昨年11月22日、北京には雪が降りました。今回から数回に分け、雪の紫竹庵胡同を
ご紹介させていただきます。
普段から人通りの少ない住宅街・胡同ですが、雪が降り、いっそう静かで、名状しがたい魅力を
発散していました。
上の写真は、胡同入口ですが、南大街のある西側から東方向を写したもの。
撮った後、この胡同を横切っている中街まで行き、人の気配に振り返ると女性がお一人歩いて
いらっしゃるのに出会いました。
中街の北方向にも数人の方が歩いていらっしゃいました。
寒さと足元に注意しているためか、道行く人の歩く姿は皆さん背中をまるめ、うつむきがちです。
次の写真は、中街から進行方向の東側を撮ったもの。
ここまで来て、以前ご紹介した、いつも窓の開いているお店もさすがに雪の降る今日は閉まって
いるだろうと思いながら行ってみますと、やはり開いていました。
雪の日でも近所の子供が小銭を握って買い物に来るのでしょうか。商売熱心だなと思ったのですが、
それも束の間。
窓の中を覗き、「誰かいますか?」と声をかけたのですが、どこからも返事がありません。
窓枠の所には、商品が置かれていたので買ってみようかと思ったのですが。
首をかしげながら、少し間をおき、やはり「誰かいますか?」と前よりやや大きめな声で奥に向かって
声をかけたのですが、やっぱり、うんともすんとも返事がありません。
いったいここはどんなお店なんだろう、この店の主人はいったいどんな人なんだろう。
商売っ気が無いようなあるような、あるような無いようなお店。
雪の白さが、店内とこのお店の置かれている状況、そしてこの店のご主人の心、それぞれの
奥の深さをいっそう際立たせていました。
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普段から人通りの少ない住宅街・胡同ですが、雪が降り、いっそう静かで、名状しがたい魅力を
発散していました。
上の写真は、胡同入口ですが、南大街のある西側から東方向を写したもの。
撮った後、この胡同を横切っている中街まで行き、人の気配に振り返ると女性がお一人歩いて
いらっしゃるのに出会いました。
中街の北方向にも数人の方が歩いていらっしゃいました。
寒さと足元に注意しているためか、道行く人の歩く姿は皆さん背中をまるめ、うつむきがちです。
次の写真は、中街から進行方向の東側を撮ったもの。
ここまで来て、以前ご紹介した、いつも窓の開いているお店もさすがに雪の降る今日は閉まって
いるだろうと思いながら行ってみますと、やはり開いていました。
雪の日でも近所の子供が小銭を握って買い物に来るのでしょうか。商売熱心だなと思ったのですが、
それも束の間。
窓の中を覗き、「誰かいますか?」と声をかけたのですが、どこからも返事がありません。
窓枠の所には、商品が置かれていたので買ってみようかと思ったのですが。
首をかしげながら、少し間をおき、やはり「誰かいますか?」と前よりやや大きめな声で奥に向かって
声をかけたのですが、やっぱり、うんともすんとも返事がありません。
いったいここはどんなお店なんだろう、この店の主人はいったいどんな人なんだろう。
商売っ気が無いようなあるような、あるような無いようなお店。
雪の白さが、店内とこのお店の置かれている状況、そしてこの店のご主人の心、それぞれの
奥の深さをいっそう際立たせていました。
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