細沼園のお茶飲み話

お茶の時間のひとときに、思いつくまま書きました。

氷の秒針   著者 門田剛明

2015-03-29 14:53:06 | 読書メモ か行

《内容》

平成22年4月27日、殺人罪に対する公訴時効は廃止された。諏訪の主婦殺人事件はこの先ずっと犯人を裁けることになったが、2カ月前に時効が成立していた松本の一家殺害事件には間に合わなかった。両遺族―惨劇の中でただ一人生き残った一家の長女・小岩井薫と、妻を殺された夫・原村俊介の思いは乱れながら、接近、交錯する。そんななか、時効になっていたにもかかわらず、松本の事件の犯人が自首し、後日殺される事件が起こる。警察は薫に疑いの目を向けた。俊介は薫のことを気にかけつつも、長年事件を追ってきた元刑事の寺山力らと共に、自身の事件の犯人とおぼしき男を追い詰め―。被害者遺族には「解決」の時が訪れるのか?驚愕と感動が待ち受けるミステリー渾身作。   (紹介文より)

 

―――人はそれぞれ苦しみを抱えて生きている。その苦しみには量や質の違いがあるだろうし、精神の成就具合によって痛みの感じ方も違う


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