2部 頭を元気にするキーワード
ふつふつと思いが湧いてくる
楽しい思い出 あかるい未来 空想の世界に遊ぶ
時間を忘れる どんどんうまくなる
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
あ
あるがまま 8-4
い
いいかげん 8-8
お
オープンマインド8-13
おもしろさ 8-18
か
改善マインド 8-23
回想 8-26
き
希望 9-1
逆境 9-9
く
クイズ9-14
空想
クリティカル・シンキング 9-20
け
計画PDCA 9-24
元気づけ本 9-28
け
研究心 10-3
こ
向学心10-9
好奇心10-14
根気10-17
し
資格
「学ぶ気持ちを促す」
●資格ビジネス大流行
日本の社会が実力主義へと穏やかに変わってきていると思います。就活でも、おおまかには、大学のランクによる学校差別はありますが、それでも、「あなた、それで何ができるの?」が問題にされるようになってきました。
そんな中で、資格は、できることの証明の役割としての機能を果たすようになってきました。そして、それが公的、私的を含めて、驚くほど多彩なものが現在、存在しています。
やや余談になりますが、昔、日本心理学会で、「認定心理士」のペーパー資格ができました。その第一号が私の恩師。「君も入りなさい」という暗黙のプレッシャーを無視して、これまで取得していません(内緒)。
それができあがる過程で、「そんなもの作って希望者なんていないのでは?」とその恩師に言った記憶もありますが、結果的には、ものすごい数の申請者が毎年続々でした。学会というと貧乏所帯が当たり前だったのですが、一気に学会は裕福になりました。手弁当の学会の仕事に交通費がでるという画期的なことになったのです。(裕福といっても、この程度です(笑))。
そして、今、私大で学生募集に苦労していますが、ここでもまた、資格問題にぶち当たりました。どんな資格がとれるかが高校生をひきつける一つのポイントになっているのです。いや、それだけでなく、資格取得めがけての勉強が大学での学びの動機づけとして使われるようになってきているのです。
●資格の分類
資格には、一つの分類は、とってもただそれだけの資格(箔づけ資格)と、その資格がないと仕事ができない資格(業務独占資格)、もう一つの分類は、国家資格と私的資格とに分かれます。さらに、学歴とセットになった資格かどうかもあります。これが、前述した大学での学生募集の売りになります。
●資格取得で頭を元気にするコツ
①資格はとるまでの過程が大事
もちろん、資格はとってなんぼのものですが、頭の元気という点からは、とるまでの過程が大事になります。
なぜか。
それは、学ぶ目標も学びのステップも明確にされているからです。こうした定型化された学びは、頭を鍛えるのに最適です。いわば、受験勉強の再来です。
学びの習慣づくりになります。
②資格を生かすも殺すもあなた次第
資格にもいろいろありますから、どんな資格を取得したかで、それをどのように生かすかは、さまざまです。
ただ、学齢期フリーで私的な箔づけ資格は、取るまでの過程を楽しむくらいの気持ちのほうがよいかと思います。取ったら忘れるくらいでいいかもしれません。そんな資格にこだわって自分の職業選択の幅を狭めたりすることはおすすめしません。また、それを誇示しても、あまり効果がないと思います。
③目標駆動型の勉強ばかりはさみしい
頭を元気にする習慣づくりという点では、資格取得の学びはおすすめです。ただ、学びには、心のおもむくままにという領域もあります。一番いいのは、そうした学びの延長として資格取得があるような学びですね。
英語が大好き、あれこれ学んでいるうちに、英検1級をとる、というようなものです(45年前に取得した自分の英検1級がそれでした)。
④悪徳資格ビジネスに注意
私的資格の中には、高額の費用をむしりとられたり、頻繁に更新料を追加請求されたり、いい加減なカリキュラムを提供されたりする資格ビジネスもありますから要注意です。
定評のある資格というものがありますので、よく情報を集めてから申し込むようにしてください。周りの方々から情報を集めるのがよいと思います。
ふつふつと思いが湧いてくる
楽しい思い出 あかるい未来 空想の世界に遊ぶ
時間を忘れる どんどんうまくなる
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あ
あるがまま 8-4
い
いいかげん 8-8
お
オープンマインド8-13
おもしろさ 8-18
か
改善マインド 8-23
回想 8-26
き
希望 9-1
逆境 9-9
く
クイズ9-14
空想
クリティカル・シンキング 9-20
け
計画PDCA 9-24
元気づけ本 9-28
け
研究心 10-3
こ
向学心10-9
好奇心10-14
根気10-17
し
資格
「学ぶ気持ちを促す」
●資格ビジネス大流行
日本の社会が実力主義へと穏やかに変わってきていると思います。就活でも、おおまかには、大学のランクによる学校差別はありますが、それでも、「あなた、それで何ができるの?」が問題にされるようになってきました。
そんな中で、資格は、できることの証明の役割としての機能を果たすようになってきました。そして、それが公的、私的を含めて、驚くほど多彩なものが現在、存在しています。
やや余談になりますが、昔、日本心理学会で、「認定心理士」のペーパー資格ができました。その第一号が私の恩師。「君も入りなさい」という暗黙のプレッシャーを無視して、これまで取得していません(内緒)。
それができあがる過程で、「そんなもの作って希望者なんていないのでは?」とその恩師に言った記憶もありますが、結果的には、ものすごい数の申請者が毎年続々でした。学会というと貧乏所帯が当たり前だったのですが、一気に学会は裕福になりました。手弁当の学会の仕事に交通費がでるという画期的なことになったのです。(裕福といっても、この程度です(笑))。
そして、今、私大で学生募集に苦労していますが、ここでもまた、資格問題にぶち当たりました。どんな資格がとれるかが高校生をひきつける一つのポイントになっているのです。いや、それだけでなく、資格取得めがけての勉強が大学での学びの動機づけとして使われるようになってきているのです。
●資格の分類
資格には、一つの分類は、とってもただそれだけの資格(箔づけ資格)と、その資格がないと仕事ができない資格(業務独占資格)、もう一つの分類は、国家資格と私的資格とに分かれます。さらに、学歴とセットになった資格かどうかもあります。これが、前述した大学での学生募集の売りになります。
●資格取得で頭を元気にするコツ
①資格はとるまでの過程が大事
もちろん、資格はとってなんぼのものですが、頭の元気という点からは、とるまでの過程が大事になります。
なぜか。
それは、学ぶ目標も学びのステップも明確にされているからです。こうした定型化された学びは、頭を鍛えるのに最適です。いわば、受験勉強の再来です。
学びの習慣づくりになります。
②資格を生かすも殺すもあなた次第
資格にもいろいろありますから、どんな資格を取得したかで、それをどのように生かすかは、さまざまです。
ただ、学齢期フリーで私的な箔づけ資格は、取るまでの過程を楽しむくらいの気持ちのほうがよいかと思います。取ったら忘れるくらいでいいかもしれません。そんな資格にこだわって自分の職業選択の幅を狭めたりすることはおすすめしません。また、それを誇示しても、あまり効果がないと思います。
③目標駆動型の勉強ばかりはさみしい
頭を元気にする習慣づくりという点では、資格取得の学びはおすすめです。ただ、学びには、心のおもむくままにという領域もあります。一番いいのは、そうした学びの延長として資格取得があるような学びですね。
英語が大好き、あれこれ学んでいるうちに、英検1級をとる、というようなものです(45年前に取得した自分の英検1級がそれでした)。
④悪徳資格ビジネスに注意
私的資格の中には、高額の費用をむしりとられたり、頻繁に更新料を追加請求されたり、いい加減なカリキュラムを提供されたりする資格ビジネスもありますから要注意です。
定評のある資格というものがありますので、よく情報を集めてから申し込むようにしてください。周りの方々から情報を集めるのがよいと思います。