
大和市の「ふれあいの森」でミンミンゼミが鳴いていた。
梅雨明け後、近所でも盛んにセミの声が聞こえているが、姿を見たのは今年になって初めてだ。

泉の森の方へ向かうため引地川にかかる小さな橋をわたろうとしたら、
何かタテハチョウの仲間がヒラヒラ飛び回っていた。
どうするかと見ていたら傍の葉っぱの上に止まった。

しばらく翅を開いたり閉じたりしていた。
おそらく初めて見たチョウの名前はすぐには分からなかった。

帰ってからいろいろと調べたらコムラサキらしい。やはり初めて見たチョウだ。
コとついているが小さくはない。オオムラサキに比べればと言う話のようだ。
オオムラサキは厚木市七沢で一度だけ見たことがある。
コムラサキの雄は光線の具合で紫色に見えるらしいが、今回は分からなかった。

翅を閉じたままで、もう一度開いてくれないかと待っているうちに飛び立ってしまった。
中学生の時に聴いた島倉千代子の歌は「りんりん、りんどうは 濃むらさき」だった。