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退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1609: アメリカ、うわべ社会と現実社会

2021-08-10 04:04:35 | アメリカ便り

8月9日、長崎に原爆が落とされた日です。

❝戦争を終えるため❞、と言う理由(’私はまるっきり信じてはいませんが)で続けざまに原爆と言う当時、未知の武器を使用したアメリカを44年住んでいても許すことはできない。

そして今までアメリカの自分勝手のすべてを都合のいいように理由づけ、言い訳、解釈するアメリカの体質と言う物はあきれるほど見てきました。

最近のめちゃくちゃなアメリカを見ていると、いままで見かけ上はうまく機能していたそのアメリカ本来の体質(自分勝手のすべてを都合のいいように理由づけ、言い訳、解釈する)がボロボロと崩れてきた感じがしてきます。

それぐらい、今のアメリカは素人の私が見てもめちゃくちゃです。

私が一番に感じるのはアメリカ特有の❝うわべ社会❞がより❝現実味をおびた社会❞となってきたことだろうか。

その一番の原因がBLM/黒人だろうか。

先日テレビで、ある黒人評論家が言ってました、❝60年代の黒人運動以降黒人は発展していない❞と。

昨今のBLM社会の中、それをテレビで言うことができるこの評論家に拍手です。

正にそれなんですよ。

そりゃ努力して地位を確立していった黒人は数多くいます。

でも60年代の黒人運動以来、うわべ(与えられた)の黒人平等がうたわれだし、黒人は与えられた発展を自身から出た発展と勘違いするようになった。

と言ってもこの❝与えられた❞発展に対して、更なる努力も感謝もしないと言うのが❝黒人が発展していない❞と言われる、そして黒人が黒人たる最大の原因と思う。

もう何度となく書いているけど、黒人は黒人と言うだけでアメリカうわべ社会からいろんな優遇を受けることができる。

例えば、会社のサイズに見合った数の黒人を雇わなくてはいけない。

が、それに見合う才能のある黒人を雇うことは非常に難しい。

特にサイエンス系なんて本当にいないのである。

というのもサイエンスに行く黒人なんてほとんどいない。

私が通った大学でも40人程度のサイエンスクラスの中で黒人男性が一人だけいたけど、それもいつの間にかいなくなってしまった。

でも今のBLMはそういった現実に蓋をしてうわべのきれいごとだけで黒人平等を叫んでいる。

デパートに行っても白人の持っているようなものが欲しいとなると、金を払わずただ盗んで来るだけ。

❝働いて金を稼いで物を買う❞と言うところが抜けて、❝同じものを持つ❞と言う欲だけが❝平等❞となっているのである。

このままの社会が続くとアメリカは❝発展と言う努力❞をしない、結果だけが平等の社会になってしまう気がする。

究極のうわべ社会が待っているだけである。

ハブグレジュンタのマミー