岐阜新聞

渓流釣り、きょうから順次解禁／県内河川／長良川中央漁協、アマゴ放流

　２月１日から県内各地で順次、アマゴ釣りが解禁されるのを前に、長良川中央漁業協同組合（太田隆一組合長）は３１日、美濃市前野の長良川右岸など４河川でアマゴの放流を行った。

　同組合では、川鵜にアマゴを食べられないよう、毎年、解禁日の直前に放流している。

　この日放流されたのは成魚で、一匹の体長は約二〇センチ、重さ約七〇グラム。同組合員がバケツで長良川に放流すると、初めは一カ所に固まっていたが、流れになじんでからは元気よく泳ぎ出して行った。

　同組合では長良川のほか、板取川、武儀川、津保川で計約千七百キロ、約二万五千匹を放流した。

　一日解禁となる県内の河川は、長良川中流部、揖斐川上流、板取川上流、飛騨川、馬瀬川、土岐川など。

（写真）アマゴを放流する長良川中央漁業協同組合員ら＝美濃市前野、長良川右岸