縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「曽利式」05(山岳・雪国)

2019年05月26日 | 土器
「曽利式土器」と探したら上記の画像が出てきた。
7個も関係する「土器」が並んでいる。
曽利式の特徴を把握するのは都合がよさそう。
上部の鉢巻状が厚く高さもあるのが特徴だ。
これは「雪をイメージしている」。「積雪のある雪国」ということだ。
①は「雪の下からフキノトウが芽を出そうとしている」春を待つ土器
②は「吹雪の山岳、雪崩の起こる雪山」を表わしている土器。
③は「積雪と雪解けの時の筋が描かれている。
④は「富士山土器である」上部の冠は「富士山」を表わしていると思う。
手前には山々があり雪崩の筋が描かれている。
⑤は「フワッとした厚い雪」に思える山ある。
「曽利式土器」は「積雪のある雪国の土器」といえる
「山岳土器」とイメージしたが「雪国」と幅を広めた方がよさそう。
このように「一つの遺跡の土器を並べてくれると特徴を把握するのには都合がよい」
「土器形体は地形」「紋様は環境」と設定している。
土器を作る人は「自分の住んで居る環境をイメージして作成したにちがいない」
「土器の形態と紋様を解読、そして縄文文化を語る」
縄文楽 浄山
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「大洞式」04(草原) | トップ | 「火炎型」06(雨 水流) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿