イーダちゃんの「晴れときどき瞑想」♪

美味しい人生、というのが目標。毎日を豊かにする音楽、温泉、本なぞについて、徒然なるままに語っていきたいですねえ(^^;>

徒然その154☆もはや裁判じゃねーな、これは<不正選挙行ケ106号裁判傍聴記>☆

2013-10-29 02:38:30 | ☆<不正選挙訴訟>の巻☆
        
         「17年裁判に関わっているけど、傍聴人の鞄を検査したりする、こんな異常な裁判ははじめて(R弁護士)」


 H25年10.28、15時、東京高裁で行われた不正選挙訴訟、行ケ第106号裁判の傍聴にいってきました。
 原告代表は、前参議院選に立候補した犬丸かつこ氏。
 ほかにリチャード・コシミズ氏等。
 もー 今回もひどかった。
 ゲスというか、糞味噌裁判芝居というか…
 あまりにもひどく、ゲッソリとなっているので、今回はあまり真面目に書く気になれそうにありません。

 まずひどかったその1---
 前日にいきなし、この裁判の傍聴が抽選に変えられていた。
 14:30までに高裁の正面入口にならんで、整理券求めなきゃ入れないようになってたんですよ、なぜか。
 なんで、この裁判だけ?
 コシミズ氏絡みの裁判だからと荒れることを計算してて、コシミズ氏応援系の人間を入れないための算段だったんスかね?
 で、みんな、まあ並んで整理券もらってたんですが、結局今回は50人くらいしかひと集まらなかったんで、ならんでるひとみんな傍聴できたんですよ。
 なんのための傍聴抽選券なんだか、ったく!

 次にひどかった点2---
 法廷のまえで手荷物検査をやってるんスよ。
 金属探知機で全身をくまなく撫でまわし、録音・録画の機材を没収する。
 鞄をもちこもうとしたら、手荷物検査するという異様な世界。
 ここ、ほんとにニッポンかいな?
 全体主義の北朝鮮裁判の傍聴にいつのまにかきちゃったのかな? と訝るくらいのモノモノしい戒厳令警備。
 
----おいおい、傍聴人のプライバシーは? 権利は?

 そんなもの、塵ほども尊重されない、恐ろしい抑圧世界が展開されたのでありました。

 次にひどかったのは裁判自体---
 今回の裁判では、裁判長の福田裁判長が、19人の原告にそれぞれ発言を許し---いや、これがあたりまえの、通常の裁判形なんですけどね---初めて経験するまともな裁判ムードに原告のみんなはわりに生き生きと、説得力のある不正選挙の証拠を次々と述べ立てたんですけど…
 けど、案の定、最後の5秒で逆転結審!
 有力証拠もなんのその、おまけに僕等の101号裁判でもいらした、被告代理人のひとり、高橋理恵がきてなくて、もっと老けた、完璧な別人が被告席の彼女の場所にいてはるの。
 当然、誰もが疑問に思い、RK氏が裁判長に彼女の名を名乗らせてください、と申請すると、
 そのぜんぜん別人の彼女、立ちあがって、

----高橋、です…。

----ちがうだろ、どう見ても別人じゃん!

 と、みんなして騒ぐと、すぐ裁判長及び警備の静止が入り、裁判長はその件に触れずに、つつがなーく裁判を進め、最終的には、ハイ、いつもの結審。原告の証拠は不採用です。

 なんじゃ、コレは…?

 汚いとかそんなレベルをもうとうに超えてるって…。
 呆れて怒る気さえ失せましたとさ。
 リチャードさんなんて原告席のマイク、鼻につっこんで遊んでたもんね。(これ、受けてたけどw)

 裁判自体の展開は、richardkoshimizu's blog に詳しいので、興味ある方はご参照あれ。

 僕の友人は、完璧、原告陣にガス抜きさせて、いつものいきなり結審作戦だろうと読んでいたんで、裁判終了10分くらいまえに廊下にでて様子を窺っていたそうです。
 そしたら、何よ、この警備の数は?
 それに、彼等のこっちを見る目つきといったら…。
 彼ったらすっかりびっくりしちゃって、隠しもっていたカメラでその瞬間を思わずパチリとやったそうです。
 それが上の写真---ねっ、法廷内にすべての秘密を押しこもうという警備人の緊張が伝わってくるでせう?(ちなみに高裁内の撮影禁止というのは庁舎内の規則であって、罰則はないので念のため)

 で、さらにさらにびっくりしたのは、裁判中、警備に預けていたみんなの荷物が、開けられ、調べられた形跡があったのよ。
 冗談だと思うでしょ? でも、これ、マジ。
 ひとりの女性がそれに気づき、しきりに抗議するも、警備側が一切聞く耳もたず…。

 被告に替え玉は使うわ、傍聴人の荷物は荒すわ、今日のもまたとンでもない暗黒裁判でしたとさ!

 不正選挙裁判はマスコミも完璧無視だし、裁判長も原告の訴えをなんにも聴かずに結審しちゃうのは、まあいつものことなんですけど、ここまでヒドイのは初めて見ました。

 だもんで、今夜は呆れのあまり、もうこれ以上つづける気になりません。
 DVDでも見て、フテ寝しちゃうことにしようっと!---お休みなさい。


 PS.ちなみに傍聴人の鞄が勝手に開けられるという重大な人権侵害が行われたのは、女性が立っている後ろの小部屋でーす!(^o^)/



 

徒然その153☆ H25.10.16 (行ケ)第101号<不正選挙>裁判物語!☆

2013-10-25 04:18:54 | ☆<不正選挙訴訟>の巻☆




 Hello、H25年の10月16日の午前11:30より、東京高裁の第817法廷で、不正選挙の裁判をやってきました横浜チームのイーダちゃんと申します。
 今日のページでは、我々の経験した裁判について詳細に語りたく思います。
 さて、不正選挙訴訟を起こすにあたって、我々が今回セレクトした案件は、あの「伊丹」なんでありました。
 不正選挙のある意味本丸であり、また鬼門でもあるところの、あの「伊丹」---!
 正直、関わるのもおっかない案件です。
 僕もできることなら伊丹だけは避けたい気持ちが強かった。
 あそこ、土地柄的にいろいろとヤバイとこですから。
 ですが、この案件にはいろいろと裏事情がありまして---開票立会人として伊丹市の開票作業に立会い、貴重極まりない数々の不正票の写真を撮られらたご本人が、本来この案件の訴訟をおこす手筈だったのですが、その方が訴訟期限の直前になって、非常に残念なことですが訴訟自体を断念してしまわれたのです。
 で、開票作業中にその方の撮られた写真の幾枚かが、メールによってかろうじてRK氏のもとに届き、それだけが伊丹開票所の「不正選挙」の証拠物件として残されたという次第---。
 本来なら、これらの写真を撮られた本人が訴訟を起こすのが、もっとも理想的な訴訟のかたちです。
 それならば、これ、強いよ。
 この眼で見たという体験と、それの証拠である写真とが双方そろっているわけですから。
 ところが我々横浜チームときたら、そもそも伊丹に行ったこともなければ、通過したことすらないときた。
 これは、弱いんじゃない?---いってみるなら無縁の輩じゃあないですか---これは、いけない、ちと弱すぎる---しかし、我々としてはね、明確にきちんと撮られた、これら不正票の麗しの写真群があまりに惜しく感じられたのです。
 これは、721「不正選挙」関連の証拠物件として、よりすぐりの一群、ひょっとして特A級に属する証拠群かもしれない。
 そんな予感に背中を押された、というのもありました。
 そのようなわけで、我々は、これらの証拠写真だけを頼りに、伊丹の「不正選挙」を訴える行動にでたのでありました。
 愚挙というひとも、もちろん多数おられました。
 そりゃそうだ---だって、我々ときたら裁判に関する知識も法律に関する知識もともに皆無状態のスッカラカンなんですから。
 RK氏の主催する訴訟に相乗りすることも一応考えたのですが、やはり、全国同時多発不正選挙訴訟という大局的見地から考えた場合、もっとも望ましいのは、訴訟自体の件数をなにより増やすことではないでせうか。
 で、我々は、8月20日に比例区の不正性選挙を訴える訴状を提出し、先日16日の裁判に臨んだというわけ。
 以下がその詳細です---。


                      ×            ×            ×

 裁判前日の15日、関東には10年にいちどといわれているクラスの大型台風26号が接近中でした。
 僕も気象情報には注意してたんですが、まあ最近の大仰報道の例にもれず、どうせ朝になったら進路を変更してるか、勢力が弱まったりかしてるんだろうな、と楽観してたんですね。
 それでもまあ念を入れて16日当日に早起きしてみたら、窓の外には明るい陽射しの気配があり、風の音もそんなにしていない。
 ああ、やっぱりな、と思い、原告のパートナーに電話して、大丈夫、9時出発でいけそうですよ、なんて話してた。
 そしたら、なんと9時に地元の駅にいってみたら、駅前が黒山のひとだかり---!
 東急東横線は、1時間まえから全線とまってるっていうの。
 大した風なんか吹いてないのに!
 それに、陽射しだってこんなにカンカンしてるのに!
 マジ? テロかよ~!?
 慌てて駅員に詰めよっても、とにかく強風のため多摩川を渡れない、開通がいつになるかは分からない、それに都内の交通網もみんなとまってるから、の一点ばりなんです、これが。
 僕とパートナーは真っ青になりました。
 だって、裁判、あと2時間半後ですよ。
 慌てて携帯で情報を探したけど、携帯で探したJRの案内番号が過密状態で今度は電話がつながらない。
 即効でレンタカー借りて、新横浜駅までいってみました。
 すると、新横浜駅もひとの過飽和状態。当然、新幹線もとまってる。

----だめだ、こりゃ。仕方ない、クルマで都内までいっちゃいますか…?

 なんて話してたら、ちょうど知りあいから電話がかかってきて、いま東急が運転再開したよっていう。
 で、僕等、クルマを乗り捨てて、各駅停車の満員電車でようやく霞ヶ関に辿りついたんです。
 時刻は、11時5分---おかげで結構ギリギリの裁判入りとなっちゃいまして…。

 慌てて高裁入りすると、法廷の控え室には、あのリチャード・コシミズ氏、前都議会選に立候補し戦われた犬丸かつこ氏、それに、政治ブログの重鎮・文殊菩薩氏など---実にそうそうたる顔ぶれではないですか。
 いやがおうにも緊張感が高まります---開廷10分前になると、法廷の柵内に導き入れられるのですが、このときがいちばん緊張しました---法廷の原告席に腰かけて裁判用のファイルをひろげたりしているうちに時間はまたたくまに流れ---隣りのパートナーと互いにうむと顔を見合わせて、午前11:30、いよいよ(行ケ)第101号事件の裁判です---。

 おお、そうだ、それより先にまず舞台役者の紹介をしなくっちゃ、ですね。

   平成25年10.16(行ケ)第101号「不正選挙」裁判
 
 裁判長 坂井満
 裁判官 佐藤美穂
     内田博久
     徳岡治
 書記官 奥垣内仁

 つづいて、被告人指定代理人の6名---

 部付 高橋理恵
 部付 稲玉祐
 部付 新保裕子
 上席訟務官 布施武男
 訟務官 岡野伸行
 訟務官 加藤誠一

 原告の僕等の名前は、まあ、ここでは伏せときますか。
 6名の被告代理人が入廷して、裁判長プラス裁判官2名も入廷して、原告、被告、それからすべての傍聴人らが立ちあがって一礼して---さあ、裁判の開廷です---!
 
 裁判長の坂井満氏というのは、60絡みの、顎の尖った、やせ型の男でした。
 彼、なんというか、裁判の最初から非常に落ち着きがなかった。
 いう言葉がすべてなんというか、腰が引けたみたいに泳いでて、天下の高裁の裁判長だっていうのに威厳がからきしないの。
 しじゅう下向いてて、発言のたびに上目遣いにこっちを斜め見するんだけど、その目線に、ここにいるのが嫌で嫌でたまらないって気持ちが、なんか鬱々と満ちあふれている感じ。
 で、その裁判長が藪から棒にいうわけなんです。

----えー、被告が今回提出した答弁書に対して、原告は…なにか、提出するものは…ありますか…?

----はい。被告の答弁に対する回答書を用意してきました。
 
 僕、それを読みあげるつもりだったんです。
 ですが、サカイ裁判長は、その素振りを見とったのか、すばやく、

----じゃ、それに今すぐサインして…。

 僕と僕とパートナーは、思わず顔を見合わせちゃいました。

----はあ。サインですか?

----ええ…いますぐそれにサインしてください…。

----えーと、ペンは…。

 と僕がちょっと躊躇していると、書記官にうながして、

----べつに…鉛筆でもなんでもいいから…!

 で、僕等は、僕の用意してきた答弁書に、まあ鉛筆(鉛筆ですよ、鉛筆!)でおのおの署名を入れたわけなんですね。

----あの、裁判長…印鑑とかは…?

 と僕が尋ねると、

----いや、いいです…。署名だけでいいんです…。(ト書面を受けとって)それ、裁判所と被告分と二部あります…?

----そりゃあ、用意してきましたから…。

----じゃ、それでいい…結構です…。

----あの、私、これからそれを読みあげようと思うんですが…

 と僕がいうと、このサカイ氏、

----いえ、結構です…。その弁はいま書面として受け取りましたから。その必要はありません…。

----いや、でもですね、僕等はそれを答弁書の回答のために用意してきたんで、それを読み上げないと…

----いえ、私、いまもうコレ読みましたから…。

 ねっ、おかしな流れでしょ?
 僕の用意してきた回答書って結構長いんですよ、これが。
 いくら裁判長が速読の達人だからといって、おいそれと、わずか20秒かそこらでこれを読了できるはずがない。
 でもね、この威厳のないサカイ氏はさらにつづけていうんだな、

----では、書類の交換は終わったということで…裁判は、これで終結します…。

 僕的には、まったく「!」目がテン状態でした。

----ま、待ってください! まだ、いうこと、あります。

----何? あるなら早くいってください…。

----私はさっきいったように、用意してきたこの回答書を読みあげたいんです!

----その必要は…ありません。書面の提出は終わったし…被告もそれを受けとったしね…。

 そう、このサカイ氏、なんか口語なんですよ、喋り全体が。
 威厳のなさはそこ始発なのかな、なんて考えがちらりと脳裏をかすめます。
 しかし、イカン、このまま連中は裁判を終わらす気だ、と頭脳が警鐘を鳴らします。
 そこで僕はとっさに、この裁判の中盤用に用意してきた、向こうさん、中央選挙管理会の出してきた乙第1号証の法律上の不備を指摘することにしました。

----裁判長、被告の提出した乙第1号証には不備があります。それを、指摘します。

 もう後ろに向きかけていた裁判チョー、不機嫌そうこっちに向きなおって、

----不備? なんですか…それは…?

----被告の答弁書内に、回数や年月日の記載していない投票用紙を使用しても、公選法においては、それは特に違法にあたらないって答弁がありますよね? そして、第5条 衆議院議員又は参議院議員の選挙の投票用紙は、別記第5号様式に準じて調整しなければならない、という部分に線引きして、その例として別紙に投票用紙のコピーが添えてありますよね? でも、これ、実際に添えられてるのは、船員の不在者投票用の6号の用紙なんです。これは…証拠物件としての、不備なのではありませんか…?

 これは、実は、僕の勤勉なパートナーが発見してくれた部分なのです。
 公選法の規定により、回数及び年月日のない投票用紙を使用してもいいといって、その例をあげるにあたって、本来の5号様式でなく6号の船員不在者投票用の用紙をコピーしてしまうという、信じがたい被告側のケアレスミス! 法律の専門家がこんなミスするかよってくらいの、超・凡ミス!

 裁判官3名と被告代理人6名のあいだにざわめきが広がります。
 
----ほんとだ…まちがってる……、というささやきが聴きとれます。


        
          これが、5号の代わりにまちがって添えられてきた、6号様式の船員の不在者投票用紙のコピー。
          法律の専門家がこんなミス、フツーする? ま、揚げ足取りなんだけど



 しばらくサカイ裁判チョー、うつ向いていたんですが、ここでやおらまた顔をあげて、

----しかし、こんなのはケアレスミスなんだから…のちほど5号の投票用紙のコピーを添えた乙1号証を再提出してもらえれば、それで帳尻はあうでしょう…?

 ええ、帳尻はあうでしょう、なんていったんですよ。
 なんスか、コレ? 帳尻があうって裁判用語ですかね?
 だいたい僕は不正選挙ってコトバもまだ発してない。だもんでここで語気を強めて、

----裁判長、私はやはりここで被告の答弁書の回答を述べたいのですが!

----その必要はありません。さのことは先ほどもいったじゃないですか…。いいですか、これで終結しますが……

----待ってください。私はまだ何も発言してない…!

----ですから、それは、先ほど書面で受けとったじゃないですか。いいですか…終結しますよ……

----待ってください…。審議とかは…ないんですか? それじゃ……

----ですから、それは何度もいったように、訴状、準備書面の交換などで…すべて済んでますから……

----いや、でも、それじゃあ、書面の交換だけで済んじゃうんじゃ、ここで傍聴してる人たちは、まったくなんの話か分からないじゃないですか…?

----それなら、訴状、準備書面の交換にしても、おなじことじゃないですか…。ちがいますか? 終結しますよ……

 なんとも次元の低い争いだなあ。
 RK氏曰く、サカイ裁判チョーは「終結しますよ」という文句を計6回もくりかえしたそうです。

 で、裁判は、フィナーレしました。
 ラインクラフトさんなんかと同様の15分裁判という形で---。

 で、ここで僕が用意した、被告の答弁書に対する回答書というのを、参考のため載せてみたいと思います。
 少々長く、また、文書の性質からも決して面白い読みものとはいえませんが、興味のある方はお読み下さい。




  答弁書への回答

 H25年の8月20日、我々原告団は、兵庫県伊丹市の比例区の「不正選挙」について訴訟を起こし、
同年の10月、この事件の被告であるところの中央選挙管理会の代理人より答弁書を受け取りました。
 その答弁書に対する我々原告側の回答を、これより述べたいと思います。
 
 被告の解答書4ページの第3 請求の原因に対する認否から
訴状1.について 被告は、比例区選挙が執行されたことは認め、我々が横浜港北区の開票作業に
参加したという事実を「不知」、知らないといっています。これは個人的な事柄ですので、これはいい。
訴状2.について 港北区の開票時間が21:15であった事実もこれを認め、しかし、TV等での当確
発表が20:00からであったこと---すなわち、開票作業より以前に当確発表があった事実の矛盾点
につきましては、被告は、これも「不知」である、といっている。
これは、同意するわけにはいきません。
訴状3.本件の主題である伊丹市で撮影された不正票について これについては、回数及び執行年
の記載のない投票用紙を使用したことは認めましたが、「折り目のない、どう見ても同筆跡にみえる
投票用紙」が多量に見つかった件」については、これまた「不知」という解答。
訴状4. 「折り目のない、どう見ても同筆跡に見える投票用紙」が多量に見つかったことにより、原告
が、この写真のほかにも同じような不正票が大量にあることが考えられると述べた件については
「不知」。原告が、この事実を大掛かりな「不正選挙」の証拠だと主張した件については、「これと争う」
という解答。
訴状5.については、このような不正選挙が行われたなら、前参議委員比例代表選挙の効力に
対しても疑義があり、公選法第204、205条に基づいて、当該選挙は違法であり無効であり、当該
選挙の再開表を請求する、という原告の主張に関しましては、あくまで「これと争う」という姿勢でありま
した。

 要するに被告側の解答の主軸となるのは、「不正選挙」などなかった、という一点に尽きるようです。
 いま述べましたのは、我々原告の請求の原因に対しての解答でしたが、被告はさらに解答書5ページ
の第4 被告の主張としてこう述べております。

1. はじめに 原告らは、本件選挙において、①どう見ても同筆跡に見える投票用紙(しかも、まったく
折り目のない)が多量に発見されたこと、②回数と執行年のない投票用紙の使用が多く見られたことな
どから、大がかりな不正が行われ、選挙の公共性・透明性が著しく損なわれ、これらが、選挙の規定に
違反することがあるとき(公選法205条1項)に当たるなどと主張して、本件選挙の無効を求めている(
以下、これらの主張をそれぞれ「原告らの主張①」、「原告らの主張②」という)ものと解される。
 公選法205条1項の選挙無効の要件としての「選挙の規定に違反することがあるとき、とは、主として
選挙管理の任にある機関が選挙の管理執行の手続に関する明文の規定に違反することがあるとき、
又は直接そのような明文の規定がなくとも選挙法の基本理念である選挙の自由公正の原則が著しく
阻害されるときを指すもの、(最高裁昭和27年12月4日第一小法廷判決・民集6巻11号1103ページ、
昭和51年9月30日第一小法廷判決・民集30巻8号838ページ、同平成14年7月30日第一小法廷
判決・民集56巻1362ページ)をいうところ、以下に述べるとおり、原告らの上記①、②の主張は、いずれ
も理由のないことは明らかである…。

 そして、被告は、我々原告の①、②の主張の理由のないところを、こう述べています。

 公選法205条1項は、選挙は各種の機関の行為の集積であって、一般の行政行為とはその性質を異
にし、その結果は選挙人団という集団の意思表示によって得られたものであることから、選挙を無効にし
てこれをやり直すことは、慎重でなければならず、同項は、その無効原因を、上述した、「選挙の規定に
違反することがあったとき」で、かつ、「選挙の結果に異動を及ぼす虞がある場合」に限定しており、これ
らの無効原因に該当する事実は、選挙の無効を主張する原告において主張立証しなければならない…。

 なぜ? と、ここで我々原告側の疑問符が入ります。
 被告の解答で我々の主張を①、②としてまとめたことは理解できた。
 しかし、後半の文の、「①、②の主張の理由のないことは明らかである」という結論までの、論理の道筋
がまったく分かりません。
 被告のいう「選挙の規定に違反することがあるとき、とは、主として選挙管理の任にある機関が選挙の
管理執行の手続に関する明文の規定に違反することがあるとき、又は直接そのような明文の規定がなくと
も選挙法の基本理念である選挙の自由公正の原則が著しく阻害されるとき」
 というのは、まさしくこの疑惑の投票用紙が発見された「いま」ではないですか---。
 この疑惑の投票用紙の存在こそが、「選挙の自由公正の原則を著しく阻害している」ものそのものなの
ではないでしょうか?

 被告の主張はさらにこう続きます---

 しかるに、原告らは、比例区選挙の無効原因について、単に「どう見ても同筆跡に見える投票用紙(しか
も、まったく折り目のない)が多量に発見された」(訴状「請求の原因」の3)などと憶測に基づいて抽象的な
主張をするのみで、何ら具体的事実を主張しておらず、これらの事実を立証する証拠も何ら提出していな
い。
 よって、原告らの主張①は理由がないことは明らかである……。

 同意できません。
 開票立会人によって撮られた「どう見ても同筆跡に見える投票用紙(しかも、まったく折り目のない)」の、
いったいどこが抽象的でしょうか。
 どう見ても通常のものとは思えないこれらの票の写真を、「不正選挙」という事件と結びつける発想こそ、
極めて市民的かつ常識的なものであります。
 今回の不正票に関してまったく認識のない知人の幾人かにこの写真を見せたところ、彼等は例外なく
瞠目し、息を呑んだものです。
「うわ。マジ不正じゃん」と。
 この異常な票の姿かたちには、素人目にもやはりそれだけのインパクトがあるのです。
 ですが、とりあえずは被告の主張の論旨の続きを追いましょう。
 被告の答弁書7ページより 3原告らの主張②に理由がないこと---

 また、原告らは、「回数と執行年のない投票用紙の使用も多数見られた」ことから、大がかりな不正が
行われ、選挙の結果が左右されたなどとも主張する。
 しかしながら、前期の通り、公選法205条1項の「選挙の規定に違反することがあるとき」とは、「主と
して選挙管理の任にある機関が管理執行の手続に関する明文の規定」に違反した場合をいうところ、投
票用紙の様式については、公選法45条2項により総務省令で定めることとされ、公選法執行原則5条1項
において「別記第5号様式に準じて調整しなければならない」旨規定されているが、参議院比例代表選出
議員の選挙の投票用紙の様式である「第5号様式の「その3(?)」には、回数及び執行年に関する記載
はなく(乙第1号証---ここで注といたしまして、被告の乙第1号証の不備を指摘します。第5号様式の票
として添付されたコピーの像として、船員投票用の6号の票が本来あるべき5号の票の代わりに提示され
ているのです。これでは、証拠物件としての用をなしません。性急な再提出をここに請求します---)
他に当該記載をしなければならない旨の明文の規定はない。
 したがって、回数と執行年の記載のない投票用紙を使用したとしても、公選法の規定に何ら違反する
ものではない。
 よって、原告らの主張②も理由がないことが明らかである……。

 けれども、これら被告の論旨を追っていて、気づいたことがひとつあります。
 原告側の提示した証拠物件について、具体的な事実を何ら問うてこないのです。
 特に我々原告が感じた違和感は、答弁書のどの部分にも、一箇所も「写真」という単語が見つけられな
い点であります。これは、当方に裁判の知識の少ないための錯覚かもしれず、証拠物件は甲1号証拠と
か呼称するのが通常なのかもしれない。しかし、それにしても、これは不自然です。何も知らないひとが
この被告の答弁書を読んだら、それこそ、我々原告が、証拠として写真を提出したかどうかもこの文面か
らは判別できないからであります。
 もちろん、これは、文面からのみ判断できるようなことではありませんが、少なくとも被告側の意図とし
て、原告の提示した証拠写真について語りたくない事情が何かあるのではないか、と勘ぐりたくなるほ
どの反応であり答弁であるように思います。
 このような神聖な法廷という場において、証拠写真に対するきちんとした答弁というものは、やはり、なさ
れなければいけない。
 大上段に「抽象的」という単語をちらつかせ、「写真」という単語を一言も発しない被告側の答弁には、
原告は、不誠実とまではいいませんが、非常に割り切れないものを感じております。
 いいえ、抽象的ではありません。これらの証拠写真は、あくまでも具象です。

 我々としましては、肯定するにせよ否定するにしても、被告の側に、この証拠写真の正面に立って発言し
てほしいのです。

 たとえば、この写真を撮影したのが誰で、その裏を取ろうという発想を、なぜ、たどらないのか。

 あるいは、この証拠写真を世間に公にしたブログの主であるところのリチャード・コシミズ氏(本名:輿水
正氏)を、なぜ、証人として証言させないのか。

 通常の刑事事件であるならば、論理の筋は、必ずそのような経路を辿るはずです。
 我々原告の提示した証拠写真の一切は、彼のブログに拠っているからです。
 それに、証拠物件の是非についてまったく議論することもなく、さらには、「どう見ても同筆跡に見える大量
の票(しかも、まったく折り目のない)」について論破することもしようとせず、ただちに原告側の主張を
抽象的という言辞に閉じ込めよとする被告の主張こそ、現実的な手続をあえて迂回した、韜晦、とまでは
あえて申しませんが、遠回りした、「抽象的な」論旨であるのではないでしょうか。

 我々原告側の心情をあえていわせてもらうなら、「不正選挙」などというものはあってほしくない、最高
学府を出られた、専門の、優秀な方々の高い見識から、きちんと否定して、それを証明してほしい、と望
んでおります。
 じゃっかん皮肉がかった表現と受けとられるかもしれませんが、この心情は、まさしく我々の本音です。
 どうか、迂回した過去の慣例を持ち出してこられて、その専門的知識のみで我々を煙に巻こうなどとい
う、低い、時代劇の悪代官のような姑息な策略で、我々を篭絡しないでください。
 法務省の赤煉瓦塔の裏手の中庭にいまもある、あの越前碑のように---最高学府を出られた---この
経歴を辿ることのできた才能と努力をともに持ち合わせた、稀有な、高い日本人としての誇りと正しさで
もって、正々堂々と我々を論破してください。

 そのためには、この写真を公にした輿水正氏の証人としての出廷が、不可欠なものと我々原告は考え
ております。
 ええ、我々は、輿水正氏の証人としての出廷を、当裁判において請求します。
 この写真の撮影状況及びやその詳細に関して、輿水氏は、我々より遥かに詳しい知識を持っている
からです。
 ちなみに、輿水氏の主催するリチャードコシミズ・ブログは、1日最低9万のアクセス数のある、日本有数の
政治ブログです。
 それは、つまり、この裁判の動向と行方を、1日最低9万の人間が注視している、ということです。
 これらの証拠写真を、日本の司法がどう扱うのか、どんなアングルで切りこんでくるのか、もしくは、どん
な理由をつけてスルーしようとするのか、日本中の人間が注目しています。
 原告である僕も、僕の隣りにいるX氏も、そのような人間のひとりです。
 初めての裁判ということで非常に緊張してはいますが、それと同時に、いまこの瞬間からの裁判の展開
に、非常に胸躍るものを感じております。

 さらに、新しい追加にあたる証拠を我々が用意しつつあるということを述べて、被告による答弁書への
回答を終えたく存じます。
 原告側の主張は以上です---。


                  ×            ×            ×


 しかしながら、この裁判は、まだ終わっておりません。
 僕等としては、裁判官忌避の申し立てをこれから請求するつもりです。
 なお、そんなことはよもやないでせうが、ここらで前もっていっておきませうか。

 平成25年10月16日の行ケ第101号裁判の原告である僕(イーダちゃん)とそのパートナーであるX氏は、どちらも今後失踪する予定も自殺する心づもりも全くないことを、ここに宣誓します。
 僕等ふたりはどちらも前科がなく、痴漢歴もなく、麻薬等に関係したことも一切ありません。
 今後も関係するつもりは全くありませんし、いざそのようになった場合、当方にもそれなりの用意がありますので、そのあたりヨロシク!


 16日の午後、松戸チームの起こした不正選挙裁判を傍聴していたら、イーダちゃんに向かって「あなたをインタヴューしたいから撮影させてくれ」という妙なオトコが現れました。
 自称ネットでジャーナリストみたいなことをやっている、という50絡みの超太ったこの帽子男(名前は忘れた)。
 名刺もなく、どんな意図で質問したいかの前フリもなく、しかも、背広はボロボロ、さらに体臭が尋常じゃなく汗臭いときた。
 もちろん、お断りしましたけど---w。

 今回のレポートはいつものとやや趣向がちがうので、大変読みにくかったと思います。
 最後まで読んでくれた方、全員に感謝です。
 あと、恐ろしい相手との裁判訴訟だというのにまったくひるまず、寝る間も惜しんで裁判関係の資料集め等にあたってくれたパートナーのX氏に、尽きせぬ感謝を送りつつ当ページを終えたいと思います---お休みなさい---。(^o-)y☆

 
 

 







 

 

 

徒然その152☆10.17 リチャード・コシミズ 行ケ102号「不正選挙」裁判記録!☆

2013-10-21 03:02:43 | ☆<不正選挙訴訟>の巻☆
           


 Hello、先日16日、行ケ101号の「不正選挙」裁判の公判が終わり、裁判関連の仕事からようやく解き放たれ、ホッと胸をなでおろしているところの、過労たんまり・くたくたジャガー状態のイーダちゃんです---。(^.^;>
 えー 今回は、そうした僕の訴訟・平成25年(行ケ)第101号について書こうと思っていたのですが、翌日の17日、リチャード・コシミズ氏が原告代表を勤めた(行ケ)第102号裁判で、只事じゃない大事件が勃発しちゃったんで、今夜はやはりそっちの裁判について書きたい、と思います。
 で、失礼ですが、17日の当日起こったことは、俊敏な皆さんなら、もうとっくにご承知ですよね?
 なぬ? まだご存知じゃない?(ト鼻を鳴らして)
 いかんなあ。そのような方は、すぐさまネットで検索されてください。
 誰が上げたかは不明ですが、高裁内での実際のあのやりとりは録音され、しかも、その貴重な録音がいまや全世界にむけ、ネズミ算のごとく増殖中というのが、現在の情報最前線の状況なんスよ。
 いやはや、愉快なり---!
 
----では、平静25年の10月17日の15時、東京高裁の424法廷で、いったいどんなことがおこったのか?

 この記事では、それを検証していく所存です。
 そうですね、分かりやすくまず結論から述べていきますと---

 今回の一連の不正選挙裁判での最重要パーツは、ええ、国の司法が、あえて意図的に違法な不当裁判を仕掛けて、国民の不正選挙の訴えをガチで潰しにきた、というところなんですね。

 法律というのは、そもそも権力的弱者である国民を守るために行使されるもの、というのが基本の思想であります。
 裁判こそ、それの最たるもののはず---。
 この基本があるからこそ、ニッポンは文化のある法治国家である、などといってこれまで威張ってこれたのです。
 ところが、今回の102号裁判では、その我々国民の「裁判する権利」が、国の司法により、顔に唾をかけられ、あまつさえ圧殺されるという憂き目にあったわけでありまして。
 具体的にいいますと、この裁判で---25分すぎくらいだったかなあ?---原告団のN氏が、裁判長である齊藤隆氏に、今日提出したい新たな証拠があるんですが、と1枚のDVDを提出したわけなんです。
 ところが、この齊藤裁判長、この新証拠の受け入れを非常に渋ったんです。
 うーん、期日の関係でそれの受け入れはできにくい…、みたいなことばかりいうんです。だって、裁判所としては、これこれの期日までに証拠は揃えてくれと書面で伝えているでしょう? それをしないのは、原告側の落ち度じゃないですか、みたいな論旨でもって受け入れを渋りまくるわけ。
 イヤーな空気が法廷内にたちこめました。
 すると、そんな空気を振りはらうように原告席よりRK氏がすっくと立ちあがり、

----裁判長、原告がいままでこの証拠を出さなかったというのは、今日までそれを提出できない事情があったからです。お願いします、新証拠を受け入れてください…!

 と、あの張りのある声でいったんです。
 すると、齊藤裁判長は、じゃあ、とにかくそれに目を通してから、それがこの事件に関連性のあるものか検証してみましょうか、なんてことをいいまして。
 で、事務官みたいなひとに合図すると、そのひと、法廷の裏手の扉のなかに入っていって、なんとそこから再生のためのTVをがらがらと法廷にもってきた。

----なんだ。再生できるシステム、あるんじゃん…。

 といったようなざわめきが、傍聴席内に起こります。
 ちなみに、この日の傍聴席は満杯---法廷内の傍聴席は全部で48席あり、立ち見は不可---なので、9人の原告団と合わせますと、計57人のニンゲンが、この裁判の動向を見守っていた勘定になります。ちなみに、法廷内に入れない人士も30名くらい法廷の外に待機していました。
 つまり、それは、先の721の参院選国政選挙の公正性に疑惑をもつニンゲンが、それだけいたっていうこと。
 もっとぶっちゃけていうと、みんながみんな、今選挙が「不正選挙」であったことを確信してる面子ばかりなわけ。
 この裁判でおかしな動向を見せたらタダじゃおかんゾ、みたいな熱気が、もう法廷内に立ちこめているのがビンビン肌で感じられるんですね。
 ですから、裁判長らと原告の面子は非常にやりにくそうな感じでね、だからしてなおさら儀式ばった、わざとらしい動作で裁判長の側に向いたTVの脇に陣取って、で、N氏の提出したDVDを見はじめたんですよ。
 僕等・傍聴席のニンゲンからは、この映像は向こうむきになって見えないんです。
 でも、音声は、充分聴こえる。
 それは、721の選挙の板橋での開票所---前都議選で立候補された犬丸かつこ氏が、開票所で選挙管理の開票立会人に向けて異議を唱えている部分の映像でした。
 これ、見てみれば誰でもすぐ分かるかと思うんですが、もうモロなんですわ。
 というか、これを見て「不正選挙」の挙動があったこと疑うのは、かなーり異常者なんじゃないかなあ。
 だって、大量の不正票がこんもりとあり、都議に立候補した犬丸女史が勇敢にこれを糾弾しているというのに、それの相手をしてる開票立会人のいってることは、まるでしどろもどろの出鱈目なんですから。

----だって、8時に当確がでて、こんなことやってる…。こんなのセレモニーでしょうが。…見てよ、あなた---見なさいよ、見なさいって…。ちょっと、カメラとってきてちょうだい。(犬丸氏の声:以下Iと略)

----……。開票立会人の声。(拒否してるらしいが、これは、よく聴きとれない)

----なぜ? なんでだめなの! 見なさい、あなた、これ! よく見なさいってば! あなたの眼は節穴…?(大量の不正票を見てのI氏の叫び)

----……。(開票立会人の沈黙)

 ここで、傍聴人のあいだいに失笑の声が漏れました。
 だって、これ、「不正選挙」の決定的証拠ですもん。
 あまりにも強力な、それこそ誰が見てもそうと呑みこめる、裁判の是非を決めうる最強証拠。
 ところが、この証拠に対して、高裁の裁判長である齊藤隆という男は、こういったのです。

----…それでは…これまで出ていた状況証拠は揃いましたので…なお、最後に提出いただいた証拠に関しては不採用ということで、本裁判は…これで終結いたします……(蚊の鳴くような声で)

 ざわざわっと傍聴席に広がるざわめき。

----よく聴こえなかったのですが! 

 と、まともや立ち上がるRK氏。
 
----…判決は、11月14日……

----終結は、認めません!(RK氏)私はまだいいたいことがあるんです!

 しかし、裁判長以下2名の裁判官、ならびに書記官は、ここで法廷裏の扉からこそこそと撤退してしまう。
 爆発する怒号と雄叫び---男性も女性も、老いも若きも---それこそ一丸になって。

----不当裁判! 

----これが、東京高裁か!

----あなたち、恥ずかしくないんですか!

----こんなの裁判じゃねーよ!

----逃げるんじゃない。戻りなさい!

----国民は見てるぞーっ!

 爆発する怒号がしばらく続き、それがやや凪いできたとき、RK氏の声が再度響きます。

----逃げるんじゃなーい。いいか、お前たちは、売国奴だ!!

 そうだそうだ、という合いの手。すかさず、自然発生的な「売国奴シュプレヒコール」が法廷内に凛凛と鳴り響きます。

----売国奴! 売国奴! 売国奴! 売国奴!……

 日本の司法が死んだ瞬間でした---。
 
 裁判が明らかな証拠を恣意的に不採用とし、さらには原告に口頭弁論の機会も与えず---イーダちゃんの101号裁判もこれでやられました---訴状と証拠説明書、準備書面の交換のみで裁判自体を終決させてしまうという---この法律も正義もなにもあったものではない、裁判長の権威による原告言論のむりやりの封殺は、いわば日本の司法が行ったテロのようなものです。
 この瞬間、僕等国民の権利は踏みにじられ、僕等の自由は顔に唾をかけられたのです。
 これは、すなわち、これを読んでいる貴方の顔にも、そこの貴女の顔にも、やはり司法は唾してきたということです。
 そして、それは、今後も国家は、僕等国民の自由や財産、あるいは生命をも恣意的に封殺しつづけるであろう、という裏返しの宣言でもあります。
 この瞬間、日本の司法は、自らの行動によって、自らが属している国家が法治国家ではなく、斜陽のアメリカ帝国に主導された傀儡が裏から支配する、イカサマ・バカチン・詐欺師だらけのファシズム国家であることを、期せずして暴露・告白してくれたのでした…。


                         ×           ×           ×

 なお、この裁判の生録音が聴きたいというひとがいたら、ただちにこちらをどーぞ!

          http://www.youtube.com/watch?v=-d4rJGLpIwo#t=455

 どうせすぐに消されちゃうんでせうが、ネットという存在をまるごと消去でもしないかぎり、一度世にでたこの録音を完璧に消し去ることは、もはやいかなる権力でも不可能です。
 国の暴挙を明確に記録したこの録音は、永遠に、この違法裁判を告発しつづけることでせう。
 皆さん、いま現在のニッポンの状況はアブナイなんてものじゃない。
 僕は、今年中に日中戰爭が勃発してもおかしくない、と思ってる。
 だって、10.17にこれだけの騒ぎがあったのに、どのマスコミもそれを一言も報じないでせう?
 そして、これだけの騒ぎを起こしたというのに、警察も、僕等傍聴人の誰も逮捕しようとしない---ちなみに、臆病なイーダちゃんは、このような騒ぎのなか、品行方正に自分の座席のなか、押し黙ってチワワのようにちんまりと大人しくしていたことを、ここに告白しておきますw---でも、なんでだろう? 
 どうしてマスコミは黙ってるの?
 簡単です---マスコミはみんな戰爭扇動政府の犬なんです。
 司法も政府もマスコミも選管も、みーんなアメリカの傀儡なんス。
 逮捕者が出ると報道せなばならず、そうなると逮捕者のでたその裁判とはどんな裁判なんだ? と国民の目が「不正選挙」へと向かうから、そうさせないためのせめてもの隠蔽政策なんですよ、これは。
 デフォルト間近の斜陽のアメリカはもう必死です。
 どんな手段でもいいからとにかく戰爭を惹起して、その戰爭経済効果でもってデフォルトを少しでも立て直そうとしてる。
 その危険度を、どうか認識してください。
 もはや待ったなし---竜骨が軋み、甲板もねじれる、いまや難破寸前・崖っぷちニッポン丸の、明日はどっちだ?

 平和の祈りをこめて---提供は、イーダちゃんでした---お休みなさい---。m(_ _)m



        PS.次回は、僕が提訴した「不正選挙」裁判、(行ケ)第101号の詳細について語ろうと思います。かしこ。








 

☆徒然その151☆ アメリカン・デフォルトがやってきた!☆

2013-10-12 03:58:37 | ☆むーチャンネル☆
             


 やってきました、やっとこさ---僕がここ10年来しつこくいいつづけてきた、待望のアメリカン・デフォルトが---Yeah、Yeah、Yeah!
 待ちに待ち、焦がれつづけていた、悪の帝国・戰爭請負株式会社であるアメリカ合衆国の、最後の土壇場、もしくは崖っぷち。
 まあ、歴史上いちばんニンゲンを多く殺傷しつづけてきた超・極悪国家ですから、これは、因果応報の当然の報いとも思いますけど、それにしてもここまで、長かったー!
 というか、2013年までアメリカという国家自体がよもや持つとは思ってませんでした。
 よくもまあ、ここまでズタボロになったボディを、隠し隠しして運びつづけたもんだなあ、と、逆に感心しちゃう。
 でもねえ、このドラマチックな破産劇、見えるひとには当然の結末として見える事象かと思います。
 ええ、特に驚くようなことじゃない。
 1+1=2 になるのが明白なように、アメリカの結末は、心あるひとには既に明々白々の「事実」なんでありました。
 だって、借金2京円っスよ。
 一切の説明不要。100年かかっても返せっこないのが当たり前じゃないですか。
 自分のとこがいっちゃんアブナイくせに、それを隠匿し、わざとらしくギリシアがどうのとか、中国バブルがどうとか、ちゃんちゃらおかしいっていうの。
 笑わせるなっつーの---僕にいわせるなら、いまになって驚くひとのほうがむしろどうかしてるんです。
 
----だって、マスコミが全然報道しないんだもの、そんなの…分かりっこないよ…!

 なんてモゴモゴいってるそこの貴方! 貴方ですよ、貴方---わるいけど、そんな貴方の目は節穴だったと、ちょっとばかしここで僕に勝ち誇らせてください。(注:上から目線、ちょい失礼をばm(_ _)m!)
 マスコミ報道なんて愚劣な宣伝を信じるほうがわるい、と僕は以前から口を酸っぱくしていいつづけてきました。
 うそだと思うひとは、イーダちゃん☆むーチャンネル☆コーナー・過去ブログの下記の記事を御覧あれ。

 ☆徒然その132☆311の真相を求めて
 ☆徒然その127☆サルでも分かるアメリカ裏支配の真相世界史
 ☆徒然その126☆12.16不正選挙と軍歌の足音
 ☆徒然その114☆ソビエト連邦という名のフェイク
 ☆徒然その111☆アメリカ金融帝国の沈没
 ☆徒然その100☆311人工地震プロジェクトを再考する<マスコミの役割>
 ☆徒然その77☆世界$体制の終焉
 ☆徒然その65☆福嶋原発20Km圏内への旅

 日本のマスコミはね、ごく一部の例外をのぞいて、アメリカ直属の情報隠蔽機関でしかないんス。
 それこそ昭和のころからずっとそう、むろんいまだってそのまんまの大衆向けの洗脳ブースでありつづけており---僕は、TVなんて最初から「アメリカのパンとサーカス」作戦の道具だと高校のころからずーっと思ってたんで、TVなんてここ25年まったく見ておりません。
 だって、あざとくって穢らわしいんだもん!
 ええ、僕が、この世でいちばん嫌いなモノはTV。
 うそしかいわない、こーんな下等な、政治ホラ製造機なんて要らねえよ。
 でも、同意してくれるひと、少なかったですねえ。
 みーんな、TVを信用してるのよ---外国の庶民は、みんな、ある程度疑ってかかってTV情報を鵜呑みになんかしないのに。
 なぜ、そんなことが分かんないのかなあ。
 あのジョン・レノンも「労働階級の英雄」のなかで苦々しくこう歌ってたじゃないですか。

----君たちはセックスとTVに騙されて、自分は階級も制約も関係ない自由なニンゲンだと思いこむ
   だけど、僕にいわせれば、君らはどうしようもない百姓さ
   労働階級の英雄になるのは大変なことだ… (John Lennon「Working Class Hero」より)

 東京大空襲で無辜の庶民を無数虐殺し、広島・長崎では2発の原爆を投下し、朝鮮戦争、ベトナムでも同様の残虐行為を行い、以後、アフガニスタンで、最近ではイラク、エジプト、あるいはシリアで、同じような蛮行を飽きもせずくりかえし、自らのエゴを満たすためのみに「正義の戰爭事業」を推進しつづけてきた、あの傲慢大国アメリカにも、いよいよ自分の撒いた種を狩りとらねばならない季節が到来したのです。
 そろそろアメリカ主導の「パンとサーカス作戦」から眼を覚まして、マスコミ煙幕の「真相が見えない、見せない大作戦」の意図を読みとり、その裏に流れている、邪悪きわまりない、真正の歴史を直視してほしいなあ、と思います。
 ま、でも、能書きはこのくらいにして、現時点でのアメリカがどんな状態なのか、具体的にざっと抜き書きしてみませうか。

1.公務員80万人が自宅待機指令。NASA、FBI等の機関の一事閉鎖。行政サービスの縮小。自由の女神、ヨセミテ自然公園、及び、図書館、美術館なども観覧不能に。

2.米国郵便局の閉鎖。退職者健康保険金56億ドルの支払い不能。軍人恩給も停止。

3.TPPも頓挫。TPP交渉担当の職員の7割が自宅待機になってしまった故。

4.議会への発砲事件。それに、ワシントンDCでの大規模デモの始まり。これは、全米トラッカー連合によるもの。なかでも退役軍人によるデモは、百万人規模の参加者が見こまれているとか。

5. フードスタンプ受給者への配当縮小。現在、合衆国には、仕事がなく、フードスタンプの受給という制度のおかげでかろうじて喰いつないでいる人間が約1億人いるのですが、彼等への食料配布の滞りを直、意味する事態。要するに飢餓者の発生という、国家としてのトンデモ事態発生ってわけ。


           

 これ、はっきりいって如実な国家破綻の症状じゃないかって思います。
 ひとつの事項だけでも充分破滅的に見えるというのに、それがまとめて5ついっぺんに、ですからね。
 ローマが滅びたときもこんなだったのかなあ?
 人力じゃどうにもならない深い奈落が、アメリカという国家の足を絡めとっているのがじかに見えるような気もします。
 弱り目に祟り目ってやつ? あれだけ固執してた「植民地の夢よもう一度」条約のTPPすら、もう締結できそうにない…。

 ねえ、どうするのよ、アメリカさん?

 誰がどう贔屓目に見ても、石油とリンクした世界ドル体制は、いまや風前の灯火です。
 ドルが死ぬということは、いままで世界を締めていた欧米列強の支配が終わるという意味です。
 それはすなわち、支配の軸が、欧米から東アジア共栄圏(日中露の連合)にバトンタッチされるということ。
 もちろん、老いて衰えた事情を加味しても、欧米はいまだに危険な龍です---民族の優秀性をかたくなに信じこんでいるプライドの高い彼等が、歴史的に見下しつづけてきた東アジアの黄色人種風情に、さあ、どうぞ、と笑いながらバトンを渡すはずがない。
 そこで---シリアなんです。
 政府機関が一事封鎖になったとき彼等が使う十八番---戦争惹起による景気高揚プロジェクトが、ここに登場するってわけ。
 シリア・ドンパチ・アメリカ再生プロジェクトがロシアの妨害でだめになると、あらら、今度は、懲りもせずにリビアでおなじことを始めようとしてる。
 結局、戰爭だけなんですよ---アメリカさんの本当の国家事業は。
 これがなきゃ、あの国は干上がるの。
 20世紀のあいだは、財力も武力も思いのままにあったんで、東西冷戦という架空のショーでしこたま儲けてきた彼等なんですが、21世紀に入って、どうやら歴史の神は、アメリカさんを見限ることを内定したみたいです。
 世界中の庶民だって、100年も見てれば、だいたい覇者の手口ってのも読めてきますって。

 1.ある国(現在では、テロリストといい替えたほうがいいかな? でも、大抵の場合、これがだいたいアメリカさんの仕業だったりするのよ)がある国に攻撃を仕掛ける。
 2.で、民主主義のピンチだ、とアメリカ属国の政府やマスコミが声高に叫びだし、それに応じて「正義の軍隊・アメリカ軍」がその敵役国家を叩きに現れるっていういつもながらの見え見えの大逆転シナリオ。景気よく騎兵隊ラッパを吹き鳴らしながら---「砂漠の嵐作戦」とか「トモダチ作戦」とか白々しくいっちゃってね。


 アフガンしかり。
 イラクしかり。
 エジプト、そして、リビアもしかり。
 日本だってそうですよ。
 ただ、中東やアフリカでアメリカがホントに欲しかったのは、石油や天然ガスですが、日本の場合はちとちがう、アメリカが日本にやらせたいのは、日本と中国との「戰爭」なのです。
 まあ、史実にそっていうなら「第二次日中戰爭」とでもいうんでせうかねえ。
 これが可能になれば、戦争相場でアメリカの武器は大売れ、デフォルトだってなんとか遠のきますもん。
 だっから、NYで、石原に---「尖閣」を東京都が買う、なんて宣言させたのよ。
 あれをネタに、いうなれば日中を開戦させる腹なんですね、アメリカの親分は。
 戦争はね、太古からいっちゃん儲かる商売ですから。
 だって、爆弾一発何千万の世界よ!
 ただ、現行の体制じゃ、それはできそうにない。
 それで、アメリカ仕込みのCIAが乗りだして主導して行われたのが、今回の衆参の国政選挙だったのです。
 TPPなんて実現したら、農業そのものがフィナーレしちゃうから、北海道なんて必死になって反自公でいこうとやっきになった---でも、自公が圧勝しました。
 福島なんていまだに仮設住宅で暮らすひとが大量にいるのに、しかも、そのうち仮設住宅じゃない新しい住宅に移れたひとなんてわずか200件ぐらいでしかないのに、なんで、原発を推進する自公なんかが勝つわけ?
 簡単です---国民の意思を反映しない、アメリカ主導の「不正選挙」が行われたから。
 だから、消費増税、TPP、原発推進の自公が勝ったんです。
 ゆくゆくは憲法改正して、中国と戰爭できる国に仕立てるために…。
 むろん、アメリカの下部組織たる官僚、省庁、選管、マスコミ、警察---すべてグルでの大芝居です。
 事実、不正がバレやすい、国政じゃない地方選挙では、自公は連日、連戦連敗です。
 小泉の膝元・横須賀市長選で負け、八千代市市長選で負け、千葉市町選では候補すら立てられず、さいたま市長選で負け、青森市長選で負け、下関で負け、小平市で、郡山市で負け、名古屋でも富山でも、最近では武蔵野市長選でも負け……

 なんで? おかしかないですかね、支持率70パーセントだっちゅーに、この確率をまるきり無視した超・イジョーな負けっぷりって。

 ちょっと理解できないっしょ?
 でもね、理解できる方法がひとつだけあるの---それは、支持率70パーセントって数字が真っ赤な嘘だってことに気づくこと。
 マスコミがうそなんてつく「はず」がない、なんてアタマのわるいことはこの際どうかいわないで。
 マスコミは、アメリカの下部機関・ニッポン与党と癒着する売国組織の一部です。
 アメリカ親分の遣わした日本担当のマイケル・グリーンのいうがまま、うその報道もうその世論調査もバンバンやるんです。
 で、でたのが、数学無視、確率無視、常識無視、世情無視のこの結果です。

 イエス---「不正選挙」ですとも。

 それ以外に、この奇ッ怪な結果を説明できる方法は一切ありません。
 

                   ×                 ×                  ×

 てなわけで、敬愛するリチャード・コシミズ氏の呼びかけに応じ、イーダちゃんは今回の不正選挙訴訟に乗りだす決意を固めたのでした。
 しかし、訴訟ってのはマジ大変ですね!
 生まれ変わっても法律家だけにはなりたかないっ---てゆーか、なれねえって(ひとりつっこみ)
 僕は、この2か月あまりで、もう法律アレルギーみたいになってきました。
 だって、弁護士なんて雇う金なんてありっこないから、訴状だってなんだって自分で書くわけでしょう。
 訴状にはキチンとした証拠説明書をつけなきゃいけないし、被告(この場合は中央選挙会)の答弁書が送られてきたら、それにあわせた陳述書をまた書かなきゃいけない。
 忙しい仕事のあいまにこれをやるわけですから、ここのとこはまったくブログの更新どころの騒ぎじゃありませんでした。
 でもね、そんなこんなで苦労してこぎつけた裁判も、いよいよ来週です。

     日時 10月16日(水)11:30 
     東京高等裁判所8F 817法廷
     事件番号 平成25年(行ケ)第101号 選挙無効等請求事件

 原告は、僕と、信頼できる地元の友人です。
 事件番号、なんと101号! 今度の不正選挙訴訟は、なんと全国各地で同時に100以上も起こっているのですよ。
 これは、たぶん、史上初でせう。
 僕じゃないけどね、一応コレ、記者会見もしたのよ---でもね、マスコミぜんぜんこないのよ---箝口令が敷かれてて、報道したくねえんだろうなあ、不正選挙が本当だから。
 ま、犬丸先生もいっておられたように、中央の司法は腐ってるから絶対に勝てっこないんですが、せめて気骨だけは示したいもんだと色々と考えてはおりますよ。
 興味のある方がおられましたら、当日の傍聴席まで、ぜひともおいで下さい。
 以上---イーダちゃんより10月のお知らせでした---! m(_ _)m (BGM:マンボNO.5/ペレス・プラード楽団)


                       


                       happy birthday,John!