二戸市の「馬立1遺跡」の土器です。内陸に住む人達の土器です。土器の体型から谷間で生活する人と想像しました。
川があるでしょうから、サケマスの遡上するときなどに収獲していたのでしょうか。
早期(およそ8千年~6千5百年前)
馬立(まだて)I遺跡(二戸市)
「底の尖ったこの土器は煮炊きする際に地面に突きさして使われました。このような形は熱効率が良いといわれています。」と解説があります。
「繊維土器」 一部拡大した土器の口縁にボソボソした模様が見えます。繊維だと思います。
土器の紋様は生活環境から「樹林」を表現しているように思えます。
縄目を転がしたり押し付けたりしたのでなく下地の繊維模様が浮き出ている感じです。
こすれているところは「送り場」かもしれません。貝塚などもこのようにこすって模していることがあるようです。
土器の先端がとがっていますが、山の谷間を意味しているようです。
どの様な生活をしていたのか遺物から知ることが必要と思います。課題です。
縄文楽 浄山
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