北京・胡同窯変

北京。胡同歩きが楽しい。このブログは胡同のあんな事こんな事を拙文と写真で気ままに綴る胡同お散歩日記です。本日も歩きます。

第134回 北京の胡同・オヤジの愛しき胡同

2017-03-29 11:18:38 | 北京・胡同散策
あんずや桃の花が咲き始め、北京もだいぶ春めいてきた3月下旬。
胡同会の皆さんと北京の胡同、まるで迷路のような九道湾胡同界
隈を歩いていると、いろいろな人たちに出遭いました。当日幹事
はOさんとKさん、協力者はSさんとHさんでした。


胡同の道端で、日本では1960年代まで主流であったと思われる足踏み式ミシンの
手入れをしていらっしゃる方。



大切に手入れされたこのミシンで、どんな色の糸を使って、どのような作品を
お作りになるのでしょうか。

で、手入れをしていらっしゃったのは、この方。


指文字でキメ!!


八百屋さんの店先には、春の陽気でうつらうつらと看板犬。


お客さんの通り道をふさいでいないお利口犬。


幼稚園がありました。



幼稚園の出入り口。


「うーん、いかにも胡同」と唸ってしまいました。

ゲートには、みんな大好きサンタ・クロース。
サンタのおじさんが園児たちを守っているのです。


日本と違い、サンタのおじさんは「春聯」と同じく護符。季節に関わりなく年間通して
貼られています。

「春聯」といえば今年は酉年。
道端に大人のニワトリへの途上にある、春らしくカラフルな中雛(ちゅうすう)???二羽。



目の中に入れても痛くない光景が続きます。

筆頭は、こちら!!


目の中で遊んで欲しい。

続いては、振り返った少女。


この後、「バイバイ」と言いながら手を振ってくれました。
どうぞ健やかに育ってください。


しばらく歩いていると、
前方から二人のイケメン。
肩で風を切って、首を振り振りこちらにやって来るではありませんか。

と、思いきや、よくよく見ると怪しいオジさんたち。
何なの、この曰く言い難い怖さは(汗)


帽子のかぶり方に怪しさ満載!!


でも、気分を変えて、さらに歩いて行くと、

春の花の前では写真撮影真っ最中の三人のイケ女(★_★)



突然ですが、3月いっぱいで胡同会のFさんが日本に本帰国なさいます。
Fさん、元気でね。今度は東京で会いましょう。


さて、ここで「確認の意味」でイケメン・イケ女に再びご登場願います。


やっぱり怪しいよね。

胡同歩きはシナリオのないドラマ。
いろいろな人たちに出遭います。
これだから胡同歩きは、やめられないんだな!!


 
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