飛水峡

思い出

岐阜新聞

2002年02月02日 10時10分44秒 | 新聞
渓流釣り待望の解禁/郡上漁協管内/厳寒の中 釣り人繰り出す

 渓流釣りの解禁を迎えた一日、県内のメッカ、郡上漁協管内には約五百五十人の釣り客が訪れた。初日は平日とあって例年より少なめだったが、中にはアマゴを百二十匹釣り上げた人もおり、好ポイントではまずまずの滑り出しとなった。

 この日、八幡町は午前八時現在で氷点下四・五度と厳しい冷え込み。河原には雪も残り、「休み前で人出が伸びなかった」(同漁協)が、県内をはじめ、愛知県や三重県からの徹夜組を含め、解禁を待ちわびた釣りファンらが川や渓谷へ繰り出し、日の出前からさおを操った。

 釣果は、体長十六-二十センチのアマゴ十五匹が平均だったが、愛知県稲沢市の男性は八幡町宇留良地内の那比川で最高の百二十匹を釣り上げた。このほか、同市の男性が大和町万場、下万場橋下の長良川で八十匹、高山市の男性が八幡町初納、吉田川えん堤付近の吉田川で五十匹を釣り上げた。 同漁協では「釣果はまずまず。水温が上昇すればさらに釣れる」と話していた。良型のアマゴが釣れる郡内の河川は、これからが渓流釣りの本番を迎える。

(写真)厳寒の中、防寒具に身を包んだ釣りファンが初釣りに繰り出した=1日午前8時、八幡町旭、吉田川

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