飛水峡

思い出

岐阜新聞

2005年07月04日 19時09分11秒 | 新聞
 活発な梅雨前線の影響で、県内は四日夜にかけて飛騨北部、岐阜・西濃、中濃の山間部を中心に大雨となる予想、岐阜地方気象台では正午現在、飛騨北部に大雨・洪水警報を発表し、土砂災害や河川の増水、低地の浸水に注意を呼び掛けている。

 同気象台によると、四日正午までの総雨量は、郡上市ひるがので二一一ミリ、郡上市長滝で二〇六ミリ、不破郡関ケ原町で一六〇ミリ、大垣市で一五八ミリ、大野郡白川村御母衣で一三三ミリ、岐阜市で一一七ミリなど。梅雨前線が本州に停滞し、暖かく湿った空気が流れ込むため、四日夕方から夜にかけて一時間に三〇ミリの激しい雨の降るところもある見込み。五日正午までの二十四時間降水量は、飛騨北部、岐阜・西濃と中濃の山間部で一五〇ミリ、飛騨南部と東濃山間部で一二〇ミリ、岐阜・西濃と中濃の平野部で一〇〇ミリ、東濃の平野部で八〇ミリと予想している。

 降り続く雨のため、通行止めなどの影響も出ている。県警交通規制課によると午前十一時現在、大垣市笠木町で道路が冠水するなど災害で九路線十カ所、雨量規制で三十四路線四十四カ所が通行止め。県教委によると午前十時現在、飛騨、西濃の小学校二十六校、中学校十五校で自宅待機や始業の遅れ、授業打ち切りなどの対応を取った。JR東海によると高山線の一部区間でも一時運転を見合わせ、下り線の特急列車「ワイドビューひだ」三本が遅れるなど、約六百五十人に影響が出た。

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