって、それにそって暮らしたり考えたりしてるのは分かります、分かりますけど、あなたたちの生き方が、お天道様の道に沿ったものとは、あたしにはあんまり思えませんねえ……。
  
 なんていわれちゃったら、どうします?
 僕だったら、恥ずかしくてうつむくしかないよなあ…。
 だから、この文明崩壊を機に、金にかしずく人間部品同士が争いまくる現行文明とはまったく異種の、もっと暖かくて寛容な方向に文明の舵を切れたらいいのになあ、とイーダちゃんは思ってるわけなんですよ。
 僕だけの夢想かもしれません。
 しかし、これから起こる未来は、まちがいなく、「白人文明の壮大なたそがれ」なんです---。
 千年つづいた白人主導の文明が終る---これは、凄いエポックですよ。
 21世紀は、恐らくアジア主導の時代になるでせう。ただ、いままでの仕返しみたいに「白人お断り」とかそういうんじゃなくて、誰でもが平等に参加できる、平和で間口のひろい、そんな社会がつくれたらいいな、とまじりっけなしにそう思います。
 もっとも、合衆国中枢に潜む「彼等」のそうさせまいという最後の抵抗は、手段を選ばない、そうとうに凄まじい、狡猾で残虐なモノとなるでせうが…。
 君臨するのがあれほど好きな「彼等」が、三度のメシより好きな君臨の快感を、そうそう捨てるわけがない。
 イエローと握手するくらいなら死を選ぶ、みたいな派閥もそうとうあると思います。
 ハルマゲドン計画によって膨大な借金をチャラにしようと蠢く一派もまだまだ健在ですし---彼等、なにしろ世界最大の軍隊を握ってますからね---これはとても侮れませんよ。

 $を発行しているアベリカのFRB(連邦準備制度)は、実は、公的機関ではなくて私企業です。
 なんと、一介の民間人の持ちものたる私企業が、世界通貨基軸たる$を、ドサドサと勝手に印刷して、発行してるわけ。
 リンカーンは、このFRBの通貨発行権を政府に取りかえそうとして殺されたの。
 この情報---どのマスコミも扱いませんから戸惑うかもわかりませんが、事実です---よーくお調べください。
 要するに、このFRBの背後にいる黒幕が、世界の総督なんですわ---これまで多くの世界戦争のシナリオを書き、それらをことごとく実行して儲けてきた、歴史の支配者にしてキングは、ここにいたんです!

 秦の始皇帝みたいな贅沢を楽しんできた彼等の御世にも、しかしながら、ほの暗い翳りが見えはじめました---それが、1980年代。
 翳りはいっそう濃くなり、彼等の拠点である合衆国は、もの凄い借金国家になりました---それが21世紀初頭。
 翳りはとうとう彼等の王国をまるごと呑みこみはじめました---彼等は泡くって、支配を繋ぎとめる術を必死に探してる---手飼いのCIAラインなんかを思いきり駆使してね---あと、ニッポンにも米国債を狂ったように買わせて---少しでも$崩壊の歩みを遅らせようと死力を尽くしてる状態---それがいま…。

 これからさき、世界がどうなるかはだーれも分からない。
 いわゆる神のみぞ知る、というやつですね。
 でも僕はね、こんな風に思ってるんです---。
 かつて、中世のヨーロッパで「教会」の頸木から解き放たれた市民は、新鮮な命のほとばしりのような、あのルネッサンスを歓喜のうちに迎えたものでした。
 アベリカの頸木から解き放たれたニッポンが、いままでとまったくちがう、新たな時代精神を担って進むという可能性も、ひょっとしたらありえないわけじゃない……うむ、これ、あながち白日夢でもないのかもしれません……うん、そうなれば、そうなればいいなあ---!(^.^;>