イーダちゃんの「晴れときどき瞑想」♪

美味しい人生、というのが目標。毎日を豊かにする音楽、温泉、本なぞについて、徒然なるままに語っていきたいですねえ(^^;>

徒然その83☆格闘家のための太陽星座別人名録☆

2011-09-23 20:43:49 | ☆西洋占星術への誘い☆
                               


 Hello、dears! 占星術関連のページはひさしぶりですねえ---。
 いやー いま現在のイーダちゃんの生活は、いわゆる「占星術」というモノとまったく離れてまわっているんで、正直、自分のなかで結構距離があいちゃったのかなあ、とやや淋しく思ってもいたのですが、先日、ある契機にふいにこっちの世界に興味をひき戻される出来事がちょいとありまして---。
 で、いままでと少々趣向を変えて、超・珍しい、格闘家のための太陽星座別人名録ってのを作ってみ申した。
 これは、珍しいと思うよ---ほかで似たようなの見たこと全然ないもん。
 ま、現実に、これに興味をもってくれるひとがいるかどうかは別として…。
 作ってびっくりしたのが、牡牛座勢の隆盛ですね---僕、個人的に牡牛座を「ブルースマンの星座」と呼んでいたくらい、この星座生まれのブルースマンって実際に多いのですが、今回はここを「偉大なレスラーの星宿」って呼びなおさなきゃいけないの? と迷うくらい、有名レスラー目白押しのゾーンとなっちゃいました。
 要するに、レスラーになりたいんなら、牡牛座生まれがベストってわけ。
 あと、蟹座に獅子座---ここらも濃くってなかなか凄いゾーンとなりました---ですので、グラップラー志望の若き諸氏は、この時期に生まれるのがベターでせう。
 しかし、前口上はこれくらいにして、そろそろ本番のゴングを鳴らしませうか。
 これらのどーでもよさげな諸情報が、貴方のためのなんらかの精神的触媒にでもなっていただければ、イーダちゃんは大変幸甚です。(^.^;>

                   
                                       牡羊座産まれ

田岡一雄 (いわずと知れた神戸・山口組の三代目。このひとは、ある意味、牡羊座産まれを象徴しているキャラだと思う。不屈の闘志に満ちた、燃えまくり人生!)
エディ・ジョフレ (ブラジル出身の「黄金のバンタム」ジョフレ。僕は、このひとがボクシング史上最高のボクサーだったのでは、とひそかに思ってる)
ファイティング原田 (牡羊座はボクサーが多いね。海老原も牡羊座。前述した怪物ジョフレに唯一の敗北を嘗めさせたのが、我らが原田さんなのでした)
スティーヴ・マックイーン (なぜこのコーナーに役者が? と思ったら貴方は甘い。実は彼、米・少年院で番を張っていた過去を持つ、超・喧嘩野郎だったのです)
ハリー・レイス (元世界NWAチャンピオン。「美獣」レイス。荒野で巡業中のクルマを通せんぼして停め、なかのレスラーを引きずりだしての鉄拳制裁がつとに有名)
ジャッキー・チェン (香港発の世界的アクション・スター。顔の表情のチェンジが、なんというかモロ・牡羊座してる。ブルース・リーよりいいひとっぽいね)
倉本成春 (拳道会・中村日出夫の一番弟子。強いわ強い。彼の土管の試し割り、youtube でご覧あれ。口あんぐりの茫然状態になること、保証致します)
ジャンボ鶴田 (ビル・ロビンソンは猪木の方をシュートとして高く評価してますが、現役時代の鶴田の体力は驚異でした。まさかあんな亡くなり方をしようとは…)
ヴォルグ・ハン (一時期、前田のリングスにいた、ロシアの格闘術指南軍人ハン。このひとの関節技は、藝術的に凄かった。立っても寝てもどっちもOKなんて)
タイガー・ジェット・シン (全盛期の猪木の最大のライバル。小学校のころ、さんざんお世話になりました。このひとの異常なスタミナの源は、やっぱりカレー?)


                                        牡牛座産まれ

ルー・テーズ (イーダちゃんの理想の男性、ルー・テーズ。誰がなんといおうが、僕はこのひとがいっちゃん好き。速くて巧くて柔らかいルー・テーズ、万歳!)
ダニー・ホッジ (そのテーズをして「喧嘩をやらせたらホッジが一番」とまでいわしめた男。ねっ、牡牛座はレスラーの星宿だって意味、これでわかったっしょ?)
フランク・ゴッチ (世界ヘビー級初代チャンピオンのゴッチ。あのカール・ゴッチのゴッチは、このフランク・ゴッチからとったもの。細身なのに滅法強かったらしい)
ドン・レオ・ジョナサン (彼に勝ちAWAを獲ったことをゴッチが誇り、猪木も「でかくて力強くて柔らかくって敵いっこないよ」とコメするような、とっても強い大男)
藤原喜明 (いわずと知れた日本のサブミッション・マスター。アキレス腱固めがつとに有名。何をやっても絵になる藤原サン、彼もまた牡牛座産まれなのでした)
井上康成 (僕はこの方と以前、某省庁でお目にかかったことあり。目礼したら、軽く礼を返してくれて。あの世界柔道チャンプの井上さんが。嬉しかったなあ)
北の湖 (このひとも強かった。性格や顔はともかく、強さだけは否定できない。全盛期の実力に関していえば、次代の千代の富士を明らかに上回っていたと思う)
輪島功一 (なんと27才でボクシングをはじめた「炎の男」輪島。何度もベルトを失い、皆からは駄目といわれたが、そのたびに不屈の闘志で復活した凄い奴)
ピストン堀口 (超ド級のパンチ・ラッシュで一世を風靡した名ボクサー。防禦を全くしない特異なスタイル。戦争と全盛期が重なっていたため幻のチャンプといわれた)
ゲイリー・オブライト (スープレックスというのが実は一撃必殺の凄技なのだ、ということを教えてくれた選手。彼のジャーマンは、まさに究極の殺し技だった)


                                          双子座産まれ

安藤昇 (不良学生→ヤクザの親分→役者というコースを歩んだ安藤さん。頭が切れ、肚も座って、喧嘩も上等。あの花形敬に命令できた唯一の男だったのでは?)
ベニー・ユキーデ (その昔マーシャル・アーツで一番強かった怪鳥ユキーデ。あの後回し蹴りのスピードときたらなかった。あのシャープさと怜悧さは、実に双子的)
ブルーザー・ブロディ (彼もまた双子的なレスラー。あの巨体で100mを11秒代で走ったり、まさに驚異のアスリートだったが、契約トラブルで仲間に刺殺される)
大鵬 (「巨人・大鵬・玉子焼き」とまで謳われた昭和の大横綱。去年の北海道旅行の際、川湯温泉の大鵬記念館に寄りました。柔らかい相撲取ってたんでびっくり)
ビル・ミラー (カール・ゴッチとよくツルんでた巨人レスラー。「ミラーがいなければ私の王座はあと2年は長持ちしたろう…」とテーズも嘆かせた実力派)
山下泰裕 (ちょっとまえの柔道チャンプ。ロシアのプーチン大統領がいちばん尊敬してる男だとか。安定したコンディション作りと慌てない平常心が見事でした)
富樫宜資 (大山倍達を見本に山籠りをし独学の修行をつづけ、遂には百人・千人組手などを日常的にこなし、究極のカウンター・受即攻を編みだした天才空手家)
ガッツ石松 (編み笠をかぶってリングに入場したり、喧嘩の助太刀でヤクザを5人KOしたり。天性の華と愛嬌があったひと。そこが亀田とちがうとこ)
千代の富士 (伝統の「肚」で取るアンコ相撲とタイプのちがう、蒙古相撲のような筋肉体型をした最初の横綱。僕はあまり評価しないけど、ま、強いは強かった)
中村日出夫 (自らの喉頭癌を焼いた火箸で凡て焼ききり、気合と焼酎消毒のみで治癒させてしまったという恐るべき空手家。彼、垂木を手刀で軽々と切断します)


                                           蟹 座産まれ

マイク・タイソン (蟹座産まれは感性派が揃ったな。いわずと知れた伝説の天才ボクサー! 超・強かったけど、禁欲を捨て享楽生活を始めたら見るまに周落した)
エド・ルイス (テーズの師匠。テーズをして「全盛期のルイスとシュートマッチをやって勝てるか自信がない…」とまでいわしめた男。ヘッドロックの創始者)
ディック・ザ・ブルーザー・アルフィス (プロレスラー。元・大学フットボールの名選手。7つの大学から指名されるも、ことごとく喧嘩で退学になったという爽快野郎)
藤猛 (僕は彼を見てはじめて、ハードパンチャーという言葉の意味を知った。インタビューで日本語がおかしいんでまたまたびっくり。彼、日系の三世だったのです)
ジャック・デンプシー (元・世界ヘビー級チャンプ。デンプシー・ロールが有名。でも、いま当時のフィルムを見ると、なんでこんなのが当たるんだ、と怪訝になる)
桜葉和志 (桜葉がホイスに勝ったときは嬉しかったな。グレイシー・ハンターと呼ばれた名レスラー。でも、あのビル・ロビンソンが猪木の方を高評価してて意外)
ジョージ・ハッケンシュミット (いわゆるガス灯時代のプロレスラー。ロシア出身。あのフランク・ゴッチと王座を争った。あの四角いボディだけでも只者じゃない)
具志堅用高 (戦績で読むと日本最大のボクシング・チャンプかも。が、彼は、意外にもボケの天才でもあった。ガッツ石松は計算だけど、具志堅は天然なんだって)
佐川幸義 (大東流合気柔術の最高峰。異常な天才。ただ、彼、動画の画像がひとつもないの! 弟子たちが封印してるんだろうな。公開を心待ち)
テリー・ファンク (プロレスラー。ドリー・ファンクJRの弟。実は彼、日本プロレス・カメラマンの恐怖の的だった。怒りに我を忘れると本当に危なかったらしい)


                                            獅子座産まれ

大山倍達 (獅子座群はお山の大将が集まって超・盛況。そのトップがこのマス大山。いや、熱いわ熱い。男でこの方がキライなひとっているの? 僕は超好き)
カール・ゴッチ (ゴッチの言動の偏狭さに辟易してたひとは、彼が獅子座産まれだという点を考慮して、再評価するように。関節技の超トップはやっぱ彼なんスから)
ダッチ・シュルツ (禁酒法時代の米ギャング・シュルツ。あのラッキー・ルチアーノと派を争った凄い奴。修羅場キング。喧嘩、とーっても強かったらしいよ)
ローランド・ボック (彼、獅子座産まれなの? ええ、獅子座はマス大山みたいに素直な大将となるか、そうなれずに鬱屈した不気味キャラになるかに別れるの)
北斗晶 (あの神取戦は冷静に見て神取の勝ち。北斗、マジ骨外れてるし。あんなキチ○イとやってられるか、と神取は叫びたかったと思う。北斗ってヘン)
ジャガー横田 (女子プロレスラー。僕、この方とも某省庁でお会いしたことあります。目礼したら返礼してくれて。スポーツ選手は皆礼儀正しい。政治家はその真逆)
マサ斎藤 (アメリカで警官多数と喧嘩して刑務所入り。なんて濃ゆい人生! しかも、それ契機に監獄固めという新技を開発し、猪木に挑むとは。獅子座だなあ)
北尾光司 (ほら、これは獅子座のわるい例。あれほどの規格外の素質とガタイを持ちながら、相撲部屋のおカミさんに手を出すなんて悲しすぎだと思うけど)
フリッツ・フォン・エリック (アイアン・クローの元祖。リングに寝た馬場の腹をクローでつかんでもちあげて、軽々とリング外に投げ捨てたシーンが忘れられない)
赤井英和 (赤井は好きなボクサー。役者になってからの、あの朴訥な、骨太の演技は好きだなあ。大らかで実に獅子座的。獅子座産まれって華があんのよ)


                                            乙女座産まれ

アレクサンダー・カレリン (知りあいのムエタイ・マスターはカレリン対前田戦を見て爆笑したらしい。でも当然。アレ、人間じゃない。人類最強って事実かも)
木村政彦 (恐らく史上最強の柔道家。マス大山はじめ各界の重鎮が同意見。格闘の鬼神みたいな男だが、若いころ塩田剛三に腕相撲で負けたこともあったらしい)
ビル・ロビンソン (おっそろしく切れる技をもつ英国レスリング野郎。あの猪木戦、よく見ると猪木、全般で押されてるのね。全盛期のテーズとやらせたかった)
万年東一 (愚連隊の元祖。安藤昇の親分筋にあたるひと。映画「兵隊やくざ」のモデル。ストリート・ファイトの達人。若い頃はあの児玉誉士夫を殴ったり)
アンディ・フグ (六本木でナンパしたとき、婦女子のひとりがアンディのファンだった。ふたりしてアンディの死を嘆き、当夜のナンパはもちろん失敗した…)
スタン・ハンセン (え。あのラリアットのハンセン乙女座産まれなの? そーなんです。乙女座産まれは陽水だとかトルストイまでタイプに幅があんのよね)
谷亮子 (いわずと知れた「柔ちゃん」。ぴょんぴょん跳ねながら投げるあの柔道スタイルはユニーク。筋肉も柔らかくて、身体割れまくってたんだろうな)
アニマル浜口 (長州の兄貴分という役で世間の視野に入ってきたひと。乙女座産まれって単純牡羊座とちがって、いつでもどっかムリしてる健気な風情あり)


                                           天秤座産まれ

塩田剛三 (合気道の天才。PCおお持ちの方は今すぐ youtube で塩田演武動画を見るべし。大山倍達、澤井健一も恐れた一代の「神業」がここにある)
ディック・ハットン (あのテーズに「寝技ならハットンが史上最強」といわしめた男。全盛の力道山を玩具にし、吉村道明にゴッチより上といわせたんだから凄いや)
大場政夫 (観客が「ここだ、いけ!」と総意で思った瞬間、実際にズババーンと怒濤のパンチがだせた唯一の男。ある意味、ボクシング界の長嶋茂雄みたいなひと)
朝青龍 (白鳳との後期の取り組みは名勝負でした。天秤座って風の星座だからねっ、火の牡羊とかとちがって、ややクールな風情があるんだってばさ)
ブルーノ・サンマルチノ (プロレスラー。通り名は「人間発電所」。この命名センス最高。身体のなかにパン屑を詰めたみたいな物凄い筋肉をしてた)
吉田沙保里 (日本最強のアマレスラー。以前TVであの井上康成を簡単に倒したのに仰天。待って、今度は本気で立つ、という康成氏をまたもタックルでドーン!)
ロイヤル小林 (知ってっかなー? 僕の少年時代のボクサーだから今のひとは知らんかも。ちょっとクールでハンサムなハードパンチャーだったんですよ、このお方)
堀部正史 (骨法師範。賛否両論色々あるけど、このひとの喧嘩テクはたぶん本物。youtube の動画で相手するお弟子さんが本気でビビってるのがよく分かる)
キューティー鈴木 (美しい女子プロレスラーの先陣切ったのはミミ萩原あたりからだと思うが、彼女なんか本格的に可愛いもんねえ。写真集は買わなかったけど)
キラー・コワルスキー (ニードロップの始祖。テーズ曰く「一時代前のブロディ」。速く動ける巨人レスラーの走り。猪木をビビらせるほどの迫力があったとも)

                                           蠍 座産まれ

ヒクソン・グレーシー (彼には結局誰も勝てなかった…。ヒクソンは蠍座。情の濃い「水」星宿の産まれです。そういえばことあるごとに水、水っていってたな)
神取忍 (もの凄ーく強い神取。吉田とかとやると分からないけど、一時期女子プロナンバーワンの実力者だったことはまちがいなし。藤原喜明曰く「ありゃあ男だ」)
ジャッキー佐藤 (その神取とセメントマッチをやって破れたジャッキーも蠍座。神取はあんまり強すぎて、僕はいつも相手方のレスラーを応援してました)
尾崎魔弓 (綺麗で強ーい美女ヒール。いま作ってて気づいたんだけど、女子プロレスラーは蠍座が多いね。どなたかこのテーマで研究してみたら面白いかも)
プラム麻里子 (彼女が試合中の事故で亡くなったと聴いたときは驚いた。しかし、その後、三沢なんかの事故もつづき、明るく激しいプロレスは衰退していく)
プリモ・カルネラ (元・世界ボクシング・チャンプでもあった巨人プロレスラー。別名「動くアルプス」。ただ、性格わるかったらしく、怒ったテーズに肩を外されたり)
高橋ナオト (マーク堀越との試合が忘れられない。身体と命を削ってリングに立ちつづけた高橋のことを思うと泣けてくる。あのタフさは蠍の情念か)
武田惣角 (安政6年生まれの武術家。体術から剣術・薙刀まで、何から何まで強かったらしい。他流試合も多数。明治にはこんな男がゴロゴロしてたのか。凄え)


                                            射手座産まれ

力道山 (このひとの本質は喧嘩屋だったみたい。テーズもハットンもそう証言してる。赤坂のクラブで外人10人と喧嘩して皆KOしちゃったり。パワフルだっちゃ!)
ブルース・リー (射手座というと思いうかぶのが、ベートーベンとこのひと。知性と野生とのせめぎあいが男っぽくて、もー たまんなくカッコいいの)
佐山聡 (あの真木日佐夫が「1分以内の勝負なら今も佐山が最強だ」とまでいった、元・タイガーマスクの佐山聡。ゴッチも最高点をつけた天才児に脱帽)
植芝盛平 (合気道の始祖にして塩田剛三の師匠。どの逸話も凄いが、軍の銃との決闘話がとりわけ凄まじい。弾丸の道筋が事前に見えたエスパーみたいな人)
浜田剛史 (ハード・パンチャーというと僕的には藤猛とこの浜田さんなんだよね。85年のアルレドントの1回KOの世界奪取には超・震えた。叫んだモン、TV前で)
長与千種 (はじめてこのひとのキックを見てたまげた。こんな危ない技、女子プロで使っていいの? それほどアレは本格的な空手の蹴りでした)
ダイナマイト・キッド (あのキッドも射手座? 射手座いいなあ! と叫びたくなる程カッコいいレスラー・キッド。ムリが祟っていまは車椅子生活だそうだけど…)
長州力 (陽のあたるスター・藤波辰巳にむけ「俺はお前のかませ犬じゃねえ」と叫んだときから、プロレスラー・長州の歴史は始まった。反骨が何より似合うひと)
波谷守之 (あの悪魔のキューピー大西政寛も、神戸のボンノも惚れこんだ、伝説の博徒・波谷守之。任侠というものをこれほど体現した男はもう二度と出んでせう)
チャールズ・ルチアーノ (全米のマフィアを統一した帝王“ラッキー”ルチアーノ。射手座はホント男っぽいなあ。そういえばあのジミヘンも射手座産まれだった)


                                         山羊座産まれ

モハメッド・アリ (プロボクシング史上最高のカリスマ。アリは国家と闘い、差別と闘い、猪木やフレイジャーとも闘った。偉大なアリに心からポンパイエ!)
ジョー・フレイジャー (そのアリに「命と引き換えに挑んできたのは彼だけだった」とか「奴相手に闘えるなら電話Boxの中でも俺はやった」とまでいわしめた男)
加納貢 (安藤昇の親友だった加納さん。花形同様、喧嘩の際は必ず素手だった。戦後愚連隊の頂点だったのに、欲がなく、風のように自由に生ききった。合掌)
ジョージ・ゴーディエンコ (テーズが呻る程強いのに、存在自体が控えめに和んで見えたひと。これ、山羊座の特質かも。エルヴィスにもそんなとこあったもの)
ジョージ・フォアマン (まさかあの年でヘビー級チャンプに返り咲こうとは思わなかった。その太ったボディとしたたかな「人間力」に降参)
ジム・ロンドス (ガス灯時代のプロレスラー。身長175cmだったが、卓越した運動神経であのルイスと張りあった。対ルイス戦の興業記録は未だ破られていない)
アブドーラ・ザ・ブッチャー (元キックのRがブッチャーと喧嘩した際、ふいをついて背後からブロックで殴ったのに、薄笑いしてたので必死に逃げたという逸話が好き)
輪島 (「黄金の左腕」と称された横綱。全盛期は知らないけど強かったんだろうな。借金で相撲界を追われてからは、プロレスで天龍に苛められたり散々だった)
ストロング小林 (このひとも非常に山羊座的だと思う。肝心な部分で奥ゆかしいというか人格者すぎるというか。あれじゃあエグイ猪木には勝てっこないね)
デビル雅美 (デビル雅美姉ごは山羊座産まれであったか。全然そう見えねー。内面のおとなし衝動をねじふせるべく相当な意志鍛錬があったと読むべきでせう)


                                         水瓶座産まれ

双葉山 (水瓶座産まれの人物のなかで、たぶん最強の格闘家。中国の拳法家が立っている双葉山を見て、あのひとには絶対敵わない、と怯えた逸話が有名)
ジャイアント馬場 (僕も水瓶座産まれなんで、水瓶座の格闘家を探したんだけどダメね。水瓶座は格闘に不向きのよう。馬場さんも格闘家というよりはスターだし)
前田日明 (その中で唯一格闘家臭いのがこのひと。六本木で暴走族をボコったり、結婚式でお○んこと叫んだり、同僚の口にモップをぶちこんだり…もー大好き!)
坂口征二 (うーん、見つけたには見つけたんだけど、あんまりこのひと好きじゃないんだよなあ。元・柔道日本一の実力は認めるにしても)
天龍源一郎 (なにをやっても男臭さの香る、土建屋の親分のような、頑健なプロレスラー。相撲で鍛えた立ち技が凄かった。寝技、関節技はなかったけど)
ミミ萩原 (僕はゴレンジャー・ショーに出演中の熱海・後楽園ホールで、彼女に握手してもらったことがあります。めちゃ美人だったよ。現在は教祖とか)
木戸修 (うーん、水瓶座の格闘家はどーも地味なんだよなあ。木戸さん、あのゴッチも誉めてるし、ま、関節技にも秀でたとこがあるんだろうけど)


                                          魚 座産まれ

アントニオ猪木 (占星術によると、魚座は「凡てを赦し、凡てを絶つ」役だそうです。このフレーズ、猪木に超ぴったし! ただ、彼の全盛期は本当に圧倒的でした)
ドリー・ファンクJR (フィジカルな強さを感じさせたひと。元・NWAチャンプ。スピニング・トーホールドは、小学生当時、教室後ろでみんなクルクルやってたよ)
パクジー・シーゲル (砂漠にラスベガスをぶっ建てたダンディ・ギャング。映画「ゴッドファーザー」のモー・グリーンのモデル。ベガス開設と同時に射殺される)
船木誠勝 (あんだけハンサムでいい身体したプロレスラーなんてそれまでいなかったんじゃないの? 堀部さんにも習ってて、得意技が掌打なんてのも新しかった)
大木金太郎 (力道山に憧れて日本にやってきた韓国籍の金太郎さん。常に馬場や猪木の日陰にまわっていた彼のパチキ人生を思うと泣けてくる)
白鳳 (いわずと知れたモンゴル出身の現横綱。柔らかいなあ。こんな割れ腰じゃ相手は攻めようがないよ。推測でしかないけど、双葉山が似たタイプだったのでは)
渡辺二郎 (最近、暴力団絡みで叩かれてるけど、彼、とてつもなく強いチャンプだった。少林寺出身のアクの強いボクシングなのに、全盛期には誰も勝てなかった)
バディー・オースチン (パイル・ドライバーで二人のレスラーを死なせたアル中のこのひとも元ボクサー。人生に疲れたような、このひとの風情が僕は案外好きでした)


 総論---打撃系のボクサーを目指すひとは牡羊座が吉。レスラーを目指すなら牡牛座かな?
 情念で闘う蟹座もなかなか侮れないが、総合点の高いクールな天秤座も結構粒揃い。
 カッコ良さを目指すなら射手座産まれ。山羊もいいけど、やや地味めか。
 なーんてね---そろそろ飽きてきたんで休みます…。お休みなさい---。(^.-y☆







                                  

徒然その82☆映画「せかいのおわり」について☆

2011-09-23 20:41:05 | ☆文学? はあ、何だって?☆
 
                          

----「せかいのおわり」というこのフィルムに封じこめられている「空気」が好き…。

 と、いきなりいっても、未見の方には、なんのこっちゃサッパリ分からんでせうね。
 いえね、この「せかいのおわり」っていうのは、映画なんですよ、2005年生まれの邦画の一本。
 なんでも、ベルリン国際映画祭フォーラム部門の正式作品ということなでので、かなり有名な映画なのではないでせうか? あの、邦画に疎い僕としては、自信をもって断言するってちょっとやりにくいんですが。
 風間志織監督作品---うーむ、監督は女性なんですですね。
 なるほど、道理で友人同士の距離感の計りあいが、デリケートに描かれてるわけだ、となんだか感心。
 主演はね、中村麻美、渋川清彦あたり---僕的には、みんな、はじめて見る役者さんたち。
 この映画、僕、去年の9月から今年の春まで失業してまして、そのあいだ暇にまかせていろんな邦画をあれこれとアトランダムに見たんですが、その結構な量の映画たちのなかで、イーダちゃんの心の琴線をいちばん強くはじいた映画だったんですね。
 大好きな「かもめ食堂」だとか、青春物の極みみたいな「おっぱいバレー」だとか、偏愛監督・大林さんの成熟のにおいプンプンの「22才の別れ」とかにもかなりゆさぶられたのですが……総合力で選ぶとなると、やっぱりこれだよなあ---「せかいのおわり」---ゆさぶられ方自体が、独特に繊細で、チクッと痛く、けれども同時にハートウォームしてるんだもの。
 なにがいいって、ものっすごくデリケートなのよ、この映画のなかに出てくるひとたちって。
 ストーリー的にいったら、こちら、非常に単純でして、彼氏と別れて宿なしになったヒロインのはる子(中村麻美)が、三沢と慎之介(渋川清彦)の営む盆栽屋に突然転がりこんでくるとこからはじまるんです。
 このはる子と慎之介は幼なじみでして、慎之介っていうのは一見ストリート的なナンパ野郎なんですが、実は幼なじみのこのはる子が好きなんですね。
 でも、はる子自体は、あくまで慎之介のことは幼なじみとしてしか見てなくて、自分はずっとつづけていた美容師の修行からも追いだされ、ややヤサグレてるんです。

----ったく…シャンプーシャンプーシャンプーってさ……あたしは、シャンプーするために生まれたきたんじゃないよ…!

 とかいって、あちこち、新しい道を切りひらきにいくんだけど、どこもなんだかうまくいかない。
 面接で落ちまくったり、ウサギのサンドイッチマンなんかやったりもするんだけど、どこもペケ---いわば、そんな負のスパイラルに入りはじめの時期だったんですね。
 それに、かつての彼氏との破綻直後のあれこれの引きずりとかもあって、まあ非常にナーパスになってるわけ。
 で、たまたまおなじ店に寝泊まりするはめになった龍之介としては、ひそかに思いを寄せる彼女がどうにも放っておけなくて、いろいろ声かけしたり、なじみのラーメン屋---このラーメン屋ってのがイイですよね?---に誘ったりするんですが、日ごろのナンパ師としての腕もどこへやら、はる子を相手にするとぜんぜんぶきっちょで可愛い、純なヤローになっちゃうの。
 そうして、そんなふたりを見守る立場としての盆栽屋の店長・三沢っていうのがいるんですが、この店長も実はゲイでして、同居の店員の慎之介に、やはりひそかに思いを寄せてるわけなんですよね。
 まあ、そんな複雑でビミョーな三角関係が、物語の進展とともにぷるぷると震えながら変容していくの。
 ときどき、蹴つまずいて「クソッ」と怒ったり、あるいはあんまりの親指の痛みに耐えかねて、びっこひきながら笑ったり---そのへんの味わいが、この映画のキモなんですね。
  あんまり登場人物に寄りそいすぎるとこっちの胸もイタクなるから、そうならないよう遠からず近からずの距離をちゃんと考慮して、この風間監督のカメラ目線は、あるときはクールに、淡泊に、またあるときはぎょっとするくらい登場人物のま近までぴたっとズームして、物語の歩みを静かに見守っているんです。
 たぶん、この目線の絶妙な匙加減なんだと思う---僕がこの映画にこれほど魅かれてる理由って。
 そう、この映画のなかで個人的に特にいいなって思うシーン、ちょいと紹介しませうか。
 ここはね、美容院をクビになって盆栽屋に転がりこんできたばかりのはる子と、ひそかに彼女に思いを寄せる盆栽屋の店員・慎之介との何気ない会話の一部なんです。
 舞台は、町はずれのどっかの草っぱら---
 配達帰りの盆栽屋の軽トラの空の荷台のうえで休憩中のふたり---
 すげーいい天気。ふたりの頭上に広がっているのは、極上のカツーンと抜けきった青空で…。 

----あっ。なんか、よみがえっちゃった、ちっちゃいころの感じ…。

----ん?

----なんかね、いつも寝るまえにヘンな想像してて……世界中が大洪水になって、全部沈んじゃうの……。だけどー ベッドがイカダみたいになって---自分だけぷかぷか浮いてるの……。

----ふーん…。

----だからー これが、イカダ…(軽トラの荷台のヘリを片手でポンと叩いてみせて)…。

 青空のしたのこのはる子と慎之介の会話を聴いたとき、僕の心は波立ちました。
 なぜって、この幼いはる子の就寝前のイカダの夢想---イーダちゃんの少年時のそれと、まるきりおんなじだったのですから。
 うわー、マジ、完璧おなじじゃん! ともー びっくり。
 そういえば、大学在学当時、親しくしてた友人たちと鍋を囲んで飲んでいたある夜、この僕の幼少時のイカダ夢想とまったくおなじ夢想をしてた奴がいて、ひょんな会話からそのことを互いに発見しえたとき、そいつとふたりして気ちがいみたいに喜んだことがあった、なんて遠い過去がふっと思いだされたりもしました。
 僕とそいつ的には、ああ、なんだ、これだけの少人数の飲み会で、おんなじ夢想をしてたニンゲンがふたりもいるってことは、とりもなおさず、この夢想がありふれタイプの平凡なモノってことなのかな? と結論づけようとしたんですが、ほかの友人に聴いてみると、いやいや、そんなことない、そんな怠け者チックな夢見るなんてお前らくらいのモンだって---と、まあ、こうくるの。
 へえ、と思いましたよ---じゃあ、これは、世の中から落ちこぼれる少数者しか見ないようなタイプのマイナー夢想なのかしら?
 日常にあんま関係のない、どうでもいいような些細な思い出だから、いままでずーっと忘れてたんですけど---この映画のはる子のセリフの釣り針が、イーダちゃんの底から、そのときの夢想をくーっと釣りあげてくれたんですよ。
 自分の幼少期の記憶から、大学時の鍋の記憶まで、それこそ芋ズル式にずるずるずるーって。
 そんな風に波立つ自分の心を意識しつつ、映画のなかの風景を目で追っていると、軽トラの荷台に体育座りした、はる子と慎之介の会話はこんな風につづいていくんです。

----でも、そんじゃあ淋しくない…?

----うーん…そーでもないんだよね…。海のうえでー 好きなひとと出会っちゃうから。アハハ……ほかには誰もいなくてね…ずーっとふたりだけで---なんか、気持ちよくて---いっつもラヴラヴで……あっ!(はずみでもってた煙草を荷台外の地面に落して)おっこっちゃった、煙草…。

----うん? じゃあ…拾ってきなよ…。

----えー だってー…下は海だよー……ねえ、慎チャン、とってきてー。

----あー…(一瞬呆れて、でもその一瞬後すぐ決心して)……じゃあ、わかったよ。待ってろよー……ドボン!(といって、荷台から地面に飛びこみ、平泳ぎのまねをして)わー なにコレ? なんだろうな…おまえもこうやって泳げばいいのに…。

----ダメだよー…だって、その海、放射能に汚染されてるんだよー。

----えー! なにソレ? そんな設定聴いてないよ…。じゃあ、オレ、死んじゃうの…?

----うん、あと10秒で死ぬね---1、2ィ、3、4、5、6、7……

----ああ、そういえばなんか苦しくなってきた…(溺れる真似をして)うー、もうダメだ…放射能にやられるぅ…息ができない……ああ、ぶくぶくぶく……。

----…バカ(ちょっと笑いながら)……

----(慎之介、苦笑まじり。地面からすっくと立ちあがって)あのさー…バカっていわれながら死ぬのって……すごく厭なー……。

 即興の芝居はそれで終って---で、ふたりしてぽーっと青空を見上げるの。
 すると、はる子のことが好きな気使いヤローの慎之介と、慎之介の気持ちを知りつつもそれにフタをかぶせてるはる子とが見上げてるスクリーンの青空が、観客のこっち側の視点からも、なんだかとっても切ない感じに見えてくるわけ。
 行き先のわからないはる子と、自分の恋心の行方のわからない慎之介…。
 青空のしたのふたりの迷子のゆれる気持ちが、痛いほど染みてくるんです---。

    
                                 ×         ×

 このシーン、僕的にはスペイン映画「ミツバチのささやき」の列車のシーン、トリフォーの「大人は判ってくれない」のラスト、ノルシュタインの「話の話」の回想シーンなんかとならんで、とりわけ好きなシーン部類に数えられるモノですね。
 どうしてもねとついちゃう恋愛絡みの細かい情緒のひだひだを、これほどカラッと、鮮やかに、そして、ユーモラスにデッサンできた映画ってそうないと思う。
 80年代にでてきたジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の子供たちが、ようやく世にでてきたのかな、という印象ですね、僕的な視点からいうならば。

                         
                       

 いずれにしても、いい映画ですよー 「せかいのおわり」---。
 冒頭でもいったように、イーダちゃん自身はかなりの邦画オンチなんですが、この風間監督の映画なら、ほかにも見てみたい気がします。
 なお、この映画のDVD、僕はツ○ヤで借りたんだけど、最近じゃブックマートみたいなとこで、中古DVDが結構出まわってるようですね。僕はもよりのそっち系のお店で、この映画のDVDを買っちゃいました。購入金額1500円也。安ッ。
 ふだんはDVDってあんま買わないのですけど、この映画だけはねー そのうち手に入らなくなるんじゃないか、という危機感を瞬時に覚えてしまったのですよ。
 青空は所有できないけど、映画なら所有できますから。
 そうして、この映画を見てると、青空を見あげてるときの爽快感と孤独感とを、そのまんま、ほぼ確実に、同時に所有できるんですから。
 そうした意味でも極めて稀有で贅沢なこの一本---風間監督の「せかいのおわり」を皆さんに推薦したいなあと願う、初秋の宵の、やや眠印のイーダちゃんなのでありました。(-.-)zzz

  
 
 

徒然その81☆蝉にとまられた話☆

2011-09-06 08:02:26 | 身辺雑記
                   

 ヤッホー、元気?
 昨日、私用で何気に桜木町を散策してたらね、伊勢崎町のモールをでたとこで、いきなり蝉に着岸されました。
 歩いてたらいきなし---えっ! と思いましたよ---ちょうどね、左肩のとこ。
 よく見ると、それ、アブラゼミなんですよ。
 なんでまた? と思ったけど、まあ支障ないんでそのままにしてたら、通行人がみんな見るんですね。
 カップルの若いねーちゃんなんてガバッと振りかえってのモロ・ガン見です。
 こりゃあ面白い、とか思って歩いていたんですが、このアブラゼミ、どういうわけかさっぱり飛んでいかないんですよ。行こうとしないの。雰囲気的に居ついちゃった感じ。

----まさか、こいつ俺のこと木だと思ってるのかなあ…?

 そんな風に行きかうひとの視線を釘付けにしつつトコトコ歩いていたら、しばらくして左肩に痛みを感じたの。
 ちくっとね、肩付近にちっちゃな痛み。
 見ると、なんとコイツ、樹液を吸う管を出して刺してるよ!
 子供のころ、カブトムシ取りに森とかに行ったとき、背中あたりにとまられたことは何度かあったけど、こんな都会を歩いてて、しかも木に間違えられて管を刺されるなんてね---よもやよもやのはじめて経験ですよ。
 珍しいんで、写真撮りました---冒頭にUPしたのがそれね。
 写真撮ってしばらく我慢してたんだけど、やっぱ、ちーっとイタイんで、肩ふったら、ぱたぱたぱたーって遠くの空に逃げちゃいました。
 ああ、いっちゃった、と何気に目で追っかけて---でもね、なんか得したみたいでちょっと嬉しかった…。
 ぎすぎすした都市の雑踏のまんなかに、悪戯みたいに訪れた小さな自然の恩寵とでもいうんでせうか? その残り香に包まれて歩く後半の道筋は、いつもとちがって見慣れた風景までなんか新鮮に見えるんですよ。
 ありふれた日常が蝉の蝶番でくるりと回されて、きらきらした非日常にふいに染められたあの瞬間---
 それは、2011年9月3日午後2時39分の出来事でありました。(^o^;>