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ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

19日「チャレンジウォーク」参加者へのファシリテーション

2006-03-20 | 雑念
3月19日「チャレンジウォーク」アドベンチャー教育
ねらい:兵庫県を歩きで縦断するプログラムの事前活動として
状況:前日に主催団体が仲間作りのゲーム(アイスブレイク)をしている
ご要望:グループ全体を意識できるように本番への意識づけ

アクティビティ内容
午前中
①キャッチ
②ガンマン
③ガーディアンエンジェル
④ウェーブストレッチ
⑤ギアチェンジ
⑥ニトロクロッシング
休憩
⑦あめ落とし鬼
⑧マルチバイン
午後
⑨ハイエレメント
⑩しめ

リーダー班と子ども班に分かれ
つじPがリーダー班担当
ホクトマンは子ども班担当(17名)

①キャッチ
いつものように一人1枚プレートを渡す
「円になってください」あいさつもそこそこに
「やったことあるかなー」「左手をだしてみて」
「右手人差し指を右の人の手のひらの上に」
「ホクトマンが『キャ、キャ、キャ、キャ、キャッチ』と言ったら
左手はつかんで右手は逃げる」「行くよー」
何回かやる
「キャッチ」を「キャベツ」や「キャロット」
「キャロライン」「キャサリン」などに変える
「キャッチ」言ってみたい人いる?(リーダーや言いだしっぺがわかる)
「今度は左右変えてみよう」何回か「今度は下に逃げるよー」何回か
「最初の形から逃げずに左手の指をつかみにいくよー、キャッチ」
「一人飛ばしてつかみにいくよー」
少しずつ体を動かしていく

②ガンマン(いろんな2人組)
誰でもいいから「チャレンジ?」と聞く。相手は「ウォーク」と答え
「ワン、ツー、スリー」で数字を出す。2人の合計を早く言う
(チームの関係性が分かる・実際仲のいい男子とおとなしい女子という
グループの状況がみえた)

③ガーディアンエンジェル(走り回る)
寒い日だったのでそろそろ動きたいので・・・
ここでも説明の理解力が低い子もいることがわかった

④ウェーブストレッチ(円陣で手をつなぐ)
単純に動けて説明要らず
少しアレンジを加えて、最初は腕の波を円になって
次に足もつけて、お尻をつけて「ぷりっ」
(恥ずかしくて出来ない子・やけに出来る子)

⑤ギアチェンジ(狭い範囲をぶつからず・スポッターも意識)
予想はしていたが、誰かが鬼になるようなゲームはあまり意味が無い
やりたい人が決まっているグループだから
出来るだけグループに埋没できて、
注目されないようなみんなで楽しめるアクティブティを選択
(このときわざと仲のいい人を突き飛ばす子がいる)
ここで「安全」「怪我をしない・させない」ということを意識させる

⑥ニトロクロッシング
17人で小サイズの板に乗る設定(ボールバケツ付)
案の定達成できず(ラストチャンスという宣言後)
2人が板の上に乗れずに終了
ふりかえりで気持ちを確認
こどもA「いやだった」こどもB「くやしい」
他の子に確認
こどもC「そういう子がいないようにしていったらいいと思う」
ホクトマン「そうだね。チャレンジウォーク中も
ひょっとしたら足が痛いとかいろんなアクシデントがあるかもしれない。
それをみんなで乗り越えていきたいよね?」
「次はそれを意識してやってみよう」

休憩

⑦あめ落とし鬼(主催者からあめをもらっていたので・・・)
「配るけどまだたべちゃだめよー」手の甲に乗せて落ちたら座る。最後まで残った人が食べられるルール
少なくなってきたらなかなか勝負しない・・・
「勝負が決まらない場合10秒後に全員復活しまーす」
「10・9・8・・・・ふっかーつ」
別に一人が食べられることが目的じゃないので、
すぐ復活して飽きるまで遊ぶ
終了して「はい。全員でたべよう」

⑧マルチバイン(手つなぎトラバース)
ルールは豚のぬいぐるみ?を全員に受け渡し
ロープが垂れたワイヤーを渡っていく
前述のギアチェンジの手の形
(ここではスポッターをエンジェルさんという名前で呼んだ)
活動に入ったらグループワークという感じはあまりない
順番を待つ公園の子どもたちみたい
(このときグループが意識されていないなぁと感じる)
途中それが顕著に現れる。スポッター(エンジェルさん)がおろそか
そこで「タ~イムストップ!!今の状態を覚えていてねー。
またそこからはじめるから」
「今エンジェルさんはどんな状態かな?
安全を守ることって大切だよね?
本番チャレンジウォーク中もみんなが隣にいる子の安全を守らないと
だれも守ってくれないよね?それと一緒やね?」
「じゃーぁ始めよう」
その後、真剣さが少し増した様子
結局ゴールできた
「うれしかった」「疲れた」「頑張れたからできた」「みんなで協力できた」

○ご飯をおいしく食べるための儀式
ワムサムサム
(最後の「サム」でピタッっと止まっていてね。
それがご飯がおいしくなる時間)
とかわけの分からないことをいいながら・・・

午後
⑪ハイエレメント
キャットウォークとクライミングタワー

⑫しめ(ポワンポワン)
「ここではがんばったねっというとき拍手しないのね。
どうするかというとその人にポワンポワンといいながら
(おしくらマンジュウのように)体当たりするん(うそ)」
とにかく寒い中ふりかえる方法として・・・

感想:全体的にふりかえりは浅かった。
チャレンジウォークの下地(安全のこととみんなでゴールを目指すこと)を
少しは意識できたと思う。
反省点はハイエレメントを午前中に匂わす必要は無かった。
ハイをせずにウォールやトラストなどのアクティビティをすることも
選択肢に残していてもよかった。
ただ保護者の説明会が同時に行われており、
ちょうどハイエレメントの場面を保護者が見学できたことはよかった。