みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

筑西でもバス追加

2017年10月01日 | 公共交通
筑西市役所の広報紙「ピープル」の2017年10月1日号の
4ページ目にこの前開催されたあけのひまわりフェスティバルの光景・
5ページ目にこの前開催されたどすこいペアの光景
が掲載されています。そしてページをめくると
6ページ目に下館駅~明野~筑波山口間の広域連携バスの情報・
7ページ目にこのほど運行が始まった地域内運行バスの情報
が掲載されています。

筑西市地域内運行バスは
下館駅(南口)~下館工業高校前~幸町三丁目(下館ニュータウン)~玉戸駅
~筑西市民病院~伊讃美~川島駅南~筑西遊湯館間
に10月1日から運行されています。
時刻表は関鉄パープルバスのサイト[→]をご覧ください。

ですが、
国道294号常総バイパス(茨城県筑西市一本松)

「国道294号常総バイパス」(茨城県筑西市一本松)

 北関東はどこへ行くにもクルマの人が多い地域です。


2008年に人口約1万7千人の明野(茨城県筑西市)から
2011年に人口約2万人の真壁(茨城県桜川市)から民間の路線バスが
撤退した際には代替として自治体のコミュニティバスは運行されま
せんでした。
なので、北関東のこの地域はひょっとして

「どこへ行くにもクルマなので公共交通は無くても構わない」
とか
「鉄道やバスが無いほうが田舎らしさをアピール出来る」
という方
針なのでは?と思っていたので、空白期間を経てからの運行再開は
意外でした。

首都圏の駅のホーム(JR大宮駅)

「首都圏の駅のホーム」

 東京などの首都圏では公共交通で通勤するのも一般的。


中塚 幹也の著書
『封じ込められた子ども、その心を聴く』(発行:ふくろう出版)に

「・・・肢体不自由者のために、車いすの乗降装置をつけたバスを採
 用するより、階段のないノンステップバスを採用する方が、小さ
 な子ども、高齢者、妊婦、あるいは、仕事で疲れた人にとっても
 有用です・・・」

とユニバーサルデザインについての記述がありますが、
長い距離でもクルマを運転することにあまり抵抗を感じない人が
‘通勤でバスに乗った’と聞いたら
体でも悪いんじゃないかと思うかも知れません。

北関東では
「工場などでの肉体労働で残業をした後にクルマを運転して帰れる」

くらいでないと稼動能力が足りないということで正社員としては
働ききれないという面があります。
一方、身体能力が高いとか運動が得意とか運動部で活躍したとか
それが出来るくらいの能力があれば、別に大学に進学しなくても
工場などに高卒で正社員として就職することも出来るという面もあ
ります。それが出来れば10代からマイカー通勤をし、そして結婚し
子どもが生まれ一戸建ての家からミニバンで子どもと一緒に出かけ
るというライフスタイルにもつながっていきます。


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