齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

二度目のコロラド・ニューメキシコ(実行編):自分への一番の土産はこれ!!

2019-12-08 23:24:50 | アメリカ西部
行ってきました極寒の横浜スタジアム。結果は、ご存じのとおりFC東京が0-3で完敗、いや乾杯でやけ酒だ。久保が抜けた穴は大きかった。

とは言え、過去最高の順位の準優勝。賞金も8億円ほど入るので、来年は、補強ができそうだ。でも、補強が成功するかどうかは、スカウトの目にかかっている。

さて、しばらく海外旅行はないので、国内旅行をちょこちょこ楽しみながら、資料の整理中。

今回の旅行で、自分への一番の土産はこれ。



ビジターセンターで収集した資料だ。写真も豊富だし、情報量も多い。今後の旅行に大いに役立つ。

日本の本屋で入手できるのは、ニューヨークやLAなどの主要都市の情報のみ。

デンバーだとかコロラドスプリング、ましてデュランゴなどの小さな町の情報量はほとんどない。

ビジターセンターで無料で入手した資料を調べ、ネットで深掘り、がいいのでは。

1979年から資料の収集を始めている。レストラン情報などは古くなり、情報の精度は落ちてくるが、国立公園や美術館などの情報などは十分使えるし、その町の特徴は捉えられる。

これらの資料に加えて、Road Atlasの地図と『Scenic Highways & Byways』があれば、個人でもかなり楽しい旅行計画が立てられる。





さて、今回の旅行で感じたことで、自分では解決ができそうもないことを一つ取り上げう。それは、日本が米国に比べて貧乏になっているということだ。

米国に駐在していた1984年頃、モーテル6の宿泊料金は30~40ドルでしたが、今は100ドル前後。モーテル6は、中流の一歩手前くらいの人が泊まるモーテルである(お叱りがあるかも)。

また、日本のビジネスホテルに相当するHoliday Inn ExpressやHampton Inn & Suitesなどは、田舎で150ドル、西海岸の都市部では350ドル近くなる。我々も泊まったが、普通のビジネスマンや家族が泊まるホテルである。

日本のビジネスホテルに比べるとはるかに高く、旅行の予算も大きく膨らむ。

何故、こうなったかというと、日米の物価と給与の差だ。

日本の物価が1984年頃に比べて現在まで25%ほどしか上がっていないのに対して、米国は約2.5倍になっている。

給料もほぼ物価にスライドして上がっている(貧富の差も拡大しているのは事実だが)。

昔、日本人は韓国や中国、東南アジアに行き、安い物価の国々で買い物を楽しみ、少し優雅に過ごすことができた。

今は逆なのではないか。アメリカ人を筆頭に物価の安い日本での買い物を楽しんでいるのでは。

中国、韓国、東南アジアからの旅行客が増えたのも、彼らの収入が増えたことにより、日本の物価水準に違和感なく、買い物ができるからである。

インバウンド経済の発展に喜んでばかりいられない。日本人の給与が上がらないと、海外には行けなくなる。特にアメリカには。



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