縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「縄文ドキッ 11」(大豆栽培)

2019年09月23日 | 土器

ダイズ土器は、北杜市酒呑場遺跡から見つかった今から約5000年前の土器です。
土器の把手部分の割れ口からダイズ圧痕(あっこん)がみつかりました。


さらに研究した結果、その把手の中には別の種子(豆)が埋め込まれていたこともわかっています。
縄文時代の食を探ることができる縄文土器なのです。

土器の中からマメの圧痕が確認された事実は、マメが栽培種であると判定されたことから、「縄文時代中期(約4,500年前)にすでにダイズの栽培が始まっていた。」として話題になりました。

 以上のような解説があります。

「大豆土器」と最初から命名されている。めずらしいが「大豆の圧痕」がある事が証明しているのか。

口縁の紋様は大豆の成長した姿が模されていると想像する。反対側の姿が見えない。

「大豆の成長」  四季折々の大豆の成長ぶりを表していると思う。双葉が出て根を伸ばして豆が生まれてくる様子が分かるように描かれているにちがいない。最後に実がなるのでしょうか。

「畑」  解説で畑で栽培ということばが出ていた。この土器も、底がふくらんでいるのは「畑」という印として扱うことにする。

埼玉県の羽沢遺跡の画像ですが、これも「大豆土器」といえるかもしれない。

この体型を「畑」と設定して以下も解明の参考になる。

縄文楽 浄山



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