齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

まだ見ぬアメリカ - オハイオ州(7)- シンシナティ - Over-the-Rhineって?

2024-04-14 11:07:33 | アメリカ中部
コロンバスからインタースステイト71号線で110マイル(176キロ)南下するとオハイオ川沿いのシンシナティに到着。途中、見どころはなし。

シンシナティは博物館や市場など覗いてみたいところがいくつかあるが、一番気になった場所はタイトルに書いたOver-the-Rhine(オーバー・ザ・ライン、略称OTR)。

OTRは19世紀の中頃、ドイツからの移民により開発されたエリア。近くの運河はドイツのライン川に準えて「Rhine(ライン)」と呼ばれ、その北側にある当該地域は「Over-the-Rhine(オーバー・ザ・ライン、ライン川を越える場所」と呼ばれた。

しかし、当該地域は2000年代初頭には同市でもっとも治安の悪い地域になってしまい、その改善の目的で再開発が行われ、今ではお洒落なお店やレストラン、劇場などがならぶ地域になった。



アメリカの大都市は治安の悪い地域が多く、シンシナティはかなり悪いと聞いていた。

調べてみると、同市の人口10万人あたりのViolent Crimeは222.6件、Property Crimeは1505.件と昨年、旅行したオレゴン州のポートランド(それぞれ302.5件、2623.4件)よりも少ない。

ホームレスもいるそうだが、「日中」は安全に観光できるそうだ。昼間であることに注意!人の多い表通りを歩く分には問題なさそうだ。

ちなみに、東京の「総犯罪件数」は89,098件(令和5年)で人口10万人当たりに変換すると562件。シンシナティの約30%。ポートランドの14%。

ドイツ人が足跡を残した町であれば、ビールやソーセージなどのドイツ料理が期待できる。

<昨年、訪問したワシントン州リーベンワース、ここはは町おこしのために1960年代に南ドイツのバイエルン地方をまねて造ったもの>





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