週刊誌「女性セブン」の3月3日号に
「わが子が性同一性障害と知って… 母たちの告白」
という記事がありました。
3ページで分かりやすくまとめられているのでおすすめします。
この中には
「・・・学校生活の中で男子・女子という明確な区別を受けなければ
ならない子供たちの悩みは、より深刻だ・・・」や
「・・・思春期は子供にとって・・・アイデンティティーを確立していく
大事な時期・・・」という文章があります。
[気付く]・[分かる]・[受け入れる(認める)]かどうかは親それぞれ
で違い、それによって子どもの将来が変わってきます
ほかの障害もそうですが、軽いとかえって親の対応がなされなく
て、日本の福祉は申請主義の部分があることもからんで、特に対策
(支援)が受けられずに、刑務所に入るという展開になってしまった
り、ホームレスになって野垂れ死ぬということもあります。
2月21日の北海道の毎日新聞には
「身近な存在と自覚して」[記事→]/[紹介するブログ→]
という記事があり、その中には
「・・・将来のロールモデル(模範像)がいないため、希望を持って
生きていくのが難しい面もある・・・」
という文章があります。
‘アイデンティティーを確立していく’時期というのは
‘自分というものを固めていく’時期で、
中学生・高校生のころわたしはロールモデルがずばり女子、ばかり
ということも加わって、自己が不安定なのに苦しみました。
家に帰って勉強を始めても、ちぐはぐだったりはっきりとしなかっ
たりで進んでいきません。
そんな苦しみは親にも学校にもクラスメイトにも理解されませんで
した。
この2つの記事を70代の卒業生も出る3月1日の茨城県立高校の卒
業式にあわせて紹介しました。
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