退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1117:観光大国日本の行方

2018-11-27 06:58:01 | アメリカ便り
昨日は私たちが住み始めた以前から取り付けられていた窓の取り換え工事。
ほぼ半分の窓が新しくなった。
今日中には全部が新しくなるだろう。
今年の春からとっかえひっかえしてようやく決めた主人。
本当にすべてのことに時間がかかる。
今までの経験でいけば、考えて考えて、考え抜いた挙句、‟やめた”となるのだが、今回は空想から実行まで、1年足らずで終わったった。
主人にしてみれば、‟光速”的早さでしょう。
しかし、これからまだ先が長い。
少しでも金をケチろう、自分が決めたとおりにしようとする主人の考えのおかげで、窓枠のペンキ塗りやら、トリム等々まだまだやらなければいけないことだ万歳。
いつになったら、出来上がりとなるだろうか。

この後サイディング、リテイニングウオールもやらなくてはいけないというのに。
すべてが終わる時には‟老人ホーム行”、となるでしょう。

さて、今回の帰国でも日本の行く末の心配事はあちらこちらで見えました。
まずは、‟観光大国へまっしぐら”の日本の針路。
あまりにも観光に力を入れすぎ、それに頼りすぎている。
レイちゃん言っていたけど、北海道地震以来、北海道への観光客の数が激変したと。
回復傾向にはあるけど、ススキの狸小路なんかは空っぽだったそうだ。

これなんですよ、私が観光に頼るなというところは。
世界的経済の悪化や、こういった災害が起きて何が一番被害が起きるかというと‟観光収益”なんです。
そんな他人任せの経済に日本がより頼ってはいけないのです。
それをどこもかしこも、‟くまモン”やら、なんやら、ご当地キャラを売り物にして大々的観光宣伝を行っている。
更には、ご当地キャラコンテストで不正も行われたそうな。

観光は日本の平和ボケにさらなる拍車をかけている。
観光のために集合型リゾートと称したギャンブル施設法案を通したり、そのための外国人労働者雇用も増やすことにしたり。
日本全体が観光観光のため、お祭り状態で実生活から遠のいて来ている。

農業、工業などまっとうな人間の生活から離れてきている日本、技術大国であった日本、これからどうなるのだ。





  










ハブグレジュンタのマミー