「山菜土器」としているが各土器によって「山菜の名」が判別できない。
この土器は「スイレン」と判別したが疑う余地はある。
このような山菜土器に「顔面把手付き土器」と名前が付けられている。
「縄文の心」をもつものは、人を表に出すことは慎んでいる。「ない」といっても良い。
この点が自分という意識を強く出す現代人には理解できない。
土器や土偶を見る目も「人」を強く前面に出して見てしまうので色々と考えが出ている。
土器の系統などはどうであろうか?
「土器の形体は地形」の考え方であればちがう地点との系統はあり得ないといえないか。技術の面では可能だろう。
さて、この土器であるが
◇「葉」の刻みが少ない。上に出ているので水に浮いた葉としました。
◇「春から秋」は◎が両側に二つある。意味がある(芽が出て収穫まで)の時期を表わしている。
◇冠状の無地の部分は「雪」とした「下の無地も雪であろう?」
※縦に鉢が描かれるが平面の風景の場合もある。
この土器に類似したものは「タンポポ(キク科)」「イタドリ」「ナズナ」「シドキ」「ヤマノイモ」「モミジガサ」等など多々あるが今後の課題にする。
◇季節や育つ環境なども土器の腹面に記されている。
「土器形体は地形・紋様は生活環境」
「縄文土器を理解して、縄文文化を語ろう」
縄文楽 浄山
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