北京・胡同窯変

北京。胡同歩きが楽しい。このブログは胡同のあんな事こんな事を拙文と写真で気ままに綴る胡同お散歩日記です。本日も歩きます。

第35回 北京大旅行・北京胡同の宝物の前で立ち尽くす男!!

2015-07-24 13:32:41 | 北京・胡同散策
去る4月18日。土曜日。

例によって例のように私は胡同会のみなさんと一緒に北京の胡同を歩いていました。







いや、確かに歩いていたはずなのですが・・・。



こんな古めかしい味わいのある二層の建物を観たり・・・











いかにもそこは胡同らしい樹木と家並みのつづく場所でした。




道端には、思わず触れてしまいたくなる年代ものとおぼしき立派な門墩(mendun)。



門墩(mendun)に気をとられて気付かなかったのですが、そこから目を上げるとハト小屋があったりして
驚かされたものです。




こんな立派な大門。


もちろん、今はだいぶ手が加えられていますが、もとは古い時代、具体的には「明」あたりのものだったに
違いありません。


やはり立派な門墩(mendun)。


抱鼓型門墩。


胡同会会員の方に手伝っていただき、門扉を閉めて撮影。


予想通り、素敵な門扉でした。


こんな大きな門もあり、




門の奥には「影壁」もあり、もとはかなり広い屋敷だったと思われます。


続けて、やはり立派な玄関。





そうして目に飛び込んできたのが、なんと!!



門墩の中でも珍しい「柱型門墩」。


が、

宝物の前で時の経つのも忘れて立ち尽くしていると、いつの間にやら会員の方たちのお姿が私の視界
からすっかり消えているではありませんか。


そう。
私は、このチェーンの壊れた三輪車のように置いてきぼりをくらってしまったのです。


この日のその後のコースも分らず、迂闊なことにこういう日に限って携帯も不携帯。
当日、会員のみなさんにはご迷惑をお掛けし、大変ご無礼いたしました。



去る4月18日。土曜日。

例によって例のように胡同会のみなさんと胡同を歩いていました。
いや、確かに歩いていたはずなんですが・・・、
私は胡同会のみなさんと全コースを一緒に歩くことはできませんでした。
でも、その日の私は歩き始めからある手応えとともに確実に「胡同」を歩いていたのです。


帰宅後、写真を調べてみると、

金魚、




ウサギ、




そして、亀、



という、胡同の入口で売られていた三種の小動物が写っていたのですから。



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