猛暑が続き、冷房のない模型部屋は15分もいれば、汗でぐしょぐしょになりシャツを交換しなければなりません。
模型をやってて熱中症じゃシャレにならないので、平日は早朝かリビングでの軽作業で済ましていました。
さて、シコルスキーS-43飛行艇。
今回は電池が機内搭載なので、機上にスイッチを付けなければならず、それを工作しないと胴体の貼り合せができない岐路まで到着しました。
リードスイッチ等、色々考えましたが、結局、尾輪をスイッチレバーにすることにしました。
キットの尾輪パーツはこれ。
実物の尾輪の脚はこんな形状。
いくらデフォルメしたとしても、全然違いますね。
車輪を挟むフォークが斜めに折れたシャフトにつながり、そのシャフトは円筒のシャフト受けにささる。
シャフト受けは船底から伸びたステーで水平方向からサポートされています。
右側の赤い棒状の部品は緩衝器でしょうね。
シャフト受けは固定で、シャフトから下がステアするんでしょう。
模型でこの構造のままでは、機体の重さを支えるのに弱すぎるので、インチキをします。
シャフトを受けまでの長さにしないで、黄色い線のように機内まで延長します。
また、スイッチのON/OFFのため、つまんで回さなければならないから、プラでは折れそうなので金属に置き換えます。
それで夏のハンダ付け。
フォークは0.5mmでU字型を2個。(5個ほど4次元世界に消えました)
シャフトは1mm
実物のシャフトはフォークのすぐ上から折れていますが、ハンダを付けてから曲げたのでシャープに折れませんでした。
フォークも直角3角形で言えば、下のフォークがシャフトに直角で、上が斜めに接するところ、逆になっちゃったみたいです。
タイヤはキットのパーツは温存して、ジャンク箱から似たような大きさのを見つけました。
シャフトをもう少し曲げてごまかそうかな。
外径1.2mmのパイプを機内から貫通させて接着しておきました。
このパイプがシャフト受けになります。
シャフトを挿せば、折れた個所で止まるはず。
パイプにはプラのロッドで、船底からのサポートをそれらしく貼れば良いかなと。
貫通させたシャフトには、機内にスイッチのカム的な物と抜け止めを兼ねたプラ材を付ける構想です。
さてさて。
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