雪の降る、人の往来の途絶えた紫竹庵胡同。ひっそりと静まり返っていました。
写真向かって手前左側に、紫竹庵胡同を訪れると、いつもシャッターを切ってしまう、
塀の上に素敵な「飾り」のある二軒続きの家があります。
それを見る者の気持ちを和ませ、心に潤いを与えてくれる、ちょっとした工夫。
まるで住んでいらっしゃる方々の「体温」が伝わってくるようです。
上の写真を撮っていると、背後から声をかけられました。
振り返ると、顔に笑みを浮かべた女性が傘をさして立っていました。瞬間、失礼にもどなたか
分らなかったのですが、この胡同で二、三度すれ違ったことのある女性で、言葉を交わすのは
初めてでした。
笑みを浮かべると眉が八の字になり、どことなく日本の女優さんを思い起こさせるお顔立ちで、
その笑みは「こんな雪の日にお寒くありませんか・・・?」と問いたげです。
お訊ねすると、この女性は、これから南大街にお買い物にいらっしゃるとのことでした。
雪の降る日だからこそ、胡同だからこそ出会えた温かい後姿に、シャッターを切らせて
いただきました。
写真向かって手前左側に、紫竹庵胡同を訪れると、いつもシャッターを切ってしまう、
塀の上に素敵な「飾り」のある二軒続きの家があります。
それを見る者の気持ちを和ませ、心に潤いを与えてくれる、ちょっとした工夫。
まるで住んでいらっしゃる方々の「体温」が伝わってくるようです。
上の写真を撮っていると、背後から声をかけられました。
振り返ると、顔に笑みを浮かべた女性が傘をさして立っていました。瞬間、失礼にもどなたか
分らなかったのですが、この胡同で二、三度すれ違ったことのある女性で、言葉を交わすのは
初めてでした。
笑みを浮かべると眉が八の字になり、どことなく日本の女優さんを思い起こさせるお顔立ちで、
その笑みは「こんな雪の日にお寒くありませんか・・・?」と問いたげです。
お訊ねすると、この女性は、これから南大街にお買い物にいらっしゃるとのことでした。
雪の降る日だからこそ、胡同だからこそ出会えた温かい後姿に、シャッターを切らせて
いただきました。