一青窈ジャーナル

ジャーナリズムの中の一青窈/ジャーナリスティックな一青窈

ニューズメーカー 一青窈 秘めたる情熱の在処②

2006年09月20日 11時04分53秒 | 一青ジャーナル・作詞
■『ニューズメーカー』(2005年12月号・月刊誌)16頁+表紙
              <phot・Takashi Hirano>【ぴあ株式会社】

*一青窈 秘めたる情熱の在処


ひとと語録①
“小学校の頃って、作文を書かせられるじゃないですか。宿題や国語の授業で。みんな、イヤだイヤだって言ったんですけど、私はいやじゃなくて。普段なら言えないことでも、こんなふうに言えちゃうツールはそうはないな、なんて便利なんだろうと思いました”

ひとと語録②
“楽しいとか悲しいとか、感情が動いた時に書いたんですけど、一番書きたいと思うのは負の方向に感情が動いた時ですね。行き場のない感情。どこにもぶつけられない感情を書くという。それは今読んでもかなり痛いですね。そのままノートがとってありますけど、よく頑張ったと思います(笑)。それと、文字があって良かったなって(笑)”

ひとと語録③
“(詩と作詞の違いは?)作詞はより数学的ですね。ここが5文字なら次も5文字とか。ABCABみたいなストラクチャーがあるとか。だからといって最初からきれいになったものを書くと、つまらないんで、最初は散文詩を書くべきだと思いました”


ひととpic up
宮沢賢治

ニューズメーカー 一青窈 秘めたる情熱の在処①

2006年09月20日 04時27分59秒 | 一青ジャーナル・家族
■『ニューズメーカー』(2005年12月号・月刊誌)16頁+表紙
              <phot・Takashi Hirano>【ぴあ株式会社】

*一青窈 秘めたる情熱の在処
 

ひとと語録①
“(原風景は?)犬が庭にいる風景ですね。小学校2年の時に父が亡くなったんですが、その年に新聞で〝犬をもらってください〟というのを見て、その時にもらいにいった犬が必ず庭にいたんですよ。秋も冬も夏も常にそこにいるみたいな(笑)。母もたまに入院していたんで、生き物がいる変わらざる風景としてあるのが、それくらいだったんですが、生き物が必ずいるっていうのがすごくうれしくて”

ひとと語録②
“最近、子供にとっての未来みたいなことにも興味があるんですよ。自分が親がいなかった時を経験しているだけに、そうした環境の子供たちが楽しめる音楽を作れたらいいなって。今までは私が対面してきた感情をそのまま出してきたんですけど、今後はその下の世代、これから未来を担っていく子ども達を考えたものを作れたらなって。以前はそんなのはお母さんが考える感情だよって、自分は反発してたんですけど、そうじゃなくて、ナチュラルにそう思うようになってきたんで、人間って良くできてるんだな、すごいなと思ってます(笑)”

ひとと語録③
“(『ぱぱへ』について)これは6歳ぐらいの頃かな。実際に2月15日付けで父から来た手紙があって、まさにこんなことが書いてあったんですよ。で、その頃の手紙を見返して、作っていったという”“結婚していく友達がたくさんいて、単純に羨ましいなと思ったんですよ。父親と母親にお花を渡していく光景を見て、いいなって。それで普通に書いただけなんですけど。これは『アリガ十々』を書いた頃に作ったので、そういう感情の渦の中にいたということでしょうね”


ひととpic up
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