人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

熊本駅周辺のまちづくりシンポジウム 図書館が変わる

2006年06月02日 | Weblog
熊本駅周辺のまちづくりシンポジウム
5月31日。5年後に九州新幹線全線開通に伴う「熊本駅前東A地区」の開発ビルの核となる公共施設のあり方についてのシンポジウムが開かれ、そのパネラーとして、参加してきました。
駅から5分ほどの距離にある再開発ビルに、情報や交流、図書などの機能を入れていきたいとのこと。
こんな議論の場合、最も誰が利用するのかを想定する=ターゲットと目的を明らかにすることが大事です。
私からは、熊本市民が利用するコミュニティの場として、
LIVE(ライブ) KUMAMOTOを提案しました。
・熊本の生活文化、コミュニテイの受発信⇒インターネット放送、地上デジタル放送、FM放送局のスタジオで情報発信基地となる。
・熊本の「まち歩き観光」のコンシェルジェ(窓口)機能をもつ。
・熊本の人材誘致・発掘の場、新ビジネス創出の場⇒情報と人が集まる場、スモールオフィスの設置、起業育成塾 等話ました。

さてそんな中、私が今回注目したのが、常世田良さん(日本図書館協会理事) の
新しい図書館像です。
・図書館は高集客施設⇒千葉県の浦安図書館は、人口15万人で、利用者年間85万人
・欧米では、図書館の利用目的が、ビジネス・医療・法律の支援サービスである
・このサービスを受けるために、レファレンスという専門員がいて、色んな個人のニーズに応える
ハイブリッド・ライブラリーとして、電子メディアと印刷媒体の複合サービスを提供する。

常世田さんの話を聞いていると、そんなヒューマンでIT化された図書館なら、市民もビジネスマンも利用するだろうと思いました。
日本じゃ浦安図書館が先頭を走っているそうです。だれか、浦安図書館のこと知らん?

良い図書館が存在することが、地域活性化、住民自立のキーワードであるようです。