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心をコントロールしたいという願望

2015-02-14 | 健康・スポーツ心理学
私たちには、自分で自分の心をコントロールしたいという願い、あるいはコントロールできているという自信が根底にあります。それが成功につながり続ければ、有能感を産み出します。
 しかし、時折、厳しい現実から手痛いしっぺ返しを受けます。そして、なんでそんなことになってしまったのかを反省し、そして自分を責めることになりがちです。
 成功と失敗の狭間でうろうろしているのが人間の現実の姿です。



3年で3割の離職

2015-02-14 | 教育
平成22年3月大卒者の3年目離職率は31・0%、前年度より2・2ポイント増加。
(厚生労働省)

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この数値は、かなり安定的に推移している。
辛抱しない・できない若者が増えた
という文脈で語らることが多いように思うが、
日本の産業構造と雇用環境の変化を反映した必然の結果を反映したものとの見方もある。
終身雇用という制度に代わる雇用制度がいまだ定着していないのも
若者の不安を掻き立てるのかも





心の管理の高度化圧力によるストレスの高まり。

2015-02-14 | 健康・スポーツ心理学


 世の中が物質的に豊かになると、心への関心が高まるようなところがある。これも悪いことではない。しかし、みずからの心への関心を持てば持つほど、自分の心のしょうもなさにも気づかされることになる。「これではいけない、もっときちんとしなければ(心の管理の高度化)」ということになりがちである。これの裏返しとして、身の回りの人々のちょっとした心の管理不全--ちょっと変よ---が気になり許せなくなる。かくして、自縄自縛のストレス状態に陥り、もしかしたら心理学が役立つかも、という次第である。