12縄文楽・模様・縄目
静内中野式土器(静内中野式尖底土器)は、縄文文化前期土器の標識資料で、胎土に大量の繊維又は撚糸を含んでいることが特徴です。
北黄金貝塚に尖底土器が展示されていますが器形も模様も似ています。
何れの土器にも大きな縄目の模様が施されています。
土器の器形は山から海に流れ下ってくる川の河口に住む人のだと思い ます。
今までは文様の意味は
「縄文土器には蛇を象った装飾や形を模した文様も付けられることがあります」とあります。
しめ縄だと言う考えもあるようです。
ですがこの模様は川の水の流れを表現する「波」と考えられます。
しかし、
土器を作ってまで供養するような何か生き物がいるのでないかと疑いました。
そこで浮かんできたのは河川を群れをなして遡上するサケマスの光景です。
静内川の風景ですがサケマスの遡上ですが画像が明確でないです。
サケマスは重要な資源だったと思います。
それらの命を供養するための「印」として作られたのがこれらの土器だと考えました。
この遺跡の土器の縄文模様は河川を遡上するサケマスの群れの姿と考えてみたのです。
異論もあるでしょうが、サケマス掄も可能性があると思います。
縄文楽 浄山
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます