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赤村トロッコ列車


<気が付けばチョッピリ鉄ちゃん-9>              

赤村のトロッコ列車に乗りに行きました。
旧国鉄・油須原線の跡を、トロッコ列車が走っています。
とは言っても、毎日運行している訳ではありません。
冬期を除いて、原則月1回・第2日曜日に運行してます。
この日は、特別イベントがあり臨時便でした。

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赤村に行くには、直方から平成筑豊鉄道・田川線に乗ります。


この日の特別イベントとは、
平成ちくほう鉄道「スイーツの旅」、
運賃は全線100円でした。


 直方から田川方面へ、
この時、気付いたのだが、田川伊田まで複線でした。


 直方からは、1輌でしたが、金田で、もう1輌接続、
それはパン列車? (昼食用に、2個購入)



 車窓から、二本煙突、香春岳も見えます。


 赤駅に到着、


 ちくまる君がお出迎え! 「スイーツの旅」特別会場です。
赤村特産物センターに、香牛カレー、小倉焼きうどん等などが出店


 トロッコ列車の発着所は、赤駅を出ると、まん前にありました。
(これは予想外、もっと離れてると思っていた。)


旧国鉄・油須原線とは、戦後、筑豊の石炭を苅田港に運ぶため、
豊前川崎から、油須原を結ぶ短絡線として着工され、
ほゞ、出来上がっていましたが、時代は大きく変わり、
開通することなく廃線となりなりました。 幻の鉄道線です。
その廃線跡を赤村では、観光トロッコ列車で甦らせました。

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これがトロッコ列車の切符です。 
改札で、昔懐かしいハサミを入れます。



野原越トンネルのど真ん中です。(鉄の)柵が見えますか?
折り返し点です。 ここで、後ろが前になって引っ返します。

何で、こんな所で? それは領土問題?が絡んでいます。
ここが赤村と、隣町の大任町(おおとうまち)との境界線、
赤村が運行しているので、大任町側には入れない。

せめてトンネルを出た所まで、と思うが、政治的な問題かな?
とにかく領土問題は、ややこしいですね。


赤駅から野原越トンネルの中まで、往復3.4Km、約25分の旅でした。



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 帰りに寄った田川伊田(駅)です。
こちらでは、たがたん君がお出迎え!!
駅の空き店舗?が、
スイーツの旅のメイン会場? 凄い人出でした。
何か買ったかって? それは秘密です。


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 旧国鉄・油須原線、調べてみると、
計画当時の石炭の需要(供給)は凄いです。
筑豊本線は、枝線枝線で複々線?になっていた。
行き先は、若松(港)が殆どで、昼夜を問わず、
数分おきに列車が行き交う、という状態だった。

 それで、計画されたのが油須原線、
赤村の油須原で田川線と接続して、苅田港を目指しました。
実は、ほゞ全線が完成していて、
後はレールを繋ぐだけの状態だったそうです。

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 今回の全線100円は、嬉しいですね。
利用した通常の運賃は、直方→赤550円、
赤→源じいの森220円、源じいの森→田川伊田350円、
田川伊田→直方440円、合計1,560円ですが、
4回分で400円でした。

平成筑豊鉄道の田川線は
何処で降りても「田舎だ~!」って感じです。
のんびりと、一駅か二駅歩いてみるのも良し、
今度、機会があれば、そうしたいです。


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