瀬谷市民の森を源流とする和泉川は下流で境川に合流する。
その途中、瀬谷狸窪公園を過ぎた辺りでは、洪水時に越流するよう宮沢遊水地が設けられている。
和泉川から遊水地側へ分水されているようで、小さな流れと池があって釣り人たちが楽しんでいる。
こういう水場にも魚がいたり、ミソハギが咲いていたり、昆虫たちもいろいろと見られる。
シオカラトンボ。この葉の先は尖りすぎているので縦に止まっている。
縦の姿勢で止まるといえば、この前に上瀬谷で見たアオメアブだ。
この遊水地にはアオメアブが何頭もいた。シオヤアブよりずっと多かった。
目がきれいに光る。
しっかりと6本の脚でつかまり、獲物には口吻を突き刺している。
こちらの犠牲者はコガネムシの仲間であろうか。
甲虫の体は固そうに想像するが、難なく口吻を刺して体液を吸っている。
トンボあたりも捕まえるなかなかのギャングだ。