みれいの近郊生活(ITI)

変えられる事も・変えずに済む事も重要

固まらない人格

2015年04月30日 | 性格と性別
集団としてみると、
小学生のころにはもう男子と女子では違いが見られます。
使う言葉も‘ねーよ’といった男言葉と女言葉で違いが出てくるよ
うです。
少年野球のチームなんかに入っていれば男らしさの特徴を伸ばすよ
うな相手や環境なので、男らしさがもっと強固なものになっていき
ます。

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その一方で、
普通の男の子とは違う気質を持つ少年は
「自分は男だ」という性自認(認識)を持てないかも知れません。
かといって女として認められるわけでも育てられるわけでもありま
せん。これでは女性としての人格が成長しません。

薬師 実芳さんらリビットのメンバーが書かれた

「LGBTってなんだろう?」(合同出版発行)
には
学校生活における問題点について細かく取り上げています。
好きな人の性別ではなく自分の性別が問題になっていると
恋バナ以前にさまざまな困難に直面することが分かります。
高校より先は義務教育ではないので不登校のままでは卒業出来ませ
ん。当然新卒採用にはつながりません。

この本には対応策が載っているのですが、それは

「自分に合った性別で学校生活を送る」
ほどではなく
「性別違和感を軽減して学校生活を継続する」
ぐらいの対応策も含
まれます。
性別の問題を抱えているからといって誰もが
性別を越境したり変更(移行)するわけではないのです。

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もっとも、わたしのこれまでの人生では

心と体のずれを調整しながら出来る仕事は正社員じゃなくても出来
る仕事
、ということになってしまっていますが…(苦々しい)。
生まれ育った性別が合っていて性別の問題を抱えていなければ
進学→就職と進んだり
結婚→子育てと進む人もいるでしょう。
そんな人にはこの
ゴールデンウィークを楽しく過ごされることを
望んでいます



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