市原シニアアンサンブルこすもす(ISE)

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演奏会鑑賞報告 (6月30日 永野さん)

2013-07-02 08:45:37 | 日記

6月30日(日) 千葉市管弦楽団 千葉市民会館 大ホール
プログラム ニールセン 序曲「ヘリオス」 、
シベリウス 「カレリア」組曲、 チャイコフスキー 交響曲第5番

 梅雨も明けきらない6月最後の日にチャイコフスキーを聴きに千葉市民会館まで行ってきました。
千葉市管弦楽団は初めて聴きましたが、弦の編成が大きいのにもかかわらず、とてもまとまった綺麗な弦合奏を聴かせてくれました。

 ニールセンの「ヘリオス」は初めて聴く曲でしたが、デンマークの作曲家というのが頭にあったせいでしょうか、北欧のイメージの響きを感じました。 「ヘリオス」はニールセンがエーゲ海の日の出に感動して書かれたものだそうです。 日が昇って沈むまでを美しく表していると思いました。 特に最後のチェロのロングトーンで消えるように終わるところは印象的でした。
シベリウス「カレリア」はいかにもシベリウスといった感じの曲で、特に有名な第3曲の「行進曲風に」は軽やかで、指揮者も踊るように指揮をしていました。
チャイコフスキー交響曲第5番はベートーベンの交響曲第5番を意識して作曲されたという説もあるようです。 第1楽章冒頭のクラリネットで奏でられる「運命の動機」が全楽章に顔を出し、第4楽章冒頭では弦合奏によって堂々と演奏されます。 また第3楽章のワルツはチャイコフスキーならではの美しい旋律で楽しませてくれました。

指揮者は土田政昭氏で、その指揮ぶりがまた見ものでした。 体全体で感情を表し、膝を曲げて前かがみになって指揮をする姿は圧巻でした。 時に踊るように、時に鋭く、時にうねるように気持ちを団員に伝えていました。 またオーケストラも指揮者に合わせて、チャイコフスキー独特の美しい旋律をうねるように美しく奏でていました。

ンコールは題名はわかりませんでしたが、綺麗な弦合奏で終了しました。 また楽しい午後を過ごすことができました。
来週は習志野フィルハーモニー管弦楽団のチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」を聴きに行く予定です。 hiroko

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