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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

ペアトーク

2008-04-23 | 雑念
昨日からの2日目

グループが変化した瞬間は最後

振り返りでした

こんなシークエンスをしました。
A4白紙にポスカで記入。
内容は紙を4分割。
左上は呼ばれたい名前。
右上は2日間の満足度と理由。
左下は印象的だったことや気付いたこと。
右下はこれからの自分、目標、メッセージ。

裏にパーソナルグラフ?別名がありそうですが…

また昨日の黒板に“ジョハリの窓”の話でフィードバックと自己開示の話をしてペアで話を10分間。

全員で円形になりどんな話をしたかを聞いていってお開き

14名で話をする難しさは今回のペアトークで立証されました。
なんと振り返りが苦手だと思っていた彼らが深く、じっくり自分を見つめ、相手を認めていく。

今回は完全に思い込んでいました。話ができないんだと。パラダイムです。

私のシークエンスが悪いだけだったのです。
パラダイムシフトです。

これからはあきらめずにグループのココロに揺さぶりをかけられるように仕掛け続けたいと思います。

ありがとうございました
ゆうくん
ひろくん
けいちゃん
24.5
ひげ
みちお
やっち
こうへい
じょうちゃん
もつ
なかちん
りょう
にっしー
あい

トラストシークエンス(木の葉)

2008-04-21 | 雑念
企業研修・1泊2日・14名

のりがいい。体で表現する。振り返りで感想を発言するのは苦手。

1日目AMをニトロ達成でピークを迎え、トラストシークエンスまで。

このまま行ったらノリと勢いだけで全て乗り越えられるという学びを持って帰ってもらうことになりかねない。

それもまたいいかもしれないが、グループの力を引き出していきたいホクトマンとしては、互いに話をすることや目標設定をすることのトレーニングをしてみよう!という仕掛人の欲望がぐぐっと沸き上がり始めた。

PMはウォールもクリアしエレメントの力では彼らを押さえきれない

夜の部2時間で話をすることと目標設定の時間にすることを決めました。

まずは2人組で体を動かしアイスブレイク。
そこから得意のターミネーター2。話をすること、ゲーム性、彼らへの適性を踏まえ行いましたが、面白い。ハマってしまって2回目に突入したのが時間オーバーの原因。

もう一度明日のタイムスケジュールを丁度活動場所にあった黒板に書き出し、活動内容を踏まえて目標設定を投げ掛けた。

黒板に書き出すのはアドリブですが、良かった。
分かりやすい。

また今日のAMに決めた目標は“仲良く”“積極的”という曖昧なもの。今後の活動中に目標を考えていきましょう、としたのはあまり有効ではなかったかもしれません。

さてそれましたが、グループが変化した瞬間の言葉。もしくは流れはこうです。

「明日は高い所にチャレンジします。個人のチャレンジを周りが支援する形。“仲良く”“積極的”になるためにはどんなことをしたらよいですか?」

参加者の一人が「声援やアドバイスで積極的に声を出して一番うるさい班になる」と言いだしました。
別の人は「全員声をからす」と言いだします。

私はオリジナルに溢れた愉快な目標だなぁと感じましたが、ある一人が「ノリと勢いで本当に怖い人を無理矢理チャレンジさせるようなことはしたくない。プレッシャーはかけたくない」

それを聞いて「それを聞いてチャレンジしようとする人もいるんじゃないかな?本人に聞いたらいいんじゃないかな」

「みんながゴールして自分だけ最後で本当に怖かったらきついんじゃないかなぁ」

話をじっくり聞いていると少しずつホントの気持ちを語ることが出来てきているのでしょうか?

私の主観です。うぬぼれです。しかしこんな流れでグループは変わり始めています。明日はハイエレメント。どこまで変化するのか?変化しないのか?どうなるのか楽しみです。

時間オーバーで目標設定の話は明日に持ち越しです。

空気を読めないことは罪なのか?

2008-04-21 | 雑念
空気を読むこと。それは大体ネガティブな意味の時が多い。

問題はそのことを無意識で自分たちの首をしめているということがわからないこと

グループを動かすリーダーシップやムードメーカーたちは往々にして空気を読んでいない行動をしている

大多数は“空気を読んで”間違ったことや出来そうもない方法はとらない

その考え方がゴールへ向かうことを妨げていることに気付かないのである

失敗しないこと、当たり障りのないことを追い求めてどないすんねん!

人に「KY」とか言っているあなた!優しく説明してあげなさい。もしくは場を和ませるかアイデアを出しなさい。人の評価ばかりしないで。

PAのことばかり書いてすいません

2008-04-21 | 雑念
嬉野台生涯教育センターにはHAP(Hyogo Adventure Project)がある

全国各地にPA(Project Adventure)の施設があるがあまり興味がない

PAは“考え方”を伝える道具。その伝え方を工夫するのが私の仕事。できれば天職に。

天職へ転職!

アルバイト情報雑誌の安っぽいキャッチコピーみたいですね

ジャイアントラダー

2008-04-18 | 雑念
グループを変化させるきっかけ

企業研修、2泊3日、大学院卒業が多い。14名。男子のみ

理解があり、仲良くなるのも早かった。
アイデアを出し合い、課題解決も最後の詰めまではスムーズ。あと一歩の達成感を味わえない。しかしグループとしては少しずつ機能していた

1日目PMラストに室内にてスパイダーウェブという課題解決アクティビティをしたとき積もりに積もったフラストレーションを一掃する。無事クリア
意見も出し合い、協力でき一体感を実感した

明日のグループの目標を尋ねると「みんなでクリアする」という曖昧な目標。

アクティビティをクリアすることはできても少し深く考えを出し合えるまではいけていない。目標設定の大切さはそこに訴えかける。

次の日ハイエレメント。パンパープランク。ザアザア雨。一人が8mの台から前方の空中ブランコにダイブするというもの。当然下でグループがロープを確保し安全ではある。

目標の全員でクリアすることとのつながりでメンバーは戸惑っていたのかもしれません。しかし事前に説明はしてました。

その様子をみていた私はこのようにアプローチ
「昨日の目標、みんなでクリアすること、一体感を感じてますか?」

反応は「微妙」

「じゃあどうすれば一体感を感じられる?」
問いかけてさらにパンパープランクを続けていく
雨は降り続く…

結局AM中には答えは出せずに昼食中にメンバーに選択肢を提示
1、 PMのハイエレメント「ジャイアントラダー」をする
2、 ローエレメント「ウォール」をリチャレンジする(昨日残り一人で時間切れ)
3、 室内のアクティビティをする

すると早めに食事を切り上げ部屋に籠もり、どうするか話し合いをし始めた

のぞきにいくと始めは多数決を選択していたが、昨日の「ウォール」が残り一人で時間切れというのに引っ掛かっているメンバーがいた

それ以外はほぼ「ジャイアントラダー」希望だった
そこでAMの「一体感は?」の問いかけやシークエンス(流れ)が効いてきたと思います。
思いをみんな出し合おうという提案
長い間話し合っていた

ずっとみていた私も敢えて途中で抜け出した
自分たちで決めたという実感を体験してほしかったから。

結局「ジャイアントラダー」を選択。しかし目標設定のあるジャイアントラダー。全員はチャレンジ出来ないと伝えていたので「次のチャレンジャーは前のチャレンジャーを超えていく。みんなで超えさせる」という目標。

その時点でハイエレメントへの姿勢が変わるのは明白。

案の定、懸命にトライするチャレンジャーに一喜一憂する、応援、アドバイス、賞賛、笑い、励まし、感動。ハイエレメントを行う理由がそこにはあった。

そして室内に戻り、最後の振り返りでは、グループの変化を体験しての個人の感想やメンバー同士のメッセージは今までの振り返りの中でも充実した話がみんなでできた。

最後の振り返りはいつも悩む自分がいた。でも本当に心が動いたメンバーには小細工なんて不必要でした。

ありのまま、自然体、15人で話をするだけ、それだけで学び合える。

ホクトマンが目指すファシリテーションを彼らが教えてくれたようです

ありがとう
うっちー
たわ
じぇん
ほりえもん
にゃん
おすぎ
りょうすけ
しょう
チャーリー
けんさん
O・D・A
さわ
こうりゅう
さこ