飛水峡

思い出

岐阜新聞

2001年06月20日 22時44分02秒 | 新聞
かがり火、川風、船打つ響き/夜網漁始まる/美濃市の長良川

 長良川中流域で、初夏の風物詩となっている夜網漁が十八日夕、美濃市前野で解禁され、鮎の豊漁に沸いた。

 夜網漁は日が落ちた夕暮れから行われる。かがり火や船べりをたたく音で魚を驚かせて捕まえる伝統の漁法。この日は漁師ら約八十人が集まった。四隻が出漁し、約六十メートルの川幅いっぱいに網を張った後、上流から「トーン、トーン」と音をたてながら獲物を追い込んだ。

 川から引き揚げられた網には体長二十センチほどの鮎がびっしり。漁師らは大漁に顔をほころばせていた。鮎のほとんどは地元の料理屋や市場に持ち込まれるという。

(写真)かがり火と音で鮎を捕まえる伝統の夜網漁=美濃市前野、長良川

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