縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「人面香炉型土器」は「国宝級」

2019年02月25日 | 土偶
『「人面香炉形土器」と呼ばれ、香炉は仏教で使う香炉に似ていることから、その名が付けられています。
 用途は光源、油の入った小皿に灯心をいれ火をつけて明かりとするものと推定されています。土器に着いている焦げ目などからその蓋然性は高いようです。』と解説されています。

三面体の土器で一面に顔があります。
仏さんの顔のようです。


この生き物は何か探してみる気になりました。

香炉というと、夜の生き物です。そして、火に集まる生き物にしぼります。
そこで、思いつくのは、昆虫では蛾か甲虫類、そしてヤモリ と思います。

右の画像で、頭の上から両側に垂れているのは、昆虫の触覚でないか。

これで蛾だと確信しました。


周りの5✕2の丸いものは何だろう。十本足の生き物はいません。帳尻合わせで、羽の4枚と足の6本で10本分ということにしました。正解かも!

蛾の名前は、北黄金貝塚にも大量発生したことのある「クスサン」にしました。
他の蛾の種類かもしれません。

詳細は後日ゆっくりと考えます。
昆虫食をされる人には、幼虫は、ごちさうだと思います。

   縄文楽 浄山
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