模型と魚釣り

インドアはプラモデル。アウトドアなら海釣り。田舎暮らしのジジイの日記。
アイコンはボーダーの愛犬みぃちゃんです。

新年から100%!

2021年01月02日 | お船

なにが100%かと申しますと、昨日今日となんと2021年は毎日更新しているのであります。
もう限界ですけどね。
そう言えば、そろそろお役所も元号なんか使うの、やめてくれないですかね。
次の更新は平成34年とか免許に記してあるんですが、それはいったい何年後ですか?

元日は一日中、奈良漬けのウリのように酒漬けでした。
それでも「飲んじゃ寝」の合間をみては塗装前のP/L整形に精を出し、ハンドピースのカップ1杯で塗れる程度にパーツが溜まったので、今朝は朝食後から新春初吹き。

大晦日は錨を作ってました。最後の日だけにアンカーに最適。お後がよろしい?
キットの錨は一体成型なのですが、シャンクの取り付け角度が鎖の通る孔の角度と微妙に違うので、アンカーが船体に密着しません。
錨をいっぱいに引き上げると、錨が船体に密着して止まりますが、角度が合ってないので浮くのです。

本物の錨はシャンクと、海底に引っ掛かるアンカー部分がヒンジ状に動くようになっています。
密着するように改造しようとシャンクを分離しました。そしたら、片方のシャンクが4次元のかなたに飛んで消えたのです。
しょうがないので、両側のシャンクを作り直すことにしました。
大晦日、晩ご飯の宴会の直前までこんなことをパパはしてたんです。
0.55mmドリルで孔を明けて、エバグリの0.5mmをヒンジピンにします。
スケビの州平センセのDVDを観てて当たり前のことに気づきました。基本に忠実なんですよ。
例えば、こういう部分の接着はタミヤの白ブタを使うとか。
ここにサラサラを流すと可動にできなくなるんですよ。そういうところが堅実。

キャノピーの枠を貼る時には、白ブタを使ってました。流れ過ぎて欲しくないからですね。
それを塗装。

塗料が流れ込んで固まっても強引に動かせば動きます。
シャンク上端の輪っかは銅線なので、エッチングプライマーを塗ってます。
今回、鎖は艦船模型用の極細の本物の鎖を使いました。
買ってあったのが表面処理無しの、銅の生地だったので黒染めしました。
趣味人師匠が最近銅線を黒染めされてたので、確か俺も持ってたぞ、と探したらありました。

鉄道模型の金属工作をすると必需品ですね。
金属の器はダメなので、昭和の人間らしくフィルムケースで処理します。

艶消しの茶がかった黒に染まります。
この後、定着液を付ける2液性なのですが、そのB液の匂いが油っぽいので使わずによく洗ってからエッチングプライマーを付けておきました。
塗装下地で黒染めしてから色を付ければ、剥がれても銅色は出ないという狙いです。
鎖と錨の最初のリンクの銅線も黒染めしたのですが、何度も触ったので銅の地色が出てしまいました。
あとで塗るから良いのですが。
実物の写真を見ると、ウサギの耳のようなアンカーの先端が船体に当たる箇所の塗装が剥がれてました。
巻き上げて、ガーンと止まれば船体の2か所の塗装は剥げて当然ですね。


こんな風に錨が船体に密着するまで巻き上げるので、鎖もピンと張るわけです。
この鎖を張った状態で錨は船体に接着してしまい、可動だった部分も永久に動きません。

このままでは巻き上げ機が逆転して錨が緩む可能性があるので、実物は穴のそばでロックを掛けてます。
この画像はそれを付ける前。元のプラパーツを付けようと今は思っています。

正月早々パーツを飛ばしてしまいました。
小型のキセル型通風筒です。
懸命の捜索にも発見されなかったので、スクラッチしました。
カップはキットのランナーで、柱はエバグリの1.6mmRODです。

艦船模型なので、マストのロープや各種アンテナ線が張り巡らされます。
キットには木綿の黒糸が同梱されたほどです。
糸をイモ付けしろみたいな指示みたいだったので、できるところはリギングに備えて銅線でアイを付けておきました。

ほとんどパーツの切り出しが終わりました。組み立てはほぼおしまい。

リギングとかウエザリングとかが残ってますが、もう少しで完成です。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする