飛水峡

思い出

中日新聞

2007年08月01日 22時05分59秒 | 新聞
東濃
「つるしびな」の作り方教えます
恵那・布目さん、東伊豆で習得


「飾りの一つ一つに意味があるんです」とつるしびなの魅力を語る布目さん=恵那市笠置町姫栗の自宅で
 恵那市笠置町姫栗の布目寿美子さん(66)は、静岡県東伊豆町の稲取温泉などに伝わる「つるしびな」作りに取り組んでいる。同温泉への旅行でかわいらしさに魅入られ、作り方を習得。「興味のある地元の方にも教えたい」と呼び掛けている。
 布目さんは自然の中で老後を過ごそうと、1990年に名古屋市から笠置山の中腹にある姫栗地区に転居。昨年の春には自宅裏の林に「笠置自然山野草園」を設け、来訪者をもてなしている。
 稲取温泉は今年1月に訪問。ちりめんで作った人形や宝船、紅白もちなどの縁起物を赤い糸でつるした飾りを見て「自分でも作ってみたい」と考え、家の余り布などを使って制作を始めた。
 冬場は山野草園を休止しているため毎日のように没頭し、約1カ月で部屋いっぱいの飾りが完成。一部を地元の笠置公民館に寄付し、希望者にも教えることにした。
 布目さんは「こいのぼりなど端午の節句の飾りもできます。3月中旬から山野草園も再開しますので、ぜひ気軽に訪ねていただきたい」と話している。
 問い合わせは、布目さん=電0573(27)3617=へ。


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