北京・胡同窯変

北京。胡同歩きが楽しい。このブログは胡同のあんな事こんな事を拙文と写真で気ままに綴る胡同お散歩日記です。本日も歩きます。

第7回 通州の胡同・回民胡同 (その七・ワンちゃんに怖気づく)

2014-09-01 02:31:26 | 通州・胡同散歩
前回ご紹介した路地の入り口には、こんな家が・・・

商いとして成り立っているのかどうかわかりませんが、ガラス窓に「香烟」(=タバコ)「冷飲」と見えます。

中を覗いてみると、ジュースとビールのケースが数個積んでありました。





ちょっと先に行くと、こんな建物が・・・




胡同ではよく見かける物置。

この手作り感が、素敵!!

私の見た範囲では、煉炭が貯蔵されていることが多いのです。




建て増しされたようで、入口が半分。



入ってみようかと思ったのですが、なんとなくその勇気が出ずに引いてしまった。


この入口前から東方向に向かって撮った回民胡同。




次は、左右の建物の間に橋のようにかけてある物体?の右側の入口。




入口向かって左側の壁。

この手の造りの建物は、この界隈や北京の胡同などでも見かけるもの。新中国成立後と考えてよいとは思うけど
正確にはいつごろ造られたものか? 今度調べてみたい。




先ほどの入口から中に入ってみると、左側に管理人室。

まだ幼い子供を抱っこした管理人さんにこの建物が何かを訊ねると、ここは「通州供電」の社宅だということでした。
ついでにこの建物がいつごろのものか訊ねると、管理人さん曰く「管理人になりたてでわからない」と・・・。

ちなみに、これが「通州供電(公司)」。場所は新華東街で、今ご紹介している建物のすぐ前。百度文庫によると1958年成立とあった。
ここ通州や北京の人々が電灯の放つ光をはじめて見たのは、いつのことか。やはり機会を見つけて調べてみたい。






さらに中に進み、先の壁の反対側の様子。

陽の当たっているいちばん手前が管理人さんのいる部屋。




管理人さんのいる部屋の前は、社宅の駐車場。



社宅となっているアパート。



アパートの裏側。




このアパートの横をさらに奥に行くと、今度はレンガ造りの平屋が並んでいました。




レンガの壁に取り付けられたライト。

・・・いい味、出してるなぁ、ホント。




ライトの写真撮影後さらに奥に入ってみようと思っていたら、奥の部屋からワンちゃんが突然私目がけて走ってきた。

ちょっと引きました。

ワンちゃん、びくとも動きません。




吼えるというわけではなかったのですが、臆病者の私としてはこれ以上前進できず、この日は
とりあえず退散することに・・・。

かわいい番犬でした!!

いつか、ふたたびこのレンガ造りの平屋がどうなっているのかチャレンジしたい。(ドッグフード持参で)



にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ

コメントを投稿