① 情報を仕分けして提供してくれるところ
配達されたばかりの朝刊が今、手元にあります。全部で40ページです。
ここに込められた情報は膨大です。これがなんの仕分けもなく掲載されていたらどうでしょうか。
政治欄、スポーツ芸能欄、投稿欄、社会欄、―――と見事に仕分けられています。この仕分けが読み手の認知的努力の低減に貢献しています。たとえば、読みたいところだけを読むということができます。あるいは、読むときに関連する既有知識を使う準備ができます。
② メリハリをつけて提供してくれるとこ
認知的努力の軽減にさらに貢献するのが、情報内容の軽重の見える化です。
1面にはその日の一番大事な情報がまとめて掲載されます。
社会面でも、大事な情報は大きく、写真付きで掲載されます。
こうしたメリハリづけは、情報の取り込みの軽重に直結します。大事そうだからきちんと読もう、ここはたいしたことがなさそうなのでざっと読みで、といった認知的調整ができます。
紙の新聞をやめて
電子新聞へ
それもやめてほぼ2月
売店で買ったり、あちこちでおいてある紙新聞をよむ昨今
そろそろもとに戻そうかと思案中
へ―そんなことが
という経験はないが、
何が大事なのかの判断がつかない感じ