「入江貝塚出土の土器(縄文後期約4,000年前)です。
木の棒で渦巻や波型の文様を描くのが特徴です。」
以上のような説明がありました。
二つ並んでいますが右側の土器を観察します。
この遺跡から「有珠山の外輪山」が台形状に見え、すそ野は海まで伸びています。
この時期は有珠山は噴火はなく静かな雰囲気です。
「おらの世界を土器に表す」でどのような環境の世界のことなのでしょう。
1、見て気付くこと
・少しくびれている。
・体型は、なだらかで長く伸びている。
・山と海とに分かれている。
・胴部の模様が不規則で独特だ
2、分かる事
・山(有珠山外輪山)と海に大きく分かれている。
有珠山がなだらかに麓の海につながっています。
・「海岸線」があり「波」が大きく押し寄せています。
※強い波が寄せている光景に見える。(鳴門の渦潮参照)
・「入江式土器」の紋様は「渦潮」だと考えます。
「おらの世界を土器に表す」
付記 この遺跡の土器には「有珠山噴火」の土器もあります。火口や泥流が土器に表されています。
縄文楽 浄山
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