北京・胡同窯変

北京。胡同歩きが楽しい。このブログは胡同のあんな事こんな事を拙文と写真で気ままに綴る胡同お散歩日記です。本日も歩きます。

第96回 北京の胡同・思わず立ち寄ってみたくなるお宅

2016-05-21 09:34:34 | 北京・胡同散策
胡同を歩いていると、ちょっと立ち寄ってみたいお宅というものがございます。
今回紹介させていただくお宅がその一軒。



2012年のクリスマスを前にした12月の15日。その日は小雪が降っていたにもかかわらず、
胡同会の皆さんは故宮北東角楼のあるお堀端に立っておりました。



小雪の降る中の胡同歩きは実に趣のあるものでした。当日の胡同歩きも終わりに近づき、
皇城根近くの「火药局胡同」を歩いている時のことでした、そのご夫婦にお会いしたのは。

こまごまとしたことは省略いたしますが、私たちを見かけた買い物帰りの二人が
「そういうことなら」とご自宅を拝見させてくださったのには感激しました。


玄関を入ると「影壁」があり、振り返ると可愛らしい植木鉢。



これが母屋でございます。



中にお邪魔いたしますと、そこは家族が集う居間兼客間。



窓側の最新の暖房器具でカラダは、ぽっかぽか。



部屋に置かれた家具や調度品にこちらの心も、ほっかほか。



たっぷりと目の保養をさせていただきました。

ちなみに、母屋の奥、撮影者の左奥にはさらにご家族の部屋、トイレにお風呂場
がありました。
また、次の写真は母屋の窓越しにむかいの棟を撮ったもので、ご家族のお部屋が
あり、さらに、ここには写っておりませんが、写真右奥、つまり中庭の奥には、
ダイニングキッチンがございました。



鉢植えのある陽のあたる窓辺のたたずまいのような素敵なご夫婦でした。


 
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