退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#111:久しぶりの雨でした。

2013-08-31 21:11:25 | アメリカ便り
昨日は夕方、短い時間でしたが、久しぶりの雨が降りました。
待ちに待った雨でした。
今年の夏は、後半になってから雨なしの暑さが続き農家は大変。
ミネアポリスに行く道中、あちこちで雨不足のため枯れたコーンや大豆を見ました。
農業と言うのは本当に大変な職業です。
運を天じゃなくて天気に100%任さなければならないのだから。
おまけに昨今の温暖化現象。
天気が自然現象ではなくなって来ています。

アメリカは、1800年までは、90%の労働者が農業に従事していたそうです。
2013年の今、その数いくらだと思いますか?
2%程度だそうです。
この現象、農業の効率がよくなったせいもありますが、やはり絶対的な農業従事者が減ったことが大きな理由でしょうね。

昨日は夕方から、我家から35分ほど西に行ったところにあるワシントンと言う小さな町に、友達のバンド演奏(ブルーグラス)を聞きに行って来ました。
前にわが町は、ヒックタウン(注1)だと言いましたよね。
このワシントンもわが町以上にヒックタウンでした。
と言うのは、そのワシントンについて、コンサート場に入ってびっくり。
白人ばかり。
黒人もアジア系も、とにかく色のついた人種は私と、もう一人の日本人だけ。
さすが、中西部の田舎町。
ここまですごいのは、久しぶりです。
わが町もいまだに黒人アジア人は数えるほどですが。

注1:ヒックタウン、つまりヒックスが住む町ですが、このヒックスと言う意味、日本の英語辞書には出ていないでしょうね。
ヒックスは、レッドネックとほとんど同じ意味ですが、レッドネックより少々田舎者とでもなりますか。
レッドネックは、人種差別が激しい白人のことで、大抵は、ブルーカラーワーカーです。

こと、住む地域に関しては人種差別と言うより掟とでも言うものがあると思います。
アメリカ、どの街に言っても白人が住む場所、黒人が住む場所、東ヨーロッパ系が住む場所、アジア系が住む場所と分かれています。
そして、その人達の社会的立場により、その人種が交じり合ってすんでいるところができています。

今朝、ハブちゃん、グレーシーと散歩をしていたら、カッパーヘッドと言う毒蛇と対面しました。初めてですね、こんなに近くで見たのは。
悲しい知らせです。
近所のリンパ腫になって化学療法中の犬、タヤ、昨日亡くなったそうです。
二日前に、私の手から大好きな特大ビスケットを食べてくれました。
最後のお勤めと思って食べてくれたのかな~と、今、思います。

チョッキさんのコメントについて一言二言:
私は、ことこのコメントに関しては、まるっきり反対です。ごめんね。
難民と違って、韓国人やブラジル人は好きで日本に来ているのです。日本に来て苦労やら、住みにくいなんて言うのだったら最初から来なかったら良いのです。それは甘えですね。生半可な気持ちで他国(日本ばかりでなく)に住もうと言うこと自体が間違っています。日本は、長い間単一国民でした。他国民が来て苦労するのは当たり前です。国際競争、マイノリティーを大事にしてぐらいでは勝てません。文化の多様性、日本に必要でしょうか? と言うより、それぞれの国において他国からの文化の多様性って必要だとは思いません。自分の国の文化を大事にして欲しいです。

久しぶりのハブちゃんです


グレーシーです。


娘の引越し先ミネアポリス


真ん中の人がお友達


友達のバンド


白人集落