2014年の7月16日、BS1お昼のワールドニュースで、ロシアのキャスターがいいました。
----15日は、アメリカによる一極支配終焉の日として、歴史に刻まれることでしょう…。
それを見ながら、とうとうこの日がきたか、と僕はなんか感無量でありました。
史上最高の人殺し戦争国家アメリカの瓦解は、僕の長年の宿願でしたから。
それが、よもや僕の目の黒いうちに見れることになろうとは(ToT)…。
それにしても、なぜ、アメリカが終ったのか?
BRICS(ブリックス)が、新たな世界銀行を立ちあげたからです。
ちなみに、BRICSっていうのは、B=ブラジル、R=ロシア、I=インド、C=中国、S=南アフリカ共和国なんかの総称ね。
斜陽の欧米じゃなくて、生きのいい、GDP伸びまくりの、21世紀期待の大国がすべーて集まってるとこがミソ。
このBRICSが、テロとの戦争とかほざいて、世界中を爆撃しまくって銭儲けしているアメリカの、旧弊野蛮な世界体制にはっしと異議を唱え、アメリカの$による一極体制に対抗すべく、新しい世界の貨幣制度を打ちだしたのが、このBRICSだったのです。
超・画期的なんだってばさ!
さらに、ロシアのキャスターは、この重大ニュースを淡々とこうつづけました。
----BRICSは、世界人口の半分、世界GDPの3分の1を占める、世界最大のサミットです。
BRICS開発銀行と安定化基金の設立の必要性について、プーチン氏は会議に先だって、
「現在の国際金融システムは$に、より正確にいうならアメリカ政府の通貨基金政策に過度に依存している。BRICS各国は、この現状を変更したいと望んでいる」と述べ、
7月15日をアメリカによる一極支配終焉の日と決定しました…。
いやー、やってくれるね、プーチンさん---いよっ、憎いよ、この大統領---!(口笛。爆竹鳴らし、テープ投げも)
これ、専門的には「フォルタレザ宣言」というそうです。
そのうち、まちがいなく歴史の教科書にボコスカと書かれだすことでせう。
アメリカって国家の最大の基盤である$体勢---世界の超トップであるロックフェラーやロスチィルドやデュポンやらブッシュやらが威張りくさって、贅沢三昧のいい暮らしをつづけていくための、いちばん大事な心棒の要部分が外されたんだから。
これは、単刀直入にいって、アメリカさん、これにて終了(フィニッシュ)ってことですよ。
もともと、アメリカがいちばん危機感をもってたのが、このBRICSの台頭でした。
経済的に、自分たちがこのままじゃやっていけないことは、聡明な彼等のことですから重々分かっていたことでせう。
ですから、中国やロシアの台頭に脅威を感じ、それの牽制の意味で、旧植民地時代の不平等条約の現代版、TPPやらのカセをつけてやろうとやっきになったりもしたのです。
(中国、ロシア等の大国は、むろんTPPの圏外。真の狙いは、金ズルのアッシー君である大事な日本を、ロシアや中国の連携外に連れだすことにありました)
けれども、阿呆大国のニッポンとちがって、マレーシアの前大統領マハティ-ル氏は、とっても聡明でした。
----…それでも連中は政府調達には参入できていない。そして今連中は、強者が弱者につけこむ、不平等の連携、TPPを編みだした。
…そして今、我々は、アメリカが考えだしたTPP、環太平洋戦略的経済連携協定を無条件で受け入れたがっている。これは、アメリカ巨大企業を、小さな国々の国内市場、とりわけ政府調達に侵入させる為の、アメリカ政府による新たな企みだ。
…我々がTPPに署名してしまえば、我々は手足を拘束される。もはや資本主義は不可能になる。我々は再植民地化される。新植民地に対するスカルノ大統領の見方は正しかったのだ。(マハティール元マレーシア大統領のブログより)
凄いよね---傑物だ---一国の元大統領のくせして、こんな本当のこといっちゃうんだから。
アメリカがお仕置きとして、マレーシア航空機を落としちゃうのも、ある意味当然かもしれない。
もちろん、アメリカは、マレーシア航空機を落としたのは、我々の仕業だ、なんていわない。
いつものように、ロスチャイルド・ロイターの伝統の世界情報網を操って、これは親ロシアによるテロだ、なんて根拠なしの恥知らずのプロパガンダを、またしてもしゃあしゃあと流しはじめています。
こっち関係のプロパガンダ情報は、御承知のように、いまニッポンでも続々と流れされはじめています---あえてどこそことはいわないけれど、「マレーシア機撃墜。親ロシア派の犯行か!?」なんて記事を調べもしないで流しはじめているメディアは、みーんなそっちサイドですよ。
けどね、おあいにくさま---もう世界中の心あるひとは、みーんな気づいてますって---あなた方の報道することなんか全部が全部根拠のない、アメリカ都合のよいよいの嘘っぱちだってね。
また、このマハティ-ルさんは、このようなこともいってます。
----通商産業大臣は、通商交渉は秘密裏に(担当官僚によってだろうと私は推察するが)行わなくてはならないと断言した。国民的論議がなされてはならず、政府内部でさえ議論されてはならないのだ…。
あらら。これじゃあまるでどこぞの国の集団的自衛権決定への過程みたいじゃないですか。
決定は、あくまで首相の権限のみの密談で---国民、議会の意向も一切合切無視。
もはや民主政治なんてどこ探してもカケラもなくて。
そういえば、幸いにも座礁したけど、我が国のTPP交渉も、最後まで国民の意志は締めだしのまんまでしたっけね?
むーっ、呻るほど素晴らしいですねえ---さすが民主主義の総本家アメリカさんは、やることがちがうわ w
そうそう、マレーシア機の墜落についてなんですが、僕はさっきマハティール発言への罰と恫喝のためにアメリカが行ったようにいいましたが、それとはべつ見地の見方もありまして---それは、BRICS世界銀行の設立に脅威を感じた旧世界権力(いうまでもなく、これ、アメリカのことね)が、新世界の旗手、憎っくきプーチン氏を葬り去るために、プーチン氏の乗っている大統領専用機を落とそうとして、それと外見の刻似するマレーシア航空機を誤って撃墜してしまった、といったような見解です。
真赤なうそ報道に慣らされた日本でこんなこというと、「うわ。あいつ、危な」とかすぐいわれるんですが、これ、日本のテレビ・ニュースでも流された、アメリカの一ジャーナリストの立派なひとつの見解です。
実際、プーチン氏の乗っていた大統領専用機とマレーシア航空機ってよく似てるんですよ---大きさもデザインもね---論より証拠、まあその比較図を見てみませうか---
ねっ---よーく似てるでしょ---?
だから、マレーシア機が、プーチンさんの大統領機とまちがえて撃墜されたって可能性は、大いにありうる。
その場合の下手人は、むろんアメリカさんの傀儡である、ウクライナ政府筋の誰かです。
ジャーナリストのリチャード・コシミズさんなんかも、最近じゃ、こっちの読みのほうに傾いてきてらっしゃいますね。
ただ、僕は、現段階では、まだそこまで断言するのは早いんじゃないか、と考えてるんですけど。
しかし、まあ、この新世界体制であるBRICSによって、$の牙城が切り崩され、これまで$の王国に君臨してきたニンゲンたちの明日が脅かされてきたというのは、これは、まぎれもないリアルな本当です。
ニクソン・ショツクで$と金とのリンク機能を失った$は、実際のところ煙でできた架空マネーなんでありました。
$は、あくまでアメリカの王権によってのみ機能し、かろうじて存続しつづけていくことができていたのです。
その王権が、反アメリカの新しい連合BRICSによって、いま、叩き潰されようとしてるわけ。
うん、ローマですよ---現代のローマ<アメリカ>が、がらがらと音をたてて崩落していくさまを、いままさに我々は見させられているのです---。
なんて壮観な眺めだろう!
つい、「たーまやー!」とか叫びたくなりますね。
いいですか、いま現在、世界ではこれだけのことが起こっているんですよ。
なのに、どの新聞もテレビもこの真相を報じない---その意味をどうぞじっくり考えてください---なぜ、報道しないのか?
報道しちゃいけない、なんらかの理由が存在するからです。
----じゃあ、その理由とは?
いうまでもないこと---架空の王国アメリカが、自らの崩落を拒み、悶え苦しんでいるからです。
傲慢ちきな<キングの生活>を、彼等はなにがなんでも手放したくないんです。
キングの座を放棄すれば、キングは狩られ、追われ、なぶり殺しにされるのが常ですから。
そのような目前の滅亡を避けようとして、その必然の衰命に抗い、瀕死の身体に鞭打って、軍事面から、経済面から、政治面から、それと情報面から、ありとあらゆる延命の手管を駆使している真最中だからです。
そのダーティーな手管の数々が、
★集団的自衛権=ポスト$の最右翼通貨である「元」と「円」とを同時に潰すための夢の「日中戦争大作戦」!---を敢行するために編みだされた、アメリカの裏ワザのこと。拳法9条を改正するのは大変だけど、この便宜的法案なら、開戦、簡単そうじゃん? というような安直な意図から生みだされたものと思われる。
だとか、
★TPP=大資本が各国家を管理するという超・誇大妄想的条約。よりぶっちゃけていうなら、新植民地法案。中身を知ったら誰も加入しないから、国家で論議することも内容を明かすことも禁じてられている、超・ヤバめの秘密条約の略称のこと。
だとか、
★不正選挙=各国国民がみんな戦争反対なのは分かりきってはいるが、選挙で勝った与党がむりに開戦しちゃえば誰も文句はいえないだろうと、国政選挙に裏から介入し、ムサシ、不正選挙裏部隊、官公マスコミ政財界を総動員し、アメリカの息のかかった傀儡勢力に権力を与えるまっ黒な仕組みのこと。
などであったのです……。
日経なんぞを読んでいると、似非評論家やら事情通の記者やらがやたらしゃしゃりでてきて、こ難しい専門用語をむやみに連発するために読めば読むほど分からなくなってくるのが常なんですが、なに、こうやって正面から種明かししてみれば、なーんだ、簡単じゃんって思えるくらい、こいつらの本質ってシンプルでせう?
ええ、これらすべては、ただ アメリカ$の利益のためだけに 発明され、運用されているものなんです。
ですから、その視点から逆算していけば、すべての構図と意図とがクリアーに見えてくる。
かーんたんな算数ですとも---定理さえ知っていれば、小学生だろうとすらすら解ける。
「中国の脅威」だとか「防衛のための攻撃」だとか「関税のない自由貿易」だとかいう、理解不能の分からんちんフレーズの羅列は、みーんな本質を見透かされないがための煙幕であり、詭弁であり、ただのブービートラップだったんです。
どうか騙されないでください---。
僕等がモタモタしているうちに、現在パレスチナには(いまは2014年7月21日)イスラエル軍が侵攻し、無辜の市民を400名も虐殺しています…。
400名の武器のない市民が次々と殺されたということは、その100倍以上もの人間がいまも苦しみ悶えているということです。
しかも、この一方的虐殺の金がどこからでてるかといえば、それがなんと、ここニッポンなんですよ。
(マスコミは当然報道せず。でも、調べりゃそんなのすぐに分かることです)
アベ傀儡政権は、アメリカのいうがままに武器輸出を解禁して、イスラエルに武器や資金をどんどん提供しているの。
つまり、我々の金でひとが次々と死んでるわけ---ねえ、どう思います、こういうの? こんな恥ずかしいことってないよ…。
----アメリカやイスラエルに兵器を売らないでください。その兵器が私たちを殺します。
日本の人たちがいいひとだと私たちは信じています。(ガザの少女の言葉)
ねえ、どう思うよ、これを…?
ユダヤ人大虐殺の現場は、過去のドイツなんかじゃない、
それが起こっている現場は「いま」であり、「ここ」なんです---。
最後に、イスラエルの地獄のガザ攻撃を、安全なイスラエルの高みから、花火見物よろしく愉快そうに見物している「イスラエル市民たち」の愛らしいフォトを添えて、この記事を終わらせたいと思います。
僕はどちらかといえば根性なしなんですが、このひとたちの仲間になるのだけは死んでも御免です---お休みなさい---。(^o^y☆
--fin.